ドリル

登録日:2010/01/13 Wed 15:55:47
更新日:2024/12/03 Tue 14:02:24
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ドリルを買いに来た人が欲しいのは
ドリルではなく『穴』である
――レビット著「マーケティング発想法」(1968年)


うるせぇ!!

俺が欲しいのはロマン溢れるドリルなんだよ!!
――俺(2024年)



●概要

スペルは“drill”
物に穴をあける為の切削加工の工具(切削工具)で、錐の一種である。
金属製の円柱や円筒の先端に切刃を設け、主にこれを回転させて穴開けを行う。
この回転させる工具をドリル、ドリル刃の方をドリルビット(drill bit)と呼ぶ事もある。

歴史は古く、紀元前5000年にはフィドルドリルという物が登場していた。
その後、1917年にアメリカで初の電動ドリルが発明される。

半月ドリル・ガンドリル・ツイストドリル・超硬ドリル・コアドリル・ホールソー・ステップドリル等その種類は多種多彩。
でも使う用途はただ一つ。穴を開けることのみ。

なお、穴を空けるために反復的に同じ動作を行うことから、転じて「反復」ないしは「反復練習」といった意味を持つようにもなった。
小学校でお馴染みの「漢字ドリル」や「計算ドリル」の“ドリル”も、本項のドリルと起源は同じである。
ただ、基本的にはこちらは扱わないものとする。

■フィクションにおけるドリル

上記のドリルのうち架空作品では円錐型のステップドリルが一般的。あの鋭さと頑強さを兼ね備えたフォルムがロマンをかき立てるのだ。

そして、フィクションでは主に敵を貫くための武器として扱われる。
更に地面を潜るための重要なツールでもあり、の武器の一つとされる。このドリルにどれほどの方々が魅せられたか分からない。
しかし、これだけは分かる。

我々は、このドリルに浪漫を見た!!

因みに某総統閣下の率いる第三帝国の技術者の中にもドリルにロマンを見い出した漢がいたらしく、列車にドリルをつけた兵器を考案したらしいが、
非常に残念なことに没にされたそうな。

だが現実的にはパイルバンカー(杭打機)と並ぶ、「ロマンはあるが実用化は困難な武器」の一つと言われる。
その主な理由は、反動、反作用、そして摩耗。
高速回転するドリルを装着すると機体に多大な反動が生じるため、姿勢制御が困難になってしまう。
次に、反作用によってドリルが対象に刺さった瞬間、機体の方が逆向きに高速回転を始める危険性がある。
ドリルの出力でコクピットがぶん回されようものならパイロットはまず無事では済まないだろう。

実際に貫こうとする際にも注意が必要である。ドリルを武器として使用するには色々と問題が多い。
試しに工具用電動ドリルで硬めの木材に穴を空けてみればなんとなく分かると思うが、まず僅かな誤差で滑る。そして貫き切るまでに相手が暴れると折れる
ましてや想定される敵は硬質金属の装甲板。ドリル自体も相応に硬い金属だが、摩耗からは逃れられない。
現実の金属用ドリルは速度を抑えながら潤滑油で発熱や摩擦を逃しているが、戦場ではおそらく超高速で対象に直接ぶっ刺すことになるので殊更刃に悪い。
ドリルの刃で真っ平らな場所に孔を開けるのは意外と大変なのである。

そして地中に潜るツールとしても実現は極めて難しい。地面を掘削する自体はもちろんできるものの、ドリルで砕いて出る土砂等の体積が掘削前よりも増す。つまり地面に穴を開けられても掘った土を取り除くことができないため、そちらの処理機能が無いと地中移動は現実的ではない。

ちなみに男児向きキャラクターでドリルが取り入れやすいのは、トゲトゲした鋭角的な部位を持つとカッコよく見えやすいのに加え、モーターやゼンマイを仕込んで回転させる、メッキを施すなどして玩具的なギミックを盛り込みやすいからだと思われる。

