パルキア

登録日:2010/07/27 Tue 02:33:09
更新日:2024/11/30 Sat 17:03:28
所要時間:約 10 分で読めます





ぱるぱるぅ!!!



出典:劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール ディアルガVSパルキアVSダークライ、OLM、
(C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku
(C)Pokemon (C)2007ピカチュウプロジェクト、
東宝、2007年7月14日公開。



パルキアとはポケットモンスターシリーズにダイヤモンド・パールから登場する伝説のポケモン


■データ


全国図鑑No.484
分類:くうかんポケモン
英語名:Palkia
高さ:4.2m
重さ:336.0kg
タマゴグループ:未発見(性別不明)

タイプ:みず/ドラゴン
特性:プレッシャー(相手から食らった技のPPを1余分に減らす)
隠れ特性:テレパシー(ダブル・トリプルバトル時、味方の全体攻撃を受けない)

HP:90
攻撃:120
防御:100
特攻:150
特防:120
素早さ:100
合計:680

努力値:特攻+3

2倍:ドラゴン/フェアリー
1/2:はがね
1/4:ほのお/みず


■概要


パールバージョンのパッケージを飾った伝説のポケモン。

少し紫がかった白色の体色を持つ二足歩行のドラゴンような姿をしており、
両肩に真珠のような装飾と身体のところどころに紫色のラインを持つ。

肩に二つの装飾を持つ姿から「ツインドライヴシステム」とか言われたりしている。


ディアルガギラティナ同様、アルセウスに自らの分身として作られた神と呼ばれるポケモンの一つであり「空間」を司る役目を持つ。
」を司るディアルガとは対の存在。

シンオウ地方の神話では空間を広げ、シンオウ地方を作り出したらしい。
またパルキアが呼吸をする度に空間が安定すると言われている。

普段は平行して並ぶ空間の狭間に住んでおり、空間の繋がりを自在に操る事で瞬時に離れた場所に移動したり、異空間に侵入したりする事も可能。

ディバイディングドライバーやプロテクトシェードはしてこないので安心してほしい。


■ゲームでのパルキア


パールバージョンのストーリー中に登場。

「やりのはしら」でギンガ団ボスであるアカギに利用されそうになるがプレーヤーと戦闘する事で阻止される。
初期レベルは47。戦闘前の鳴き声は「ガギャギャァッ!!
どうしたんだ、お前は。

シナリオ中に強制戦闘になるためか捕獲率は他の伝説ポケモンと比較すると高めに設定されている。

この時のみ捕獲可能だがここで捕獲せずに逃げるとクリア後に再度「やりのはしら」に登場するため、
ストーリーを進めたくて捕獲や厳選を後回しにしたい人は覚えておこう。
ちなみにパルキアのいた場所の近くでは「しらたま」というドラゴン技と水技を強化するパルキア専用アイテムを拾う事が出来る。
ダイヤモンドバージョンでは出現しないがカンナギタウンの長老の家にある本で姿だけ見ることが出来る。

同じくプラチナでもアカギにディアルガと共に利用されそうになるが突如出現したギラティナに阻止されている。
その後は四天王クリア後、カンナギタウンの長老から話を聞き、
テンガンざんの滝登りが必要な部屋で手に入るしらたまを持って再度「やりのはしら」に向かうと戦闘可能。
(こんごうだまも持っている場合はディアルガが優先される)
レベルは70。
鳴き声は「ぱるぱるぅ!」に変更された。可愛い。

またHGSSでは劇場版で入手したアルセウスを「アルフのいせき」に連れて来ると「シントいせき」という場所に行けるようになり、
そこでディアルガ、ギラティナも含めた三匹のうち一匹を選んで入手出来る。
レベルはなんと1。

ちなみにこれで入手出来るパルキアは特別に「ハイドロポンプ」を覚えていると言われていたが、
実は単なるレベルアップによる追加技で他の方法で入手したパルキアでもHGSS内なら「ハートのうろこ」を使って取得出来る。

第六世代の「オメガルビー」では、
ユクシーエムリットアグノムを手持ちに加えて「大空を飛ぶ」でムロタウンの近辺に現れている『大きな裂け目』に行くと出現。
レベルは50。
逃げたり、倒しても一度地上に降りてもう一度飛べば復活する。
なお、この作品から捕獲率が他の伝説ポケモンと同等まで引き下げられた。

