苦魔獣(爆上戦隊ブンブンジャー)

登録日:2025/01/21 Tue 06:04:12
更新日:2025/01/31 Fri 14:51:29
所要時間:約 30 分で読めるカー




ガッチャン、イグニッション!

(くる)魔獣(まじゅう)とは『爆上戦隊ブンブンジャー』に登場する怪人である。

概要

今作の怪人枠で、地球のあらゆるモノにハシリヤンイグニッションキーをさして誕生させる生命体。
キーを使用するのは基本的にイターシャの役割だが、バクアゲ6ではマッドレックスが使用した。
ギャーソリンを集めるために元となったモノ由来の能力で人々を苦しめる。ただし誕生する苦魔獣の殆どはテンションが爆上がり気味なので、生みの親であるサンシーターにも牙を剥いたりするのもシバシバ。
器物モチーフとなっているがエンジンから吹き上がったような炎の両目、体中に付いたナット、車のナンバープレートのようなベルトなど共通して車の要素がある。
この手の怪人では珍しく、素体となった物品は苦魔獣を撃破した後はほぼ無傷の状態で戻るようになっている。

その後3rd Lapで着任したディスレースのテコ入れにより苦魔獣のスペックが向上し「再建パワー苦魔獣」としてリニューアル。
合わせて苦魔獣が地球人から搾り取ったギャーソリンをハイウェイ空間に流すことで、ハイウェイ空間経由でダイレクトにギャーソリンをハシリヤン本家に納品する効率的な手段が導入されることになったが、ディスレースの戦死に伴いこの方針は廃止された。

公式サイトの「ハシリヤン暴走ハイライト」では作中での動向がラウンド毎に記されており*1、ファイナルラウンドに到達して撃破された場合は「フィニッシュ」、ギャーソリン大暴走体になることなく撃破された場合は「リタイア」と表記される。

一覧

1st Lap(バクアゲ1~9)

  • ウェディングドレスグルマー

結婚しろー!!

全高/188cm(ギャーソリン大暴走体/44.5m)
重量/250kg (ギャーソリン大暴走体/539.0t)
エンジン/志布戸未来のウエディングドレス
スピード/お色直し最速
カスタム/ケーキ入刀、ベイキングバスター
ナンバー/1003(ドレス)
ファーストラウンド(コース/市街地)
セカンドラウンド(コース/ハイウェイ空間)
ファイナルラウンド(コース/ビル街)
CV:佐藤正治

バクアゲ1に登場。
志布戸未来が着ていたウェディングドレス*2に燃える結婚魂をイグニッションして納車された苦魔獣。ウェディングドレスが巻き付いた姿をしているが性格は男。
「ドレスアップシャワー」を放った相手に無理やりウエディングドレスを着せることができ、地球人を強制的に結婚へと走らせることでギャーソリンを発生させた。……見た目はあまり苦しそうに見えないが、ドレスが無理やり体を締め付けるのだろうか?
大暴走体になるとブンブンジャーロボに結婚を迫りながら、右腕のケーキナイフ形の長剣『ケーキ入刀』で烈火のごとく斬りつけ、左腕のミサイルランチャー『ケーキ砲ベイキングバスター』で攻撃した。

  • ソウジキグルマー

片付けろー!!

全高/191cm(ギャーソリン大暴走体/45.3m)
重量/254kg (ギャーソリン大暴走体/602.4t)
エンジン/スティック型掃除機
スピード/集塵最速
カスタム/カミツクリーナー、ダストキランブラシ
ナンバー/3196(サイクロン)
ファーストラウンド(コース/スクラップ場)
セカンドラウンド(コース/ハイウェイ空間)
ファイナルラウンド(コース/ビル街)
CV:かぬか光明

バクアゲ2に登場。
粗大ゴミの掃除機に燃える吸引魂をイグニッションして納車された苦魔獣。
旧型の掃除機から今時のルンバなど掃除機の要素が組み合わさった姿をしている。
「片付けろー!」を連呼し、地球人の大切なものを次々吸い上げギャーソリンを集め回った。が、たまたま運び屋の依頼のブツである某国の大統領絡みの国家機密を吸い込んだのでブンブンジャーに狙われる。
スティック掃除機の吸引力で相手を引き寄せなかったが、大の片付け好きなのでゴミに目がなく、大也が買ったゴミ捨て場でゴミを吸いすぎた結果掃除機が満タンになったのが敗因となった。

  • トケイグルマー

動くものは敵だぁ!!

全高/187cm(ギャーソリン大暴走体/44.3m)
重量/249kg(ギャーソリン大暴走体/590.6t)
エンジン/今はもう動かない古時計
スピード/時刻周回遅れ
カスタム/長針セイバー、短針ブレード
ナンバー/1010(10時10分)
ファーストラウンド(コース/田舎の山)
セカンドラウンド(コース/ハイウェイ空間)
ファイナルラウンド(コース/ビル街)
CV:藤沼建人

バクアゲ3に登場。
古時計に燃えるレトロ魂をイグニッションして納車された苦魔獣。
時計がそのまま武人化したような姿をしており、両手に持った長針セイバーと短針ブレードによる二刀流で戦う。一方、時計モチーフの怪人には珍しく時間操作などの能力は持たない。
今はもう動かない古時計を媒体としたためか動くものに対しての恨みが深く、動いているものを見ると襲わずにはいられない。その徹底ぶりたるや、自分の創造主兼上司に当たるサンシーターに対しても圧をかけるほど。
その反面動いていない者に対しては興味を示さず、ブンレッドとブンブルーのだるまさんが転んだ戦法の前には何もしなかった。
また、「一般市民を怖がらせたり困らせたりする」が任務の苦魔獣では珍しく?故意の殺人行為を行っているように見えるシーンがある。
必殺技はVの字に切り刻む『10時10分斬り』だが、ブンブンジャーから時代遅れと称され、ブンブンオフロードとブンブンクラシックの二刀流による『9時15分斬り』によって倒された。*3

  • サウナグルマー

汗かけ~!ととのえ~!

全高/189cm(ギャーソリン大暴走体/44.8m)
重量/251kg (ギャーソリン大暴走体/595.3t)
エンジン/銭湯のサウナ
スピード/発汗最速
カスタム/ヒシャクラッシャー、アウフグースタオル
ナンバー/0307(サウナ)
ファーストラウンド(コース/市街地)
セカンドラウンド(コース/ハイウェイ空間)
ファイナルラウ
ンド(コース/ビル街)
CV:土屋トシヒデ

バクアゲ4に登場。
サウナ室のストーブに燃えるサウナ魂をイターシャが熱がりながらイグニッションして納車された苦魔獣。胸の砂時計にサウナストーンでできたを身につけておりゴツい見た目をしている。
モチーフらしく暑苦しく威勢のいい性格をしており、周囲を摂氏80度の高熱空間にし灼熱地獄を生み出してギャーソリンを集めた。

  • ダーツグルマー

さあ次はアナタの番ですよ~? さあ、美しくレッツダーツ!

全高/195cm(ギャーソリン大暴走体/46.2m)
重量/259kg (ギャーソリン大暴走体/614.3t)
エンジン/お洒落なダーツ盤
スピード/判定最速
カスタム/ダーツハット、ダーツボンバー、無限ダーツ
ナンバー/1440(ワンショット)*4
ファーストラウンド(コース/工場地帯)
セカンドラウンド(コース/ハイウェイ空間)
ファイナルラウンド(コース/夜のビル街)
CV:山口登
スーツアクター:今井靖彦

バクアゲ5に登場。
バーのダーツ盤に燃えるブルズアイ魂をイグニッションして納車された苦魔獣。
ダーツが突き刺さったソンブレロに黒を基調としたコートなどマフィアの雰囲気を漂わせている。
慇懃無礼な性格で「美しくレッツダーツ」と強引に矢を押し付けて、 人々に無理矢理ダーツを行わせ、一投を外した者にはハンマー叩きや足つぼマッサージなどの理不尽な罰ゲームを与え、真ん中の大当たりを当てた者にはビリビリの電気椅子に座らせてギャーソリンを発生させる鬼畜。しかもギャーソリン集めが目的なので死傷はさせないがとにかくプレイと罰ゲームは強要するルールになっており、考えようによってはむしろ悪辣なゲーム内容になっている。

元がダーツなだけあって遠距離能力が得意で、ダーツミサイル型光弾「ダーツボンバー」、無尽蔵に爆発ダーツ矢を精製しての連続投擲による弾幕『無限ダーツ』を発射するほか、ブンブンジャーメンバーにも先述のゲームを行わせることでものを投げる・ぶつける攻撃も行った。どうやらブンブンジャーの世界観では地球外でも「金だらいが落下」はコントの締めのお約束らしい


  • トイレグルマー

「汚い建前」洗い流し、「綺麗な本音」流し出せー!!

全高/190cm(ギャーソリン大暴走体/45.0m)
重量/247kg (ギャーソリン大暴走体/585.8t)
エンジン/洋式のトイレ
スピード/洗浄最速
カスタム/水洗ジャー、シュラバラバー、奥の手ペーパー
ナンバー/9090(キレイキレイ)
CV:君嶋哲

公衆便所の多目的トイレ*5に燃えるキレイ好き魂をイグニッションして納車された苦魔獣。
トイレその物がロボットになった様な姿をしており、頭部の便座は開閉できて紫色に汚れた口を覗かせる。
常に考える人のポーズをし、人々の建前を洗い流して本音をさらけ出して白黒ハッキリさせる性格。頭部の蓋を開けてそこから大きな渦を放つ技『水洗ジャー』で浴びた人間を本音しか喋れないようにして修羅場*6を生み出してギャーソリンを集めた。
洗脳の類ではなく本音をさらけ出させる能力であるため、本音と建前が一致している人物には実質効果がない。

スッポン型棍棒のシュラバラバーが武器であり、奥の手として腕周りのトイレットペーパーを伸ばして敵を捕縛、電撃を流して攻撃する技『奥の手ペーパー』を隠し持つ。


  • ブロックベイグルマー

推しに会うのはぁ、ブロック~!!

