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アニメーション監督 原恵一 単行本 – 2005/7/1

4.7 5つ星のうち4.7 8個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 晶文社 (2005/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 291ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4794966776
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4794966773
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 8個の評価

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浜野 保樹
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カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2008年8月18日に日本でレビュー済み
    本書はクレヨンしんちゃんの『戦国大作戦』が公開された時期までの原監督の姿を捉えたもので、この時点では傑作『河童のクゥと夏休み』については、詳細秘密の次回作として「期待してます」と言われているのみ。
    浜野保樹による対談、インタビューがメインで、原恵一ファン、映画ファンが聞きたい事を網羅してくれている良質のインタビューだと思います。
    原監督の生まれ、青春、挫折、就職、影響、日常がよく分かります。

    スタッフや関係者のエッセイは、目立ったところで、樋口真嗣、マインドゲーム監督の湯浅政明、プロデューサー茂木仁史、ピンポン監督の曽利文彦、劇団☆新感線作家の中島かずき、CMディレクター中島信也のインタビュー、しんちゃんの声優の矢島晶子との対談は読み応えずっしり面白いです。
    対談やインタビューで語られる日常時の監督の姿が、逐一作品と直線で繋がっている印象です。
    その性格やポリシー、生活様式は「こういう作品をつくる人はかくあろう」と納得するばかり。
    通信への姿勢、待ち合わせの時は?、就労態度など、優しき常識人でありながら、常人にあらずの様子。

    その他は絵コンテの一部、設定画、アジア旅行の書き込みの多いスケッチ(監督らしい観察眼)、監督作品のポスター、年表、文献、発言のリストなど。

    原恵一という異色のアニメーション監督を、小津安二郎や木下恵介の継承とすえる浜野保樹氏の切り口、着眼、語りは大変興味深く、浅い内容ではありません。
    「あのすごい映画をつくった人」がどういう人かを知りたい方におすすめ。
    人柄や志向性がじっくり炙り出されている本だと思います。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2005年9月29日に日本でレビュー済み
     原監督のこれまでの軌跡、有識者・スタッフの寄稿文
    そして絵コンテなどが収録されています。
    絵コンテや舞台設定の緻密さには「すごい」の他に言葉が出てきません。
    個人的に原恵一版『クレヨンしんちゃん』の限界点を指摘するような
    批評がもう少し欲しいと思いました。
    本書は原恵一版=「絶対」という雰囲気が濃すぎのように思いました。
    さてその彼ですが宮沢賢治の作品を評価しています。
    賢治の言葉だけで構築された完全な世界を映像化するのは
    覚悟がいると述べています。
    宮沢賢治がアニメーションに与えた影響を研究書が
    上梓されてもいいのではないかと思いました。
    9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2005年9月13日に日本でレビュー済み
     『クレヨンしんちゃん』の劇場ニ作品『オトナ帝国』と『戦国大合戦』の監督として知られる原恵一氏に関して、その生い立ちからアニメーション業界に入った経緯、携帯電話を持たない理由も含めて、監督の素朴な人柄に触れられる本書は、インタビュー、対談、同業者(樋口真嗣氏他)からの寄稿と原監督が手がけた作品の絵コンテ(『クレヨンしんちゃん』だけでなく、『エスパー魔美』も紹介しています)やラフ画なので構成されており、単なる作品論に終わらない硬軟入り混じった内容で、ビジュアル的にも興味深く読めました。逸話も面白く、『クレヨンしんちゃん』の声優矢島晶子氏が、親戚の結婚式の余興で、しんちゃんの声を披露し、子供から不評をかった話をはじめ、監督が東南アジアを巡る話と旅行スケッチや、外国で放映される『クレヨンしんちゃん』の事情などには、笑えました。また、本書の編者の浜野保樹氏が、小津安二郎と木下恵助の連なる系譜に原監督が位置するとする論評も読ませるものがあります。
    11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート