日刊ゲンダイでも読んでみてくださいよ
第190回国会 衆議院 予算委員会 第7号 平成28年2月4日にて、
階猛(立憲民主党)に「国民やメディアが政権に萎縮していく恐れがある、表現の自由を確保する考えはあるか」と問われた際の返し。
階猛(立憲民主党)に「国民やメディアが政権に萎縮していく恐れがある、表現の自由を確保する考えはあるか」と問われた際の返し。
最終的には質問者の階を「失礼だ」とレッテル貼りし、「海外への誤解を招くからそんな事を言うな」と抑えつける、いわばまさに安倍しぐさ満載の答弁である。
以下は国会議事録より一部引用。
〇階猛
国民、ひいては言論機関が萎縮して、権力者の意向をそんたくし、権力者への批判を控えるようになるのではないか。
現に、今も安倍政権に批判的なテレビキャスターやコメンテーターが次々と番組を降板するということが決まっています。
こういったことは民主主義の健全な発展にもマイナスだと考えます。今までどおり尊重するといっても、文言が入れられることによってさまざまな萎縮効果が発生する、こういったことをおもんぱかって、言論機関の皆さんが自由に発言できる、そういうことを担保する、これは絶対に必要なことだと思います。
表現の自由を守り、権力者への批判の自由を確保する、そのお考えは総理にありますか。
〇安倍晋三
では、例えば、きょう夕方、帰りに日刊ゲンダイでも読んでみてくださいよ。これが萎縮している姿ですか。萎縮はしないんですよ、毎晩の報道を見ていただければわかるように。
それはむしろ言論機関に対して、私は失礼ではないのかなと思いますよ。むしろそれは言論機関に対して失礼であって、萎縮している機関があるのであれば具体的に言っていただかないとわからないんですが、まさにそれは、私は大変失礼な話ではないのかなと思います。
そういうことを申し上げれば、むしろ、安倍政権を弁護する立場の言論の方は、なかなか貫き通しにくい雰囲気すらあると言う人もいるわけでございます。
ですから、全くその批判は当たらない。
むしろ、そのことをはっきり言っておかないと外国から誤解されるおそれがあるんですよ、まるでそんな国だと思われるのでありますから。そんなことはないということをはっきりとテレビを通じて申し上げておきたいと思います。
発言への反応

降板したキャスターたち
安倍政権の重圧か…各局批判キャスター相次ぎ交代https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1598159.html
他にも色々いるゾ
動画
2:47:25~
2016年2月4日衆議院予算委員会 (衆議院アーカイブ)
2016年2月4日衆議院予算委員会 (衆議院アーカイブ)