全高/188cm(ギャーソリン大暴走体/44.5m)
重量/263kg (ギャーソリン大暴走体/623.8t)
エンジン/硬いブロック塀
スピード/足止め最速
カスタム/ブロックウォール、ブロックアタック、巨大ブロック
ナンバー/2629(ブロック)
CV/SA:寺本翔悟

ブロック塀に燃えるブロック魂をイグニッションして納車された苦魔獣。
様々なブロックがビス止めされたような外見をした無骨なデザインをしている。
ブロック塀を「◯◯、ブロック!」という掛け声とともに展開する「ブロックウォール」という技を用いることで人々の目的を片っ端からブロックし、その混乱によってギャーソリンを集めることを目論んだ。


2nd Lap(バクアゲ10~25)

  • コイノボリグルマー

すんまへーん!せやけど、鯉のぼりなもんでぇ、頭ン中空っぽでしてぇ…

全高/196cm(ギャーソリン大暴走体/46.4m)
重量/260kg (ギャーソリン大暴走体/616.7t)
エンジン/小さな鯉のぼり
スピード/ケース強奪周回遅れ
カスタム/コイノボロッド、ノボリダマ、コイダンス、コイ爆弾
ナンバー/0505(こどもの日)
CV・スーツアクター:村岡弘之

柏餅屋の小さな鯉のぼりに燃えるこどもの日魂をイグニッションして納車された苦魔獣。
頭部がたなびく3匹の鯉のぼり(と、頭頂部に吹き流し)のデザインとなっており、鯉のぼりと吹き流しでできた陣羽織のようなものを装備している。
口から発射される「ノボリダマ」が命中したものを屋根より高く浮き上がらせることができる。鯉のぼりの竿をモチーフにした「コイノボロッド」で武装しており、恋ダンス「コイダンス」で敵の攻撃を華麗に交わしつつ、鯉型爆弾「コイ爆弾」を発射して敵を倒す。

他の苦魔獣とは異なり、玄蕃が運んでいたエネルギー体を回収するという目的で生み出された苦魔獣である。
自分で「頭ン中空っぽ」と評する通りかなり融通がきかないのが欠点。


  • アンテナグルマー

アンテナー!バリバリだぜ~ぃ!!

全高/194cm(ギャーソリン大暴走体/45.1m)
重量/258kg (ギャーソリン大暴走体/612.0t)
エンジン/パラボラアンテナ
スピード/電波通信最速
カスタム/バリバリアンテナ、毒々電波、感電波、秘技パラボラ返し
ナンバー/1048(電磁波)
CV:越後屋コースケ

パラボラアンテナに燃える電磁波魂をイグニッションして納車された苦魔獣。
胸部のパラボラアンテナと、それを配線で繋いだ受信装置のようなデザインが特徴的。
頭頂部から人間の頭に向けて『バリバリアンテナ』を飛ばし、それが取り付けられた人間に『毒々電波』を送信して
自身の動きとシンクロさせる形で操ることができる。この能力を利用して人々を無理矢理凶行に走らせることでギャーソリンを収集した。

この他にも全身から強烈な電撃を放つ『感電波』や、敵の射撃に対しカウンターを放つ『秘技パラボラ返し』という技を持つ。

実は密かにキャノンボーグによって改造されており、一度倒された後に右腕がアンテナ型の武器に強化されて再起動。
バリバリアンテナも自身の思いのままに操れる効果へと強化された。

  • ゲタグルマー

スニーカー?ブーツ?しゃらくせえ!己を鍛えるには下駄を履けーっ!

全高/187cm(ギャーソリン大暴走体/44.3m)
重量/261kg (ギャーソリン大暴走体/619.0t)
エンジン/古びたゲタ
スピード/ファッションセンス周回遅れ
カスタム/ダイナシナイダー、100tゲタ、ドローンゲタ、ヴァーチャルゲタビーム
ナンバー/2008(炎神戦隊ゴーオンジャーの放送年)
ファーストラウンド(コース/市街地)
セカンドラウンド(コース/ハイウェイ空間)
ファイナルラウンド(コース/ビル街)
CV:乃村健次
スーツアクター:今井靖彦

古びた下駄に燃えるバンカラ魂をイグニッションして納車された苦魔獣。
鉄下駄を上下に噛み合わせた巨大な頭部を持ち、一昔前の学ランを着込んだ風貌をしている。
コラボ先の味方を意識したのか、口癖は「ゲタ〜」等。
時代錯誤の根性論を掲げ、スニーカーやブーツといった今時の履物に対し一方的な嫌悪感と対抗意識を向けている。
作中ではそれらを履いた若者の足に強制的に下駄を履かせ、ファッションを台無しにする不条理感と上手く歩けない不自由感でギャーソリンを集めていた。

自身のモチーフになった鉄下駄が重すぎて俊敏さは皆無だが、代わりに口から吐き出す片足50トンの超重量鉄下駄『100tゲタ』を敵に履かせて機動力を奪く事が可能。
そうして動けなくなった敵をワイヤー付きの竹刀『ダイナシナイダー』で滅多打ちにする戦法を得意とする。
さらにキャノンボーグの魔改造によるものか、自身の思念波で軌道をコントロールできる『ドローンゲタ』、鉄下駄型のエネルギー波で敵に重力負荷を掛ける『ヴァーチャルゲタビーム』といった遠距離攻撃手段も備える。

総じて、ブンブンスーツによるスピードアップを持ち味とするブンブンジャーに対して露骨なメタを張る、極めて相性の悪い相手。
一方「策で知恵比べしなくとも真っ向勝負でいける」と判断すれば実際にゴリ押しで突破してしまうようなタイプには極めて相性が悪い。実際この回のスペシャルゲストに「そもそも100tの下駄を履いて戦闘できる相手を想定していない」*7のを突かれてしまい敗北。

  • レイゾウコグルマー

皆カッチカチでカワイイわよ~♡

全高/190cm
重量/265kg
エンジン/引越中の冷蔵庫
スピード/氷結最速
カスタム/フリーザーブリザード
ナンバー/2310(ブリザード)
ファーストラウンド(コース/水族館前)
CV:高戸靖広

