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生江史伸シェフと振り返る「ワールド・オーシャン・サミット2025」:海と地球、わたしたちを結ぶワンネス

2025年3月、エコノミスト・インパクトが主催する「ワールド・オーシャン・サミット2025」が東京で開催された。スピーカーとして名を連ねた、レフェルヴェソンスのエグゼクティブ・シェフであり、フリーダイバーでもある生江史伸は、持続可能な海洋経済の発展を目指す場で何を体感したのか。
BOOK REVIEW

金原ひとみ『YABUNONAKA―ヤブノナカ―』レビュー|実像と虚像、その暗闇までを見つめる作家の業

文芸業界を舞台にした「性加害」を主要なモチーフとする金原ひとみの最新長編『YABUNONAKA―ヤブノナカ―』は、性、暴力、地位や権力、そして愛が、登場人物たちの複雑な関係性に編み込まれていく。そのタイトルに示唆された作家の業とは。
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ジブリ風のAI画像の限界を宮崎駿は知っている

GPT-4oが公開されたことで世界にスタジオジブリ風の画像が溢れている。その悪影響は、つくり手よりも受け手側に及ぼされる可能性が大きい。『The New Yorker』の論考。

【先着順/ハイブリッド開催】科学とSFと量子コンピューター:WIRED TUESDAY EDITOR'S LOUNGE

SZ会員向けに始まったミートアップ第4弾のテーマは、前回に引き続き「量子コンピューター」。素粒子物理学とSFの地平からは、量子コンピューターの現在と未来がどのように見えているのだろうか⁉︎
Quantumpedia

「量子コンピューター」総力特集

『WIRED』日本版が総力をあげて「量子コンピューター」の仕組みを徹底解題。量子コンピューターはこれからの社会に、文化に、産業に、いかなる変革をもたらすだろう? 来たるべき2030年代のクオンタム・エイジに向けた必読の量子技術百科(クオンタムペディア)!

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ヒトは死ぬようプログラムされているわけではない──ノーベル化学賞受賞の生物学者が語る

老化プロセスの研究に生涯を捧げてきた構造生物学者のヴェンカトラマン・ラマクリシュナンが、これまでに発見した驚きの事実と長寿に対する世間の誤解について語った。
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日本発・宇宙を旅する“自動実験ユニット”がもうすぐ打ち上げ!:WIRED WHITE LIST #018

イノベーションとアイデアのタネはどこにある? 『WIRED』日本版がキャッチした、ファイブ(またはシックス)センスを刺激するグッドニュース。人工衛星に乗って自動で実験を行なう小型のバイオ実験ユニット「Micro Bio Space LAB」が、4月末に打ち上げ予定だ。

新しい「ルンバ」の競争力には疑いの余地がない:アイロボット新CEO、反転攻勢の道筋を語る

アイロボットがロボット掃除機「ルンバ」シリーズを全面刷新し、反転攻勢に挑んでいる。中国メーカーの低価格製品に押されて経営難に追い込まれるなか、いかに成長戦略を描いているのか。2024年に就任した新CEOのゲイリー・コーエンに単独インタビューした。
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トルピード(魚雷)バットは大リーグの楽しみ方を変えるか?

ニューヨーク・ヤンキースは、バッターボックスで物理学の実験を試みた。結果は、ホームラン旋風。果たしてこの嵐はいつまで続くのか。地元『The New Yorker』によるスイングの利いたレポート。

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Vol.56 Quantumpedia

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物理学者ミハイル・ルーキンという革命

量子コンピューターの技術変革点である量子誤り訂正理論をいち早く機能させ、「ダークホース」として急速に台頭している中性原子方式。その立役者のひとりとして世界が熱視線を送る物理学者の頭のなか。
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レーザー加工と製品染めに、通気・防水・防風性をもつメンブレン。ストーンアイランドの技術が注ぎ込まれたアノラック|AS A TOOL: Entanglement

量子の性質や振る舞いは、わたしたちの経験も直感も通用しないといわれるけれど、いやしかし。先進性が際立つプロダクトには、重ね合わせやもつれがありそうな。ストーンアイランドの先進性が際立つ「ホワイトバッジ」のシリーズには、コットンサテンのファブリックに優れた機能と意匠性を何層も“重ね合わせ”た野心的なアノラックがあった。
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量子コンピューターに “永世中立” は築けるか

現代において、国力とは計算力に換言される。量子コンピューターが実現する未来で、その計算能力は民主化の夢を実現できるだろうか?「Open Quantum Institute」は、現代物理学の聖地CERNで、量子コンピューターの“永世中立”を目指し、ユースケースの探索、確立に取り組んでいる。
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“向き付け不可能な多様体”から着想を得た、クレージュのコレクションと新しいアイコン|AS A TOOL: Entanglement

量子の性質や振る舞いは、わたしたちの経験も直感も通用しないといわれるけれど、いやしかし。先進性が際立つプロダクトには、重ね合わせやもつれがありそうな。例えばこの春のクレージュ(Courrèges)は、独自のミニマリズムと幾何学的なアプローチがますます洗練されている。テーマは「メビウスの帯」。つまり表と裏の重ね合わせ。

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いま、農業にはビデオゲーム経験者が求められている|FOOD Lab

新シリーズ「FOOD Lab」では、食農領域でのニュースとインサイトからフードイノベーションの未来像まで、『WIRED』ポッドキャスト「Tokyo Regenerative Food Lab」でもおなじみ、UnlocXの岡田亜希子が解説。今回は農業の自動化をアンロック。
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ゲーミングは「Apple Vision Pro」を救えるか?

