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それでも町は廻っている (4) (ヤングキングコミックス) コミック – 2008/3/19

4.8 5つ星のうち4.8 494個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 少年画報社 (2008/3/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/3/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 199ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 478592926X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4785929268
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 494個の評価

著者について

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石黒 正数
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2008年3月21日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    とにかく表情豊かで、歩のリアクションだけで吹いてしまうわ。

    しかも、マジどーでもいい感想と顔と話に使うコマがでけぇ。

    4巻でかなりうまいなぁ、と思ったコマは、タッツンにチョップでツッコまれた歩が、今のツッコミは納得いかないと不満を垂らす一コマ。

    しかも、ニセシーサイドとか、サバソバとか、天井モチとか、双バカとか、出っ歯とか、ヤマさん!とか、ダースベーダーとか、ざわっとか、150万円とか…今回も見所マジ満載。

    サバソバは作って食ってみる。

    周りを確認してしまうか検証する価値あるソバだと思う。
    7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2008年3月22日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    作者曰く「日常を保つ」がテーマの4巻。
    そのテーマに真っ向から取り組んだ「一ぱいのミシンそば」では、
    作中の歩鳥につられて自分まで泣きそうになってしまった。
    「それ町」は、ちょっと普通じゃないギャグ漫画だ。
    笑いの中に人々の生活感や苦悩を嫌味なく織り込んでいく
    バランス感覚と構成力が突出している。

    それにしても、「ミシンそば」しかり、
    2巻の「それでも町は廻っている(前後編)」しかり。
    こういう筋立てにホロっとくるとはそろそろ歳かな?
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年5月26日に日本でレビュー済み
    探偵志望の女子高生を主人公にした、ミステリー調のコメディ漫画です。起承転結が明確なので、間口が広く読みやすいと思います。全16巻を読み終えてのレビューになりますが、前半は細かいギャグが多く、後半は1話を通して大きな謎を解いていくといったスタイルに移行していきます。物語として最初から最後まで計算されているため、予定調和を好む方に特にお勧めな気がします。

    良い点は、話作りが非常に丁寧で、安定感があるところです。著者のミステリー好きがいかんなく発揮されており、話ごとに謎が用意され、それが解決されて終わります。人が死ぬようなネタでなくてもミステリーは成立するという、お話作りの教科書的な見方もできそうです。基本的には徒歩で行ける範囲の人間関係をモチーフにすることが多いですが、時にはSFになったりと、自由な発想も埋め込まれています。いずれも破たんしないで両立しているところが、この世界観の重層さを表しています。
    絵も見やすく、きれいです。後半に行くほど、無駄を排した丸みのあるデフォルメされた絵柄になっていきます。

    留意点としては、謎解きミステリー的な話作りが多いので、たまに途中でオチに気付いてしまうことがあり、そういう話は純粋に楽しめなくなってしまう点です。個人的には、先入観を利用したショートショート的なネタが多いように思います。前半はギャグが散りばめられており、オチに至る過程も楽しめますが、後半は1話全体を通したネタ作りが多くなるので、オチに気付かない方が幸せです。たまにオチに至っても「?」となる話があるのはご愛敬でしょうか。

    第4巻は、違う町へ行ってミステリーを解いたり、卓球漫画になったりします。エビちゃんも登場しますが、こういう付かず離れずというか、付いたり離れたりする微妙な距離感って、あの年代独特だよなぁと懐かしいですね。

    個人的には、キャラクターを使い捨てにしない、温かく愛のある作風が大好きです。凝った物語を漫画で表現できる作家は限られており、その点で著者は傑出していると思います。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年3月30日に日本でレビュー済み
    財宝探しをする歩鳥たち。
    みんな付き合いいいね。まあ遊び感覚なんだろうけど。
    低血圧な2人がいい(笑)。
  • 2013年12月20日に日本でレビュー済み
     歩鳥の気の使い方に泣いた
     
     歩鳥はホント、見ていて飽きないですよねー。子供のようでいて、乙女でもあり、高校生でもあり、バカでもあり、探偵でもあり、姉でもあり、優しい子でもある。こんな子がお嫁さんになってくれれば、確かに真田の言う通り楽しいことでしょう。その真田への歩鳥の優しい気遣い、とても良かったです。こういうことされると、真田もますます歩鳥に惚れちゃいますね。俊子の冷静な自分への評価に何か泣けた4巻、5巻も実に楽しみです。
  • 2024年2月14日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    疲れたとき、電車等で移動中のとき、飯屋で注文の品を待つとき。そんな時に読みやすい
  • 2011年1月26日に日本でレビュー済み
    第4巻は、第3巻のスラップスティック・コメディー色が若干薄まり
    (ゼロになったわけではないし、ギャグ要素もちゃんとある)、
    今までとは違ったテイストの話が展開されている。

    自分の住む町や村がさびれていくのは厭だ。しかし、活性化の名の下に、
    急激に環境が変化したり、余所者が大挙してやって来るのも厭だという、
    田舎独特のジレンマを見事に纏めた第29話。

    歩鳥が同級生・真田広章の微かな記憶を手がかりに、『ミシンそば』を探した
    末に、二人がちょっと切ない答えに辿り付いた第31話。

    歩鳥の弟、猛がメインの第33話は、かつて歩鳥と真田が通ってきた道(参照:第3巻第26話)を、
    猛と、猛の同級生の伊勢崎恵梨が違う形で通っているさまは、
    小学生の時の男子同士の世間体のことを思い出し、ちょっと甘酸っぱい気持ちになった。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2008年3月20日に日本でレビュー済み
    正統派ギャグマンガとしては久々の秀作「それ町」の4巻。
    ミステリー展開が秀逸な「嵐山財宝調査隊」
    真田の過去が語られる「一ぱいのミシンそば」
    新キャラクターの登場する「実に微妙なカード」など、見逃せない話が多い。
    タッツンや松田巡査が活躍する話もあるので、お好きな方は是非。
    個人的に、3巻が少し物足りない(といっても十分に面白いのだが)と感じていて、
    少し不安を覚えつつ買ったのだが、とんでもない!
    ギャグのキレは、ますます冴え渡り、伏線や細かなネタ含みの上手いこと。
    ホロリとさせる所あり、吹き出してしまう所あり、何度読み返しても飽きないのはさすがとしか言いようがない。
    キャラクターが記号化された昨今のギャグマンガと違い、このマンガの登場人物達は間違いなく生きている。
    悩み、笑い、刻々と過ぎる時間の中で生きてゆく人々。
    そんな日常を切り出して、魅力的に見せる石黒の力量に唸るばかりだ。
    4巻を読んで、それ町って名作なのでは?という確信に近い思いが湧いてきた。
    これは次巻にも期待をせざるを得ない。
    41人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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