引越し中の冷蔵庫に燃える冷凍魂をイグニッションして納車された苦魔獣。「燃える」「冷凍」魂って矛盾してるだろ、というツッコミはなしで
観音開きの冷蔵庫の上半身から、鋭角な氷塊で出来たイエティにも似た意匠の頭が飛び出している。
強面に反した粘着質なオカマ口調で喋り、自分が可愛いと思った対象に絶対零度の冷気『フリーザーブリザード』を吹き付けて凍らせる。
この能力で人々を凍えさせ、ギャーソリンを発生させて収集する。

戦闘でもフリーザーブリザードを活用し、敵の足元を凍らせてバランスを崩させる他、地面からツララを突き出す・氷の壁で敵の攻撃を防ぐ・爆発する氷『氷ボンバー』を投擲するなど多彩な技を使いこなす。
直接戦闘はもちろん味方の支援でも有用な苦魔獣であり、もし等身大戦で倒されたとしても大暴走体となってブンブンキラーロボと共にブンブンジャー打倒も十分期待出来る筈だった。
……ヤルカ―がブンブンキラーロボに乗り込んだ結果それは叶わず、結局ブルーとピンクにそのまま撃破されてしまったが。

  • カセキグルマー

カセキ~!

全高/186cm(ギャーソリン大暴走体/44.1m)
重量/241kg (ギャーソリン大暴走体/571.6t)
エンジン/シーミアサウルスの化石
スピード/逃げ足最速
カスタム/「キー太郎」という名前
ナンバー/1049(ジュラシック)
CV:浅利遼太
スーツアクター:村岡弘之

シーミアサウルス(本作に登場する架空の恐竜)の化石に燃える恐竜魂をイグニッションして納車された苦魔獣。
トリケラトプスに似た恐竜、シーミアサウルスの骨格を素体にそれぞれ接続した姿をしており、見た目は恐竜の怪人というシンプルなもの。
シーミアサウルスが持っていた性質通り驚異的な跳躍力を持っているが、その一方で元来持っている臆病で警戒心が強く、なおかつ争いを好まない温和な性格も反映されており、
争いを好まない臆病な苦魔獣と化してしまった。

ヤルカーの恐竜に対する興味から素材にすることが決定したためか、ヤルカーからは「カーの恐竜!」と言われ気に入られていた。

腹ぺこになって身動きが取れなくなったところを錠に助けられたことから彼と生活をして友好を深めて行き、『キー太郎』という名前も与えられたのだが…


  • ソードグルマー

おお……研ぎ澄まされる!秘剣・車殺法!

全高/195cm
重量/272kg
エンジン/惑星リフレクターの伝説の剣
スピード/剣さばき最速
カスタム/トギスマソード、秘剣・車殺法(ドリフト返し、大秘剣・スピンターンなど)
ナンバー/4010(妖刀)
ファーストラウンド(コース/市街地)
CV:酒井敬幸
スーツアクター:北村海

「始末屋」焔先斗から届けられた惑星リフレクターの伝説のに燃える刀剣魂をイグニッションし、納車された苦魔獣。
各部に装飾がなされた青い長剣をベースとした姿で、素体が異星の物体であるためか、これまでの苦魔獣に比べ何処かエイリアンめいた風貌。
剣だけに厳格かつ忠実で、上司の命令を身を呈してでも実行しようとする性格。

両腕の剣『トギスマソード』から繰り出す斬撃を得意とし、無差別破壊でギャーソリンを収集する他、蓄えたギャーソリンで自身を「鍛える」事でさらに攻撃力を増強する事が可能。
加えて元になった伝説の剣自体が特殊素材で出来ており、その耐久力も極めて高い。ただし硬い分一か所に集中攻撃されるのは苦手。

実は伝説の剣にギャーソリンを蓄える「メンテナンス」目的でキャノンボーグに生み出され、あわよくばそれでブンブンジャーも倒せれば良しという程度の存在だった模様。

  • ジムグルマー

むむっ!?食らえ、俺様のトレーニングメニュー!パワーッ!

全高/189cm(ギャーソリン大暴走体/44.8m)
重量/264kg (ギャーソリン大暴走体/626.2t)
エンジン/ジムのランニングマシン
スピード/ダンベル上げ最速
カスタム/ストロングハンマー、パワーダンベル、無限ランニングマシン
ナンバー/6969(ムキムキ)
ファーストラウンド(コース/市街地)
ファイナルラウンド(コース/ビル街)
CV:狩野翔

ジムのランニングマシンに燃える筋トレ魂をイグニッションし、納車された苦魔獣。
様々なジムに関連する道具が組み合わさったような外見をしている。
ヘビー級の『パワーダンベル』で持ち上げて過酷な筋トレをさせることでギャーソリンを発生させた。
ヤルカーのハイウェイ光線でギャーソリン大暴走体になった後は『無限ランニングマシン』でビュンビュンマッハーロボを進めなくして追い詰めた。

  • ソードグルマー・リベンジ

ソード!復活!!

