他の方のレビューを見ると絶賛している人がいる反面、散々な事が書かれている物もありましたが、タイトルと無料同然の販売価格に気を引かれ、購入しました。内容としてはインタビューや著者の感想のような抽象的な物が多く、読む人を選ぶような内容でしたが、個人的には面白かったです。
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魚河岸マグロ経済学 (集英社新書) 新書 – 2003/3/14
上田 武司
(著)
マグロの裏も表も知りつくした築地の名仲買人があかす、マグロのすべて。今や世界中から集まるマグロを見れば経済が分かる。そしてグルメ話や河岸の内輪話も。江戸っ子の口調で綴る楽しい本。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2003/3/14
- ISBN-104087201848
- ISBN-13978-4087201840
商品の説明
出版社からのコメント
出版社 集英社新書編集部 木川真希子, 2003/03/18
意地と見栄を張りつづけた男にしか、見えない世界がある
超高級品の生マグロを扱わせたら築地一といわれる男がいる。築地に生きて四十余年の仲買『内藤』の主、上田武司。10年以上、初セリのトップのマグロを競り落としつづけ、マグロの裏も表も知り尽くした名仲買人が、江戸っ子の闊達な口調で明かすマグロのすべて。世界中から日本めがけて集まるマグロのからくり、スーパー対商社、回転寿司対老舗鮨店のバトル・・。マグロを見れば経済がわかる!
意地と見栄を張りつづけた男にしか、見えない世界がある
超高級品の生マグロを扱わせたら築地一といわれる男がいる。築地に生きて四十余年の仲買『内藤』の主、上田武司。10年以上、初セリのトップのマグロを競り落としつづけ、マグロの裏も表も知り尽くした名仲買人が、江戸っ子の闊達な口調で明かすマグロのすべて。世界中から日本めがけて集まるマグロのからくり、スーパー対商社、回転寿司対老舗鮨店のバトル・・。マグロを見れば経済がわかる!
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2003/3/14)
- 発売日 : 2003/3/14
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 4087201848
- ISBN-13 : 978-4087201840
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,053,894位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 80位水産業
- - 1,673位集英社新書
- - 101,290位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
星5つ中2.8つ
5つのうち2.8つ
6グローバルレーティング
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2007年9月7日に日本でレビュー済みAmazonで購入タイトルより購入しましたがとにかく無駄話が多い。
個人的に著者と旧知の読者ならおもしろいでしょうが、著者を知らない私には全く魅力を感じることができず、むしろ著者の横柄さが気になって読むのがつらかったです。
「食材魚貝大百科5巻」等、マグロを知るには他の本があります。
著者は執筆のプロでないので批判も我慢すべきかもしれませんが、あまりに残念な内容でした。
- 2006年10月22日に日本でレビュー済み著者は、大間のマグロを専門に取り扱う仲卸「内藤」のご主人。
本書はマグロ・ビジネスの裏の裏まで知り尽くした著者の言行録という形になっています。
長年マグロの商売に携わり、頑固な江戸っ子気質が感じられますが、
築地の行く末を案じる姿には一流の企業家とイメージ的にダブる所があります。
これからも安心してマグロを食べる為にも、是非とも読んでおきたい一冊です。
- 2005年2月28日に日本でレビュー済みアテネオリンピック柔道の泉選手の応援団が着用していたTシャツ「まぐろ一筋」。泉選手は青森県大間出身で、近年、天然の生本マグロの本場として知られる土地だけに、まぐろに対する誇りを感じさせる。
本書は、青森県大間でとれたマグロがどのように扱われ、その他のマグロとなにがどう違うのか、べらんめえ調で書かれている本で、とっつきやすく、読みやすい、本です。天然の生本マグロを専門に扱う卸の社長の書いたもので、おもしろい。
大間は生にこだわるため、保存状態がよくないのもある一方、冷凍マグロのように尻尾を切らないので、品質が外見でわかりにくい。買ってからしまったというようなものもあるらしい。ホホー。まあ、大間のマグロは食べられないけど、養殖の本マグロが増えてるらしいので、わたしはそっちでOKです。
いずれにしても、マグロを食べたくなる本なので、食べるのが好きな方にお勧めです。
経済学の勉強にはなりませんので、勘違いして買わないよう気をつけてください。
- 2004年5月11日に日本でレビュー済み~聞き書きなのか、本当に著者がべらんめえ調で話しているような文体が、築地の活気を想像させてとても面白い。
日本人でマグロが嫌いという人は少ないと思うが、あの一瞬にして舌の上でとけてしまう大トロのために、どれだけの金が動き、どれだけの人が人生をかけているか。日本一のマグロ仲買人の話から、想像しただけでわくわくするほどドラマチックだ。
~~
漁師と水産会社とセリの世界、マグロの部位の見分け方と価格の不思議、マグロから見える世界地図、人間の欲、市場経済の原点・・・。
新書の価格でこの知的興奮が得られるなら、そして、マグロが好きなら(しつこいようだが嫌いな人は少ないと思うが)、買いです。~