西村康稔氏パーティー、年17回も 収支報告書に見る「利益」の源泉

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黒田早織
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 自民党安倍派が政治資金パーティー収入の一部を裏金化していたとみられる問題では、兵庫9区選出の西村康稔衆院議員にも、関与の疑いが浮上している。西村氏は同派の事務総長として派閥の実務を取り仕切る立場で、自らにも裏金を還流していたとされる。県政界でも有数の影響力を持つ西村氏はどうやって活動資金を集めているのか。11月に公開された西村氏関連団体の報告書を見ると、パーティーを収入の柱としてきた様子が見て取れる。

 西村氏は今月14日、今回の問題を受けて経済産業相を辞任した。事実上の更迭とされる。今回の問題については「しかるべきタイミングでしっかりと説明をしていきたい」などと話したが、詳細な説明はまだしていない。

 問題となっているのは安倍派としてのパーティーだが、先月公開された昨年1年間分の収支報告書には、西村氏個人のパーティーの収支が記録されている。

収入は県連より多く

 西村氏が国などに報告した昨…

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この記事を書いた人
黒田早織
ネットワーク報道本部|東京駐在
専門・関心分野
司法、在日外国人、ジェンダー
政治資金問題

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