全高/195cm
重量/272kg
エンジン/惑星リフレクターの伝説の剣
スピード/リベンジ最速
カスタム/トギスマソード、秘剣・車殺法(大秘剣・スピンターンなど)
ナンバー/4010(妖刀)
ファーストラウンド(コース/市街地)
ファイナルラウンド(コース/ビル街)
CV:酒井敬幸
スーツアクター:北村海

キャノンボーグに調整・改修された、惑星リフレクターの伝説の剣の燃える刀剣魂をイグニッションし、再び納車された苦魔獣。
外見と性格と声は全く同じだが、以前より強化されていて、新たな技、フェイントを交えて矢印型の斬撃を複数放つ『秘技・ヘアピンカーブ』を体得している。
先斗の友人の長田カケルとその妻子を先斗前で人質にして、ギャーソリンを発生させた。
敗北後、残ったギャーソリンはヤルカーのハイウェイ光線でブンブンキラークラシックに変化し、ブンブンキラーロボの装備になった。

  • ATMグルマー

A(頭から)、T(飛ぶなんて)、M(認めない)

全高/187cm(ギャーソリン大暴走体/44.3m)
重量/269kg (ギャーソリン大暴走体/638.0t)
エンジン/街のATM
スピード/現金引き出し最速
カスタム/グルマネー札、グルマネーコイン爆弾
ナンバー/5243(個人資産)
ファーストラウンド(コース/市街地)
ファイナルラウンド(コース/ビル街)
CV:宮田幸季
スーツアクター:酒井和真

街のATMに燃えるマネー魂をイグニッションし、納車された苦魔獣。データスではないしデータスを元に作られたマトロイドでもない
水色のATMから炎に包まれた黄色い目に腹部には、デベソがあるというコミカルな外見をしている。
ハシリヤンのマークが付いた紙幣・『グルマネー札』を発射して、張り付いた者の保有資産を具現化した札束に物理的に潰されることでギャーソリンを発生させた。
当然対象が裕福であればあるほど効果を発揮するため、資産家の大也が食らえばそれだけで即死する危険があった。
逆に最近金欠の錠や、地球の金を持っていない先斗にはあまり効果ない。
他に硬貨型の爆弾・『グルマネーコイン爆弾』を投げて爆発させる攻撃もある。
やたらと「ATM」に合わせたDAI語を用いる傾向にあるが、公開が近付いていた夏映画はきっと無関係。


3rd Lap(バクアゲ26~35)

  • トイレグルマ―・リミテッド

見よ!リミテッドの新機能!

全高/190cm(ギャーソリン大暴走体/45.0m)
重量/250kg(ギャーソリン大暴走体/585.8t)
エンジン/洋式のトイレ
スピード/引き抜き最速
カスタム/スッポン機能、普通の水
ナンバー/3232(ザブザブ)
ファーストラウンド(コース/市街地)
ファイナルラウンド(コース/ビル街)
CV:手塚ヒロミチ
スーツアクター:菅野聖

洋式便器に燃える水洗魂をイグニッションし、再び納車された苦魔獣。
外見はかつて出現したトイレグルマ―と全く同一だが、これはマッドレックスの弔い合戦も兼ねた「願掛け」のためにあえて同じ形の便器を素体にしたため。
ナンバーが異なる事からも分かるように、苦魔獣としては別個体である。

武器はトイレグルマ―と同じシュバラバーだが、こちらは人間の「芯」を引き抜く『スッポン機能』が追加されており、芯を抜いた人間をふにゃふにゃの無気力状態にする事が出来る。これによってやる気を失った人間からギャーソリンを収集する。
しかし目立った新機能はそれだけであり、頭から放出する水はトイレグルマ―のように人間の建前を洗い流す……事はない普通の水
まあ見た目からして浴びたくないものではあるし、一応大技を繰り出さなければ相殺出来ない程度には水圧も強いようだが。
というか、「リミテッド」という名前時点で先代の劣化版にしかならなかったのは内緒。

  • カーペットグルマー

ぐるぐるぐる~!長い物にはもっと巻かれろ~!

全高/188cm(ギャーソリン大暴走体/44.5m)
重量/255kg (ギャーソリン大暴走体/604.8t)
エンジン/ハシリヤン通販の秘密の絨毯
スピード/ぐるぐる巻き最速
カスタム/マキマキランス、レッドカーペット
ナンバー/0181(霊媒)
ファーストラウンド(コース/イベント会場)
ファイナルラウンド(コース/ビル街)
CV:荻野晴朗

ハシリヤン通販から届けられた秘密の絨毯に燃える敷きもの魂をイグニッションして納車された苦魔獣。
素体の上から紺色の絨毯をターバンやマント状に巻きつけた外見で、アラビアン風の魔法使いのようにも見えるシルエットをしている。
武器は筒状の絨毯型棍棒『マキマキランス』。

掌から伸ばした絨毯で人間を簀巻きにし、身動きを取れなくしたままグルグル転がす事でギャーソリンを捻出する。
この絨毯は戦闘でも敵を拘束するのにも用いられるが、いかんせん元が絨毯だけに迎撃が容易で、また耐久力にも難があるのが欠点。
結局劇中ではさほどブンブンジャーを苦戦させる事もなく、「巻き」でさっさと倒された。

しかし、わざわざ宇宙から絨毯を取り寄せ、さらにギャーソリンを染み込ませたディスレースの狙いは別の所にあるようで……?

  • ネオングルマー

地球人ども!俺の店で一生ギャーソリンを払い続けろ!