第七世代ではウルトラムーン版のみウルトラスペースゼロの洞窟ステージで捕獲できる。
またここに登場するポケモンは全てレベル60に固定されている。

シャイニングパールはDS版パールをベースにしているので当然シナリオ中に強制戦闘があるが、第6世代で引き下げられた捕獲率をそのまま維持しているため非常に捕まえにくい。
思い切ってマスターボールを使ってしまうのもありだが、徘徊系というもっとマスターボールを使いたいポケモンが2匹もいるのが考えもの。

スカーレット・バイオレットではポケモンホームを使って送って来れる他、追加コンテンツ後編『藍の円盤』配信開始前後のテラレイドバトルでも捕獲可能(ディアルガがスカーレット、バイオレットがパルキアな点に注意。スカーレットのプレイヤーはマルチプレイを使えば捕獲可能)。隠れ特性持ちを捕まえることができると非常に良い(予告PVによると四天王相手でもダブルバトルが繰り広げられるので、味方の攻撃を回避できる「テレパシー」だと遠慮なく「じしん」「ほうでん」などを撃ち込めるため)。


Pokémon LEGENDS アルセウスでのパルキア


もしかして? → ギンガ団の空間神

今作でも物語に登場。ヒスイ地方では時空の裂け目によって各地のキング・クイーンが暴走しているのだが・・・

+ 以下ネタバレ

今作ではシンジュ団が拝めているシンオウ様の正体として登場する。

物語の終盤、巨大化した時空の裂け目からあふれ出したエネルギーの影響で空は赤く禍々しい色になってしまった。そしてヒスイ地方に現れた経緯等からデンボクより疑いを掛けられて追放されてしまう。しかしそれでもウォロやコギトらの協力もあって、解決への糸口を見つけ、あかいくさりを手に入れることができた。
その後は調査に向かったデンボクたちを追いかけるためにシンオウ神殿へと向かうことになる。ムベによる妨害やデンボクとの決着の後に神殿の奥に向かうとディアルガが降臨。セキに語り掛けた通り、捕獲に成功したのも束の間、直後にパルキアが降臨する。あかいくさりはディアルガの力の抑制によって砕け散ってしまい、対抗策のない一行は一度撤退を余儀なくされる。
その後ディアルガの助言から、オリジン鉱石とあかいくさりの破片から作られたオリジンボールを作り出し、それを持って決戦へと向かう。
パルキアのもとに行くと、次の瞬間光に包まれ、その後巨大な爆発が発生。これによりシンオウ神殿は崩れて現在のやりのはしらとなった。一行はディアルガが爆発から守ってくれたことで無事だった。その後ディアルガが光に向かって攻撃をすると、その中からパルキアが姿を現す。しかしその姿は今までに見せたことのない異形のものだった。

天翔ける姿 万物を 創りし 存在を想起す。
姿を 模すこと すなわち その力を 我がものとする術と 推察。

その姿の名はオリジンフォルム。
まず一番異なる点は二足歩行から、ペガサスのような四足の足が生えて四足歩行になったことだろう。頭は甲冑のようになり、背中にはアルセウスのリングを思わせる紫色のリングをしている。元々パルキアはアルセウスの分身から生み出されたという設定があるが、このフォルムを見ればそれも真実味を帯びているといえるだろう。またアルセウスに姿を似せることで、アルセウスの力を我が物にしようとしているのではないかと推察されている。
また空間の破壊・再生する力を持っており、存在するだけでその世界の空間がズタズタに引き裂かれてしまうという。

その後覚醒したパルキアとのアクションパートに突入。そらのシズメダマを手にラストバトルが始まる。衝撃波と隕石、「あくうせつだん」による溜め攻撃といった激しい攻撃を仕掛けてくる。攻撃の合間に少しずつ投げてゲージを減らしていくといいだろう。溜め攻撃を阻止すれば、ポケモンバトルに持ち込み、チャンスが生まれるので活かしていこう。

死闘の末、パルキアを鎮めさせると主人公はオリジンボールを投擲し、見事捕獲に成功。
これにより、テンガン山の上空にあった時空の裂け目が消えて、事態は収束するのだった。

