超電磁マシーン ボルテスV

登録日:2020/07/16 Thu 16:08:00
更新日:2024/12/25 Wed 22:34:18
所要時間:約 42 分で読めます






人類が生まれて、二百万年。
謎と神秘に包まれた暗黒の宇宙。

この果てしなく広がる闇の中から、
遥かなる星雲を超えて強大な魔の手が、地球目掛けて襲い掛かろうとしていた。

地球人は今、その歴史始まって以来の
滅亡の危機に立たされようとしているのである!

目次

▲概要


『超電磁マシーン ボルテス(ファイブ)』とは1977年に放送されたテレビアニメである。
東映テレビ事業部企画、東京動画製作。製作協力は東北新社・日本サンライズ(現:サンライズ)。全40話。
前作『コン・バトラーV』に続く作品で、後番の『闘将ダイモス』と合わせて「長浜ロマンロボット3部作」の一つに数えられている。
今作では「貴族制度による差別*1」「父と子のドラマ」をテーマにしており、中高生や大人が見ても鑑賞に耐えうる作品を目指したとのこと。実際、前作よりもコミカルな要素や日常描写が減り、全編通してやや重めのストーリー展開となっている。
商業的には前作に及ばなかったものの、その完成度は決して低くない名作である。
キャラクター原案は前作の安彦良和に代わり、後に『超人ロック』を手掛ける聖悠希が務めている。

タイトルに関してだが、本来はローマ数字の「5」(Ⅴ)が正しいのだが、ローマ数字は機種依存文字であるためか、媒体によっては「V」で表記されている場合もある。


▲あらすじ

地球より14000光年離れた場所にある、角の有無により生まれながらに社会的階級が決定されるボアザン星。
皇帝ズ・ザンバジルは「高貴なボアザン文明を宇宙へ広げる」文化輸出の美名を建前に宇宙各地へ侵略を開始、その侵略の魔の手は地球にも及ぼうとしていた。
そのことを予想していた剛光代と岡防衛長官と浜口博士は、密かに建造していたロボットを自分の子供達に与え、ボアザン軍を迎え撃つ。
戦いの海へ漕ぎ出し、戦いの渦へ飛び込む5人の戦士達。だがそれは図らずも血を分けた兄弟の悲しい対決の幕開けを意味していた……


▲登場人物


☆ビッグファルコン&ボルテスチーム

放送開始時からすでに地球軍の訓練場で訓練を受けていた運命の戦士たち。
メンバー・職員問わず脱走すれば銃殺されるという過酷な環境に送り込まれた5人は、人工島・大鳥島に隠された秘密基地・ビッグファルコンへ向かい、ボルテスVのパイロットとなりボアザン星人との戦いに身を投じていく。
前作のバトルチームとの極端すぎる待遇の差は一体
また、ちずる以外は外部の人間を集めていたバトルチームとは逆にメンバー全員がビッグファルコン上層部の関係者であるのも特徴か。*2

  • 剛健一(CV:白石ゆきなが)
主人公でチームリーダー。剛兄弟の長兄。15歳。ボルトクルーザーのパイロットで、合体後はボルテスVのメインパイロットを務める。
射撃の達人で、特に拳銃での早撃ちが得意。愛用する銃は8発式のリボルバー
正義感と使命感に燃える性格。基本は任務を優先する真面目な優等生タイプであり、戦いに私情を極力挟まない。また、撤退命令が出てもなお戦おうとするなど、融通が利かない一面もある。
なお平時では明るい性格でジョークを言うこともあるため、人間味が全くないわけではない。戦いのために甘えないようにしているのである。

  • 峰一平(CV:曽我部和行)
健一のライバル。15歳。ボルトボンバーのパイロット。
カリフォルニアのロデオ大会で三年連続優勝するほどの乗馬の達人で、ムチの名手でもある。愛馬のアイフルとは仲が良い。
ロデオ大会からの凱旋帰国時に、浜口博士率いる防衛軍特務機関から拉致同然に連れて来られた。その時にアイフルとは一度別れている。
皮肉屋で斜に構えた言動が多く、度々剛兄弟と衝突していた。とは言えそれは、家族仲が良い剛兄弟と違い複雑な境遇で育っていたというところが大きい。
一平が幼い頃、両親と共にアメリカへ開拓のために移住するが失敗。病気となった父親を抱えて荒野を彷徨っている内に母親が失踪し、父も死亡。母親に捨てられたのである。


剛兄弟の次兄。ボルトパンザーのパイロット。格闘技の達人で、特に棒術が得意。「胡蝶返し(真剣白刃取り)」も身につけており、兄にそれを伝授したこともある。
ちなみに兄弟の中で唯一鹿児島弁を喋っているのは西郷隆盛に憧れているため。
外見と声からとてもそうは見えないが、こう見えて13歳。中学生である。そもそも健一や日吉と同じ親を持つ兄弟とは思えないくらい似ていない
父とは5歳の時に別れたため、どのような人なのかよく知らない。また、中盤では兄弟の中で最も父のことを心配してしまい、目の前の獣士を倒すことよりも父の行方を追うことを優先してしまった。