土中に埋まったお宝というのは昔からロマンのある題材であり、掘削する能力があるキャラがいるとお話の幅も広げられる。そして地面の下からの突然の奇襲というのも戦闘のバリエーションを広げてくれるので美味しい。


●ドリルを装備する人物・機体

ロボ怪獣機体

元祖地底戦車。

片腕がドリルになっており、これで敵を貫く。
そして地面を掘り進み地中を移動できる。

ゲッター2系統では稀な空戦形態。
右腕のドリルを高速回転させながら突撃する。
OVA「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」に登場したリメイク的機体のネオゲッター2もOPで似たような使い方をするが、OVA本編ではプラズマソードによる剣戟のイメージが強い。

装備の中に両腕をドリルに換装する「マッハドリル」がある。

この世界においてのドリルは、単なる男のロマンを超えた重要な意味を持つ。

顔にドリルを装備した土木作業用のメカ怪獣。
右手をドリル「スパイラルクロウ」に変形させる。

ドリルで地中に潜る能力を持つ地球製スペイザー。グレンダイザーと合体出来る。

勇者シリーズには各作品とも何らかの形で必ずドリルを武器にするロボットが登場する。大半はドリルタンクから人型へ変形する。

両腕を構成するGeoジャベリンに装備されている。合体して「ソルグラヴィトンスパイラルクラッシャーパンチ」として放つことも可能。な、長い…


前腕と交換して使うアタッチメントとして存在。改修が進んでない初期の頃はトルクに本体がついていけなかったが、後に運用が可能になった。

  • ガイキング(大空魔竜ガイキング)
大空魔竜から射出された「ミラクルドリル」を受け取って突撃する。大空魔竜自体にも装備可能。

こちらもミラクルドリルを装備可能。
ただし、こちらは無印と異なり、大空魔竜ではなく大地魔竜から射出される。
初登場回ではガイキングとミラクルドリル勝負もやってのけました。

艦首にドリルを装備した空飛ぶ戦艦(というか潜水艦)。クロガネの先輩である。

上の使いまわし、もといリメイク。

ゴッドゼノンの腰と太腿部、更に合体超人サンダーグリッドマンの両肩部になる地底戦車型アシストウェポン。

そんなツインドリラーがモデルのドリルタンク型アシストウェポン。
グリッドマンと合体することで武装合体超人バスターグリッドマンになり、ドリルをパラボラ状に展開させて放つツインバスターグリッドビームが必殺技となる。
ちなみに人間態は金髪ツインテールショタである。
ドリルはフルパワーグリッドマン合体時にも使用可能。バスターグリッドビームだけでなく、それを飛ばすツインドリルブレイクという技が使用される。

ジオン軍のジャブロー攻略用試作MS、両腕がドリルになっている。

  • 蒼鉛(ビスマス)

右腕にハードコーンという名義のドリルを搭載。万力状の左腕のスクイーズアームと合わせてSPTのコクピットを直接攻撃するのに使う。

手にはドリルランスを装備。さらに膝にもドリルが内蔵されている。
劇中では膝のドリルで、石動・カミーチェの乗るヘルムヴィーゲ・リンカーを下記のエグゼブの如く貫いた。

いずれもドリル関連のメカに変形する。

型の車両が回転することで巨大なドリルが出現する。

ブラックマスクが乗る地底戦車。グレートファイブの一部になる。

ドラゴンシーザーは尻尾がドリルになり、それを高速回転しスピニングシーザーという攻撃を繰り出す。
剛龍神はその尻尾と胸部のブレストラーが合体した・剛龍槍ドラゴンアントラーが武器。

前部にドリルを装備。

アバレンオーは左腕が、バクレンオーは右腕がドリルになっている。ティラノサウルスはアバレンオー、カルノリュータスはバクレンオーの腕になる。アンキロベイルスはアバレンオーキラーオーの左腕を交換する形で合体。
劇中ではバクレンオーがアバレンオーの右腕ドリルを強奪し、ダブルドリルで猛攻撃を仕掛けた。

