アニヲタWiki(仮)

登録日：2011/12/06(火) 21:35:18
更新日：2023/03/25 Sat 20:05:16
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DS RPG SEGA イメージエポック ゲーム セガ セブンスドラゴン ドラゴン ニンテンドーDS フロワロ 世界樹もどき 古代祐三 賛否両論

セブンスドラゴン(7th Dragon)とは、
2009年3月5日にセガから発売されたニンテンドーDS用ロールプレイングゲームソフト。
企画開発は、イメージエポック。

見下ろし視点の2D式マップやコマンド制の戦闘等々、最近のRPGにしてはシンプルなシステムが特徴。

全体的に世界樹の迷宮シリーズと似ている点がよく指摘されるが、
(各職業のスキルや特徴、ポイント制のスキルシステム、FOEを想わせるドラゴンとのシンボルエンカウント等々)、
これはディレクターが世界樹の迷宮と同じ新納一哉氏でスタッフも一部同じなため。

『ドラクエと世界樹の迷宮を足して二で割ったようなゲーム』と言えばわかりやすいかもしれない。

あの世界樹の迷宮と同スタッフが作っただけあり、序盤はそれなりに戦闘の難易度は高く、理不尽なhageも味わえる。
またキャラデザインのモタ氏による可愛らしいキャラクターやミニキャラも好評。
BGMは古代祐三が手がけている事もありこちらも評価が高い。

しかし中～後半にスキルや装備が揃ってくると次第に難易度が下がり始め、最終的な難易度は世界樹と比べるとかなり温め。

またウザ過ぎるフロワロ地獄(後述)、異様に高いエンカウント率、クエストの面倒くささ&旨味の薄さ、
マップ移動の遅さ等々……不便な点もかなり多く全体的な評価は賛否両論。
ストーリーもやや稚拙な部分がところどころに見られる。

素材が良かっただけにかなり惜しい出来な作品と言えるだろう。

2011年11月23日には続編(時系列的には番外編？)のセブンスドラゴン2020が発売されている。ハードはPSP。

■ストーリー
かつて、現代によく似た世界『エデン』に突如『ドラゴン』と呼称される異形の生物達が飛来した。

彼らと、彼らの侵略値に繁殖する毒花『フロワロ』により人類は壊滅の危機に瀕してしまう……。

しかし、生き残った僅な人類により凄腕の冒険者『ハントマン』達が集められそれを束ねるギルドも結成された。
今、人類の反撃が始まる……。

■主な用語

突如飛来した人類の敵。
『ドラゴン』とは言うもののその姿は多岐に渡り、通常の竜のような姿から虫や獣のような姿の個体も存外する。
いずれにしても通常の人間では相手にならない戦闘力を持つ。
彼らは星に『命の種』を撒き、それが発達して高度な文明が出来たところを見計らってその命を食い尽くす。
つまり人類の繁栄は彼らにとってただの農業や放牧に等しく、人類はただの家畜である。
ドラゴン達をまとめあげる強力な個体を『帝竜』と言い、一つの星につき七匹の帝竜がいる。
更にその七匹の帝竜達の上に立つ最上位種『真竜』も存在する。
ちなみに真竜も七匹いるらしい。(本編で出てきたのは二匹だけだが)

ドラゴンの侵略地に繁殖する花。
見た目は紅くて美しいが非常に有毒で近くにいる生物を結晶化させる力を持ち、
フロワロが大量に繁殖した場所では通常の生物は生息不可能。
フロワロが咲き乱れ辺り一面が紅く染まる姿は美しくもどこか不気味。
ゲーム内でもほぼ全てのダンジョンやマップを多い尽くすように咲き乱れている。
更に質の悪いことに『触れるとダメージ』
つまりダンジョン内のほとんどがダメージ床に覆われてるのと同義で非常に鬱陶しい。
一応ある程度触れると消えるが時間経過等で復活するため厄介極まりない。
完全に駆逐するには付近のドラゴンを全て倒さないといけない。
マップ上のフロワロは一度踏むと消えるが、宿屋で休むと稀に復活する。
周辺マップの浸食具合によって町の物価が変動する。
恐らくこのゲームの評価を下げる最大の原因。
あまりに不評だったためか続編の2020ではダメージが無くなった。

人間とは違う身体的特徴を持つ種族。いわゆる亜人。
更に男女によっても特徴が違い、男は浅黒い肌とエルフ耳、女はケモミミとなっている。
各職業にルシェ枠が1人ずつ用意されており、特に女ルシェはケモミミという直球デザインを持つ事から人気が高い。
ちなみに2020には登場しなったが、更にその続編である2020-IIにて色々な意味で復活を遂げる。

■職業一覧

高い身体能力を持つ典型的な戦士。
斧と剣を装備出きる。斧はボス戦、剣は雑魚戦向き。
癖の無いアタッカーだがやや遅いのがネック。
剣スキルに敵の攻撃力を低下させる強力なスキルがあるため、いるだけでかなり楽になる。
世界樹の迷宮のソードマンみたいな職業。

裏社会に生きる異端の戦士。
短剣や弓の扱いが得意。
高い素早さを誇り状態異常や仲間との連携攻撃等の特殊なスキルを使いこなす。
強力だがスキルが全体的に大器晩成型で後半にならないと力を発揮出来ない。
世界樹の迷宮のレンジャーやダークハンターっぽい職業。

刀を使う東洋の剣士。
最強の物理攻撃力を持ち構えによって特性が変わるのが特徴。
居合いの構えはスピード重視、斬馬の構えは威力重視。
また無手の構えで素手でも戦える。こちらはカウンター重視。
前衛職な割に耐久が低いのが欠点。
スキル的にはまんま世界樹のブシドー。

圧倒的防御力を誇る守護騎士。
攻撃よりも防御を得意とする壁役。
その分前衛職の中では決定力は低いが、
プリンセスと連携する等の特定状況下限定で高い火力も発揮出きる。
まんま世界樹のパラディン。

マナを使い森羅万象を操る魔術師。
物理攻撃とは違う魔法を使う典型的な魔法使い。
圧倒的火力を誇るが耐久とスピードは低い。
まんま世界樹のアルケミスト。

傷を癒す事に特化した医術師。
HPの回復から状態異常・蘇生まで引き受ける回復特化職。
回復しか能が無いと思いきや相手に毒を与えたりも。
しかし素の能力値がやや心もとない。
世界樹のメディックに近い。

とある王女の末裔たる歌姫。
その歌声で味方を鼓舞し相手の力を奪う支援特化職。一応回復もでき、戦闘終了までMANAが自動回復するスキルも持つ。
決定力は低いが鞭を利用した技で相手を調教する技やナイトとの連携で補える。
世界樹のバードとカースメーカーを足して割ったような職業。

追記修正御願いします。