  • 剛日吉(CV:小原乃梨子)
剛兄弟の末弟。8歳。ボルトフリゲートのパイロット。「海中では無敵」と称され、海中でサメを仕留めるほどの実力を有するトンデモ少年。
メカの知識に精通しており、チーム内では機体の応急修理を一任されることもある。
基本的には気が弱いが心優しく、時には勇ましく敵に立ち向かう少年である。
父とは赤ん坊の頃に別れたため、顔すら覚えていない。
ラジコン模型作りやメカいじりが趣味なのだが、当初は任務よりもそちらを優先することがあり、健一から修正される怒られることがあった。
その開発したメカである「タッコちゃん」は、ただの玩具に見えて感情表現豊かだったり、飛行出来たり、触手で縄を切断したりなどと多機能であり、時々チームのピンチを救うことがあった。

  • 岡めぐみ(CV:上田みゆき)
岡防衛長官の娘。チームの紅一点。こう見えて13歳。ボルトランダーのパイロット。甲賀流十八代目の忍者
前作のちずるのようなアイドルというよりはチームのお姉さん的な立ち位置。チーム同士の言い争いを収めることが多い。
忍者らしく、敵地に乗り込んだ際は先に偵察を行う役目を持つ。
父である長官を尊敬しているあまり、父親の危機に対して心配になり、独断で救出に向かうこともあった。
作品のヒロインではあるが実のところ前作とは違い健一とのロマンスはないに等しい。むしろ一平との絡みの方が多いぐらいである。

  • 剛光代(CV:近藤高子)
剛兄弟の母親で、ビッグファルコンとボルテスVの開発に携わった科学者。子供達をボルテスVのパイロットにするために厳しい特訓を課しており、事情を知らなかった兄弟からは反発されていた。
しかし、内に秘めた愛情は本物で、第2話で危機に陥ったボルテスVを救うため、一度は敵の襲撃を受けて瀕死の身を押して、ビッグファルコン内にあった戦闘機で獣士バイザンガに特攻し戦死する。
尚、夫である健太郎の正体は知った上で結婚していた。

  • 浜口博士(CV:加藤精三)
ビッグファルコンの初期のリーダー。光代の恩師であり、一平の祖父でもある。本名は不明。
ボアザンに対抗するためビッグファルコンとボルテスVの建造に携わっただけでなく、各国の軍に協力を要請するなど政治力も発揮している。
光代とは違い健太郎の正体は知らなかった。
第13話で一度敵に囚われた後、自力で抜け出してボアザンの脱出艇に乗り込むが、攻撃を受けてもう駄目だと悟り、最期はボルテスを縛っていた獣士クラゲニャラに特攻する。
スパロボでは割と死なない事が多い。

  • 岡防衛長官(CV:増岡弘)
地球防衛軍総司令。めぐみの父親で、甲賀流十七代目の忍者でもある。本名は不明。ビッグファルコンとボルテスVの建造を協力していた。
見た目とは裏腹に、ボアザン軍の突撃兵士をあっさり撃退し、めぐみでも敵わない程の実力を持つ。
娘のめぐみに対しては基本的に優しいが、軍人としての立場を弁えており、めぐみが勝手に戦線から離脱して防衛軍を助けに来た際は厳しく叱った。
浜口博士から世界防衛機構の発足を引き受け、各国首脳陣を説得して戦闘の協力要請を行った。
浜口博士亡き後、一時期ビッグファルコンの司令官を兼任したが、防衛軍と同時に指揮するのは厳しかったようである。

スパロボでこの人が上司になった時の安心感は異常。

  • 左近寺公三(CV:大木民夫)
浜口博士の後を継いで着任した2代目司令官。宇宙工学の権威であり、かつては浜口博士の門下生だった。
博士というより軍人のような雰囲気の人物。だけど「非国民!」などとは決して言わない
初登場時は、指揮官不在で混乱して基地から退避しようとした隊員を銃で威嚇して押し戻し、コンピュータ室の応急修理を迅速に行った。
そして、状況が落ち着いてから正式に着任。スパルタ式の特訓でボルテスチームをしごきあげる。
スパロボでは浜口博士がちょくちょく生きてるのでその場合は出てこない。南原博士が生きていようが出てくる四谷博士との差は一体

  • 剛健太郎(CV: 二瓶秀雄)
剛三兄弟の父親。ボアザン星人が将来地球を侵略してくることに備えて、ビッグファルコンとボルテスVの設計・開発を行った
およそ8年前にボアザン星人を説得するために単身でボアザン星へ向かい、約束の1年が過ぎても地球に戻らなかったため、既に墓まで立てられていた。が、後に生存しており、ボアザン星で囚われていることが明らかとなる。


ボアザン星人

星全体を領土とするボアザン帝国からの侵略者。
悪魔のように頭に角を生やしていることを除けば地球人と何ら変わらず、中世ヨーロッパの帝政にも似た貴族文化を持つ。
角の有無で身分を決めており、角ある者は貴族として一生豊かに暮らせ、それ以外は奴隷として一生家畜同然に酷使するという選民思想が蔓延り、その大義名分の下に全宇宙を征服せんとする。
そのため角の無い人間を「喋る動物」くらいにしか思っておらず、「人間には愛情もある」とド・ズールが報告*3した所、幹部総出で嘲笑している始末。
地球防衛軍を瞬く間に殲滅したハイネル軍は、あらかじめ建造されていた前線基地・ハイネル城を拠点とし、ボルテスチームに戦いを挑んでいく。