前述のジュウレンジャーとアバレンジャーの大いなる力が宿っており、ドラゴンシーザーアバレンオーに負けず劣らずのドリルで戦う。
必殺技は三つのレンジャーキーをセットすることで発動する分身ドリル攻撃・豪獣トリプルドリルドリーム。

ドリケラ/ショベケラは尾の先端がドリルとなっており、キョウリュウジン/ブレイブキョウリュウジン合体時にも使用可能。

パトカイザーストロングは左腕にドリルを装備。

キシリュウオースリーナイツはティラミーゴのドリルを膝に装備する。

先端がドリル状のゼンカイテンランスが武器。彼がスーパーツーカイザーゼンカイジュウオーに超全界合体した際には尾となる。

いずれもドリルメカモチーフかつ部位がドリル持ち。

戦艦モードの先端部はロボットモードでそのまま使用可能。
「ドォ~リルゥ~!!」と高速回転しながら至近距離で「そぉ~れそぉ~れそれそれそれそれぇ~!!」とゴリゴリ打撃を与えるえげつない戦法も可能。

前面部にドリルを搭載した地底戦車みたいな乗り物。Cボタンでクリーチャー相手にドリル攻撃をお見舞いできる他、ジャンプの代わりに高度調節が可能。

  • ドリルロボ(マシンロボ、出撃!!マシンロボ レスキュー)
  • ロッド・ドリル(マシンロボ クロノスの大逆襲)
  • ドリルクラッシャー(マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ)
いずれも地底戦車に変形する。

どちらも角がドリルになっている。マッドサンダーのそれはマグネーザーと呼ばれデスザウラーの重装甲すらぶち抜く。

  • 荒覇吐(鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー)
超兵器が一角アラハバキ。初代では普通の戦艦だったが、続編では超巨大ドリル戦艦に。

顔にドリルを装備。

自分、鼻の部分がドリルですけど何か?

四方からマジックハンドを展開。その一部はドリルに変化する。

科学特捜隊の試作地底戦車。

ウルトラ警備隊の地底戦車。途中で自動化される。

  • ダックビル(ウルトラマンエース)
TACの地底戦車。飛行能力を持つ。

ZATの地底戦車。ドリルを二つ装備。

MACの地底戦車。本編未登場。

ギャビオンの後部コンテナに搭載されているドリル戦車。
二基のドリルの先端からスクーパーレーザーという光線を発射する。

シャリンガータンク内に収容されている地底用戦闘車。
一基のドリルからモグリランロケッターという円状の光線を発射する。

シャイアンの下半分が分離した地底戦車。

ガービンの下半分が分離した地底戦車。

ガイオスの下半分が分離した地底戦車。

スカイジェイカーの換装ユニットの一つで、ドリルで地中に潜れる。

第三部に登場した死ね死ね団の地底戦車。主に破壊工作用に使用。

  • シグコンタンク(大鉄人17)
ワンセブンがその超生産能力で作り出した地底戦車。後部にドリルがついている。

  • デビルドリル(熱笑!!花沢高校)
不良グループ・北大阪の虎の副頭である藤堂順のバイク。フロントにドリルがついている。

ゲーム進行の都合上多くの戦車にドリルをつけれたり、「ドリルキャノン」なる大砲穴用ドリルを積めたりするが、このディノヒウスは合計3門もドリルを固定装備可能。

メタルマックス3の賞金首。ドミンゲスは専用のバイクにドリルミサイルとして装備している。
ギガンテリオンのドリルはちょっと根気を出せば「テリオン砲」名義で入手することも可能。

  • ロンメルドリラー(メタルマックスXeno)
ロンメルゴースト系列の特別モデル。初期状態がドリルまみれで、本来なら大砲が計5門くっついてる場所すべてにドリルが生えている。

