【3月19日 AFP】男子テニスの世界ランキングが18日に発表され、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が再び世界のトップ4に入った。

 膝の故障が再発し、昨シーズンから7か月の長期離脱を強いられたナダルは、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)、同2位のロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)、同3位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)に水をあけられており、1月にはダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)に抜かれてランキング5位となっていた。

 しかし、2月に実戦復帰を果たしてから中南米開催のクレーコート大会で2勝すると、17日に閉幕したBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2013)で今季3度目タイトルを手にし、ポイントを大きく稼いだ。

 最新ランキングでフェレールと順位を入れ替えて4位に浮上したナダルだが、依然としてジョコビッチ、フェデラー、マレーの上位3人はそのままとなっている。ナダルは今週開幕するソニー・エリクソン・オープン(Sony Ericsson Open 2013)を回避すると発表しており、万全の態勢で欧州のクレーコート大会シーズンに臨む構えをみせている。

 一方、錦織圭(Kei Nishikori)は順位を1つ上げて15位につけている。(c)AFP