地球征服軍司令官。この項目より先に個人項目があった。
角ある者は貴族であるというボアザンの格式に則った貴族の誇りを持つ人物で、地球人を含め角がない者を「虫けら」として見下し、地球にとって邪魔者という理由で地球人を追い出そうとする。
また、角のない者に名誉と誇りを汚されることを酷く嫌う。
物心つく前に父親であるラ・ゴールが大罪を犯した後に消息不明になったため、顔を知らない。育ての祖父母からは、彼が産まれた頃には処刑されたというが…。ちなみに母はハイネルを産んで間もなく死亡した。
幼い頃から「謀叛人の子」としてことあるごとに周囲から迫害を受けていたが、ザンバジル皇帝により地球征服軍の司令官に任命された。だが、実際は辺境の危険な任務を押しつけられたようなものである。
しかしハイネル自身はそのことを知らず、この戦いで自身の忠誠心を証明し、裏切り者の子という汚名を晴らすために、意気揚々と受けて地球にやってきた。
そして、健一達ボルテスチームとは最大のライバルとなる。

ハイネルの側近の一人。赤鬼のような風貌の貴族らしからぬ粗暴な大男。
ハイネルに対する忠誠心は深いが、地球人に対しては非道な作戦を実施することも多い。
獣士に移植する兵士の脳を選ぶ役目も持つ。また時折洞察力を発揮して、思いついたアイデアに基づいた作戦を立てることもある。
敵に捕まった時は虜囚の辱めを良しとせず殺すようボルテスチームに告げるなど強面通りの脳筋気質な面も見て取れるがそれは知能が低いということではまったくなく、
劇中で唯一剛健太郎がボアザン星人ならば本星の反乱分子とボルテスが共謀してボアザン帝国そのものを脅かしかねないことを見抜き、(剛博士がボアザン星人だと)頑として認めないハイネルを見事説き伏せたほどの逸物。
本編がどのような結末を迎えたかを鑑みれば、その慧眼のほどが知れる。

  • リー・カザリーン(CV:小原乃梨子)
ハイネルの側近の一人。貴族らしい物腰の美女。
ハイネルの乳兄弟として幼少の頃から共に育っており、ハイネルに密かに想いを寄せている。
獣士となる動物の選定と開発を行い、時には作戦の立案や戦闘の指揮も行う。

  • ド・ズール(CV:増岡弘、徳丸完(SRW))
ハイネルの側近の一人。獣士を開発する老科学者。地球人類の研究も行っており、心理を分析して剛兄弟を精神的に揺さぶる作戦も実行する。
実は皇帝と内通していたスパイで、密かにハイネル抹殺を目論んでいた。ハイネル達に知られないよう独自に秘密基地を建造し、時には独断で獣士を開発・出撃させる。
スパロボで「獣士が精神コマンドを使った?」という迷言を健一に言わせた人でもある。
ハイネルへの造反(ボルテスVとの共倒れ作戦)が露見したことで、突撃兵士から射殺された。

  • ズ・ザンバジル(CV:寺島幹夫)
ボアザン帝国第124世皇帝で、先帝の妾腹の子(ハイネルのいとこおじで前皇帝の第二夫人の子)。ザン”ジバ”ルではないことに注意。
ハイネルの父を陥れて皇帝の位に就いた。宇宙征服の野望に燃え、他の惑星への侵略を企む。
地球への侵略もあくまでその一環に過ぎず、実のところその成否についてはさほどの関心を持っておらず別の目的があるらしいが……

ド・ズールの後任で、ハイネルの補佐官である将軍。マキシンガル合金の開発者でもあり、自身もその合金で出来た鎧を身につけている。だが着任についてはハイネル達には知らされていなかった。
「補佐官である自分の命令はハイネルの命令と同じ」ということで、カザリーンやジャンギャルに対して指図することが多い。
しかし、本来カザリーンやジャンギャルの役割である、鎧獣士となる動物と兵士の選定を、ハイネルの許可もなく自身の基準で選んで制作していたため、彼らから疎まれていた。
ボルテスVを倒し、ハイネルに代わって地球総司令官の座に就くことを企む。

  • グルル将軍(CV:塩見竜介、西村知道(SRW))
ザンバジルの腹心。ボアザン人というよりはカエルの軍人のような名前である(スパロボでネタにされていた)。
第36話でいつまでもボアザンの反逆者を倒せないでいるハイネルを催促した。

  • ダンゲ将軍(CV:勝田久)
ボアザンの反乱軍を率いる者であり、健太郎の協力者。元はボアザン貴族だったが、健太郎の思想に感銘を受け、自ら角を切り落として敢えて労奴となり、反乱活動の準備を進めていた。
後に健太郎が処刑されそうになったところを助け、仲間と共に戦闘円盤を奪いボアザン星から脱出。地球に向かったのはいいが、目前でハイネルの軍勢に見つかり、健太郎を除く仲間は全て殺されてしまう。
自身も攻撃を受けて円盤から外に放り出されてしまった。