腕に「中華ドリル」を装備可能。クリーンヒットすれば空中の敵も一撃粉砕。

ケントロサウルスから変形するダイノソルジャーで、尾は左肩装備のドリルとなる。
ダイノソルジャー/デスイーター問わず装備可能なドリル型アームズモードにも変形できる。

  • ドリーザー(キャプテンウルトラ)
バンデル星人の地底戦車。


肩に大きな+ドライバーが付いており、腕を上下反転させることで使用可能になる。場合によっては、このドライバーをドリルとして使うこともある。

  • ランドタンサー(科学冒険隊タンサー5)
地底戦車に変形可能。


カプコンが世に送り出した知る人ぞ知るロボット対戦格闘、サイバーボッツより。ベルトスクロールアクション「パワードギア」のアレ。
素体はガルディン、脚は四脚パワーバグ、そして…腕部は(株)梅村重工製・デスドリル。それがTYPE GP-D2「サイクロン」である。
ただのドリルアームだと思うなかれ、本作の舞台にはヴァリアブルメタルという特殊な形状記憶合金のような技術があり、
普通では考えられないような変形や内部に仕込んだ武装を瞬時に取り出すことができる。
その技術を応用して完成したデスドリルは、この時代の格ゲーとは思えないほどのロマンの塊
高速で四脚がガシャガシャ動くだけでもロマンだが、通常技はもちろん、飛び道具として発射するドリルキャノン回転部が画面端近くまで伸びる脅威のハイパーD・Dを駆使する姿は圧巻。
…どうも当時の感想を漁るとイマイチ低評価というか、ぶっちゃけコンボ火力が低く使いにくい弱キャラだった?様子なのだが、
近年の対戦大会の動画を確認すると意外にも強力な機体という評価のようだ
空中ガードの強いゲーム性ゆえか、射程の長い空中アンカードロップとドリルで地味にカードの上からジリジリ削る姿はまさにドリルらしい戦い方と言える。


▼その他


■ドリル装備キャラクター


両肩にドリルを装備。

巻き貝型怪獣。サザエを思わせる貝殻の先端がドリルになっており、これで地中を掘り進む。

鼻がドリルとなっており、八つ裂き光輪を輪投げのようにはめる器用さの持ち主。

個人武器として「ドリルセイバー」という長剣を持つ。
共通武器であるメガスナイパーと合体することで必殺武器「ドリルスナイパー/ドリルスナイパーカスタム」となる。

イッカクジュウキュータマを使うことで右腕に「イッカクジュウアーム」というドリルが装着される。



左腕に装備するアタッチメント「カセットアーム」の一種にドリルアームがある。
2本のドリルが付いた盾「ガゼルスタッブ」を使用。
左足に「ドリルモジュール」を装備。
ドリルの刀身を持つ短剣と拳銃の2形態を持つ「ドリルクラッシャー」という武器を使う。変身前でも使用可能。
ビルドライドウォッチでビルドアーマーを装着。右腕の「ドリルクラッシャークラッシャー」で戦う。


魔導馬センカクごと右腕に装備、その際自身よりも巨大なドリルとなる。

見た目的にはドリルそのものの削岩用回転式突撃槍で戦う。使用者相応にデカい。

どう見てもドリルでオーパーツな「螺旋槍」が得意武器のひとつ。

相手の防御を無視して攻撃する機械としてドリル使い放題。

電動ドリルを持ち出しバットを拷問にかけていた。人体を抉り貫くかなり痛々しい場面であるが、もう駄目かと思ったその時…


Σ団アメリカブロックのボス。左腕をドリルに改造したサイボーグ。

巨大なドリルが凶器の殺人鬼

「私の右手は ドリルになります」

腕に巻き付けた羽衣をドリルとする技を持つ。

  • レノ・ミラー(ドリラー・キラー)
  • ラス・ソーン(スランバー・パーティー大虐殺)

