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七瀬ふたたび (新潮文庫) 文庫 – 1978/12/22
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彼らを抹殺しようとする組織との戦いが始まる。七瀬シリーズ第二作。
生れながらに人の心を読むことができる超能力者、美しきテレパス火田七瀬は、人に超能力者だと悟られるのを恐れて、お手伝いの仕事をやめ、旅に出る。その夜汽車の中で、生れてはじめて、同じテレパシーの能力を持った子供ノリオと出会う。その後、次々と異なる超能力の持主とめぐり会った七瀬は、彼らと共に、超能力者を抹殺しようとたくらむ暗黒組織と、血みどろの死闘を展開する。
【目次】
邂逅
邪悪の視線
七瀬 時をのぼる
ヘニーデ姫
七瀬 森を走る
解説:平岡正明
筒井康隆
1934(昭和9)年、大阪市生れ。同志社大学卒。1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。1965年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。1997年、パゾリーニ賞受賞。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。2002年、紫綬褒章受章。2010年、菊池寛賞受賞。2017年、『モナドの領域』で毎日芸術賞を受賞。他に『家族八景』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』『アホの壁』『現代語裏辞典』『聖痕』『世界はゴ冗談』など著書多数。
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1978/12/22
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101171076
- ISBN-13978-4101171074
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1978/12/22)
- 発売日 : 1978/12/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 336ページ
- ISBN-10 : 4101171076
- ISBN-13 : 978-4101171074
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 129,215位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1934(昭和9)年、大阪市生れ。同志社大学卒。
1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。1965年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1997年、パゾリーニ賞受賞。他に『家族八景』『邪眼鳥』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』など著書多数。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。
カスタマーレビュー
お客様のご意見
お客様はこのSF小説について、非常に高く評価しています。とにかく面白いと感じており、読みごたえがあるとの声があります。特に書き出しがとてもいいと好評です。また、作品のツボを押さえたナイスな語り口が作品の魅力を高めているようです。超能力に関する設定や整合性の維持の徹底さも評価されています。超能力者の運命や煩悶、孤独感も前作より強まっているという指摘もあります。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。
お客様はこの小説について、とにかく面白いと評価しています。読みごたえがあり、グイグイ惹かれます。また、三部作の中で最も好きな作品だと感じています。特に平岡正明の文庫解説文が作品のツボを押さえたナイスな語り口で、読後感も抜群だと好評です。
"...所もあり、そちらも読んでから、「エデイプスの恋人」と 読まねばなりません。やはり、名作、グイグイ惹かれます。" もっと読む
"一気に読めました!面白かったです。続編が欲しいですね ぜひどうぞ" もっと読む
"...特異な能力を持つが故の彼らの孤独感と葛藤、互いに心を許し合える同胞にめぐり会った喜びがリアルに描き出されていて、読みごたえがありましたね。なかでも、時間旅行者という超能力者を登場させたことが、話に変化と深みを生み出す上でバツグンの効果を発揮しているなあと思いました。..." もっと読む
"30数年前が最初でしたが、何度読んでも面白いですね。久しぶりに読み、離れて住む次女にも同じ感動をと思い、アマゾンで贈りました。" もっと読む
お客様はこのSF作品について、とてもいい書き出しだと評価しています。名作として高く評価されており、エンターテイメントとしての秀逸さを高く評価しています。超能力に関する設定や整合性の維持の徹底さが特に好評です。また、読み返すたびに面白いと感じており、素晴らしいSF作品だと評価されています。
"...所もあり、そちらも読んでから、「エデイプスの恋人」と 読まねばなりません。やはり、名作、グイグイ惹かれます。" もっと読む