  • 突撃兵士
ボアザン軍の兵士。角のついた仮面を被っており、長い尾が付いている。基本は光線銃を装備。
ボアザンの奴隷や拉致した地球人を監視し、時には懲罰を与え、処刑する役目も持つ。
優秀な兵士は獣士の制御装置として選ばれ、頭脳を移植される。


▲メカニック


ボルトマシン

ボルテスVを構成するメカの総称。いずれもマッハ16以上で飛行可能*4

ボルトクルーザー
ボルテスVの頭部を構成するマッハ20で飛行可能な高速戦闘機。合体後はコンピューターセクションとなる。
ミサイルやバルカンの他、機首先端部から飛び出す刃「クルーブーメラン」や、主翼先端部から出現する格闘用の刃「クルーカッター」、上部から発射される誘導ミサイル「クルーアロー」を装備。
ただ、機首の刃を「クルーカッター」、主翼の刃を「スカイカッター」と呼ぶことがあり、正式名称が定まっていない。
Bolt Cruiser、クルーザーすなわち航空機である。

ボルトボンバー
ボルテスVの両腕を構成する重爆撃機。合体後は攻撃セクションとなる。バトルクラッシャーと違い両腕部分は伸ばしている*5
ボンバーミサイルの他、ボルテスの腕に当たる部分から発射される、ワイヤーで繋がった棘付き鉄球「ボンバーフック」や、上部から発射される爆雷「ボンバーバム」、機首から発射される挟み込み式ワイヤーアンカー「ボンバーリング」を装備する。
Bolt Bomber、ボンバーは爆撃機である。

ボルトパンザー
ボルテスVの胴体を構成する重戦車。合体後はエネルギーセクションを担当。間違われやすいがパンー(Panther)ではなく、ドイツ語で「戦車」を意味する「Panzer」である。
バトルタンクと違い単独で、しかもこんなナリでマッハ16の飛行が可能。
装備武器は「パンザーミサイル」、ドリルアンカー「パンザーナックル」、キャタピラの隙間から発射される「パンザーカッター」。この他、上部の黄色い部分が「パンザーアーム」として展開する。

ボルトフリゲート
ボルテスVの両脚を構成する潜水艇。合体後は修理・補修セクションを担当。「フリゲートミサイル」と、ワイヤーアンカー「ネプチューンロック」を装備。
尚、両腿裏部分に艦橋のようなものがあるが、コックピットは先端腰部にあるため存在意義は分からなかったが、作中での描写はなかったがおそらくそこに乗り込んでの操作や何かしらの行動が可能だったと推測(そこ、ただの飾りだろとか言わない)
Bolt Frigate、フリゲートは巡洋艦の意だが潜水艦なので護衛、防衛艦の意味合いが強い。

ボルトランダー
ボルテスVの両足首を構成する偵察型マシン。これでも最高マッハ16で飛行可能。「スパイビーム」により対象を透視出来る。
合体後は偵察・分析セクションを担当。コックピットは単座だが合体後にシートが右側に移動する。
中央部分から発射される「ランダー手裏剣」や、正面の丸い部分から発射される「ランダーミサイル」と「ランダーコンクリート」が武器。正面から4本のドリルを出現させ、地中に潜ることも出来る。
Bolt Lander、ランダーは着陸船である。探査機である為調査着陸船の意味合いが強い。


Vトゥギャザー!!

レッツ!
ボルトイーン!!


ボォォォルテェェェス・ファァァァァイブッ!!


ボルテスV
5機のボルトマシンがVトゥギャザーのかけ声と共にV字型に並び、合体(ボルトイン)して完成する巨大ロボ。全高58メートル、重量600トン。
合体中は各機から発せられる超電磁波がバリアとなって機体が保護される(ただし限界がある、下記参照)だけでなく、敵機などに拘束された機体を編隊に引き寄せる効果もある。

5人の脳波を一致させる必要があったコン・バトラーVと違い、合体はキーワードを叫びながらボタンを押すだけの簡単仕様*6
さらに分離合体が容易で一部が欠けていても合体状態が保てるため、一部だけ分離させて窮地を切り抜けるシーンもあった*7
操縦の仕方もコン・バトラーVと違い、パイロットが日頃のシミュレーターや実戦を想定した時には基地から実弾を発射しての操縦訓練で身につけている。
こちらも足裏のバーニアのみで飛行する。その速度は最高マッハ16*8。宇宙空間でも活動出来る*9
ちなみに脱出装置搭載されていないが、それは「装置があると最後の土壇場で頼ってしまう」「いざという時に気持ちの上で甘えないように」という意図的な理由によるもの。いくらなんでも鬼畜すぎんだろそのおかげで、敵が偽のボルテスVを投入した際は本物か偽物かの識別が出来た。
なお、分離状態なら脱出は可能。スパロボでは問題なく脱出できるのでご安心を。

