【3月3日 AFP】女子ゴルフ、HSBC女子チャンピオンズ(HSBC Women's Champions 2013)は2日、シンガポールのセントーサGCセラポンコース(Sentosa Golf Club The Serapong Course)で3日目が行われ、米国のステーシー・ルイス(Stacy Lewis)と韓国の崔羅蓮(Na Yeon Choi、チェ・ナヨン)が通算14アンダーで首位に並んだ。

 第3ラウンドは悪天候の影響で約2時間半の中断を余儀なくされたが、再開後にバーディーフィニッシュを飾った崔羅蓮がスコアを5ストローク伸ばしてトップのルイスをとらえた。

 スタートから白熱した攻防でギャラリーを魅了していた最終組のルイスと崔羅蓮だが、中断した時にはすでに18番ホールのプレーに入っており、1打差で辛うじてリードしていたルイスは怒りを隠せなかった。

 雨雲が通り過ぎ、再開後のショットでカップから1番近い位置につけた崔羅蓮が心理的にも大きな意味を持つ3メートルのバーディパットを冷静に沈めた。崔羅蓮は引き続き最終日もルイスと共に最終組でプレーする。

 3位には、首位に2打差の通算12アンダーで米国のポーラ・クリーマー(Paula Creamer)、4位タイには通算9アンダーで、韓国の柳先暎(Sun Young Yoo、ユ・ソンヨン)、スペインのアサハラ・ムニョス(Azahara Munoz)、タイのアリヤ・ジュタヌガーン(Ariya Jutanugarn)が続いた。

 日本勢は有村智恵(Chie Arimura)が通算3アンダーで21位タイ、宮里美香(Mika Miyazato)が通算5オーバーで49位タイ、上田桃子(Momoko Ueda)が通算7オーバーで51位タイとなっている。(c)AFP/Talek Harris