仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE

登録日:2010/12/20 Mon 20:40:35
更新日:2024/12/26 Thu 18:15:43
所要時間:約 7 分で読めます





【注意】この項目は重大なネタバレを含みます




―今、地球のCORE<コア>で最も熱い戦いが始まる―


仮面ライダー、地球の中心「核<コア>」へ。



2010年12月18日に公開された劇場版仮面ライダー作品。
仮面ライダーW』と『仮面ライダーOOO』がメイン。

前年に好評を得た『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』を更に超パワーアップさせる事をコンセプトに制作された。
同じくそれぞれ前年度の仮面ライダーと、現行ライダーを主役にした物と、両者が合流する『MOVIE大戦』の三本立て。

Wはその後の春映画やMOVIE大戦にもゲスト出演しているが『仮面ライダーW』のタイトルが付く映画タイトルは現時点では本作が最後となっている。

MOVIE大戦シリーズのなかで純粋に二作品の共演になっているのは本作が初である。
なお、企画初期は仮面ライダーディケイドこと門矢士もゲスト出演する予定だったが、諸事情により断念。
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』でのディケイド復活はそのリベンジであると白倉Pが発言している。

主題歌は『OOO』の主題歌を担当した大黒摩季と鳴海荘吉役の吉川晃司によるユニット「DaiKichi 〜大吉〜」の「HEART∞BREAKER」。




仮面ライダースカル メッセージforダブル


まさかのスカルスピンオフというかタイトル変わってる
基本的に亜樹子とおやっさんの視点がメインなのでWとアクセルの活躍は非常に少ない。
その分、スカルの魅力全開で彼のハードボイルドさを存分に味わえる。


展開が非常にハードかつ大人向けで
『目の前にいる人を助けられずに殺される』
『信頼していた者の裏切り』
『街中で起きる無差別かつ大量の殺人』
『タンクローリーの下敷きになった敵を助けない』
『メモリブレイクしても変身者は死ぬ』*1
『その事実を理解した上でなお闘わなければならない残酷な現実』
ドーパントを倒してもメモリによる効果が消えない』
『孤独に生きる事を強いられる残された者達』
『幸せになれない登場人物たち』
など、本編では考えられない非常にやるせない固ゆで卵な内容になっている。


敵が非リア充の味方スパイダー・ドーパント用済みの花魁売人バット・ドーパントなのは初代のオマージュであり、
Wの世界で初めてライダーにトドメをさされた怪人は初代と同じく蜘蛛男になった。

幼い頃のあの人も出てるよ!

Wの最終回は2011年8月と設定されているが過去の1999年は劇中で11年前と表現しているなど公開年である2010年と思われる描写もある。

風都探偵』のエピソード「sの肖像」及びその劇場版アニメ作品『仮面ライダースカルの肖像』では、本作の出来事が少しだけ触れられている。


【あらすじ】


舞台はW本編後、鳴海亜樹子と照井竜の結婚式当日。



…………



鳴海 亜樹子と照井 竜の結婚式当日



…………



大事な事なのでもう一度言うが



鳴海亜樹子と照井竜の結婚式当日である

一体、何がどうしてこうなった(ry
ひとまず此処は置いといて本題。
結婚式当日、突如風都を襲ったプテラヤミーが持つガイアメモリの一種、メモリーメモリの力によって亜樹子は過去の風都を覗く。
そこで鳴海荘吉が仮面ライダースカルとなったキッカケ、『スカルのビギンズナイト』 を知る事に……。



【登場人物】


鳴海荘吉仮面ライダースカル
今回の主人公。妻子が居るのに女が二人も寄ってくる渋メン。
娘である亜樹子に、結婚式には側に居ると約束するが……。
今回もドーパント相手にシンバルキックを披露。
「俺は自分の罪を数えたぜ……」

鳴海亜樹子/なにわの美少女仮面
本編での芯の強さは何処へやら。本編+劇場版含めてあんだけ風都を守るライダーたちの戦いを見守ってきたのに、
自分の周りの男性が全員仮面ライダーで事件解決を最優先する態度にプッツン。
マリッジブルーも重なってまさかまさかの仮面ライダーアレルギー*2に。居ないと明らかに街がヤバい(?)のに「ノーモア仮面ライダー」なんて言い出すようになってしまう。
まあ結婚式当日にまで事件が発生し、新郎と父の代理×2が出動するハメになる心労を考えれば無理もないか。*3
なにより、仮面ライダーが出動せざるを得ない風都の治安の悪さが一番の問題のような気もする。本作における狂言回しである。