この姿で決戦を挑むためには、セキとカイから主人公と共に行くパートナーを選ぶ場面で、セキを選ぶことでラスボスがパルキアになる。どちらを選んでも二体とも確実に入手できるので好みで選んでしまっていいだろう。
ちなみにカイを選んだ場合は、カイがパルキアの声を聴く場面があるのだが、その時のセリフをよく見ると口調がディアルガの時とは異なっている。「ツカまエろ!」、「オリタッたゾ!」などディアルガと比べると口調が少し軽いようである。

またこのフォルムに再びなるためには、クリア後に純白の凍土のシンジュ集落にいるカイと話しかけると発生するサブイベント「シンジュ団の宝」を受け、カイとのポケモンバトルに勝利するともらえる「だいしらたま」を使うことでオリジンフォルムにすることが出来る。元の姿に戻したいときは、再び使うことで戻すことが出来る。

ちなみにアルセウスを入手した後にシンオウの祭壇に行くとレベル85に強化された状態でまたアクションパートから再戦することが出来る。またクリアタイムに応じて「けいけんアメ」を貰える。

  • バトルでのオリジンパルキア

タイプ:みず/ドラゴン

種族値
HP:90
攻撃:100
防御:100
特攻:150
特防:120
素早さ:120
合計:680

アナザーフォルムと比較すると攻撃が-20された代わりに素早さが+20された。
よりパルキアの強みを伸ばした性能と言えるだろう。

また実は専用技の「あくうせつだん」の性能が通常の姿と異なっているという隠し要素がある。性能は威力が80・命中が85となっており、単純な性能は威力・命中共に通常よりも劣ってしまっている。しかしその代わり元々あった急所ランクが1から2と強化されている。急所ランク1の場合は12.5%だが、ランク2になると50%となるので大幅に急所にあたりやすくなった。また力業で発動させると威力と命中が強化されるだけでなく、急所ランクももう1ランク上昇してランクが3になるため、確定で急所に当てることが出来る。総じて通常時よりも急所に当てることに特化した性能となったといえるだろう。


第9世代では他のシンオウ三龍同様、「だいしらたま」を持たせてフォルムチェンジする。
素早さ(とドラゴン・みず技の威力)が伸びるのは嬉しいのだが、サブウェポンの火力は伸びなくなる。
また、禁止伝説枠と言う点で見ると100~120族の間に禁止伝説級はフォルムチェンジしていない自身やルギアくらいしか存在しない=フォルムチェンジしたところで新たに抜けるようになった禁止級ポケモンは殆どいないと言うのが地味に痛い。返す返すも持ち物固定なのが……。
新規習得した「トリック」とも相性が悪いのも悩み。




■アニメでのパルキア


劇場版ポケットモンスター「ディアルガVSパルキアVSダークライ」に登場した……のだがその扱いはやや不遇……。
空間の狭間に侵入したディアルガを縄張りを犯されたと勘違いして喧嘩ふっかけたが傷を負いアラモスタウン上空で休息。
しかしそこでもディアルガに追撃されたりダークライに攻撃されたりとやたら情けない……。

挙げ句の果てはサトシに馬鹿野郎呼ばわりされたり、視聴者からは諸悪の根源扱いされたりと全然良い思いをしない。
まぁ最後にアラモスタウンを直していったが、街が直ったのはオラシオンによるもので、元の場所に戻しただけである。


ちなみに鳴き声はスター・ウォーズのEP3でオビ=ワンが乗ってたトカゲ(ヴァラクティルのボーガ)の流用だが、
吠える時はディアルガみたいにゴジラシリーズのキングギドラの声で鳴くこともある。

ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神 フーパ』にも登場。
フーパ(ときはなたれしすがた)に空間を超えて強制的に呼び出された。
さらに影フーパに意思を奪われ、闘争本能を操られており、他の伝説のポケモン達と共にサトシを襲う。

その後フーパ(いまめられしすがた)が影フーパを受け入れて和解した事で意識を取り戻した。

直後に発生した巨大な空間の歪みに対して、
空間の神として真っ先に「あくうせつだん」で空間を安定させようとしたが……、

通用しなかった。

この歪みは小説によると自然を司る伝説のポケモンが集合したため、世界のバランスが崩れたらしい。
その結果、パルキアの力が通用しない高次の力が空間の歪みに働いてしまったとの事。


