19世紀、産業革命とともに加工技術の向上によって美術工芸品にも一大転機が訪れます。ヨーロッパを中心に展開された精緻で贅沢な工芸品製作の時代を2冊の本で余すことなく伝えるユニークなカタログといえましょう。実際の作品の写真というよりも作品のイメージを描いた元絵が多く収載されていますが、いずれも見事な装飾、高度な技法を示すものばかりで、十分鑑賞にも耐えるものです。最小単位の文庫本スタイルで刊行されているこのシリーズ自体、極めてユニークな存在であるだけでなく、驚くほどの廉価で提供されていて、出版社の良心も伝わります。
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マールカラー文庫6 19世紀の工芸美術2 (マールカラー文庫 6) 文庫 – 1994/11/20
マール社編集部
(編集)
織物・家具・壁紙等
- 本の長さ160ページ
- 言語日本語
- 出版社マール社
- 発売日1994/11/20
- ISBN-104837320066
- ISBN-13978-4837320067
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登録情報
- 出版社 : マール社 (1994/11/20)
- 発売日 : 1994/11/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 160ページ
- ISBN-10 : 4837320066
- ISBN-13 : 978-4837320067
- Amazon 売れ筋ランキング: - 559,126位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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- 2015年9月1日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2004年10月20日に日本でレビュー済み1862年にロンドンで開催された万国博覧会の図録、Masterpieces of Industrial Art and Sculpture at the International Exhibition 1862から約200点の図版を採録したもの。
Ⅱ巻は「織物、家具、壁紙」がテーマとなっているが、キャビネット、テーブル、ピアノ、カーペット、ステンドグラス、タイルなどが含まれている。実物がかなり大きなものが多いので、縮尺がきついのが残念。
本書は鑑賞用につくられているため、解説が甘い。美しさに見とれていると、万国博覧会が産業技術の見本市であったことを忘れそうになる。美しいけれども、実用品なのである。そのあたりの混淆・共存が19世紀後半のヨーロッパを特徴づけていることを踏まえて見直してみると、また面白いと思う。
非常に安価なのも嬉しいところ。