  • 全国の歯科医の皆様
  • 全国のボーリング会社の皆様

■ドリルがモチーフのキャラクター



つの「ドリル」、「ドリル」くちばし、「ドリル」ライナーという技や、超絶螺旋連撃(ちょうぜつらせんれんげき)というZワザも存在する。


■間違えたドリルの使用方法

  • ゴッドマックス(勇者エクスカイザー)
マックスチームの合体した姿で、ドリルマックスはゴッドマックスの両脚部に変形する。
しかし、大腿部から伸びたドリルは武器として使うには難しい位置にあるため実質飾りになっている。
勇者シリーズ最初の作品のロボということもあり、まだ粗削りだったといえる。

  • グレートマイトガイン(勇者特急マイトガイン)
マイトガインとマイトカイザーがグレート合体した姿。
ドリルが開いて勇者特急隊のエンブレムになっている。
このギミックはかなり秀逸で玩具的な面白さはあるが、せっかくのドリルが武器として使えなくなってしまうのは少々勿体ないかもしれない。

ビルドタイガーにドリルボーイを加えた強化合体形態。
こちらもグレートマイトガインのようにドリルが展開してサーベルタイガーの胸飾りになっている。
玩具的な見栄えはするもののドリルとしては使えなくなっているが、こちらはドリルの面が表になっているので胸の追加装甲に見えなくもない。

マイトガインよろしく、ドリルが開いて顔になる。

  • ライオカイザー(戦え!超ロボット生命体トランスフォーマーV)
合体すると実用不能な位置にきてしまう。

合体する際、マスキードリルの先端部は収納されてマスキータンクと接続するジョイントとなる。

合体する際、腰にツインドリラーの先端部をゴッドタンクにぶっ刺して脚を接続する。

最終決戦時、ビーム兵器だった主砲から突然ドリルが出てきて特攻。因みにこの戦艦の艦長は主人公の飼ってる犬。

  • 小渕優子(元経済産業相)
3億2000万という虚偽記入と不記載をしたとして元秘書の二人が逮捕されたが、肝心の小渕本人は帳簿データなどの入ったHDDがドリルで破壊されていて証拠不十分であるため不起訴された。
小渕優子氏曰く「不調で使用できなくなったサーバーをパソコン販売業者に引き取ってもらった」らしいが、小渕氏に都合が良いタイミングでバックアップも取らずにHDDに直接ドリルで穴を開ける業者なんてどう考えてもおかしい上、そんな杜撰な状態なのに小渕本人が不起訴になる辺り、社会の闇を感じる。

  • 大半の味方キャラクター(ファイナルファンタジーⅥ)
SFC版限定バグ「強制装備」を駆使しドリルを防具として使用する手法。
大量購入が出来、通常の防具より遥かに高い防御力を得られるこの「ドリル装備」は全国の少年らへ瞬く間に広まり、
装備場所の関係上 頭にドリルを装着する パーティーが続出した。
ちなみに、後のディシディア ファイナルファンタジーでは、裏技ではなく正規の手順で特定条件を満たすと装備できるという、ファイアの本装備と合わせて一種のセルフパロディとなった。

ドリル型発電兵器「ドリルブラスト」を装備できる。直接相手に穴をうがつのではなく、高圧放電でターゲットを抹殺する
IIまでバージョンアップした際は、一部で「雷神様」と呼ばれるほどの強さを誇った。

ドリルを携帯していないが兄弟が力を合わせることで「ブラザードリル」となって地中を潜って移動できる。
ペーパーマリオと力を合わせてダッシュ能力を得た「トリオドリル」、ドリルのようなブラザーアタックアイテム「とんがりシェル」、
巨大化した際に力を合わせて「ドリルスタンプ」等…螺旋回転運動にとても縁がある。