■ポケダンでのパルキア


探検隊にクリア後に登場。
しかし夢で見た話を真に受けたり、ダークライが化けたクレセリアに騙されて主人公達を殺そうとしたり等その行動は映画同様かなり残念…。

しかも伝説のポケモンなのに態度はやたら粗暴で一人称も「オレ」と性格までどうしようもなく、
上記の映画での活躍も合わせてこの作品からバカキャラ・DQNキャラが定着してしまった……。

慈悲深いディアルガ様を見習えよ……。

だが何気に最後の最後にダークライを仕留めて美味しいところを持っていったりする。

また性能も優遇されており、賢さタイプは専用の物で、
特に最後に覚える「あくういどう」は全ての地形を無視して移動でき、壁も破壊可能というかなり便利な物*1

ボルケニオン以外の第6世代までのポケモンが全員登場するでは、ディアルガ、レックウザと共にドラゴンゲートのボスとして登場。レックウザだけ浮いているとか言ってはいけない
ドラゴンゲートボスラッシュの2番手を担当しており、「あくうせつだん」による全体攻撃と「みずのはどう」による混乱付加からのレンケイ封じが曲者。
しかし「ときのほうこう」や「だいちのちから」といった2つの全体技と「メタルバースト」によるカウンター技を持っているディアルガよりかはまだ戦いやすいだろう。
ちなみにセリフを見る限り、時・闇・空の探検隊と同じ個体のようである。
余談だがドラゴンゲートでのディアルガ戦には「けっせん!ディアルガ!」、
レックウザ(メガレックウザ)戦には「レックウザとの戦い」と過去にラスボスだった時に使われた固有戦闘BGMが使われているのに、
パルキア戦だけは戦闘曲が今作の汎用ボス戦BGMである
しかもパルキアの前座がディアルガなので尚更インパクトダウンが目立つ。
パルキアは泣いていい。


■対戦でのパルキア


非常に高い特攻を持ち次いで攻撃と特防も高くそれ以外の能力もそこそこ高い禁止級のポケモン。
タイプがとにかく優秀で水とドラゴンの組み合わせは攻撃面で半減される相手が少なく、防御面は弱点がドラゴンのみ(第五世代まで)。
ちなみに、キングドラも同じくタイプが「みず/ドラゴン」である。

また素早さ種族値が100と禁止級の中ではかなり速く、
なんとグラードンカイオーガ、レックウザ、ディアルガ、
ギラティナ、ホウオウ等の種族値が高い禁止級のポケモンのほとんどを抜く事が出来る。

攻撃技もかなり豊富でその特攻からかなり優秀な特殊アタッカーとして活躍出来る。
特に水1/4、電氷等倍とあの対策必須なカイオーガにとても有利なタイプであり、
「かみなり」も使えるため禁止級屈指のカイオーガキラー。
相手の「かみなり」で麻痺して痺れまくったりしない限り負ける可能性はかなり低い。
ただし「ぜったいれいど」には注意。

また自身も水タイプであるためカイオーガの「あめふらし」を有効利用出来る。
カイオーガにとってパルキアは天敵であり優秀なパートナーでもあるという複雑な関係である。

また特殊型のポケモンでありながらそこそこ攻撃力も高く、
カイオーガの雨と「しらたま」等の補正込み「アクアテール」で特殊受けのハピナスを確定二発で葬る等、役割破壊能力も何気に高い。
「ビルドアップ」も覚えるので物理型もありだろう。
ただし何故か「たきのぼり」は覚えない。そして手がある為か「きあいパンチ」を覚えられる。


専用技である「あくうせつだん」はそこそこの威力に急所に当たりやすい効果を持つ優秀なドラゴン技でパルキアのメインウェポン第一候補。
ただ、PPが少なく命中率も微妙に低いのでプレッシャー持ちが多い伝説戦ではPPと命中率が高い「りゅうのはどう」や、
撃ち逃げや一撃重視なら「りゅうせいぐん」も候補に入る。

余談だが名前が似ているルギアの専用技である「エアロブラスト」とタイプ以外全て同じ性能である。

水技は「なみのり」のみで微妙に威力不足だがHG・SSから「ハイドロポンプ」を取得し更に猛威を震う事になる。
高い素早さを活かし流星群をスカすみがわりを張れたりトリックルームを覚えるためトリパやスイッチトリパの始動役として使われたりと補助技も優秀。