アップルが「Vision Pro」でVRゲームに真剣に取り組む準備が整ったことを示唆する、新たな特許が出願されていたことがわかった。Vision Proはこれまでの空間コンピューティングの枠を超え、ゲーム体験の新たな可能性を切り開くのだろうか?
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加速と豊かさを掲げた「アバンダンス・アジェンダ」はリベラルを再生するか

左派リベラルは長い間、進歩と発展より保護を優先してきた。そのリベラル陣営から今年刊行されたいくつかの注目書で提唱されているのは、いまこそダイナミックな加速が必要だと訴える「アバンダンス・アジェンダ(豊かさを創出する政策)」だ。
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恋愛離れから若者を救う? 次世代のマッチング・プラットフォーム

大手マッチングアプリは、その利便性で独身者を惹きつけてきた。だが、本当のパートナー探しは大変な仕事だ。そんななか、出会いの秘密を解き明かしたと豪語するマッチングサービスが現れている。

SCIENCE

北極の海流が“崩壊”し、その影響が地球全体の気候に波及する:研究結果

北極海を循環する海流に含まれる淡水の量が、温暖化の影響で今世紀末までに倍増する可能性があることが最新の研究でわかった。この淡水が北大西洋へ放出されれば、地球全体の気候に深刻な影響を及ぼしかねないという。

“飲む”だけで減量手術と同じ効果? GLP-1薬に代わる肥満治療薬、米国で開発中

Syntis Bioは小腸内に24時間持続する膜を形成し、栄養吸収を遅らせる新薬を開発している。減量手術の胃バイパス手術に近い効果があり、オゼンピックなどのGLP-1製剤に代わる肥満治療薬として期待されている。

体外受精を革新する新技術が、不妊治療の負担を軽減するかもしれない

バイオテクノロジースタートアップのGametoが、新たな体外での卵子成熟技術を開発した。不妊治療のホルモン注射は身体的・経済的に大きな負担となるが、この技術を用いることでホルモン注射を減らし、少ない負担で患者の妊娠を助けられる可能性がある。

絶滅した「ダイアウルフ」を蘇らせた──科学者たちはそう主張する

スタートアップのColossal Biosciencesは、絶滅種「ダイアウルフ」を“復活”させたという。だが実際には、絶滅していないハイイロオオカミのDNAを編集して生み出した存在だ。だとすると、この生き物は「ダイアウルフ」と呼べるのだろうか?

Netflix「ブラック・ミラー」シーズン7、全話をランキングで一挙紹介

Netflixで「ブラック・ミラー」の最新シーズンの配信が始まった。『WIRED』の独断による、シーズン7の全エピソードのランキングをお届けする。

グーグル、広告テクノロジー分野でも一部「独占」。米連邦地裁が認定

グーグルのオンライン広告技術が独禁法に違反しているとして、米司法省などが提訴していた裁判。米連邦地裁は4月17日、グーグルの広告事業の一部を違法に独占していると判断した。

オープンソースAIのパイオニアが目指す、ロボットのオープンソース化

オープンソースのAIモデルなどを手がけるHugging Faceが、“ロボティクスの民主化”を掲げ、ロボット開発スタートアップPollen Roboticsを買収した。

トランプ関税でも、米中小企業が中国製造を選ぶ本当の理由

トランプ政権による145%の対中関税にもかかわらず、米国の中小企業オーナーたちは中国製造からの撤退に消極的だ。価格だけでなく、専門知識や柔軟な生産体制など、数十年かけて構築された中国の製造エコシステムは簡単に置き換えられないという現実に直面している。

著名研究者、FBI捜索中に姿消す。米で中国系への標的化懸念

サイバーセキュリティ分野で著名な中国人研究者が3月、米インディアナ大学から突然解雇され、FBIによる捜索と同時に連絡が取れなくなった。国家安全保障の名目で在米中国人研究者を標的にする、「チャイナ・イニシアチブ」が復活したのではないかとの懸念が高まっている。

テックワーカー向け“招待制”リアル恋活イベントの内情

サンフランシスコのベイエリアでは、シリコンバレーのテック業界で働く人たちを対象にした対面型デートイベントが大盛況だ。“事前審査あり”のこれらのイベントは、マッチングアプリに疲れた人たちの人気を集めている。

