モーターサイクル界のイケてる「イマ」を伝える連載企画。今回は街乗りだけではなく林道ツーリングも楽しめる、外遊び好きの琴線を刺激するヴィンテージオフロードに強い店をご紹介。購入からメンテナンスまで敷居の高いと思われがちなイメージを払拭するプロショップの魅力とは?
※本記事は2025年2月号掲載の転載企画です。
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敷居は高くないけど頼れる、ヴィンテージバイクショップ。
レトロなルックスながら、ワイルドな大径タイヤやアップセットな装備が特徴的なヴィンテージオフロードは、アウトドアミックスを楽しむ暮らしに取り入れやすいバイクのひとつ。アンテナ感度の高い外遊び好きなならば、一度は注目したこともあるはず。
ただ、年式が古いだけに、購入方法やメンテナンスに不安を感じるのも事実。そんな悩みを払拭してくれるのが、東京都は日暮里にあるバイクショップ「モータースタンド」。荒川区を走る尾竹橋通りの一本裏手、閑静な住宅街にある店を1人で切り盛りするのは藤川 昇さん。
22歳からバイクショップで働き、2019年に独立。ホンダのXLシリーズやヤマハのXTなど、70〜90年代のオフ車を中心に数多くのヴィンテージバイクを手がけている。
「ヴィンテージバイクと聞くとハイプライスで繊細なイメージですが、オフロードモデルはそこまで高騰していませんし、単気筒なのでメンテナンスしやすいですよ」。在庫の販売はもちろん、お気に入りの1台を探すところから相談してほしいとのこと。持ち込みの修理やメンテナンスにも対応しているので、古いオフ車で外遊びを楽しみたい人は、一度足を運んでみてはいかが?
オススメ2台をご紹介!
HONDA XL250S 52万8000円
1980年式のXL250Sは、前オーナーが細部までこだわり、コンディションは抜群。「走行5800km時にデッドストックのメーターに交換済みで実走行は7200km。極上のエンジンを堪能したい方にオススメです」。
HONDA XL250R 59万8000円
1981年式ながらフレームなどのサビが少なく、キック1発で始動する最良なコンディション。「車体も軽く故障も少ない車両なので、初めてヴィンテージオフに乗りたいという方にも自信を持ってオススメできる1台です」。
MOTOR STAND
東京都荒川区東日暮里5-4-1
水曜定休
営業時間:10時~19時
03-3807-3988
www.motorstand.net
Instagram@motorstand_n.f
Photo/Fumihiko Ikemoto Text/Tatsunori Takanashi