☆主な武装

コン・バトラーVと比べて内装武器は少ないが、相変わらず武器を収容するための構造(特に腕)はどうなっているのかさっぱり不明である。

  • 超電磁ビーム、超電磁ウェーブ、ボルテスビーム、ボルトレーザー
胸の丸い部分から放たれるビーム。様々な呼ばれ方をしている上にビーム形状の描写もまちまちであり、設定がはっきりしていない。
牽制程度に使われることは共通している。

  • ガトリングミサイル
腕部に格納されている、手首を収納した後に出現する片腕あたり5連装のミサイル。砲身が回転していることもあったので一応ガトリング砲としての体は保っている。

  • チェーンナックル
腕部に格納されている鎖付鉤爪分銅。ホントどういう内部構造をしているのか先端がさらにワイヤーで繋がっている。
チェーンを腕から外して手に持ったり、分銅ではなく拳が射出される時もあった。

  • グランドファイヤー
腹部中央の黄色いバックルから放出される火炎。敵機に組み付かれた際に吹き飛ばすのに使われることが多かった。宇宙でも使用可能。
この部分から「グランドミサイル」を一度だけ発射したこともある。

  • ボルテスバズーカ
腕部に格納されている巨大バズーカ。腕を丸ごと砲身にする。形状はバズーカというよりキャノン
手首を下に折り曲げた後に腕から砲身が出現。手首をグリップとして持ち、弾を発射する。

  • 超電磁ストリング
腹部にベルト状に格納されている鞭。これで敵を叩いたり超電磁ゴマを操ったりする。敵を縛りつけることもあった。
ムチ使いである一平は操作に関わっていない。

  • 超電磁ゴマ
腹部から射出される巨大なコマ(コマそのものは胴体に格納されている)。
芯がドリル、縁からカッターが飛び出し、敵を切り裂く。

  • 天空剣
胸部のV字型の装甲板に格納されている最強の武器。某勇者が持つ伝説の剣の元ネタではない。
天から稲妻を刃に受けて構成される超電磁フィールドにより、分子結合を破壊することで敵の装甲を切り裂く刃の部分をどうやって収納してるのか気になるところだがツッコんではいけない
一文字斬りや唐竹割りなどの剣技を披露し、特に敵をVの形に切り裂く「Vの字斬り」は多くの敵を粉砕してきた。斬った後の剣筋が、超電磁フィールドのエネルギーが残留していることによりV字に輝く。
後の多くのロボットアニメにおいて定番となる、「剣を使ってトドメの必殺技を放つ」というパターンを確立させた記念すべき武装。
特にVの字斬りはあらゆる作品でパロディされている
前作コン・バトラーVの超電磁スピン以上に必殺兵器という位置づけが強く、実際この天空剣をいかにして破るかが敵側においてはボルテスV攻略の肝となっており、「合体を阻止する」「天空剣を使用不可にする」「天空剣が効かないボディを作る」ということに主眼を置いた作戦が大半を占める。
ちなみにメインパイロットの健一が銃の名手にも関わらず剣を必殺技としたのは、スポンサーであるポピーが元々銃を必殺技として設定していたのを急遽剣に変更したため。お陰で健一は物凄く苦労する羽目になった*10
もしこの変更がなかった場合、上記のボルテスバズーカが必殺技になっていたんだろうか。

余談だが、後に某痛姫が活躍するアニメでは、その世界の人型兵器向けカスタムパーツとしてこれが市場で売られていた(後述)。

  • ウルトラマグコン
敵からの合体阻止を防ぐ超電磁発生装置。合体後は敵の電磁波による金縛りを打ち消す効果も発揮する。
当初は人体に悪影響が出る問題を解決できず未完成で、機材もボルトマシン並に大型だった。だが、第10話で獣士ナマズンゴから超電磁破壊光線を受けて合体不可能となった際に止むなく使用し、合体を成功させる。
その後、剛博士が残していた秘密基地で装置の情報を回収し、制御回路の作成に成功。ボルトマシンに積めるほどの大きさとなって完成する。

  • ボルトマシン・スピン
左近寺博士の特訓によって編み出された技。各ボルトマシンがマッハ16以上でスピン飛行し、ボルトクルーザーを先頭に、他の機体がクルーザー周辺を螺旋状に、コマのように速く飛行し、敵めがけて突撃する。ボルテス版超電磁スピンとも言える技である。
V型編隊中はボルトマシン側が攻撃出来ないという弱点を克服するための策である。
対策を取ったことで、以降敵は合体中に攻撃しなくなり*11、結果的に第17話でしか披露していない。

  • 超電磁ボール
マキシンガル合金製の鎧獣士に対抗するための新技。超電磁加重砲により生み出された超電磁ボールをマキシンガル合金にぶつけ、材質を劣化させる。
こう書くと、未見だと何か砲門から超電磁ボールを撃つと思われるだろうが、実際は天空剣から超電磁ボールを放つ砲ってなんだっけ

  • ボルテス重戦車
コン・バトラーVのグランダッシャーに似た形態だが、こちらは本編には登場せず設定のみ存在している。


ビッグファルコン
ボアザン星人の侵略に備え、剛健太郎/光代夫妻、浜口博士、岡長官が協力して大鳥島に建造した基地で、ボルテスV及びボルテスチームの拠点。
軍事施設らしく武装が充実している。バリアを展開することで、敵の攻撃にある程度は耐えられる。

