酷暑のうどん店に黄色い傘の行列 店主が明かす「最初は黒色だった」
内海日和
讃岐うどん店「日の出製麺所」(香川県坂出市)は、1日1時間しか営業しないことで知られる人気店だ。土日や祝日は開店前から行列ができる。
35度前後の酷暑が続いた7月下旬、店の前にはいくつもの黄色い傘の花が咲いていた。
行列に並ぶ客は黄色い傘を無料で借りられる。県外からやってきた観光客は「日差しが防げて便利」「うれしいサービス」と喜びの声を上げていた。
暑い日は日傘として、急な雨の日は雨傘として使える。
でもなぜ、黄色なのか。店主の三好修さん(58)は「最初は黒色だったんですけど、ある時、黄色に変えてみたんですよ」。
日の出製麺所は1930年創…