もう一年以上続いているコロナ禍。
わたしたちはいったい何に怯えているでしょう？
「本日の感染者数」を見ては数字に一喜一憂し、
人力で制御できるはずもないウィルスの挙動を、
政府や特定の業界などのせいにして憂さ晴らし。
未知の感染症に怯える気持ちが、
情報を判断する目を曇らせ、差別が横行する。
遺伝子断片が見つかっただけで、感染者扱い。
うまく行っていると思っていた（目を瞑っていた）
いろんな関係性の問題が表面化し、
見たくない醜い影の部分を直視せざるを得ない…
見て見ぬフリをしていても何とかなっていた日々が
何とかならなくなることに怯えている気がします。
船瀬さんが書かれていることを初めて読む方には、
あまりにもショックが大きすぎるかもしれません。
何年も前から他の著作を読んでいるわたしでも、
何故こんなことが罷り通るのかと毎回思います。
おかしいと思いながらおかしい部分に目を瞑り、
社会の一員という自覚が薄れてしまっています。
わたしたちは社会の犠牲者でも被害者でもなく、
こんなことを間接的にゆるしている当事者です。
わたしたちの無関心がこのような暴走をゆるし、
自ら社会をつくったことを忘れてはいけません。
コロナ禍の現実やワクチンの内容については
本書や資料を確認していただければと思います。
テレビやマスコミのほとんどが
ワクチンが窮屈な現状を打破する救世主のように
報道し、接種を奨励しています。
一方、厚生労働省のホームページを閲覧すると、
医療従事者向けの案内に
「接種は個人の判断」「接種を強制しない」
「接種しなくても差別されることはない」などの
旨が記載されています。
接種するかしないかは個人が決定できます。
本書を読んで判断しても遅くはないと思います。
わたしたちは今もこれからも自由なのです。
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