  • 吉田裕
吉本新喜劇座長。
薪雑束*1で上半身を叩かれ、「乳首ドリルすんのかいせんのかい」と叫ぶギャグを持つ。
当初はすっちーが叩き役を担っていたが、吉田の座長就任後は中堅やベテラン座員が行う。
また座員によっては薪雑束以外の小道具(椅子や包丁など)でドリルをかまそうとして、吉田から全力で止められる。

  • ポール・ギルバート
MR.BIGのギターの人。
ギターやベースを演奏するために使うピックを何故かドリルに装着し、それで弦を弾くことで超速のギター演奏を実現している。
ちなみにピッキングだけでなく、ピックアップの近くで空回しすることで、その振動をピックアップで拾って音を出す場合がある。
ライブツアーになると何故か音楽業界と縁が遠いマキタがスポンサーをやっていたのだが、これはポールが昔からマキタ愛用者だったためである。

■ドリル嫌いな方

轟龍(アトラス)の頭部のドリルを「美しくないから外せ」とウォルフガング博士に進言。
しかしジェットモードの機首にドリルが付けられた。
しかも最終的には轟龍の特攻によりドリルに突き刺されて絶命する。

最期の言葉
「だからドリルは取れと言ったのだ……」

ちなみにこのネタ、轟龍のデザイン流用元であるダイアトラス説明書注意書きが元ネタである。スタッフの遊び心を垣間見るお話であった。

「壊刃」の二つ名を持つ紅世の王。
名剣の類のコレクションを趣味にしているが、秘蔵の剣「ヒュストリクス」を某マッドサイエンティストにドリルに改造されてしまい、大激怒したことがある(どう考えても教授が一方的に悪いが……)。


■髪型的なドリル

これから転じて、お嬢様キャラ等によく見られる縦ロールの髪型をドリルと呼ぶこともある。
チョココロネ」と呼ばれる場合もあり。

■例:
ミレイナ・ヴァスティ(機動戦士ガンダム00)
曹操(華琳)(恋姫†無双シリーズ)
織戸莉流(春恋*乙女)
松平瞳子(マリア様がみてるシリーズ)
セルニア=伊織=フレイムハート(れでぃ×ばと!)
黒堂鏡花(暁の護衛)
ペトラ・ヨハンナ・ラーゲルクヴィスト(アルカナハート2)
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト (Fate/hollow ataraxia)
重音テト(UTAU)
アニア・フォルチュナ・ソメシュル・ミク・クラウゼンブルヒ(アスラクライン)
白金ルナ(流星のロックマン)
有栖川アリス(絶対不発 アトミックガール)
ルナチャイルド(東方三月精)
夏目准(パワプロクンポケット9)
萩原雪歩(THE IDOLM@STER)
翠星石(ローゼンメイデン)
お蝶婦人(エースをねらえ!)
マヤ・シュレディンガー(ワイルドアームズ アドヴァンスドサード)
二宮タカヒ(革命機ヴァルヴレイヴ)
篠原栄美(エイミーと呼ばないでっ)
クレア・ハーヴェイ(ハンドレッド(小説))
四国めたん(東北ずん子)

■番外:名前が「ドリル」なのにドリルを装備していないもの


  • ドリル族(エイリアン9)
作中に登場する「共生」型エイリアン「ボウグ」の正式名称で、羽帽子型の姿からドリルの如く旋回する触手を出して攻撃する。
だが作中で事件に巻き込まれ過ぎてエイリアンも共生もさらに嫌いになった(でもその後も巻き込まれ続ける)主人公は、皮肉にも共生や寄生の影響からか髪の一部がドリル型くせ毛化した。
ちなみに続編で正式な共生者が登場しており、社会で違和感を持たれないようにするためか擬態姿が羽帽子から変幻自在のウィッグに変化し、ドリル要素が減っていた。



追記・修正はドリル片手にお願いします。


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最終更新:2024年12月03日 14:02

*1 相手を殴るときに使用する柔らかく茶色い棒のこと。