鷹メカ
鎧獣士との戦闘でどこからともなく現れ、ボルテスVを支援する謎の鷹型メカ。



ボアザン円盤
ボアザン軍の戦闘円盤。第1話から大量に出現し、全世界を襲撃した。
戦闘能力は防衛軍の戦闘機でも対応出来る程度で高くないのだが、レーダーに察知されずにビッグファルコン近くへ水中から接近するというステルス性も発揮した。
さらに、ワープ航法での恒星間飛行が可能であり、地球からボアザン星の間を数ヶ月で航行出来る。しかも単独での大気圏突入・離脱も可能と多機能である。
主にボアザン軍の突撃兵士が操縦するが、ド・ベルガンなどの要人が着任の際に搭乗することもある。
中は広く、十数人は乗り込める。また、地球の航空機とは操縦系統も飛行原理も異なる。
カットによっては獣士の手に乗るくらいの大きさの時もあれば、円盤の全高がボルテスのそれと同じくらいな時もあった。

獣士
ボアザン軍の主力攻撃要員。地球の動物や昆虫の生態を研究し、それらを巨大化・改造して作られた機動兵器。そこにボアザン兵士のが移植されており自律した意思を持つ。
獣士となるのはボアザン兵士にとって大変栄誉なこととされているため、志願兵が選抜されて獣士となる。
そのためちょくちょく反旗を翻された前作のどれい獣、マグマ獣と違い全て忠実。
(命令不服従を含めてもたった二体しかいない)

地球防衛軍の現代兵器では歯が立たず、世界各国の航空戦力が束になっても敵わない。この世界で唯一対抗出来るのはボルテスVのみ。

スカールーク
ボアザン軍の戦闘指揮艦。ガイコツの頭部に西洋風の城が建造された、不気味な形をした巨大戦艦。
目からビームやミサイルを発射し、額からもビームを出す。眉間あたりに機銃を搭載。バリアも張ることが出来る。
そして、口からはどうやって収納しているのか不明な巨大ドリルを出してくる。

鎧獣士
ド・ベルガンが開発した、超強化合金マキシンガル製の装甲を纏った獣士。ボルテスの天空剣ですら斬れない頑丈さを持つ。

攻撃司令艦ザンタル(ザルタン)
ザンバジルがグルルに与えた戦艦。ミサイルやエネルギー弾、さらに広範囲の敵を薙ぎ払う重力弾を持つ。
劇中でザンバジルやグルルは「ザルタン」と呼んでおり、資料によっても名称が異なる。

守護神ゴードル
ボアザン星の守り神として伝えられる神を象った像で、石像の中には実際に巨大ロボット兵器としてのゴードルが隠されていた。
最終回でハイネルが搭乗する。ボアザン星の守り神なのにスパロボでは話の都合上毎回地球に持ち込まれる。
「国を愛する者、守護神ゴードルの燃え盛る炎に身を投じるなら、その時守護神ゴードルは国難を救ってくれる」との言い伝えが残っているが現代ではその真実を知る者は皇帝を含めて誰も存在しない。
ラスボス的ポジションでありながらその出自はむしろ国を守る正義の神像であり、
ハイネルと健一は実のところ生まれ育った価値観の中での正義のために戦う瓜二つの存在であることを強く象徴している。
……ただし数百年も昔のロボットなせいかろくな武装も性能もなく、一応ボルテスVを中破させはしたものの、超電磁ボールはおろかVの字斬りですらないただの天空剣の斬撃と突きのたった二発で相打ちになることとなる。
ぶっちゃけもっとボルテスVを追いつめた獣士はいくらでもいる
スパロボではボアザン軍のラスボス扱いなのでそんな事はなく、敵としては手強く、味方としては頼もしい。スパロボからボルテスに入ると間違いなく驚く点だろう。
剣を持ち、口からは緑青色の炎を吐く。この剣はスパロボでは神空剣という天空剣の対となる名称が付けられている。
コックピット内には操縦桿がなく、ハイネルがヘルメットを被っていたくらいで、操縦方式は思考操縦式なのか半自動操縦なのか、描写がないため不明。


▲外部作出演


スーパーロボット大戦シリーズには『新スーパーロボット大戦』に初参戦。コン・バトラーVと共演するようになったのは『α』以降。
これ以降はほぼ全ての作品においてコン・バトラーVと共演している。
コン・バトラーV同様に基本的に合体は再現されず、もっぱら合体状態で参戦している。
性能的にはコン・バトラーVと同じく「5人乗りで精神コマンドが多い」「合体機構のせいでスーパー系にしては打たれ弱い*12」ユニット。
両者を比べても性能敵に大きな差は無い。しいて言えば、豹馬が徹底的に近接戦重視の能力値に設定されているのに対し健一は近接戦と射撃でバランスが取れていたり*13
コン・バトラーが「基本的に超電磁スピンが最初から最後まで必殺技である」というのに対し「ボルテスは超電磁ボールVの字斬りが途中で追加されて作品次第でそれに装甲低下効果が付いている」というくらい。
コン・バトラーVと共演している場合は、コン・バトラーにもウルトラマグコンや超電磁加重砲と同様の機能が搭載されることも多い。

