登録日:2021/03/21 Sun 00:00:13
更新日:2025/01/04 Sat 18:43:33
所要時間:約 5 分で読めるよ
違うよ!人魚は悪者じゃないし、本当はすっごくかわいいんだよ!?
CV:
花守ゆみり
誕生日:5月9日
キャラクターソング:
「チャーミング*∞*ハピネス」
概要
あおぞら中学校1年5組にして、主人公・
夏海まなつのクラスメイト。
紫の髪を二つのお下げにして、前に垂らしている。
また、頭頂部には
アホ毛があるが、これは本人の感情次第で形が変わることもある。
実家はコスメグッズ販売店「Pretty Holic」を経営しており、第1話にて店内にいたところを店に入りかけたまなつと目が合った。
その後、第2話にてクラスメイトとして改めて対面し、親交を深めていく。
そして第3話では、
ローラのと出会いや、まなつの後押しもあってプリキュアとして覚醒し、二人目の戦士として加わった。
人物像
一人称は
「私」。
天真爛漫なまなつや我の強いローラに比べるとおっとりとした雰囲気の持ち主。
性格は非常に優しく、控えめに言って
天使。
アイスが売り切れで泣いていた幼女に、自分の買ったばかりのアイスをあげて喜ぶ姿を見て自身も笑顔になるくらい
天使。
まなつにも「
癒される」と称されており、公式で可愛いキャラ認定されている。
御家柄かまなつ同様におしゃれとコスメが好き。
力は余り強い方では無いらしく、部室確保の為に大きなペンギンの焼き物を持ち上げる際には気張るあまり真っ赤になっていた。また、運動も不得意な模様。
「虫」が苦手らしく、お昼の校内放送時に
黒いアイツを発見した際には途端に怯え始め、紆余曲折の後に
顔にアイツが張り付き、絶叫しながら気を失ってしまった。
ただし「虫が苦手」とは言っても所謂「害虫」や「不快害虫」などの、さんごでなくとも嫌う様な虫への反応が過敏なだけで、保育園で園児とチョウを始めとする昆虫の生態観察の話をしている時は上記の様な
アレルギー反応は起こしていない。
会ったばかりのまなつからの名前呼びも快諾する、寛容かつ社交的な面もあるが、言い換えると今まではいささか周りに流されやすかった。
実際、第3話にてまなつや他のクラスメイトと一緒に町へ出掛けた際にも、まなつ以外の他の面々と意見や流れを合わせ気味であった。
そこからまなつの母親が働く水族館へ行き、はぐれた拍子に
プールでくつろぐローラと対面し、本物の人魚の事を知りつつも、その後人魚のモデルとも言われるジュゴンを見て「人魚もきっと面白顔だった」という意見に苦笑いで合わせてしまう場面もあり、やや周囲に気を使い過ぎているきらいも見受けられた。
ここまで自分を隠すのは、幼稚園の頃にチューリップの球根を一人一つ植えた時、他の皆が
ピンク色を選んだ中でさんごだけが
紫を選んだ事が原因であった。
周囲からは特に気にされていなかったものの、彼女にはそれが悪目立ちのように感じてしまい、以降自分の意見を出すことを恐れるようになってしまった。
しかし、そんな自分とは対照的に、自分の「好き」や「可愛い」をどんな時でも貫けるまなつの姿に感化されつつあったことや、過去のことをこっそり聞いていたローラから
「くっだらない!自分のかわいいが信じられなくてどうするのよ!?」と一喝を受けたことで考えが変わり始め、更にはプリキュアへの勧誘を受ける。
そして、散策中に
ヤラネーダが出現し、クラスメイト達が口にしていた「人魚(=ローラ)がモンスター(=ヤラネーダ)を操ってる」という噂に冒頭の台詞で異議を唱え、まなつの変身するサマーの姿からプリキュアになりたいという思いに目覚めたことでハートクルリングが生まれ、自身もその一員となるのだった。
同時に、今までちゃん付けだったまなつのことも名前だけで呼ぶようになった。
学校での席はまなつのすぐ前。
部屋は名前の通り、さんごの置物が沢山飾られている。
制服が他の生徒と若干異なってスカートにフリルが付いており、彼女の可愛さを強調するような作りになっている。
家族構成
母:涼村みゆき
CV:北西純子
コスメグッズ販売店「Pretty Holic」の経営者。
メイクアップアーティストも兼任しており、時折映画に出演する女優のメイクを手掛けている。
服装が
前作主人公に似てなくもない。
キュアコーラル
涼村さんごがトロピカルパクトで変身した姿。
髪色は変身前よりも薄めの紫になり、髪型は変わっていないが足首近くまで伸びて中央に黄色の
リボン、末端に赤のリボンが結ばれており、頭には青いリボンが結ばれた白い水兵帽を被っている。
