漢詩といえば、高尚な、インテリ臭がする まぁ敷居の高い文学でした。
書き下し文とか、日本語なのに 理解するのが難しかったり、、、
理解しづらい、とっつきにくければ、感情移入もしにくいわけですが、
現代口語訳で読めば、サラリーマン川柳じゃないか!?
「おっさんも大変やなぁ〜。」と唐代の詩人と居酒屋で一緒に呑みたくなる一冊。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ビジネスマンが泣いた「唐詩」一〇〇選 (祥伝社新書) 新書 – 2007/4/20
佐久 協
(著)
このページの読み込み中に問題が発生しました。もう一度試してください。
杜甫の李白の気持ちがわかる。
いちばん読みやすい!
「高校生が感動した『論語』」が大好評。
佐久先生の辞書なしで最後まで読める名作漢詩選
<現代語でよみがえった、唐代詩人たちの情感(本文より)>
「ノロシは毎日上がるのに、家族の便りはパッタリだ」杜甫(とほ)
「見ろ この白髪の長さを。これだとて、おれが喰らった悲哀の底には届くまい」李白(りはく)
「今さら出世を望んじゃいない。定年までを指折り数える今日この頃さ」包何(ほうか)
「おれは都会に生きてはいるが、二十(はたち)で心は棺の中」李賀(りが)
■あらためて噛みしめる唐詩の味わい
「国破れて山河在(あ)り」「昔聞く洞庭の水」「白髪三千丈」……。
古来、誰もが暗誦した唐代の名詩。その作者たちは、多くが科挙の合格者であり、青春の輝きを謳歌した。しかしまもなく世知辛い現実に直面して、エリートだった自分もまた敗者であるということを知った。酒食に憂(う)さを晴らし、友と別れ、旅情に涙し、望郷の念に胸を焦(こ)がしながら、詩作にわが身の哀歓をぶつけたのだ。 当時の詩人たちの心情が、現代日本人のそれと何ら変わらないのに驚かされるだろう。本書では、字句や文法の吟味は横において、詩本来の内容やリズムを肌で感じられるような訳を試みた。
高校生の時分、ただ小難しいだけだった唐詩が、見事な訳文でここに生き生きと甦(よみがえ)った。
いちばん読みやすい!
「高校生が感動した『論語』」が大好評。
佐久先生の辞書なしで最後まで読める名作漢詩選
<現代語でよみがえった、唐代詩人たちの情感(本文より)>
「ノロシは毎日上がるのに、家族の便りはパッタリだ」杜甫(とほ)
「見ろ この白髪の長さを。これだとて、おれが喰らった悲哀の底には届くまい」李白(りはく)
「今さら出世を望んじゃいない。定年までを指折り数える今日この頃さ」包何(ほうか)
「おれは都会に生きてはいるが、二十(はたち)で心は棺の中」李賀(りが)
■あらためて噛みしめる唐詩の味わい
「国破れて山河在(あ)り」「昔聞く洞庭の水」「白髪三千丈」……。
古来、誰もが暗誦した唐代の名詩。その作者たちは、多くが科挙の合格者であり、青春の輝きを謳歌した。しかしまもなく世知辛い現実に直面して、エリートだった自分もまた敗者であるということを知った。酒食に憂(う)さを晴らし、友と別れ、旅情に涙し、望郷の念に胸を焦(こ)がしながら、詩作にわが身の哀歓をぶつけたのだ。 当時の詩人たちの心情が、現代日本人のそれと何ら変わらないのに驚かされるだろう。本書では、字句や文法の吟味は横において、詩本来の内容やリズムを肌で感じられるような訳を試みた。
高校生の時分、ただ小難しいだけだった唐詩が、見事な訳文でここに生き生きと甦(よみがえ)った。
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2007/4/20
- ISBN-104396110650
- ISBN-13978-4396110659
この著者の人気タイトル
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2007/4/20)
- 発売日 : 2007/4/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 232ページ
- ISBN-10 : 4396110650
- ISBN-13 : 978-4396110659
- Amazon 売れ筋ランキング: - 952,850位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと見つけたり、似たような著者を調べたり、おすすめの本を読んだりできます。
カスタマーレビュー
星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
6グローバルレーティング
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星5つ47%24%0%29%0%47%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星4つ47%24%0%29%0%24%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星3つ47%24%0%29%0%0%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星2つ47%24%0%29%0%29%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星1つ47%24%0%29%0%0%
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
- 2007年7月31日に日本でレビュー済み本書では、表題通り唐代の漢詩が八つの主題別に、計100句が選ばれている。後書きに2句のおまけも付いて、正確には102句の漢詩が味わえる。八つの主題とは、サラリーマン人生、人生の哀歌、飲食、青春、友情、旅情、望郷、戦乱である。最初から読むのも良し、気に入った章から始めるのも良し。
超訳の成否は、浅学菲才の僕には分からない。しかし、とにかく親しみやすい。五七あるいは七五調の旧来の訳に比べ、いっそう垣根が低くなった感じだ。一人で酒を飲みながら、一気に通読した。しかも、いくつかの「お気に入り」も見つけることができた。例えば、李白の「秋浦歌」である。
さすがに、僕は泣きはしませんでした。そう、タイトルが例によってエグイ。しかし、インセンティブをどう刺激するかを常に迫られる、出版社も大変だ。いずれにしろ、独断でいうなら、45-65歳くらいの単身生活者に特にお薦めしたい。