俳句・川柳

登録日:2012/03/02 Fri 00:36:46
更新日:2025/01/01 Wed 18:43:12
所要時間:この記事は 約 6 分で 読めますよ





【俳句】

俳句(はいく)とは 日本語による 定型詩

五・七・五 これは守れよ 基本だゾ
十七語(じゅうしちご) 世界最短 定型詩
日本人 五音・七音 心地よい


「俳句」はね 正岡子規が 名付け親
元々は 「俳諧(はいかい)」なんて 呼ばれてた

江戸時代 俳諧究めた 松尾芭蕉
旅の中 「軽み」の世界 拓きけり

芭蕉以後 俳諧はやや 停滞し
誰彼も 芭蕉の真似を するばかり

正岡は それを批判し 一句詠む
彼による 「写生俳句」で 革新す
見て感じ そのままのモノ 一句とし

短くも 心の内を 現して
現代も 多くの人に 好かれてる


~俳句には いくつか特徴 あるんだよ~

・必ずね 一句でひとつ 「切れ」ること

切ることで 主題の強調 わかりやすい
切るために 切れ字使うと やりやすい
「切れ字」とは 意味を途中で 切る語だよ
音同じ されど異なる 「切れ痔」とは
〇〇かな 〇〇〇けり とかあるよ
これにより 余韻を感じ 重くなる

・俳句では 禁則事項 「季語」抜かし

季節感 表すために 季語入れる
季語入れる ことで季節を 味わえる
句の中に 入れられるのは 一つだけ
つまりこれ 季語がなければ 俳句じゃない
つまりこれ 上の句全部 俳句じゃない

(一応は 無季の俳句も 許される)

春の季語 卒業 爆発春一番
夏の季語 若葉 夕立 麦藁帽
秋の季語 紅葉 名月 冬支度
冬の季語 枯木 底冷え 隙間風

・大事なの リズムに乗ること 「字余り」も

わりとある 破ってしまった 五・七・五
「字余り」も 心地良ければ いいんだよ

近代には 考えられたよ 自由律
五・七・五 無くてもそれは 俳句なり
碧梧桐 山頭火などが 一例か


~ではここで 有名な句を 挙げてみる~

古池や 蛙飛びこむ 水の音
            ― 松尾芭蕉

くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺
            ― 正岡子規

桐一葉 日当りながら 落ちにけり
            ― 高浜虚子

滝落ちて 群青世界 とどろけり
            ― 水原秋櫻子

ピストルが プールの硬き 面にひびき
            ― 山口誓子

咳をしても一人
            ― 尾崎放哉

万緑の 中や吾子の歯 生え初むる
            ― 中村草田男

水切りは 銀河を走る 小石かな
            ― 伊藤園お~いお茶新俳句大賞第二十二回文部科学大臣賞受賞作


【川柳】

川柳も 基本は同じ 五・七・五
江戸の人 柄井川柳(からいせんりゅう) 名の由来
他にもね「変え句」「雑俳」 呼び名有り

~俳句との 違いはいったい なんだろか?~

  • 川柳は 俳句のような 決まり無い
  • 季語要らず 話し言葉で 詠んでいく

昔から ユーモア交えた ものばかり
そもそもが 庶民の遊戯 クイズもの

俳句は絵 ならば川柳 これ漫画

昨今は 線引き難く 曖昧に


~とにかくね 自由に川柳 作っちゃおう~

川柳は バカバカしくて 面白い
聞き手側 クスッと笑うの 目指すこと
泣けるもの 悲しいものも 面白い


~ではここで 面白い句を 挙げてみる~

芭蕉翁 ぼちやんといふと 立ちどまり

仕事やれ 人に言わずに お前やれ

「私には 夫います」と 妻寝言

待ち受けを 見た同僚に 謝られ

この知識 オタクに普通 世に不通

聞いてない 誰もそこまで 聞いてない

ケンカなら オモテは出ない ネットに来い

アニソンが 辛い仕事の 応援歌



なかなかに 余談になると 思うけど
大抵の 学校の校歌 五・七・五


【HAIKU】

~短さの 魅力伝わる 世界でも~
共通語 世界で通じる HAIKUかな
表現の 凝縮された 短い詩
英語でも 感じられるは 季節感
五・七・五 無くても大事な リズム感

海の先 HAIKUで今も 繋がるよ



【アニヲタの集い川柳】

ここからは 自由に詠って みちゃいなYOU!

冥殿の 気分次第で スレマゲドン

編集中 いつになったら 終わるんだ

一度でも 建ててみたいな 良項目

アイデアは 浮かぶが形に 出来ぬまま

キャラ名を ググって出てきた アニヲタwiki

いつまでも 嗚呼夏休み 夏休み

冥殿の アナルを責める Wiki篭り

立て逃げの 懲りずに続く 連投や

愚痴るなよ 文句言うなら 修正だ


【余談】

かつて存在した「東京ヘップバーン」(代表・黛まどか)という女性のみで結成された俳句の会では、解散するまでに時代に合わせた様々な新しい季語を作っていったのだが
夏の季語として「サザン」
冬の季語として「ユーミン」
夏と冬両方の季語として「山下達郎」が認められていた。
なお、チューブは夏の季語としては認められていなかった模様。

また、黛自身の個人での句では「サイレント・イヴ」を歌った辛島美登里を冬の季語(辛島聴く)として使っている。

類似物として「五・七・五・七・七」の「短歌」、「七・七・七・五」の「都々逸」が有る。

【関連記事】


上の記事 瓜二つなり この記事と
摩訶不思議 呪い秘めたる 茶碗なり
表記の際 五・七・五と なる呪い

先生の コメント容赦 ないですね

ヒカリには 川柳の人と 思われた
来週も みんなもポケモン ピッピカチュウ



修正や 追記が武器さ wiki篭もり

スレに病み 夢に二次嫁 かけめぐる

修正と 追記は「コミケ」を 夏冬の 季語にすべきか 語り合いつつ
(短歌じゃないかと つっこむなかれよ)

この記事が 面白ければ \ポチッと/な

+ タグ編集
  • タグ:
  • 日本語
  • 文学
  • 俳句
  • 川柳
  • 秀逸な項目
  • どこか懐かしい項目
  • 試されるコメント
  • 古き良き日本文化
  • 五・七・五
  • 日本人でよかった
  • さくら友蔵
  • オーキド博士
  • バショウ
  • 橘右京
  • プレバト!!
  • 声に出して詠みたい項目
  • 新句募集中な項目
  • 松尾芭蕉
  • 与謝蕪村
  • 小林一茶
  • ハイクを詠め!
  • リズミカルポエム
  • コメント欄ログ化項目

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2025年01月01日 18:43