……映画やポケダンの活躍と比べて戦闘面でかなり優遇されているようである。


しかし弱点であるタイプが少ない一方で半減出来るタイプが少なく交代から繰り出しにくいのが欠点(カイオーガに繰り出せるだけでも十分だが)。
特攻を上昇させる積み技が無いのも辛い。

また唯一の弱点であるドラゴンは伝説戦に多いタイプであるため過信は禁物。
特に対の存在であるディアルガにはとても不利で特にタイマンは避けたほうが無難。

ただしアイテム補正ありの「あくうせつだん」で乱数二発、
ディアルガに対してこうかばつぐんの「きあいだま」なら乱数一発圏内。交代から繰り出された場合は有利。

そのドラゴン弱点をカバーするハバンのみが持ち物最有力候補。第四世代のGSダブル環境を知るものは当時「パルキアの主食はハバンのみ」という冗談で盛り上がっていたとかいなかったとか。

GSルールでは誰も彼もがハバンを持たせていたことから「主食はハバンの実」と揶揄された。

新参のゼクロムレシラムキュレムにも素早さの関係上有利なためクリスマスカップでも8位という高使用率。
もっともイッシュ竜はホワイトキュレムが強すぎて他が採用しづらいと言うこともあるが……。


……が、XY以降はフェアリータイプの追加によってその立場は一変してしまう。
ゼルネアスマリルリエルフーン等天敵の数が大幅増加。一応対策できる技はあるのだが技枠が辛すぎる……。
さらにフリーズドライの登場で4倍弱点まで抱えることに。

加えてORASではゲンシカイキ・メガレックウザの追加の影響で長年の相棒・カイオーガの数が大幅減少。ただでさえ出づらかったのにさらに辛い環境に……。
対してディアルガは耐性と引き換えにフェアリーを等倍で受ける分環境にある程度適応しており、
ギラティナもゴースト技の一貫性増加に加え、オリジンフォルムが伝説環境に刺さっている等なかなか動きやすい状態に。
つまり今やパルキアがシンオウ3龍の中で一番の落ちこぼれとなってしまう事に……。ゼクロムが嬉しそうにこっちを見ている

第7世代ではZクリスタルの追加によって戦術の幅が広がりフェアリーの増加や、メガレックウザはキツいものの、WCSルールでは水タイプの単体攻撃のスペシャリストとして高い使用率を誇った。


第8世代では伝説祭りに伴って解禁。しかしスカーフで上を取っても不一致では落とせない耐久な上、返しの一致フェアリー技で確1を取ってくるインチキ伝説のザシアンのせいで肩身が狭い。
一応メガレックウザやウルトラネクロズマが出禁だったり、ザシアンがゼルネアスに強いためゼルネアスが数を減らしたりでザシアン以外の天敵の数は減っている。

ダブルバトルでは禁止級伝説を2体使えるシリーズ12辺りから需要が拡大。ダブルの主流構築の1つである中速トリパに適した素早さ種族値、「トリックルーム」を覚える点、自らアタッカーとしてそこそこ使える点などがその理由。シーズン27に使用率29位にランクインし、シーズン28には18位まで伸ばしている。


■スマブラでのパルキア

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにおいては、Xで初登場し、for、SPとレギュラー出演している。
ステージギミックのみのXを除き、基本的にモンスターボールかマスターボールから登場する。
大半のポケモンはモンスターボールを投げたファイターには害を及ぼさないのだが、コイツは数少ない例外であり、その能力は…

あくうせつだんで画面を反転させて全プレイヤーの操作を逆転させるという暴挙に出る

勿論、召喚した本人もお構い無しで操作反転。更に言えば、相手がCPUのNPCオンリーの場合は完全にマイナスにしかならないハズレキャラ。
更にステージである、テンガンざん やりのはしらではステージギミックとして画面反転を行ってくる。
その暴挙の前に、スマブラユーザーからは非常に嫌われており、多くのプレイヤーは声を大にして

「パルキアのバカヤロー!!!!」

と叫んだことに違いない…

なお、スマブラSPにはスピリットとしても登場しているが、装備してもステータスが上がるだけで特別な能力付与は無し。
階級はACE。伝説のポケモンのスピリットにはよくあることだが、対戦での性能が劣る幻のポケモンより階級が低い。
せめて反転無効化でも付いていればよかったものを…



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最終更新:2024年11月30日 17:03
添付ファイル

*1 前作「救助隊シリーズ」の『どこでもいける』に該当