杉田水脈氏、人権侵犯を否定「傷ついてないのならば、謝罪必要ない」

大室一也
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 自民党杉田水脈(みお)衆院議員が15日、党山口県連所属の国会議員による山口市での年頭会見に臨んだ。アイヌ民族在日コリアンに関するブログへの投稿内容を昨年秋に法務局から「人権侵犯」と認定されて以来、会見は初めて。

 杉田氏は「ブログを訴えた方々への人権侵犯が認められたということ。アイヌ民族、在日の方々への人権侵犯ということは誤り」「アイヌ民族の方々を差別するつもりは一切ない」などと述べた一方、「もしもブログを読んでどなたも傷ついていないのであれば、謝罪をする必要はないと思う」とも語った。

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    長島美紀
    (SDGsジャパン 理事)
    2024年1月16日10時53分 投稿
    【視点】

    「ブログを読んで誰も傷ついていないなら謝る必要はないと思う」。杉田議員は、本気でそう思っていらっしゃるのでしょうか。 問題となった杉田議員のブログ記事は、2016年に国連女性差別撤廃委員会に参加した女性たちについて「チマ・チョゴリやアイヌの

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    藤田直央
    (朝日新聞編集委員=政治、外交、憲法)
    2024年1月17日6時3分 投稿
    【提案】

    自身の主張が特定の民族への差別だと言われても、自身にその意識がなければ差別ではないと語る一方で、自身の主張に誰も傷ついていないのであれば謝罪する必要はないという謎の論理。しかしあえて後者に乗っかりましょう。あなたの主張に誰かが傷つけば謝罪す

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