アニヲタWiki(仮)

登録日：2012/03/07 Wed 23:21:33
更新日：2021/03/11 Thu 17:18:00
所要時間：約 4 分で読めます

▽タグ一覧
イケメン エレガント ジノ・バレンシア スパロボ バゴニア バンプレストオリジナル ロリコンという名の紳士 残念なイケメン 紳士 置鮎龍太郎 薔薇の似合う人←でも持ってるのは百合 風雅なる紳士 魔装機神 鼻

ジノ・バレンシアとは俺達が目指すべき人間像を体現した、素晴らしい紳士の事である。

CVはPSPのリメイク版魔装機神LOE及び魔装機神IIでは置鮎龍太郎氏。

ラ・ギアスの国の一つバゴニアの軍に所属する軍人であり、剣豪シュメルに剣を学んだ武術の達人である。その腕前はわずか二年で武芸十八般習得を必要とする不易久遠流の免許皆伝に至るほど。
階級は大尉（LOE1章）→少佐（LOE2章）。

そんな彼の人格はとにかく高潔で、マサキの協力者の中でも最も高貴な人格者。

軍人や武人としては『鬼の隊長』と形容される程に厳しいが、それはひとえにバゴニアの治安の為やラ・ギアス全体の平和の為であり多くの同僚から認められており部下からも尊敬されている。

また優しさや教養と言った面も持ち合わせており、師匠を失ったロザリーの面倒を見てあげたりザッシュに剣の稽古を付けてあげたりした事も。

一方でやや少女趣味で花や詩を好むが、顔も一昔前の少女マンガに出てきそうなイケメンな部類で服装も貴族的なので、そういった物がなかなか様になっている。

と、ここまで書けば爽やかな完璧超人の紳士で済みそうなのだがやはり多くの魔装機神操者の例に漏れない変人・フラグメーカー・ダメ人間の内の、変人に入る部類の人間である。

具体的に言ってしまうと『上記のハイスペックさを兼ね備えた文字通りのロリコン紳士』である事である。

……ちなみに、ジノにとってはプレシアが目下お気に入りの様であっさり一目惚れしてしまう。
その際、同行していた彼の部下は若干引いていた。近衛騎士さんこいつです

とはいえ、彼の名誉の為に言っておくとプレシアを傷つけたり、露骨に手を出す様な事は一切していない。
「YESロリータ、NOタッチ」を貫き通している真のロリコン紳士なのである。

むしろ（ルート選択になるが）プレシアが家出したところを保護したり、後にプレシアを代表する必殺技の一つ『緑の墓標』を教えてあげたりした。
最近ではプレシアの要請で戦国コスプレの売り子の手伝いまでし始める始末である。

おかげでプレシアからは尊敬されてこそいれど、一切の邪な感情を見せない清い態度で接し続けたおかげで警戒されていない。

ちなみに周りはジノをロリコンと思っており呆れているが、ジノ自身はロリコンを否定している。体育会系のプレシアとの関係と言いどっかで見た様な……
???「やっぱり小学生は最高だな！」

1章ではバゴニアの新型機のテスト及び魔装機神の能力の調査のため、部隊を率いてラングランに潜入していた。
2章では国境警備隊の隊長として登場。動向はほぼキャラクター概要の通りだが、ルートによっては仲間にならないことも。
仲間にならない場合もゼツと敵対し、マサキやプレシアに協力する。

搭乗機はバゴニア在籍時にはアゲイドやギンシャス、魔装機神隊に所属して以降はラストールとなる。

なお、PSP版に移植された時に追加された台詞により、エル・バドレルに所属していたことが明らかになった。

バゴニアとアンティラス隊の関係調整のためにロザリーと活動していたため参戦は遅いが、その仕事中であってもプレシアから呼ばれればコスプレするためであってもすぐにやってくる。
ちなみにコスプレは「新撰組鬼の副長」こと土方歳三であった。まさかこれが伏線だったなんて……

本作では前作に引き続きラストールに搭乗している。

本作のルートの一つ、プレシアルート最終話ではプレシアを救うためのキーマンの一人となる。
その際、エルシーネからプレシアとの絆を「師弟愛以上の何か」と評された。

専用BGM「風雅なる紳士」が追加された。
バゴニアルートではかつて所属したバゴニア特殊部隊エル・バドレルがクローズアップされたこと、並びにコーデックとの因縁により出番と活躍が多い。
色々あってラストールが修復が困難なほどに損傷してしまったので、バゴニアの新型機ウェルスピナーをジノ専用機にカスタマイズしたウェルスピナー・レイに搭乗することになる。
エル・バドレルが新撰組をモチーフにしているため、本作では「鬼の隊長」ではなく「鬼の副長」の呼び名が何度も出てくる。
シュテドニアスルートでは目立った活躍はないもののガッツォーの改良型が出てくるため、戦闘中の特殊台詞が色々と用意されている。

