登録日:2009/11/09(月) 13:45:46
更新日:2024/08/07 Wed 09:27:50
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「違う 大地は… そんなことでデュデュマを生み出さない
デュデュマが生み出されたのは……」
漫画「
マテリアル・パズル」の主人公のひとり。
3人の主人公の中でも特にメイン格として描かれている。
17歳の時に不老不死になったため、126歳になった今も同じ姿をしている。
そのため、少年的な面と貫禄を兼ね備えている。
優しいが、3人の中では一番厳しくもある。
自分にも他人にも厳しいが、それは相手への思いやりの裏返し。
ある出来事があってから、一度見たもの聞いたものを忘れないようになった。
絵を描く事が好きだが壊滅的に下手。
いったい何を描いたのかは本人にしかわからない。
直接の戦闘力は皆無だが知識・記憶力・判断力・分析に優れ、魔法で仲間をサポートする参謀役的ポジション。
服装は章ごとに変わり、第1章では上着の胸元に丸い飾りがついている。
実はこれ、
おまんじゅう。もちろん食べられます。
第2章では上着の丈が増し、
マントのようになったが、後に長袖・長ズボンのみになる。
使用魔法
名前:活力の炎(ホワイトホワイトフレア)
(通称・WWF、WWフレアなど)
属性:活
魔法レベル55
魔法アイテムはなし
炎の魔力を変換し、癒しと強化のエネルギーを作り出す魔法。
変換後は白い炎になり、纏った者の傷を治し肉体を強化する。
回復・強化の度合いはさじ加減が可能。
また植物や動物にも効果があり、動きを操作できる。
しかしある程度以上の相手だと、抵抗されてしまうと操れなくなる。
相手に白い炎を纏わせてから元の炎へと変換し、火だるまにすることもできる。
これは派手さとは裏腹に元に戻しただけのただの炎のため、魔法使い相手には効き目が薄いことが多いが、
逆を言えばそれ以外の物やら弱った相手などには十二分に効く。
嬉しい副作用として、何度もかけられると力が底上げされる利点がある。
魔法ではなく、ティトォが長い時間をかけ編み出した能力。
「1を知り10を知る力」。
対象の言葉、表情、眼、行動、周りの環境などから情報を取り入れ、対象の行動パターンを数十秒完全に先読みできる。
対象は1体に限られ、更に発動には膨大な情報が必要な上に戦闘行動を行いながらの実行は難しいため、味方の戦闘による時間稼ぎがあってこそ真価を発揮できる。
また、未知の人物や兵器の正体などの推理など、戦闘以外の用途にも使える。
以下ネタバレ
100年前に滅んだドーマローラの生き残りのひとり。
不老不死になった理由は、「存在を司る力」の結晶である星のたまごに魂を取り込まれたから。
今の身体は星のたまごそのものが人形に変化したようなもの。
そのためかティトォ達の眼には瞳孔が描かれていない。
グリ・ムリ・アの目的を阻止するために100年を過ごしてきた。
全てが終わったとき、星のたまごが大地に還り、元の身体に戻れると信じている。
アクア・
プリセラと身体を共有しているが、同時にこの世に存在できるのは1人だけ。
死亡することで、残る2人のどちらかと存在が入れ換わる。
これが不老不死と呼ばれる所以である。
ただし、魔法の類によって死んでしまった場合は、不死の鎖が断ち切られ、本当の意味で死んでしまう。
また、ドーマローラ崩壊前に
グリ・ムリ・アと会っている。
一度見たこと聞いたことは忘れないはずのティトォだが、唯一ドーマローラ消滅の時の記憶は曖昧になっている。
実はドーマローラで
グリ・ムリ・アの命を救い、その後研究の手伝いをしていた。
しかし、それが原因で国が滅んでしまう。
記憶が曖昧だが、その目でデュデュマを見ている。
クゥに大地のたまごを手渡され、ティトォ・アクア・プリセラの3人の魂が星のたまごに取り込まれる形となって不老不死になる。
なお自分たちを罪人だと称しているが、数少ない言及においては星のたまごで肉体を得ていることを指しているわけではないらしく、
『神無き世界の魔法使い』最終巻でアダラパタから「罪人たる3人の最大の罪」を問われた際、
「グリ・ムリ・アの命を助けた事を今でも後悔していない事」だと告白している。
最終更新:2024年08月07日 09:27