ライガーゼロフェニックス

登録日:2010/02/20 (土) 01:28:06
更新日:2024/12/16 Mon 02:39:50
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ライガーゼロフェニックス


チェンジマイズ!!


番号 RZ-071(フューザーズではFZ-001)
分類 ライオンフェニックス
全長 26m
全高 12.2m
重量 120t(FZ-001は106t)
最高速度 340km/h
《追加装備》
◆AZショックカノン×4
◆小型2連装ビーム砲×12
◆コアブロック×2
◆チャージミサイル


B-CAS〈ブロックス・チェンジング・アーマー・システム〉を初導入したゾイド
ユニゾン時にパージしたパーツはどうしてるの?とよく突っ込まれるが、気にするな。

ライガーゼロに短時間とはいえ飛行能力を加えた機体で、今までの性能を遥かに上回る実力を持つ。
共和国カラーだとライガーゼロが薄い蒼色でフェニックスも
アニメ『ゾイドフューザーズ』におけるRD仕様は、ライガーゼロはノーマルカラーで、フェニックスは<ファイヤーフェニックス>と呼ばれ赤い色をしている。
また、フューザーズではライガーゼロは爪(ストライクレーザークロー)から光波を飛ばす遠距離攻撃ができる。

フェニックスの頭部と翼のみ切り離し、ライガーゼロは「テレストリアルモード」、フェニックスは「グライディングモード」に移行。
さらにこの状態から、ライガーゼロはディスペロウと合体して「ライガーゼロブラスター」、フェニックスはエヴォフライヤーと合体して「ゲイルフェニックス」形態にもなれる。

[バトルストーリーでの活躍]
かつて暗黒大陸での閃光師団が鉄竜騎兵団との戦いでヴォルフ・ムーロアを取り逃してしまった責任を問われた懲罰部隊の機体としてネオゼネバス帝国のキメラブロックスの生産一大拠点、キマイラ要塞都市をたったの29機で夜間に攻撃を命じられる
帝国軍の隙をついて要塞に侵入し、キメラブロックスの指揮機を撃破し、後続の部隊が突撃するための道を作るため活躍するが、基地を守っていたセイスモサウルスから後続の味方を守るためにスピードを犠牲にして挑み、撃破されたり、同じく要塞都市を守っていたエナジーライガーに撃破されてしまった。
マウントアーサー要塞の攻防にもプテラフェニックス(ディメトロプテラがフェニックスと合体した強化機)が爆撃したあとに分離、追ってきたゼロと合体。変幻自在の攻撃でマウントアーサー陥落に貢献した。
最終決戦でもヴォルフ・ムーロア暗殺のために潜り込んでいたレイ・グレックがイクスアーマーからフェニックスと合体して換装するが、ヴォルフが搭乗していたエナジーライガーには敵わず、フェニックスはスクラップにされてしまい、遅れて到着したジェットファルコンと合体した。

〔アニメでの活躍〕
ゾイドアニメ三作目『ゾイドフューザーズ』の主人公機として活躍。
初登場は第3話。凄まじい高速で飛行し、 ソニックブームだけでRDのライガーゼロとブレードのバスターフューラーを吹き飛ばす実力を見せた。

当初はファイヤーフェニックスがRDに心を開いていなかったため、なかなかユニゾンできなかったが、トラップに捕まり破壊されかかったところを助けられたことでRDを認め、彼の第二の相棒にしてゼロのZiパートナー(ユニゾン相手)となった。
普段はそれまで通り別のところにいるが、バトル時にはRDの呼びかけに応えて助けに来てくれるようになった。
時間制限があったはずだがなかったことにされている

RDが「火器は使わず格闘だけで戦う」を信条としているため、武装はストライクレーザークローとレーザーファングのみを使用した。
必殺技は空中からストライクレーザークローの光波を叩き込む「ダイビングレーザークロー」。

フューザーズ自体がユニゾンを主軸に置いたアニメだったため、本機の戦闘力は他のゾイドを遥かに凌駕し、ブレードライガージェノザウラー含む他の強豪チームとのバトルロイヤルで4対1の劣勢で不利だったにもかかわらず、辛くも勝利している。