全高/194cm(ギャーソリン大暴走体/45.1m)
重量/266kg (ギャーソリン大暴走体/630.9t)
エンジン/ネオン看板
スピード/サプライズ最速
カスタム/クラブ・カニバサミ、ネオンチューブ、ネオンアタック
ナンバー/4153(呼び込み)
ファーストラウンド(コース/レストラン~バトル空間)
ファイナルラウンド(コース/夜のビル街)
CV:三宅健太

ネオン看板に燃えるイルミネーション魂をイグニッションして納車された再建パワー苦魔獣第1号。
かに道楽の看板(デカいズワイ蟹が動くアレ)の頭部を中心に、ミナミのネオン街のそれを模した様々なネオンがゴチャゴチャとくっついた風貌が特徴。右肩のグリコの看板は地味にネジレッタになっている。
元が広告看板らしく出しゃばりで声も態度もデカく、口を開けば自己中な発言が次々と飛び出す。

サンシーターが開店した偽の爆安レストラン「パシリヤン」に呼び込んだ客を閉じ込めて恫喝、威圧と恐怖でギャーソリンを収集すると同時に、被害者が帰って来ない事に不安と嘆きの悲鳴を漏らす家族からもギャーソリンを得ようという「二重取り」を企てていた。
さらに上記の通りディスレースに「テコ入れ」された再建パワー苦魔獣の特徴として、確保したギャーソリンを体内に蓄えず直接ハイウェイ空間に流し込む事で、ブンブンジャーの妨害でせっかく集めたギャーソリンがパーになるリスクも抑えている。
このタイパ重視っぷりには、普段上司の采配に毒ばかり吐いているヤルカ―も素直に感嘆していた。

戦闘では全身のネオンの光を実体化・召喚する『ネオンアタック』と、それを最大限に活かすために作り出す『大谷資料館暗闇のバトル空間』をを主とする。
加えて触手状に伸ばす『ネオンチューブ』で捕縛した敵に電撃を浴びせたり、顔のハサミで敵を斬りつける『クラブ・カニバサミ』による近接攻撃も可能など、多彩かつ強力な技を使いこなしてブンブンジャーを圧倒した難敵。

  • トケイグルマー・セカンズ

トッ、ケーイ!早送りタイパ・1000倍速!!

全高/187cm(ギャーソリン大暴走体/44.3m)
重量/249kg(ギャーソリン大暴走体/590.6t)
エンジン/懐かしい古時計
スピード/クッキング最速
カスタム/長針セイバー、短針ブレード、早送りタイパ(100倍速、500倍速、1000倍速)、スロータイパ一万分の一倍速、9時15分斬り
ナンバー/0915(9時15分)
ファーストラウンド(コース/ハシリ屋カレー)
セカンドラウンド(コース/夕焼けのビル街)
CV:柳原哲也(アメリカザリガニ)

壁掛けサイズの古時計に込められた燃えるタイパ魂をイグニッションし、再び納車された苦魔獣。
恨み全開なトケイグルマーと異なりかなりハイテンションな性格。
頭部の時計針を動かすことで、時間加速『早送りタイパ』や時間遅延『スロータイパ』が発動。
この能力を利用して、ディスレースはタイパとは何たるかをサンシーターに教えるため『ウマさノーブレーキ!ハシリ屋カレー』を経営。
ディスレースの呪いを受けたカレーが上乗せされて、来店した客は『食べた感覚がなかった』と錯覚、ハシリ屋カレーがないと生きていけない依存症に陥ってしまう。来店した客の中にはカレーを「食べていた」という事実を受け入れられず錯乱状態になった先斗とビュンディーだけでなく、調査に向かったシャーシロと錠も含まれていた。未来と山崎さん江戸川レイカのゴンカレーを食べなければ、四人はこの呪いから脱出できなかったであろう。
巨大戦では先代を打ち破った『9時15分斬り』を習得し披露するが、ブンブンジャーロボ119のVの字斬り風の『11時9分斬り』に返り討ちにされてしまった。


  • センログルマー

整列乗車に、ご協力願いま~す! ピーッ!

全高/191cm(ギャーソリン大暴走体/45.3m)
重量/264kg(ギャーソリン大暴走体/621.4t)
エンジン/操車場の線路
スピード/環状線一定速度
カスタム/整列乗車フラッシュ、ガタゴトパンチ
ナンバー/2014(烈車戦隊トッキュウジャーの放送年)
ファーストラウンド(コース/操車場~市街地)
ファイナルラウンド(コース/ビル街)
CV:阪口大助

線路に込められた燃える車掌魂をイグニッションし、地球に納車された再建パワー苦魔獣。
……実は、イターシャが路面電車にイグニッションしようとしたら、うっかり手前の段差につまづいたショックでイグニッションキーが線路に刺さって誕生したものだったりする。

頭には茶色の駅帽子、首からはホイッスルを下げている車掌風の姿。
両目から放つ『整列乗車フラッシュ』は、その光を浴びただけで強制的にセンログルマーを先頭にした電車ごっこを強いられてしまう。
現場にいた錠、駆け付けたシャーシロと未来、さらに玄蕃と虹野明とビュンディー、果ては生みの親であるサンシーターまでもがその巻き添えになる。
しかし、大也と先斗のイマジネーションによる疑似環状線によりグルグル駆け巡り、ライトの参戦によるレンケツバズーカ・バクアゲレインボードライブによって電車ごっこは阻止された。

センログルマーを担当した阪口氏は、『トッキュウジャー』では管理人ナイトの声を担当していた。


Final Lap(バクアゲ36~)

  • ソウジキグルマー・二台目

まだ使えるのにもったいなーい!

