『コードギアスR2』の主題歌がオレンジレンジである理由
三月の頭にラジオしようと録音してたのだけど、そのときの話題の一つ「コードギアスにオレンジレンジでオタ激怒」のお話。
『コードギアスR2』の主題歌にオレンジレンジが起用されたことで怒るオタは間違ってる。あれはオタが憎むオレンジレンジをあえて起用することにより、ブリタニア帝国に征服されたイレブンの気持ちを分かってもらうための粋な計らいなんだ。オシャレ文化*1に蹂躙されるオタ文化を間近で目撃することで作品により感情移入できるんだ。だからオタはむしろ喜ぶべき!
んな感じのことを喋ってた。そんで『コードギアスR2』が開始してオレンジレンジの主題歌が流れたのだけど、当初期待してた反応と違い「意外にオタっぽい歌だなー」という声が多い気がする。おれは何度も同じ音楽を聴いてると好きになってしまう程度の耳の持ち主だから当てにならんが、アニメの主題歌と言われてもそんなに違和感覚えんような。なんでだろーと思ったら「Hocha-hochaの日記」に書いてあった。
オレンジレンジが主題歌を歌ってるのは、ブリタニアに乗っとられたイレブン(ニッポン人)の気分を味わうためのものではなく、オレンジレンジにテーマソングを歌わせることで、ブリタニアを従わせるルルーシュの気分を味わうためのものなのではないか。だから、オレンジレンジの歌がオタっぽく聞こえるならば、オタっぽい歌を歌わせているという意味で正しい。オレンジレンジはコードギアスの前に敗北しているのだ!
あーそうか、オタはオレンジレンジさえも服従させるのか。なるへそ。そうだよなー。みんなイレブンなんかよりルルーシュになりたいよなー。本妻やら愛人やら妾やら選り取りみどりだもんなー。おれもなりたい。