"...むしろ筒井康隆という天才、としか表現できない自分の未熟さを置いておいて、只々エンターテイメントとしての秀逸さ、超能力に関する設定、整合性の維持の徹底さが恐れ入りました。" もっと読む
"...<とてもいい書き出しだ。夜汽車で火田七瀬の見た予知場面なのだな、と気づいたとたん――それは最初のページで気づくのであるが――スイと作品の流れに乗っていける。>にはじまる平岡正明の文庫解説文も、作品のツボを押さえたナイスな語り口。読みごたえ、あります。" もっと読む
"昔 文庫本で夢中になって読みました。 読み返すたびに面白い。素晴らしいSF作品です。" もっと読む
お客様はこの作品の超能力設定を高く評価しています。超能力者の運命や、七瀬の煩悶、孤独感が増したと感じています。また、SF的設定の中で人間ドラマを描き出した秀作だと評価されています。
"...むしろ筒井康隆という天才、としか表現できない自分の未熟さを置いておいて、只々エンターテイメントとしての秀逸さ、超能力に関する設定、整合性の維持の徹底さが恐れ入りました。" もっと読む
"...そして、七瀬の煩悶、孤独感は前作より強まっているのだ。 超能力合戦というSF的設定の中で人間ドラマを描き出した秀作。" もっと読む
"超能力者の運命?..." もっと読む
イメージ付きのレビュー
七瀬シリーズ二部作 読みました。
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
- 2024年9月8日に日本でレビュー済みAmazonで購入昔学生の時に読んだ筒井康隆氏の七瀬三部作を読み返したく古本屋に行ったのですが、残念ながら無かったためこちらの電子書籍を購入しました。改めて読んでみて、当時には十分に理解出来ていなかった人間のエゴイズム等に触れて、新鮮な気持ちで読み返しをする事が出来ました。
- 2015年8月15日に日本でレビュー済みAmazonで購入なぜか?私は、3部作であるのに、「七瀬ふたたび」から読み出して
しまいました。昔、TVのドラマで見た記憶が残っていたからでしょう。
七瀬の超能力者としての悲劇、次々、殺される仲間たち。
その背景は?、、、、彼女の命は? という気になる所で続くです。
残念!
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所もあり、そちらも読んでから、「エデイプスの恋人」と
読まねばなりません。やはり、名作、グイグイ惹かれます。
- 2023年10月27日に日本でレビュー済みAmazonで購入家族八景に続いて、小学生?中学生?以来読んだ。当時の自分はどこまで理解して読んでいたんだろうと、想像しながら、以外と内容の殆ど覚えていないが、断片的に覚えていることを照合しながら一気に読んでしまった。
家族八景は家庭の描写が多いため、時代を感じること多々あったが、本書はそのような感じは殆どなかった。
むしろ筒井康隆という天才、としか表現できない自分の未熟さを置いておいて、只々エンターテイメントとしての秀逸さ、超能力に関する設定、整合性の維持の徹底さが恐れ入りました。
- 2018年1月11日に日本でレビュー済みAmazonで購入中学の時TVドラマで観てAmazon検索たら有ったので読んでみた。能力の設定がそこまで現実離れしてなかったらもっと引き込まれたかも。でも懐かしく読ませて頂きました。
- 2022年9月29日に日本でレビュー済みAmazonで購入イントロで引き込んで、テンポ良く展開される。傑作。
- 2018年9月23日に日本でレビュー済みAmazonで購入「家族八景」に続いて、30年ぶりに再読。今現在の目で見ると、何の説明もなくいきなりこの話を読んだら戸惑うだろう。明らかに前作を読んでると言う前提での書き方で、若干不親切。まあタイトルからして続編とわかるので、ほとんど問題はないだろう。問題は、続編ありきで終わらせていること。当然続編の構想もあったのだろうけど、不完全燃焼の感が強く、読者をやきもきさせる終わり方だと思う。何しろ今巻で初登場の味方キャラをアッサリ使い捨ててしまうのだから、この後どうすんだよ、と正直不安に思ってしまった。が、読者におもねらないのが作者らしい。
さて前作とガラリとテイストが変わり、他の超能力者と組んで敵の組織と戦うバトルものになっていたのには驚いた。その中で、超能力者の存在意義についてヒロイン七瀬が哲学的に悩むのだけど、普通なら何巻もかけて書きそうな内容を一冊でスピーディーに処理したのが凄い。筒井康隆ならではの才気を感じた。
- 2023年7月3日に日本でレビュー済みAmazonで購入娘が小学校の高学年になり、SFものに興味を持つようになってきたので、購入してみました。私は若い頃に何度も読み返したことがあり、娘ぐらいの年代には調度良い内容かと思いました。私の方が先に読んでしまいそうです。
- 2022年7月21日に日本でレビュー済みAmazonで購入NHK少年ドラマシリーズの『七瀬ふたたび』
孤高の風信子、七瀬たちはどこへ。
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Alexander H Massey2016年5月18日にアメリカ合衆国でレビュー済み
5つ星のうち5.0 Fun japanese language novel about a woman who realizes that ...
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Book arrived from Japan about 2 weeks after ordered in good condition.