首から下はロリータファッション風のワンピースになっており、オフショルダーで下に白いレースのある大きなアンブレラスカートが目を引く等、活発なサマーとは正反対のコンセプトになっていることや、さんごの大人しい性格やおしゃれ好きな趣向が反映されているのが分かる。
両手には白い指ぬきの手袋をはめており、両足には白いニーソックスと紫のパンプスを履いている。
固有能力として両手の人差し指を交差することで
赤い×状のバリアを張ることが可能。発動時に「
ペケ!」と口にすると言うか効果音が鳴るのも特徴。
ただし、強固
というわけではなく、一定数のダメージを受けると
粉々に割れてしまう。
戦闘ではこの能力で敵の攻撃を防いで仲間を守りつつ、息を合わせた同時攻撃を仕掛ける集団戦を主に仕掛ける。
また、着込んだ姿に似合わず身体能力も活発なサマーと同じ動きができる程には高い。
変身アイテム・武器
トロピカルパクトの鍵になる指輪型アイテム。
コーラルのものは紫のクローバー型になっている。
必殺技の発動に使われるロッド状の武器。
サマーの持つリップから分裂する形で生み出されており、こちらも紫になっている。
必殺技
ハートルージュロッドにキスをして作り出したハート型の光弾をフーセンガムの要領で膨らませて巨大化させ、その上に乗って下からハートを次々に生み出して積み上げた後で、それらを一斉に敵に発射する。
各メンバーの個人技の中では使用回数が少なく、4回しか使われていない。
余談
- さんごの誕生日は五月九日。誕生日が判明しているプリキュアの中で初めての牡牛座生まれとなった。前作の花寺のどかがシリーズ初の魚座生まれのプリキュアとなったため、これで誕生星座の中でプリキュアメンバーがいない星座は水瓶座だけとなった。
- 彼女の担当声優である花守氏は、前作『ヒーリングっど・プリキュア』にて一部のエレメントさんを演じた前歴がある。前作のレギュラー声優が間髪入れずに次の作品でプリキュア役になる例は非常に珍しい。ちなみにシリーズで初めて紫キュアの中の人がメンバー最年少となったパターンである。
- さんご役の花守氏はローラ役の日高里菜氏との共演がかなり多いが、かつて同じ女児アニメの『リルリルフェアリル』で共演した際、花守氏はピンクの元気っ子、日高氏は紫のおしとやかな子を演じており、本作の役柄と見事に正反対になっていたりする。
- キュアサマーが前作の最終回で顔見せ、キュアパパイアとキュアフラミンゴは本編登場前に公開された映画で先行登場しているため、キュアラメール登場までは意外にも「トロピカル〜ジュ!プリキュア」本編で初お披露目となったプリキュアは彼女だけだった。
- YouTubeのプリキュア公式チャンネルに投稿された変身シーンは、主人公であり、尚且つ最初に投稿されたサマーの変身シーンを差し置き、一番最初に100万再生を突破する快挙を成し遂げただけでなく、なんと半年以上前に投稿されていたキュアアースの変身動画の再生数をも上回るという前代未聞の快挙を成し遂げてしまった。
- 再生数の多さも、トロプリ組より前年のヒープリ組の方が近くなっているという恐ろしい事態になってしまっている。最終回時点では、キュアアースどころか1年の差があるはずのキュアグレースすらも追い越し、キュアフォンテーヌに並んでしまっている。放送終了直後のプリキュアの変身動画の再生数がここまで前年のプリキュアに追い付く事態は前代未聞である。
- しかし、そんな視聴者からの人気とは裏腹に本編での扱いは少し微妙な感じとなってしまっており、メイン回は僅か4回だけと、トロプリメンバーの中では最も少なかったりする。
- これまで登場してきた紫キュアの多くは特殊な設定であったが、さんご(コーラル)には、そういうのが一切ない。
- 台詞付きでの客演は2024年1月現在、『映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢見る・お子さまランチ』の同時上映『わたしだけのお子さまランチ』のみとなっている。
- まなつがヒープリ最終話、みのり・あすかはプチ劇場版が初登場だから本編が初登場の初期メンバープリキュアはこの子だけなんだよな。 -- 名無しさん (2021-03-21 00:28:08)
- いまのところ中の人はプリキュアチームの中では最年少。CVで紫が最年少はシリーズ初だったり -- 名無しさん (2021-03-21 09:36:18)
- 水兵帽・・・つまり公式セーラープリキュア -- 名無しさん (2021-03-21 10:48:23)