松井誠一郎(マツ)
おやっさんの相棒。翔太郎に対するフィリップと同じく、事件に関する手掛かりを探るのが仕事。癖は指パッチン
地球の本棚はもちろん使えないので、現実の図書館から情報を探し、W後半回に出てくる相関図そっくりにコルクボードを用いて分かり易く纏める。
おやっさんにとって最高の相棒だったが……。
ちなみに前世はハットリくんと飛電其雄の元で働きDJサガラと仲が良く、五代雄介や夜神月が隊長仲間でギンガブルーが後輩な十番隊組長だった。現在マツ役の人自身は政治家やってるが……色々アレのため風都探偵でも少し出すのが難しくなっている。


メリッサ
亜樹子にそっくりなおやっさんの妹分。*4風都で人気の歌手でおやっさんにボディガードを依頼した。
「私、聞いてない」が決めセリフなので亜樹子の母親……かと思ったらそんな事無かったぜ。
と思いきや、2015年に発売されたムック本の中のキャストインタビューにて、演じた山本がメリッサは亜樹子の母と発言する文章がある。
映画中には幼い頃の亜樹子が母親を呼ぶシーンがあるので、これが本当なら色々おかしいことになるのだが……真偽は不明。(比喩として母と述べたのだろうか?)


照井竜仮面ライダーアクセル
所長にメモリとアクセルドライバーを取り上げられて変身不能。亜樹子に嫌われてショックを受ける辺り、彼はもう戻れない所にいるのかも……。2号ライダーで結婚式が描かれるのは、仮面ライダーキバ最終回の仮面ライダーイクサ/名護啓介以来である。
なお、後に公開された彼が主人公のスピンオフVシネマでは、結婚後の彼らの生活が見られるが、料理などは彼が担当している模様。


左翔太郎仮面ライダーW
本編の主人公。ハードボイルドを目指すハーフボイルド探偵。
今作では現在部分ではもちろん、過去の映像でも半モブとして登場し、彼がハードボイルドに憧れるキッカケが描かれた。
余談だが、1999年時点で小学生だったことが判明。高く見積もっても本編(2009年)では22歳ということになり、亜樹子とそんなに変わらない可能性が出てきた。


フィリップ仮面ライダーW
翔太郎と同じく本編主人公。出番が少ないのでイマイチ影が薄い。亜樹子が陥ったマリッジブルーに興味津々で翔太郎にドツかれる。


風都イレギュラーズ(ウォッチャマン、サンタちゃん、クイーン、エリザベス)風都超常犯罪捜査課
お馴染みの面々が結婚式に参加。
刃さんは、まだ巡査だった若かりし日の姿も過去の映像にて出てくる。


シュラウド
フィリップの母親。今作ではおやっさんの幼馴染で、彼にスカルメモリやロストドライバー、スタッグフォンなどを渡していた事、マツに内緒で鳴海探偵事務所のガレージ(現在フィリップがいる所)に居候していた事が判明。
若い頃の姿が描かれることから(親の若い頃が娘に似ている、という発想から)若菜冴子の役者が二役を演じると思われたが…結局、TV本編の違いは衣装と髪型だけであり、本編同様、包帯の下の顔は謎のまま。


尾藤勇(サム)
本編31話・32話「風が呼ぶB/野獣追うべし」・「風が呼ぶB/今、輝きの中で」にも登場した荘吉の昔馴染み。
今作は彼が自首をする1年前の話で、荘吉の捜査の協力者を紹介してくれた。




仮面ライダーOOO ノブナガの欲望


オーズの外伝的エピソード。
脚本は劇場版には久々に参加した井上敏樹。いわゆる平成2期における数少ない参加作品である。

これまで井上氏は多数の劇場版を手掛け視聴者を魅了していたが、今作はノブナガの変化が軸なためか、作風がテレビシリーズを手掛けた際の物に近い。
『スカル』同様、こちらも井上脚本らしくハードでシリアスな展開を見せており、結果的にではあるがTV本編とはほぼ別物のパラレルワールドとなっている。
そうなった原因としてプロデューサーとメインライターの小林靖子との雑誌での対談内で、TV本編1・2話の映像が完成する前に脚本が出来上がったからと明かしている。

作中、どう考えても必要な描写が無いので色々と場面をカットされた可能性がある…というかDC版にあった。



【あらすじ】


日本の歴史上、最も欲深いとされる人物「織田信長」
彼のミイラを発見した鴻上ファウンデーションはセルメダルを利用し、人造人間(ホムンクルス)として復活させるが……?



