妻が読んでいます読んでて楽しかったといっています
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失楽園(下) (講談社文庫) Kindle版
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美しい季節の移ろいの中で激しい愛の炎を燃やす凛子と久木。人間の中に潜む底深い性の悦びと妖しさに気づき驚き、周囲から孤立しながらも、永遠に自分の中に相手をとどめておきたいと願う。性愛の極致を描いた男女小説の名作。新聞連載時から圧倒的な反響を巻き起こした注目の大ベストセラー。
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
たった一度の生だから、この人を永遠に自分のなかにとどめておきたい…。男と女の性愛の真髄を描き、新聞連載中から圧倒的な反響をまき起こした注目の長編。
著者について
主要作品には、『ひとひらの雪』『花埋み』『氷紋』『無影燈』『化粧』『化身』『静寂(しじま)の声』『白夜』『うたかた』等がある。エッセイ集は『風のように』『恋愛学校』等。近作は『君も雛罌粟(コクリコ)われも雛罌粟』。
登録情報
- ASIN : B01IQL9Y7Y
- 出版社 : 講談社 (2000/3/15)
- 発売日 : 2000/3/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1709 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 280ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 74,141位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1933年北海道生まれ。医学博士。58年札幌医科大学医学部卒業後、母校の整形外科講師をつとめるかたわら小説を執筆。作品は初期の医学を題材としたものから、歴史、伝記的小説、男と女の本質に迫る恋愛小説と多彩で、医学的な人間認識をもとに、華麗な現代ロマンを描く作家として、常に文壇の第一線で活躍している。70年『光と影』で直木賞受賞。80年に『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞受賞。菊池寛賞受賞など。公式ブログ「渡辺淳一 楽屋日記」も(ほぼ)毎日更新中!
カスタマーレビュー
星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
119グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2005年12月19日に日本でレビュー済みもうだいぶ前のことになりましたが、失楽園が社会現象になるほど流行りました。今ではそんな時代が懐かしい方がほとんどではないでしょうか。
私がこの本を初めて読んだのは、高校生のころです。まだその当時は、愛と恋の区別もつかないころでしたが、そのラストにはとても衝撃を受けたのを記憶しています。上巻では、逢瀬を重ねる久木と凛子に共感を覚えたりもしましたが、下巻ではその究極を心に深く刻み込むほど繊細に描いており、恐怖さえ感じたほどです。
この小説は、一回一回読むごとに違った感じ方をすると思います。私自身も恋愛体験を重ねるごとに毎回違った感じ方をします。もしまだ読んでいない方は、何度でも読み返してみてください。きっと人生について新たな発見ができると思います。もう読まれている方は、もう一度読んでみるといいかもしれません。もしかしたら今流行りの”熟年離婚”について一味違った視点が得られるかもしれません。
以前流行った本は、数年後読み返してみると意外と先鋭な感じがします。一歩先を行きたい方にはお勧めです。
- 2014年9月7日に日本でレビュー済みAmazonで購入中古品として、又文庫本として期待通りでした。
古本屋で掘り出しものを探す手間が無く、読みたい本を容易に購入出来ました。
- 2023年1月17日に日本でレビュー済みAmazonで購入【上】【下】読了しました。
発刊された当初、随分と話題になった作品みたいですね。1995年とかみたいなので、そのころ僕はまだほんの子供です。