全高/191cm(ギャーソリン大暴走体/45.3m)
重量/254kg (ギャーソリン大暴走体/602.4t)
エンジン/スティック型掃除機
スピード/冷風最速
カスタム/粗大ごみ処理券、カミツクリーナー、超ハシリヤン大次元シュート、ダブルチョップ、大回転ツイスター
ナンバー/5353(ゴミゴミ)
ファーストラウンド(コース/市街地)
ファイナルラウンド(コース/ビル街)
CV:かぬか光明

バクアゲ36に登場。
サンシーターのアジトの粗大ごみの中にあったキャニスター型掃除機に込められた燃える吸引魂をイグニッションし、地球に再納車されたパワーアップ苦魔獣。初代と異なり饒舌。
元がゴミであるためか、装甲は劣化してボロボロ、額に粗大ごみ処理券が貼られるなどスクラップのような有様になっている。

が、姿は壊れているものの能力は別の意味で壊れており、右腕の「カミツクリーナー」が人を一瞬にして凍結させる冷風を吹き出す凶悪武器に変貌。
ゴミを吸い込むはずの掃除機が壊れて風を吹き出すようになったというイメージか。
単独でも十分強力な個体だが、姉貴分にして相棒のレイゾウコグルマー・二台目との連携によってその真価を発揮する。

  • レイゾウコグルマー・二台目

よくも捨てたわね〜!熱風~!!

全高/190cm(ギャーソリン大暴走体/45.1m)
重量/265kg(ギャーソリン大暴走体/628.5t)
エンジン/粗大ごみの冷蔵庫
スピード/熱風最速
カスタム/粗大ごみ処理券、超ハシリヤン大次元シュート、ダブルチョップ、大回転ツイスター
ナンバー/5353(ゴミゴミ)
ファーストラウンド(コース/市街地)
ファイナルラウンド(コース/ビル街)
CV:高戸靖広

バクアゲ36に登場。
サンシーターのアジトの粗大ごみの中にあった壊れた冷蔵庫に込められた、燃える冷凍魂をイグニッションして地球に再納車されたパワーアップ苦魔獣。
弟分同様の理由で外装はボロボロ、額に粗大ごみ処理券が貼りつけられている。
こちらも能力が壊れており、浴びせた対象に対して延々と高熱を与え続ける熱風を吹き出す技を獲得している。
ソウジキグルマー・二台目と協力することで、ジャンプから同時にチョップを繰り出す「ダブルチョップ」、あちらを装備として身にまとった大暴走体「レイゾウコソウジキグルマー」の状態で高速回転して繰り出す「大回転ツイスター」を操る。
余談だが、ソウジキグルマーとレイゾウコグルマーは『劇場BOON!プロミス・ザ・サーキット』にて一度復活しているため、厳密には彼らは三代目である。

  • カメラグルマー

「イイねイイね~!その顔いただき! …ハイ仕上がり!更に~、焼き増し!」

全高/188cm(ギャーソリン大暴走体/44.5m)
重量/58kg(ギャーソリン大暴走体/611.9t)
エンジン/一眼レフカメラ
スピード/シャッター最速
カスタム/焼き増しフェイク、フォーカスフラッシュ
ナンバー/2010(フォト)
ファーストラウンド(コース/倉庫~市街地)
ファイナルラウンド(コース/ビル街)
CV:細川晃弘

バクアゲ37に登場。
一眼レフカメラに込められた燃えるカメラマン魂をイグニッションし、地球に納車された苦魔獣。ただし生み出したのはサンシーターどころかハシリヤンですらなく、I.S.A.が送り込んだスパイ・ステア。
共通素体の上から一眼レフを模した頭をつけただけというシンプルな外見。

能力は外見の通り写真を撮影・現像するものであり、この写真に無茶苦茶な加工を施して途轍もなくダサい、下らない仕上がりにして被写体に見せることで、驚かせたりがっかりさせたりしてギャーソリンを収集する。
……一見して分かる通り非常にやり方がショボい。その観点では護衛として連れて来ていたネジレッタの方が貢献していたが、この個体の本当の役目は、撮影した写真を複製することで被写体のコピーを作り出す「焼き増しフェイク」にある。
これによって作られたコピーは外見や能力は元より、記憶に物腰、ちょっとした挙措すらも完全にトレースしているが、カメラグルマーによって与えられた方向性が影響するため微妙に本物との違いが生じる。
誕生後、射士郎のコピーを作り出してあっさり役目を終え、街に出て人々の写真を撮ってはギャーソリンを集めていたが、集結したブンブンジャーにあっさり倒された。

ステア=I.S.A.の狙いは射士郎のコピーをブンブンジャーのベースに送り込み、変身プログラムを改竄・破壊することでハシリヤンへの対抗勢力を潰す事だったが、大也が一見で見抜きコピーを撃破したことで失敗に終わっている。

マスコミや会社などが怪人と関わっている前例は数々あるが、コイツに関しては政府がスーパー戦隊を潰すために生み出した個体という色んな意味で前代未聞の怪人である。

  • ゴミバコグルマー

サンタ~ サンタ~?あっ!サンタ~!