【登場人物】


火野映司仮面ライダーオーズ
本作の主人公。TV本編のパンツ以外にも欲があり、他者の欲望にも肯定的なキャラとは違い完全に「欲が無い」。
自分の稼ぎを全部知り合いに気軽に配ってしまうほどで、お人好しな初期設定の火野映司に近い為TV本編とはキャラに違いが見える。
時期的にオーズ放映前、かつ初期設定のみから描いた脚本の為、キャラに違いが出るのは当然といえば当然。
後述するが、「TV本編とは同姓同名のよく似た別人だから性格も少し違うのだ」と解釈することも可能か。
タカゴリバとタジャドルコンボがテレビシリーズに先駆けて先行登場するが、公開前のCM、雑誌、パンフレットで出たのはあくまで変身に必要なコアメダルのみで、タジャドルコンボの姿は一切映し出されていない。

ノブナガ(織田信長)仮面ライダーバース
通称ノブくん。今作の主軸となる人物で、鎧を纏った素体ヤミーのような怪人体の他、仮面ライダーバースに変身する。
織田信長の魂を宿したホムンクルスで、信長を殺したと思われる武将の子孫を殺しながら天下を取るために暗躍。
ある意味、戦国武将で初の仮面ライダーに変身した。

最後はドクター真木ィ!に甲殻類系コアメダル(サソリ、カニ、エビ)を入れられ暴走し、オーズに倒された。
肉体のベースは事故で流星塾に迷い込んだ作業員。

後のMOVIE大戦でも、色々と繋がりがある同じ名前の人物が登場する。
4年後にはキラキラに憧れるシャドーラインの闇の皇帝として復活したとの噂が…。


泉比奈
ヒロイン。冒頭のウェディングドレス姿が麗しい。


鴻上ファウンデーションの面々
何らかの思惑があるらしくノブナガの動向を観察している。
会長が相変わらず欲望好き。
里中がビビり
ドクターが発狂、
5103が有能。
5103はMOVIE大戦編で活躍するよ


アンク
映司と別行動を取っている模様(後述)。
出番が少ないのはアンクの役者のスケジュールの問題。
TV本編とは異なり、クジャクメダルとコンドルメダルを苦労して見つけてきた。


グリードの面々
同じく出番が少ない。


ギル
CV:浜田賢二
名前の由来は"裏切る"
(単に"ぎる"という説も)
声のみ登場した恐竜系グリード。2年前は犬型の炎神だったとか。

比奈の先輩の「踊り続けたい」という欲望からプテラヤミー(♀)を生み出す。
カザリによると彼のヤミーは非常に強力なんだとか。

元々TVにも出る筈だったが、DC版のオーディオコメンタリーで本編の設定変更に伴い新たに恐竜系グリードが生み出されることになったと語られている。なお、担当声優は翌年公開の『MOVIE大戦 MEGAMAX』で仮面ライダーポセイドンの声を担当した。



【劇場版ライダー】


仮面ライダースカルクリスタル

鳴海荘吉が初変身した時の姿。
頭部が水晶のように透き通っており、Sを思わせるヒビが無い。
ガイアメモリを用いた戦いに納得ができていないために完全な力を発揮出来ないらしく、敵ドーパントに苦戦する。
この手の形態にしては珍しく、『仮面ライダーバトル ガンバライド』でゲーム出演を果たしている。


仮面ライダーコア

CV:ガイアウィスパー
本作のラスボスで初のフルCGライダー。メモリーメモリに甲殻類系コアメダルが組み合わさる事で誕生。
メモリーメモリに記憶された仮面ライダーのデータを基に生まれた存在。
ただしその「記憶」は仮面ライダーのダーク面(人間ではなくなってしまった哀しみや孤独)のみに偏っており、
「異形となった悲しみを憎悪の力に変えて戦う戦士」らしい。通称闇マダオ
地下深くに有る、地球の核から漏れ出した「地球の記憶」の結晶が力の源。



