ベルギー全土の空港で離着陸停止、管制機器に障害
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【5月27日 AFP】ベルギーのブリュッセル国際空港(Brussels Airport)で27日、航空管制機器の障害が発生し、同空港を含む同国全土の空港で航空機の離着陸が停止された。ベルギー行きの航空便は針路を変更。欠便も相次いでいる。
欧州の航空管制調整機関、欧州航空航法安全機構(ユーロコントロール Eurocontrol)によると、航空管制機器の故障はグリニッジ標準時(GMT)27日午前7時半(日本時間同日午後4時半)ごろに発生。
ブリュッセル国際空港当局は声明で、「航空管制の技術的なトラブルにより、ブリュッセル国際空港の離着陸は午後2時まで不可能。これは全国規模の問題だ」と発表した。
航空当局によると、ブリュッセル(Brussels)に向かっていた航空機は近隣の空港に行き先を変更した。だが、ベルギー上空を通過する航空機に影響はないという。(c)AFP