トランプ関税、テック大手CEOたちが公の場で“沈黙”を守る理由

トランプ大統領による関税政策の影響で、米大手テック企業の時価総額は数百兆円も吹き飛んだ。にもかかわらず、シリコンバレーのリーダーたちは公の場での発言を控えている。そこには巧妙な思惑がみてとれる。

中国製EVを米国に持ち込む方法──輸入制限に抜け道はあるのか

米国では、中国製の電気自動車(EV)は合法的には販売されていない。しかし、米国の公道で新型EVを運転する方法はいくつかある。煩雑な手続きや高額な手数料を支払って実際に車を手にした熱狂的な愛好家や、自動車業界の専門家らに“秘策”を訊いた。

アイロボットがロボット掃除機「ルンバ」を全面刷新、かつてない逆境に新製品群で挑む

アイロボットがロボット掃除機「ルンバ」シリーズを全面刷新した。台頭する中国メーカーを前に競争力が弱まるなか、多機能で高精度なナビゲーション機能をもつ新製品群を投入して対抗する。

OpenAI、コーディングが得意な新モデル「GPT-4.1」を公開

OpenAIから新たなAIモデルである「GPT-4.1」「GPT-4.1 Mini」「GPT-4.1 Nano」の提供が始まった。どのモデルも、現在広く使われているモデルである「GPT-4o」より優れているという。
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日本上陸を果たしたボルボのプレミアムSUV、「XC90」に宿る哲学と美質について:WIRED WHITE LIST #017

イノベーションとアイデアのタネはどこにある? 『WIRED』日本版がキャッチした、ファイブ(またはシックス)センスを刺激するグッドニュース。そのシートに身を預け、ステアリングホイールを操作するほどに、わたしたちはボルボに息づく「人間中心のデザイン」と先進性を知ることになる。

社会課題を、量子で解け。──NEDO Challenge「Quantum Computing 」始動!

量子コンピューターを使って社会課題を解決するユースケースを広く公募する懸賞金型コンテストが始動した。優れた解決案には量子計算環境が無償で提供され、懸賞金は合計で約2億円と、“本気”のチャレンジにぜひあなたも参画してほしい。
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手が不自由な人のためのメイクアップデバイス、ランコムが2025年末に製品化:WIRED WHITE LIST #016

イノベーションとアイデアのタネはどこにある? 『WIRED』日本版がキャッチした、ファイブ(またはシックス)センスを刺激するグッドニュース。ランコム(LANCÔME)が「CES 2023」で発表したメイクアップアプリケーターが、2025年末についにローンチされる。
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生成AIをリサーチや執筆に使ったらそれを明記すべきでしょうか?|The Prompt

新シリーズ「The Prompt」では、AIの倫理的な使い方について、『WIRED』のリース・ロジャーズが読者の質問にお答えする。今回は、AIツールの利用を正しく記載する方法と、次世代にチャットボットとの付き合い方を教える方法について。

iPhoneをもっと便利に使うための19の設定

iOSの進化とともに増える便利な機能。見落としがちな設定や新機能を含む、iPhoneを快適に使うための活用法を紹介。

大阪・関西万博、編集部おすすめのパビリオン

4月13日、いよいよ大阪・関西万博が開幕した。オープン直前に大阪・関西万博を訪れた編集部員が、ポッドキャストで見どころを紹介! その内容を記事でもお届けする。

AI開発競争はグローバル化、中国が米国に肉薄:調査結果

数年前まで、OpenAIとグーグルが席巻していたAI業界。いまでは中国やフランスを含む世界中の企業が台頭し、競争は急速にグローバル化していることを、スタンフォード大学の最新報告書が伝えている。

血液中の「マイクロプラスチック」を除去する──その処置は何を癒やすのか

血液中のマイクロプラスチックを取り除き、血液を浄化する──。そんな施術がロンドンで広がりつつある。プラスチック汚染への不安をビジネスに変える動きだが、マイクロプラスチックの有害性についての証拠は、まだはっきりとは示されていない。

リスのようにジャンプする! “パルクールロボット”のメカニズム

樹上を素早く跳び移るリスの動きをヒントに、細い枝やパイプへ跳び乗れるロボットを米国の研究者たちが開発した。建物の梁や森林の樹冠を移動しながら環境をモニタリングするロボットの実現につながるかもしれない。

トランプ関税の影響は、ストリーミング業界にも及ぶのか?

ドナルド・トランプ大統領による新たな関税政策は、Netflixのようなストリーミング企業を直接的に狙ったものではない。だが、どのような作品を配信するか、そしてユーザーがどれだけその対価を支払いたいと思うかに、影響を及ぼす可能性がある。

電子機器が値上げされると「修理する権利」はさらに重要になる

ドナルド・トランプ大統領は、関税を武器に貿易相手国との駆け引きを仕掛けている。そのツケを払うのは、最終的には消費者だ。値上げが避けられない電子機器は新しく買い替えず、手持ちの製品を修理して長く使う──。これがいまの時代のベストだと「修理する権利」の提唱者たちは言う。