【8月1日 AFP】米サンフランシスコにある旧ツイッター(Twitter)本社の屋上に先週設置された「X」の点滅看板が7月31日に撤去された。看板をめぐり、地元住民からは市に苦情が寄せられていた。

 看板の設置は、オーナーのイーロン・マスク(Elon Musk)氏による、ツイッターブランドを「X」に刷新する取り組みの一環。

 しかし、屋上に設置したXの看板が夜間に煌々(こうこう)と輝き、激しく点滅するため、地元住民から苦情が出ていた。また、屋上の端に設置された看板がしっかり固定されていないように見えるとして、安全面に関するクレームも寄せられていた。

 サンフランシスコの建築検査・都市計画当局の広報担当者はAFPに、「構造上の安全性とイルミネーション」についての懸念を含め、24件の苦情を受けたとし、「(7月31日)午前中に設置物が取り外されたのを確認した」と話した。

 さらに、Xのオフィスが入る不動産の所有者には、看板の設置・撤去の認可費用と市の調査費用の支払いを求めるという。(c)AFP/Glenn CHAPMAN