ボアザン軍は当然ながら他の異星人や地底勢力と共闘するが、どの程度協力するかは作品による。
バルマー帝国やベガ星連合軍にボアザン星を支配されている場合は、他の勢力に対して差別意識が薄れていることもある。『A』では角を持つ者が多い百鬼帝国と提携を結んでいたのに対し、『J』ではグラドス人も角がないことから敵対していた。

原作再現率はコン・バトラーVと比較すると多めだが、原作最終回のボアザン星における決着戦までを扱ったのは2020年現在、αシリーズのみ。
中にはそこから一歩踏み込んだ形で、「並行世界における過去の時代の英雄」という設定で参戦した作品もある。
「おかしいな、『マクロスF』を見ているのにボルテスチームが出てこないぞ」とか言い出したら、きみも立派なスパ厨だ。
あまりの違和感のなさにマクロスF小説版作者の小太刀が執筆時にボルテスチームを出しそうになったのは有名な話。

スーパーロボット大戦30』ではDLCとなったが参戦。
相変わらずバトルチームとは仲良しで合体攻撃もある。だが当初、豹馬は健一をライバル視しているようで…?
そして彼らが仲間になる場所がまさかの…(後述)。

DD』ではなんとボルテスVの開発の参考に『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に出てきたジェガンが用いられたという設定に。超電磁コマとかを繰り出すジェガンの姿、想像出来るだろうか?
さらにクロッシング・パイロット第4弾にて『フルメタル・パニック!』の相良宗介、マオ、クルツテッサカリーニンが搭乗。
リアルタイムでボルテスⅤを視聴していた関智一のアドリブにより、本家さながらのイントネーションで叫ぶ宗介は必見。

なお、如何にもスパロボ補正の対象に思えるハイネルだが、良くも悪くも頑固誇り高すぎる性格の問題か、素直に健一達と和解できた作品は無茶苦茶少ない。一応生存率はそこそこ高いのだが…
その分、αシリーズでは原作との状況の違いにより健一達と和解できた結果、剛兄弟の頼りになるお兄ちゃんとして振る舞うハイネルが拝める。

ちなみに「新」制作時に上司的存在である高宮成光(ウィンキーソフト社長/「新」ではシナリオを担当)の思いつきに振り回されまくった寺田Pは同作第1話冒頭で何の脈絡もなく*14いきなり光代が特攻死する場面を見ただけで電源を落としたくなるほどのトラウマを負っているとか。
その反省かは不明だがαシリーズでは光代は最初から最後まで生きてて夫と無事再会する。

またゲーム以外だと、長谷川裕一の漫画『超電磁大戦ビクトリーファイブ』並びに『ゴッドバード』に登場。
同じ長浜監督の関わった『超電磁ロボ コン・バトラーV』『闘将ダイモス』『未来ロボ ダルタニアス』、そして『勇者ライディーン』とのクロスオーバーが描かれた。


▲余談


本作で主人公の健一役を演じた白石ゆきながは独特の凛々しくハリのある声質が今なお高く評価されているが、
声優として参加したアニメ作品は少なく、比較的早くに引退してしまった。
その後ボルテスVが初参戦した『新スーパーロボット大戦』にてオファーを受け、久々に健一役を再演している。

ボルテスⅤのデザインは、当時の技術力では超合金の合体ギミックに不完全なところがあった前作のコン・バトラーVの反省点を採り入れて考案されたが、
前作と雰囲気の変わったそのデザインを巡って監督の長浜忠夫とデザイナーの村上克司が一悶着起こしたと言われている。
長浜「なにこのカラス天狗……」
村上「コンVはそっちが『やっぱデザインやり直そうか』とか言ったせいでこっちは玩具の金型も作り直す羽目になったんだぞ。ボルテスのデザインはこっちが決める」
結果として番組全体の売り上げは前作よりも落ちてしまったが、超合金そのものはコン・バトラーVにも劣らない人気だったという*15

前作超電磁ロボ コン・バトラーVを意識した対比が随所にみられており、
  • 一話完結型←→連続したシナリオ
  • 強制的に改造する使い捨てのどれい獣←→先を争って志願するほど名誉のある獣士
  • 友情を軸にしたシナリオ←→親子愛を軸にしたシナリオ
  • 愛の実在を軽んじる敵陣営←→「下等生物が愛を知っているわけがない」とバカにする敵陣営
  • よく敵に捕まる博士や司令官←→白兵戦最強の長官
など意識してか反転したような展開が数多く存在する。

アニメ『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』では作中で販売されていた武器として、ガンダムシリーズの武器に混じって天空剣のイミテーションが登場した。
また同作では主な舞台となるミスルギ皇国の設定が、『ボルテス』のボアザン星をモデルにしていると思しき腐敗ぶりを見せている*16