- あざといと言われるが大人しくて控え目というほうが正しい -- 名無しさん (2021-03-21 11:30:46)
- 関係ないけど、名字がシャンゼリオンと同じ… -- 名無しさん (2021-03-21 13:24:34)
- 可愛い。とにかく可愛い。全てにおいて可愛い。ここまで可愛さに全振りした紫キュアって初めてじゃないかな?(本来なら黄キュアに当てられる役割) -- 名無しさん (2021-03-21 17:26:34)
- 本人は至って真面目な性格なのにいざ変身すると可愛さ全開になるのはキュアミルキーに近いものがあるな。あの固有能力が印象的すぎて、勝手に脳内で「チョメチョメバリア」と呼んでる。 -- 名無しさん (2021-03-21 18:15:58)
- さんごちゃんのタイプ、前作ののどかちゃんに少し似てるかも…優しすぎる性格とか穏やかな笑顔とか -- 名無しさん (2021-03-21 19:09:55)
- ↑さんごの母がのどかの服装と似てるのは偶然かね。個人的にさんごの家族構成が気になる。 -- 名無しさん (2021-03-22 13:05:12)
- いわゆる女の子らしいというか乙女要素の強い子なんよな。昔の少女漫画のヒロインっぽいというか、まあ可愛いの塊ということだ。 -- 名無しさん (2021-03-29 15:25:21)
- 髪飾りが幼少期はハート型だったのに、今は三角とペケとマイナスの形なのはやっぱり過去の経験が原因なのかな。 -- 名無しさん (2021-04-05 00:33:00)
- シールド発生時の「チョメ!」っぽいSEがなんか耳に残る -- 名無しさん (2021-06-03 12:35:33)
- 「可愛い」に全振りしているコテコテっぷりは女児に好評の模様。 -- 名無しさん (2021-06-05 23:35:50)
- 歴代の紫キュアって「ベテラン」「特別」のイメージが凝り固まってたけど、この子みたいな良い意味で「凡人」「成長過程」の紫キュアって初だよね。やはり今年は今までの『プリキュア』のセオリーをことごとく打ち破ってる。 -- 名無しさん (2021-06-21 07:26:45)
- ↑コーラルにタイプの比較的近い過去の紫キュアはキュアマジカルかな?まあ、彼女も彼女で異世界人というポジションだったけど…(あそこは3人中日本人が一人だけという珍しい組み合わせだったけど) -- 名無しさん (2021-06-21 12:02:53)
- ちなみに誕生日が判明してるプリキュアの中では初めての牡牛座である。これで誕生星座の中でプリキュアがいないのは水瓶座だけになった -- 名無しさん (2021-06-26 08:42:09)
- さんごも一応、お化けは苦手だけど頑張れば何とかなるタイプ。寧ろ彼女よりまなつの方が顕著という。 -- 名無しさん (2021-07-04 14:49:20)
- 「きらめく宝石」ってのは前年の戦隊を思い出させる -- 名無しさん (2021-11-29 22:34:03)
- 存在そのものが可愛いの暴力といっても過言ではない。ただオーディションで周囲の娘の化粧を手伝ってしまうのはある程度は競争が求められるモデルや女優(勿論素質はあるけど)向きではない…だろうな。 -- 名無しさん (2021-12-11 20:59:02)
- ↑アイドルとかみたいな他人を落として上り詰めていく仕事は性格的に無理だろうね…優しすぎるから -- 名無しさん (2021-12-11 23:39:56)
- 人気あったからこそ、もっとストーリーで活躍させてほしかった -- 名無しさん (2022-05-04 19:56:51)
- 紫キュアにしては珍しいキャラ付けなだけに扱いが悪かったのは残念だし勿体無いなと思ってしまった -- 名無しさん (2022-12-25 15:26:42)
- 可愛い割に不思議なくらい目立たないので残念だとは自分も思ったけど、不遇っぷりが「脚本の都合」とかじゃなく「仕様」と納得できた数少ないキャラ。現実でも、「(容姿云々は関係なく)そもそも性格が地味なので目立ちようがない」って人は絶対に一定数いるだろうし(逆にローラみたいな娘は何をやらせてもメチャクチャ目立つという宿命を背負っている)、そんなタイプの娘でもプリキュアになって仲間のために頑張るという姿が丁寧に描かれてた。 -- 名無しさん (2024-01-25 01:48:54)
最終更新:2025年01月04日 18:43