当時の大人たちはこんな作品を読んでいたのですね (笑)
僕の親父やお袋も読んだのかな?まあ、いいや。
さて、以下感想。
率直に分かる!って思ってしまった。
というのは、不倫だとかセッ〇スだとかの細かい設定や描写は正直どうでもよくて、この本で描かれている究極の愛の形、「大好きな女性と俗世社会と隔離された二人きりの世界で永遠に生きたい。」みたいな価値観がとても良く分かる。我ながら気持ち悪いなとは思うけど(笑)
ほかの方のレビューを見てみると、実際、気持ち悪すぎて受け付けないという人も結構多いですね(笑)エゴイスティック過ぎるとか、道徳的にどうなの?etc・・・
まぁ、確かに人間この小説に出てくる二人みたいなのばかりになってしまったら、社会回らないですからねぇ(笑)
畢竟、この小説のポイントは「真に男女が惹かれあうとき、そこに社会が入り込む余地がなくなる事がある。」という所なのかなと僕は勝手に解釈しています。
そして、実際そうなったとき、この小説のように不倫に走るのか、あるいは道徳的に節度ある行動を保つのか。表現する「愛」の形は人それぞれなのかなぁと・・・。
私事ですが、僕にも嘗て頭がおかしくなるくらい、好きになった女性がいました。その時はもう、その女性とこの小説みたいになれたらと夢見ていました(笑)
彼女と出会って以来、僕の中で男女の愛に対する概念がすっかり変わってしまいました。
だからこそ、この小説を読んでも、不倫はダメ。ゼッタイ。と頭ごなしに否定することはできず、久木と凛子の選んだ道に対して、好きになっちゃったんなら仕方ないよね。と、理解できてしまう所があるのかもしれません。
まぁ、僕は不倫しませんけど(笑)みなさんも駄目ですよー。
- 2024年7月2日に日本でレビュー済みAmazonで購入私は、著者の作品を片っ端から読破して行っており、こちらは医療系、恋愛系、評伝系の内の
恋愛系に属する。また、その恋愛系の中でも断片的な所を誇張した作品であり、
いいの悪いの、の前に、こういう世界観がある事を知る意味で、読むならばそれもまた良いであろう。
同じ不倫においても、うたかた、ひとひらの雪と描写により、世界観や読者側に訴えかけるもの、
情景、心をうつもの、かなり違うので、この一作のみで、何かを論ずるには適さないだろうというのが、小生の感想であります。十人十色以上の256色512色だのと言わず、無限にある赤橙黄緑青藍紫とその間に存在し得る、無限の何色ともつかないグラデーションを、正しいの正しくないのと分ける必要がありますか。
- 2024年3月11日に日本でレビュー済み下巻に入って、急に面白くなった。
上巻は、ハッキリ言って読むのが苦痛だった。
エエ年こいた男と女がイチャイチャしてるのを、アカの他人の私が何で有り難がって読まねばならんの?
これに対して下巻は、開幕早々、悪事がロケンして右往左往する話である。これだよ、これこれ。
結局、エロは描いてあるけど、女は描いてない小説だ。
「どんな皺くちゃの婆さんに成っても君の事が好きだ」と男が女に囁いていたら、本作は全く別の小説に成っていた筈だ。
愛はあっても、誠意のカケラも無い小説なのだ。もちろん、それはそれで面白いのだが。
純情一途な男子高校生が「君のためなら死ねる」とか、ほざくのとは全然別次元の小説なのだからして。
上巻でも感じてはいたが、本作はロールプレイングゲームなのだ。「恋愛じゃなくて攻略なんだ」と捉えれば、けっこう楽しめる小説なのではなかろうか。
下巻では、主人公たちのライフが、どんどん削られて行くのが手に取るように分かり、ページを繰る手が止まらなくなった。
中でも「鞭打ち」のクエストには驚き呆れた。そうそう。これだよ、これこれ。
阿部定の自白調書の下りは熟読玩味しますた。資料負けしちゃったかどうかは微妙なところですな。
主人公のライバル、水口の葬式の下りは良かったな。死人は口を利かないけれど、残された人間は偽善ばっかり。
かく言う私も、ほんの数ヶ月前に近親者を亡くしたばかりなので、水口の無念の死は心に沁みた。
そうだ。今度実家に行ったら、父の霊前に本書をお供えして上げよう。
ここまで楽しませてくれたんだから、星は五つ差し上げなきゃフェアじゃないよな。
- 2023年7月3日に日本でレビュー済みストーリーの入り口が不倫であるものの、徐々に死生観や生きることについて考えさせられる作品でしたね。
不倫はたくさんの犠牲の上に成り立っている、だから生きる意味を学べるのかもしれないね。