フィリピンでの人気

フィリピンにおいて国内以上の大ブームを起こした作品として有名。
当時の最高視聴率は58%を記録し、多くの子供達を虜にした一方で、大人達からもほぼこじつけな抗議*17を受けるなど、良くも悪くも多大な影響を与えた。
最終話直前の1979年8月に時の政権が放送禁止を宣言し、ボルテスVの再放送はエドゥサ革命でマルコス政権が倒れた直後の1986年になるまで待つこととなる。
そのためよくジョークで「ボルテスVを放映させるために革命が起き、マルコス政権が倒れた」などと呼ばれている(偶然にもボルテスVの最終話も似たような内容になっている)。
なお、マジにしている人もいるがボルテスVはまったく関係ない。

ちなみに2024年4月21日に放送されたテレビ朝日系の『アニソン総選挙』、今回は海外のランキングも加わることになったのだが、何とボルテスVの歌が3位にランクイン。これにはスタジオのゲスト達もポカン状態である。

言うまでもなく、フィリピンからの投票が主…どころか9割を超えていた。誰が言ったかフィリピンの熱烈な組織票である。

2020年には東映の許可を得て実写化が決定。
日比双方のファンから期待が集まった中、2023年に『ボルテスV: レガシー』として実写ドラマが放送された。
全80話と原作の倍近くの話数放送予定と公表され、増えたパートのテンポ感や、戦闘シーンを減らして恋愛要素を増量したストーリー構成等で賛否両論あったものの全体的には高評価となり、最終的に全90話が放送された*18

放送したテレビ局であるGMA networkの公式YouTubeでストリーミング配信されているが、日本国内においては何故かEpisode38しか見られない。
しかし、2024年10月に再編集とリマスターを加えた「超電磁編集版」が劇場公開され、遂に待望の日本上陸が実現した
ビンテージ玩具の箱を露骨に意識した掠れ風デザインかつスリーブ付きのパンフレットや、入場特典のフル可動ペーパークラフト等も話題を呼んだ。
これに合わせてYouTubeでも原作の公式配信*19が実施され、毎週5話、かつ配信期間も2週間という大盤振る舞いとなった。
またフィリピン版のテレビシリーズを日本向けに編集したバージョンがTOKYO MXで放送開始。全90話の日本展開に関しても一応準備中だとか。
もっとも、MXは関東ローカルな上、オンライン配信も皆無という地方民泣かせの仕様であったが…

なお先程少しだけ触れたが、スパロボ30にて彼らが仲間になる場所がフィリピンの首都マニラである。

2022年にボルテスVの超合金セットが「開運なんでも鑑定団」で鑑定され、120万円の評価額となった。鑑定士は海外の富裕層に人気があると語っていた。


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最終更新:2024年12月25日 22:34

*1 後半からは地球人とボアザン星人との差別問題も含まれる。

*2 ただし一平と浜口博士の関係は作中明かされない。

*3 ド・ズールが地球人の心理を分析した結果判明し、科学者として根拠に基づいて事実と結論を伝えていた。

*4 パイロット全員、マッハ12あたりから加速重力で苦しんでいる描写があった。

*5 玩具版では折りたたんでいる

*6 ただし声紋認識機能付きなので、本来の搭乗者以外が乗っても合体は不可能

*7 コン・バトラーVも何度か分離してピンチをしのぐことがあったが、一旦合体を解くと全て強制的に分離されてしまっていた。

*8 第27話での左近寺のセリフより。強化改造後の飛行速度であり、改造前はどうだったのか不明。

*9 前作のコン・バトラーVは宇宙で戦闘する描写がなかった。

*10 第4話

*11 正面からは、という意味であり、奇襲は何度かしている。

*12 原作では敵の攻撃を受けてコックピット含む全身に穴を開けられることが多かった。敵や刺さった物体を振り払った次のカットでは穴が消えていることも多かったが。

*13 ただし初参戦の『新』では銃の名手という設定を忠実に反映した結果射撃の方が格闘より高く、それを一平の精神コマンド「魂」で補うという状態になっていた。ちなみに健一に限らず『新』は投手なので射撃が高いが途中追加される必殺技は格闘であるサンシローやフィンガー系や石破天驚拳が悉く射撃のドモン、射撃が得意な典型的リアル系だがV-MAXの体当たりは格闘のエイジなど本人と乗機の必殺技の属性が噛み合っていないキャラがやたら多い。

*14 もちろん瀕死でもない。

*15 当時巻き起こっていたスーパーカーブームにより、「ポピニカ」の人気がボルテスⅤよりもスーパーカーの方に傾いたのが主な原因とのこと

*16 具体的に言うと主人公のアンジュが剛健太郎と息子たち、兄のジュリオがザンバジル、妹のシルヴィアがハイネルのポジションに相当。

*17 「内容が暴力的であり道徳的でない」「子供が勉強しなくなる」「ボルテスVの武器である天空剣が旧日本軍の刀を思い来させる」など

*18 人気のテレビ番組の話数が大きく延長されることはフィリピンでは珍しくなく、全300話を超えるロングラン放送の例もあるとか

*19 実写作品である『レガシー』を踏まえてのものであるためか、サンライズ公式チャンネルではなく東映特撮YouTubeチャンネルで配信されている