ネットの普及で一般化した単語にブーメランがあるが、一万年前まで遡る伝統のある武器だそうだ*1。くるくる回って戻ってくる動作は誰しもが知るところではあるが、このブーメランが戻ってくる理屈を御存知であろうか。マサチューセッツ工科大学のポスドクだと思われる男性が、ブーメランの作成方法とその原理を高校生向けの動画で解説している*2。なお、英語が分からなくても言いたいことが分かってしまう優れものである。
2016年10月22日土曜日
2016年10月9日日曜日
2014年3月22日土曜日
STAP幹細胞騒動に飛び込む前に見ておくべき動画
理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子氏が開発したとされる刺激惹起性多能性獲得(STAP)幹細胞を巡って色々と議論されているのだが、電気泳動実験についての解説記事が不足しているような気がする。剽窃や流用などの行為そのものも問題なのだが、それら以外にも小保方論文の主張の根幹部分に影響する不正行為がどのようなものかは、この問題を議論していくには、やはり知っておくべきだと思うからだ。
2013年10月31日木曜日
2013年5月24日金曜日
世界は数式でできている|資生堂
「世界は数式でできている」と言う資生堂のCMに幾つもの微分方程式が出てくるのだが、特にシンプルな一つが目に付いた。画像がそれだが、xが三つって謎過ぎる。「数式は波の動きを知っている」と言われても波動方程式でもないし。教えてもらったのだが、KdV方程式と言う浅水波を表す微分方程式だそうだ。
2013年5月7日火曜日
2013年5月2日木曜日
アフガニスタンのB747墜落映像
4月29日の朝7時に、アフガニスタンのバグラム空軍基地発ドバイ行きのNCR102便(B747-400型機、機体番号N949CA)が離陸直後に墜落し、乗員7名が死亡した事故で、墜落時の映像が公開されていた。タリバンが撃墜したと主張しているものの、多国籍軍はこれを否定しており、離陸直後に積荷のバランスが崩れたことが指摘されている。積荷は定期便の一般カーゴと、車両だったようだ(World Airline News)。
2013年4月27日土曜日
2013年4月25日木曜日
天然グレネードを爆発させるお仕事
アラスカ大学の生態学者Katey Walter氏らが、湖から湧き出して氷に閉じ込められたメタンガスを、モリでついて破壊して燃やすお仕事に精を出している(Mail Online)。
北極圏の湖にはメタンガス発生ポイントが何百とある。一日に10~30Lも排出しているそうで、最も排出量が多い場所は氷が形成されず、飛行機が入るぐらいの穴が空いている。メタンは湖の底の泥からではなく、永久凍土層にある地質学的な蓄積が放出されており、何かの問題が発生しているそうだ。
2013年4月24日水曜日
ドッグファイトの科学 ─ 知られざる空中戦闘機動の秘密
ゲームや劇画で戦闘機と戦闘機の格闘戦が描写されることは多いが、リアリティに欠けていることがほとんどだ。弾薬の搭載数もそうなのだが、航空機の動きが基本的に何かおかしい事になっている。架空の機械であっても、宙に浮くな、空気抵抗ぐらい考えろ。
「ドッグファイトの科学」は、元自衛隊の戦闘機パイロットで現在航空写真家の赤塚聡氏が易しくドッグファイトを解説しており、ゲームや映画を見る前に一読と言うか、三回ぐらい読むべき内容になっている。趣味を追求して自衛隊に入ってイーグル・ドライバーになった人らしく、国内でドッグファイトを語るのに、右に出る文筆家はいないであろう。
2013年3月8日金曜日
2013年2月1日金曜日
2012年12月15日土曜日
2012年11月12日月曜日
米国の麻薬合法化は麻薬カルテルを貧乏にする
米国のコロラド州、ワシントン州、オレゴン州で嗜好用マリファナ合法化法案に関する住民投票が行われ、コロラドとワシントンで賛成多数で可決された(CNN)。
まだ米司法省麻薬取締局は連邦法では違法だと主張しているので、憲法裁判所が連邦と州が管轄権を争う事になるのかも知れないが、大手をふって吸えるわけでは無い。しかし、ライト・ドラッグの合法化の流れが加速していることが分かる。その理由の一つが、マリファナがギャングの資金源になっている事だ。
2012年11月10日土曜日
水滴を包んでグミ状態にする粉
Gizmodo Japanの記事で、水滴を凍らせるパウダーを紹介していたのだが、どうも不正確な紹介なようだ。グミと言う表現は秀逸だけど、少し誤訳がある。freezeは凍らせると言う意味だが、ここでは形容表現で固めるぐらいの意味しかない。
2012年10月27日土曜日
2012年10月24日水曜日
2012年10月16日火曜日
2012年10月10日水曜日
グラディウスな気持ちになれるスーツケース
DVICEでビックバイパーな気持ちになれるスーツケースが紹介されていた。自機についてくるオプションのように、カバンが持ち主を追随してくる。
この"The Hop"は、スマートフォンからのBluetoothの信号を感知し(MailOnline)、三角測量によって持ち主の位置を特定することで、一定距離をたもって持ち主に追随してくるだけではなく、持ち主を見失った場合は停止して、電話を振動させてくれるそうだ。また、他の人も追随したり、荷物を扱う職員がコントロールできるようにもできる。