このように、ジノのキャラクターの掘り下げは多いものの、プレシアとはルート分岐で別々のチームになってしまうため絡みが少なかったり、プレシアとの訓練を別のキャラクターに取られたりとやや受難である。
もっともエルシーネ絡みでプレシアを励ますときには相変わらずの紳士っぷりを披露しているし、アンティラス隊女性隊員のコラが作成された事件の時や、プレシアの人形の時には別の意味での紳士っぷりの揺るがなさを披露している。

◇プレシア・ゼノサキス
愛しの美少女、ジノを別な意味で紳士にした張本人でもある。

◇マサキ・アンドー
プレシアの義兄。
基本的には彼と仲が良いが、シスコン的な意味で危険視されてしまう。

◇ロザリー・セルエ
同門の妹弟子。
師匠を亡くしてしまって以降は彼女の面倒を見ている。
II以降はジノの俳句を「微妙」と評する役にもなっている。

◇ザシュフォード・ザン・ヴァルハレビア
剣を教えてあげたりして面倒を見ている。

◇レベッカ・ターナー（ベッキー）
ベッキーに酒飲みとしてつきあえるのはジノぐらいらしい。

◇サナン・ティアンサプラート（ティアン）
ベッキーと同じく酒飲み仲間。

◇ファング・ザン・ビシアス
ファングがバゴニアを訪れ、エル・バドレル預かりになったときに面倒をみていた。

◇シュメル・ヒュール
剣の師匠。ジノの剣の腕、人格共に認めていた。
ジノの性癖を知っていたかどうかは不明。

◇ゼツ
ジノの師匠と妹弟子を操りおぞましい方法で利用しつくした彼のあまりの外道さに怒っていた、ジノにとって最も許せない人間で元上司。
また、ゼツがまだまともだった頃ですら彼にドン引きし、バゴニアの恥として迷惑そうにしていた。

◇ニコ・サンドリーブ／リコ・サンドリーブ
不易久遠流の同門。彼女達は20歳以上の女性、男性は全て「おばさん」「おじさん」扱いなので、ジノも「ジノおじさん」と呼ばれている。
彼女達は同門の親しさもあってかジノの興味の対象ではないが、若い後輩としてはかわいがっており、彼女達も慕い、懐いている模様。

◇レッフェン・ダスドレーシュ
シュメルの兄弟子であり、ジノとも既知の関係。
ジノの性癖を知ったときには戸惑っていた。

◇ロヨラ・ブラックバーン
特殊部隊「ヨグ・シュバイル」の隊長。階級は大佐。かつての南北戦争でオンガレッドの補佐をしていた地上人。
ジノの特殊な趣味のことを知っているが、それが少女趣味なのかロリコンのことなのかは不明。

◇セレマ・ゼオラ・オクスティン
プレシアほどではないが、ジノの好みの範疇らしく攻撃することに抵抗があった。

◇トレイス・クオ・ハイネット
テロリストから救出され、並外れた操者適性を持っていたためアンティラス隊に予備操者として採用された青年。
声が女性声優だったり顔立ちからして明らかに男装している女性とか言っちゃダメだ。
ジノから剣技を教わったり、戦術の勉強に付き合ってもらったりしている。
その辺りが原因で、アンティラス隊の女性隊員約二名にあらぬ誤解をジノ共々受けることになった。

◇ズラム・バスラム
エル・バドレル隊長でありジノとは今もタメ口で話す友人。

◇コーデック・テクリナク
エル・バドレルの01中隊指揮官で、階級は少佐。若くして「バゴニアの天才剣士」の異名をとる不易久遠流の達人。
つねに笑顔を浮かべており明朗な人柄のようにも見えるが、実際には極めて好戦的かつ挑戦的な、腹黒い危険人物。

ジノの剣技を認め、慕っているのだが本人の腹黒さもあって微妙に歪んでいる。ジノと勝負するためなら無理矢理ラストールを奪うことも辞さなかったり、共同警備の際に遠くからひたすらジノを眺めていたりとストーカーチックな言動が見え隠れしている。
一方で勝負は対等にするものと考えており、ジノ用に調整したウェルスピナーを用意したり、無理矢理奪ったことでラストールが壊れると素直に謝罪して代わりにウェルスピナーを提供するなどの気遣いは出来る。

◇彼の乗る機体は水の魔装機ばかりであり、水の属性の機体と相性が良いのだろうが修理装置を持った機体に未だに乗っていない……と思わせておいて、ジノの初登場から10年以上経って発売された魔装機神IIでは遂に乗機ラストールに修理装置を獲得する。
これでようやく初代魔装機神LOEからの続投組の味方の水の魔装機全てが修理装置持ちの機体になった。

◇やはりと言うかなんと言うか、見た目がエレガントな為に声優はフェイル殿下と同じ人にされてしまった。
これに関してはスタッフの間でもちょっとした騒動になったらしい。
ちなみにジノの中の人は、その某エレガントな閣下が出てくるガンダムの主役兼マサキの中の人に突っ込まれるまで何故自分が抜擢されたかわかってなかったらしい。

追記・修正はプレシアを一目見て一句浮かんでからお願いします