登録日:2012/05/12(土) 13:20:08
更新日:2021/03/21 Sun 08:52:39
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消滅とは、存在していた物が消えてなくなる事。
または消失、とも。
- 火事による本の焼失
- ポケットからサイフを落とす
- 借りパクされたまま転校
- ポケットからサイフをスられる
- 落としたりして崩壊
- ポケットからサイフを出したまま置きっぱなしにして忘れる
- 気付いたら後ろの席にいた女子や9組が学校にいない事になっている
- ポケットからサイフを出した際に勢い余って池にダイブしてそのまま見つからない
- オンラインゲームの配信終了に伴うデータ消失
- ポケットからサイフを出したが中身は既に競馬でスっていた
- 掲示板閉鎖に伴う書き込みの消失
- ポケットからサイフを出したつもりが別の何かで、サイフは結局行方不明
等々、物の消滅は様々なシチュエーションで起こる。
基本的に他人による物以外は注意しておけば防げるのだが。
また、物に限らず
- 友情の消滅(絶交)
- 恋愛の消滅(破局)
- 信頼の消滅
- 童貞の消滅
といったように、無形の概念に当たる物でも消滅してしまう事はあり得る。
物にも言える事だが、何かを生み出すのは非常に大変だが何かを壊すのは非常に簡単であるので、こういった事態は出来る限り避けるべきである。
法律においても消滅という単語はれっきとした法律用語として存在し、
- 債権の消滅(10年で時効)
- 所有権を除く財産権の消滅(20年で時効)
- 永小作権(小作料を支払って他人の土地において耕作又は牧畜をする権利)の消滅
- 代理権(本人の代わりに行う権利)の消滅
- 占有権(物に対する所有の権利)の消滅
等々、様々な権利を取り消し無くす事を消滅という。
また、個人が抱く感情にしても
- 大切な人の死
- アニメ最終回終わった
- 燃え尽きた
- 努力を打ち崩された
といった大きな場面が終わった後には何も考えられない、感情の消失とでも言うべき事態が起こりがちである。
これに関しては自己の努力等では解決しようの無い事が多く、それが一層虚無感を引き立てる。
創作作品においてこの虚無感から立ち直る過程は大抵熱く、その作品のターニングポイントだったり人気の場面になる事が多い。
勿論、その過程が理不尽でない場合の話だが。
このように消滅は物質データ感情権利他者自分関係なく起こる事である。
消滅が起こった際には非常にやるせない感情になるが、そこから立ち直る事が出来れば、人間として強くなれるのである。
最終更新:2021年03月21日 08:52