全高/188cm(ギャーソリン大暴走体/44.5m)
重量/260kg(ギャーソリン大暴走体/616.7t)
エンジン/ビンとカンのゴミ箱
スピード/サンタクロース探し最速
カスタム/インタレストング、ゴミサイル、カラスのカーちゃん
ナンバー/1225(クリスマス
ファーストラウンド(コース/クリスマスの市街地)
ファイナルラウンド(コース/クリスマスのビル街)
CV:山下タイキ

バクアゲ42に登場。
ビンとカンのゴミ箱に込められた燃えるクリスマス魂をイグニッションし、地球に納車された苦魔獣。
サンタクロースを捕獲して献上するために納車されたが、暴走してサンタの格好をしている人やサンタが描かれたものなど、サンタと認識したものをネットで捕獲し、頭部にあるシールで吸い込んで、体内でぐちゃぐちゃにされてから吐き出されている。
右肩にはカラスのカーちゃんがおり、飛ばして総攻撃を仕掛けることができる。

劇中ではサンタと認識した様々なものを吸い込んでぐちゃぐちゃにしており、ギャーソリンが集まっていったが、イターシャが大也からプレゼントとして貰っていたサンタの絵本までもぐちゃぐちゃにしてしまたことで、イターシャの堪忍袋の緒が切れて怒りを買ってしまい、チャンピオンブンレッドのチャンピオンジャケットをイターシャが肩のセーラやラビニアと一緒にタッチして発動させた「もふもふいっぱいニャンコクロー」で撃破された。
巨大戦ではごみを乱射させる戦法で怯えさせたが、ブンブンレオンをトナカイ代わりにしてチャンピオンキャリアーをソリにしたブンブンジャーロボ…もとい、ブンブンジャー・クリスマス合体スペシャルが発動した「バクアゲメリークリスマスエディション・メリークリスマスアタック」に轢かれて倒された。


劇場BOON!

  • ユーズド苦魔獣軍団
映画冒頭、二コーラ姫捕獲及びデイモンサンダーのサポートを目的に、サンシーターによって復活・再納車された10体の苦魔獣。
構成はウエディングドレスグルマー、ソウジキグルマー、トケイグルマー、サウナグルマー、ダーツグルマー、トイレグルマー、コイノボリグルマー、アンテナグルマー、ゲタグルマー、レイゾウコグルマー。
「中古車」呼ばわりされてデコトラーデを全員揃って睨みつける一幕も。
実際は10体とも一度倒されている事を踏まえると、「中古車」どころか「廃車」として査定不可が妥当なような。

能力こそオリジナルと同等だが、とっくに手の内は割れていたため大してブンブンジャーを苦戦させる事も無く一掃された。

  • サーキットグルマー

お前らの車は俺のサーキットの支配下にあるのだー!フォーン!!

全高/191cm
重量/267kg
エンジン/広大なサーキット
スピード/追跡最速
カスタム/チェッカークラッシュ、ブンブンカー、コースチェンジ
ナンバー/0726(映画の公開日)
ファーストラウンド(コース/森~岩山)
CV:関智一
スーツアクター:酒井和真

デイモンサンダーが大也の購入したサーキット場に込められた燃えるレース魂をサンダーイグニッションし、地球に納車された苦魔獣。
劇場版の敵だけあって本編の苦魔獣よりもかなり派手な外見で、全身にレーシングコースを長袖コートのように纏っている。顔はスタートシグナル。
元がレーシング場だからか車の走行音のオノマトペを多用して喋り、台詞の途中が風切り音になったりセルフエコーになったりする。
一見ハイテンションでバカっぽいが、デイモンサンダーの命令無しでも戦局に対して自己で判断できる辺り知能自体は高め。多分サンシーターより賢い。

広大なサーキット場が停車していたブンブンカーごと苦魔獣化しただけあって底なしとも思えるエネルギー量を誇り、純粋な戦闘能力は極めて高い。
視認出来ない程の猛スピードで動き回りながらチェッカーフラッグを模した長槍「チェッカークラッシュ」を振り回し、またボディに取り込んだブンブンカーを召喚して操る事が可能。これによって攻撃を代行させるほか、元がブンブンジャーの戦力という事もあり反撃を躊躇わせる副次的効果を有する。
その他、敵の攻撃の軌道をコースに乗せて跳ね返す『コースチェンジ』という技も持つ。


アニヲタグルマー
全高/不明
重量/不明
エンジン/アニヲタwiki(仮)
スピード/追記・修正最速
カスタム/荒らし報告、新規項目作成
ナンバー/2012(アニヲタwiki(仮)発足年)
ファーストラウンド(コース/新規項目申請ページ)
ファイナルラウンド(コース/荒らし報告ページ)


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最終更新:2025年01月31日 14:51

*1 ファーストラウンド:納車から撃破まで、セカンドラウンド:ハイウェイ空間でのヤルカーとブンブンカーのカーチェイス、ファイナルラウンド:ギャーソリン大暴走体から撃破まで

*2 未来の祖母の形見

*3 どちらもハンドルを時計に見立てた時の握り方を示している。近年は10時10分の位置よりも9時15分の位置に手を置いて握ることが主流であることに由来する展開。

*4 ダーツのカウントアップにおける理論上の最高得点(20点のトリプル×3投×8ラウンド=1440点)と「ワンショット」の語呂合わせ(1=ワン、4=シ、4=ョッ、0=ト)に由来していると思われる

*5 マッドレックスは当初男性用トイレを素材にしようとしたが全て使用中で、已む無く女性用にまで立ち入ろうとしたがサンシーターに止められて消去法で多目的用にて生み出した。

*6 と言っても、「自分の店の食べ物が一番美味い」だの、「自分の筋肉の方が凄い」だのと張り合う等、この手の話で有りがちな「互いを貶し、罵倒し合う」と言うパターンでは無いが。

*7 大也のマイカー、光岡・ロックスターが1.1tなのを考えればあまりに酷な敵想定ではあるが。