中盤、マトリクスドラゴン相手に苦戦。
バスターフューラーと共に戦うが終始圧倒されていた。
そこへエナジーライガーが現れ、ビーム一発でバスターフューラーごとマトリクスドラゴンを撃ち抜いてバトルは中断された。

以降、RDはエナジーライガーを伝説のゾイドとして追いかける。
バスターフューラーが破壊されたことで、ライバルであるブレードは新たなゾイド『凱龍輝』で勝負を挑んできた。
スピード、パワー全てが上の凱龍輝の前に歯が立たず、サポート機である飛燕と月甲にも敗北

その後、ライガーとRDを護るためファイヤーフェニックスが集光荷電粒子砲の盾になり消滅…
同時にライガーゼロフェニックスの出番も終了…



しかし後にフェニスという謎の少女として現れる。
彼女の尽力によってジェットファルコンが覚醒し、ライガーゼロファルコンが誕生。RDも相棒を失った悲しみを乗り越えるのだった。


ゲーム
◆『ゾイドインフィニティ』
間違いなく最強ゾイドの一角。
羽から射出される連続ビームが強すぎて、一度手には入ればラスボスまで無傷で一直線に進めるほど。
スピードも申し分なく、全てにおいて完璧。

◆『ゾイドバーサス』
速いスピード、小回りのきく旋回能力、格闘の安定したダウン性能、フェニックスキャノンのいかれた強さ、飛行能力。どれを取っても完璧な非のうち所のない機体。
必殺技のフェニックスレーザークローもなかなか。

◆『ゾイドストラグル』
派生元を差し置いてデフォルトで登場。ライガー系らしく接近戦に強い。凱竜輝と同じく、ブロックスを分離させてサポートさせる事が出来る。
反面機体が完成してしまっており、一切のカスタマイズが施せない。


〔キット〕
先行して発売された北米ではファイヤーフェニックス単品で、ゼロは別売り。
日本国内の店頭ではバトスト版、フューザーズ版共にセットでのみ発売されており、ファイヤーフェニックスは日本版のみオレンジのパーツがクリア成形になっている。
2003年に開催された大ゾイド博では北米版ファイヤーフェニックスも限定発売されている。

『フューザーズ』の人気があまり振るわなかったためか、その後の商品展開でスポットが当たることはあまりなかったが、2024年9月に40th Anniversary Zoids(現Advanced Zi)にて遂に発売された。
ゼロは先んじて発売されていたAZ-02ライガーゼロがベースだが、ギアボックスが仕様変更されており、フェニックスを合体させると歩行に連動して翼とショックカノンが可動する、オリジナル版にはなかったギミックが盛り込まれている。
フェニックスのオレンジのパーツは翼のみクリア成形となり、北米版と日本版の間を取りつつアニメの印象により近づけられた。
ゼロアーマーはゼロフェニックスで必要なパーツのみ付属しているが、専用アタッチメントパーツを使うことでAZ-02のゼロアーマーを装着し、額が白く目が赤いRD仕様のゼロを再現出来る。
細かい造形は大きくアレンジされており、旧キットと比べてブロックスが目立ちにくくなっていたり、アニメにおけるゼロアーマーの上から重ね着する方式が部分的にとはいえ再現されていたりと、よりアニメの印象に近づいた。
特に背中のショックカノンは延長用パーツ*1が設けられ、砲身がかなり大きくなっている。
ブロックスの組み換えギミックもきっちり再現されているが、なんと旧キットのブロックスとも互換性がある。首元には上下可動軸が搭載された2連ブロックが使われているので、これを旧キットのブロックスゾイドに組み込んで可動域を強化することも出来る。
AZ恒例のスペシャルPVも制作されており、ナレーションを担当したRD役の野島健児氏の声が20年前と殆ど変わっていなかったことは多くのファンを驚かせた。

また、『機獣新世紀ZOIDS CORE BOX』の特典にはバトスト版ゼロフェニックスのそれと瓜二つの青いライガーゼロが付属している。
商品名こそ「AZ-02EX」とされているが、実はギアボックスはゼロフェニックス仕様であり、その後タカラトミーモール限定で登場した青いフェニックスと組み合わせることでバトスト版ゼロフェニックスを再現出来る。







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最終更新:2024年12月16日 02:39

*1 フェニックス形態の際は翼に装着されるので、分離させても余剰パーツにならないのが嬉しいところ