「検証依頼」が出ています。依頼内容は「歴史ヒーローのバランス面に関する加筆」です。対応できる方はご協力をお願いします。
【ももたろうでんてつ しょうわ へいせい れいわもていばん】
ジャンル | ボードゲーム | |
対応機種 | Nintendo Switch | |
メディア | パッケージ | |
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント | |
開発元 | インファイト | |
発売日 | 2020年11月19日 | |
定価 | 6,930円(税込) | |
プレイ人数 | 1~4人 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
4年ぶりの新作 初心者でも上級者に勝てるカードの広さ キャラクターデザインの一新に賛否 |
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桃太郎シリーズ |
桃太郎電鉄(桃鉄)シリーズの第23弾であり、同シリーズ初のNintendo Switch向けタイトル。 桃鉄シリーズとしては『2017』以来4年ぶりの続編である。
これまでシリーズの開発元であったハドソンは2012年にコナミデジタルエンタテインメント(以下コナミ)に吸収合併されており、『2017』では開発周りのゴタゴタもあって発売元が任天堂となったが、本作ではコナミが発売元となった。
『2017』では未実装だったオンライン対戦が復活。スタンプ機能による緩やかなコミュニケーションを取ることが可能になっている。
発売当初は、旧作同様フレンドのみオンライン対戦できる仕様だったが、Ver.1.10からパスワードを利用することで見知らぬ相手ともオンライン対戦できるようになった。
Ver1.3.0にて全国のプレイヤーとランダムマッチができる桃鉄GPが追加された。
ゲーム面の変更点
ゲーム外の変更点
一発逆転の要素が多い
この手のゲームでは運の要素は少なからずつきものであり、元より桃鉄自体がパーティゲームとしての側面も重んじて「実力:7 運:3」と製作者自身が語っているのだが、本作では特に運の要素が多い。
デストロイ号
発祥地の効果追加
物件駅ごとの最大物件数の削減
キャラクターデザインの刷新
変化に乏しいマップ
ビッグボンビーの無意味さ
影の薄いポコン
デメリットしかない名産怪獣の多さ
ゲームテンポの悪化
UIの練り込み不足
COMの調整不足
スリの銀次の不可解な出現
プレイヤー不利に改変を繰り返す桃鉄10年トライアル
+ | アップデートで改善された問題点 |
4年の時を経て復活した本作はキャラデザの変更が話題に上がりやすいが、シリーズの面白さを継承した新作として高評価を得る事に成功した。
ユーザーフレンドリーなシステムも合わさり、シリーズ初心者にもシリーズファンにもおすすめできる良作と言えるだろう。
*1 厳密には携帯電話及びDS・3DS 向けタイトルでのみ同様の仕様がとられていたが、据置機向けタイトルとしては『HAPPY』以来である。
*2 携帯版SHIZUOKAにて類似カードの「6が出るまでカード」が登場していた
*3 初出は携帯版SHIZUOKA
*4 初出は携帯版SETOUCHI DS版の桃太郎電鉄WORLD、3DSの2017でも登場。据置型で出るのはこれが初めて。
*5 リニアカードのBGM「リニアでGO!」と変わらない。
*6 攻略本によると出現条件は周囲で買われている物件が一定数以上かつ一定額以上である必要があるらしく、そもそも被害がほとんど出ない場所ではデストロイ号に変身しない模様
*7 ビッグボンビーが出現するということはそもそも、既に売れる物件がなく借金を抱えている状態であるため
*8 発売当時はビッグボンビー出現中に徳政令カードを使うこともできたが、アップデートで出現中は徳政令カードが使えなくなる強化がされた。もっとも、ビッグボンビーが元の貧乏神に戻ってからすぐに使えば良い上、ビッグボンビーはほとんど実害がないため貧乏神に戻ってから使う方がむしろ得。
*9 阿呆怪獣アワオドレー(徳島)、男鹿半島怪獣ナマハーゲン(秋田)、知床怪獣クリオネンネー(網走~斜里)、提灯怪獣トラフグラ(下関)、バナナ怪獣タタッキー(門司港)、魅了怪獣メロメロン(夕張)、森の怪獣バッサイダー(新宮)、7種類。夜景怪獣ミリオンダラー(神戸)にも一回休みになるというデメリットはあるがテレポートカードをもらえる
*10 Xまでは設定が反映されていた。
*11 ゲームにおいて希少な消費アイテムを温存したまま使わずにクリアしてしまうプレイスタイル