【本作と本編との関連】


Wは最終話で1年が経過して2011年8月が最新の時期となっており、公開前から本作がOOOの時系列にどう影響するのか議論されてきた。

翔太郎が映司に「また世話んなっちまったな。」と劇中で発言しているため、本作が『FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』、ひいてはW本編と地続きであるのは確実である。
一方のOOOは本編で「映司がWと共闘した出来事」を匂わす描写が無く、ギルがTV本編では影も形もない事から明確にパラレルワールドとされる*5*6

本作でのOOOは、

  • アンクがクスクシエに居ない
  • 比奈達がその事を言及しない
  • 映司が本編ではアンクが所有している専用ケースでコアメダルを管理している*7
  • アンクが映司と接触する際に「相変わらず甘い」と言っている*8

これら上記の描写から、映司とアンクは長期的な別行動を取っている節があるのだがこの別行動はTV本編でも終盤に起こっている。つまり初期設定に基づいて構成されたという前提で考えた場合、本作はWの時系列に配慮して当初の終盤プロット内で起こった番外編として想定されていたものと思われる。5103がTV本編に先駆けて仮面ライダーバースに変身したことからもそれがうかがえる。
しかし、放送途中で設定が変更されたことでTV本編とは矛盾してしまう結果に...現に本作では映司がグリード化している様子もなく伊達さんもいないし、何より本作でのお金を配る映司がTV本編で明確に否定されてしまったこともあり、事実上のTV映画連動計画が破綻状態となったのである。


この世界線矛盾問題には度々議論が行われており、本作時点で考えられる説として『クライマックス刑事』のように一つの世界に複数の主役ライダーが存在している世界であり、W本人との共演が多い映画のOOOは「Wの世界のOOO」として描かれているという解釈が基本となる。

そして『将軍と21のコアメダル』では夏映画恒例として映画のOOOがフォーゼと対面しているが、フォーゼは春映画を除いた全ての作品が地続きとなる。だがこちらは2011年6月と時期が明確だが弦太朗が9月に転入したという描写があるフォーゼTV本編と矛盾してしまっており、OOO側も時系列的に正史としては厳しい所*9

…が、翌年の『MEGAMAX』は3作品全てTV本編の地続き設定かつWやフォーゼとの面識有りとこれまでの解釈が通じなくなってしまうことに。

結局の所、経緯は違えど映画におけるOOOも本編と同じ結末を迎え、本編とは別世界だが今に至っているという解釈がしっくりくるだろうか*10
恐らく、この解釈(というよりWの世界線でのOOO)ではギルがラスボスだったのだろう。


しかし上記の問題を2期以降のライダーで度々描写され始めた世界線交差*11を踏まえて無理やり辻褄合わせをする場合、

 W世界        OOO世界     フォーゼ世界 
    AtoZ(映画準拠*12)   AtoZ*13       AtoZ(W世界線準拠)
↓           ↓          ↓ 
    将軍(似た出来事)   将軍(似た出来事)    将軍(映画準拠*14)
↓           ↓          ↓ 
    CORE(映画準拠*15)   CORE*16      CORE(似た出来事)
↘          ↓          ↙
=== 各世界統合 ===

MEGAMAX
(ようやく各TV本編世界同士で対面)

ここまでやってようやく互いの面識に矛盾を無くすことも可能となったのである。ああややこしい。


余談だが、講談社キャラクター文庫より刊行された『小説 仮面ライダーオーズ』(著:毛利亘宏)は
基本TVシリーズに準拠した内容なのだが、作中で「伊達よりも前に後藤がバースに変身した」一件に触れる一幕がある。

また、本作由縁のアイテム「メモリー・メモリ」は、『S.I.C HERO SAGA』の仮面ライダーW編「Playback」のエピソードにおいて
これを用いて変身した怪人「メモリー・ドーパント」が登場しており、物語上でも重要な立ち位置を担っている。




追記・修正は地球のCOREで行って下さい。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 劇場版
  • 特撮
  • 仮面ライダーW
  • 仮面ライダー×仮面ライダーオーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE
  • 映画
  • 三条陸
  • SvsS
  • 仮面ライダーOOO
  • 仮面ライダー
  • 平成ライダー
  • 吉川晃司
  • ハードボイルド
  • ノブナガ
  • スカル
  • MOVIE大戦
  • リア充爆発しろ
  • 織田信長
  • シュラウドの本気
  • 井上敏樹
  • 小林靖子
  • 劇場版仮面ライダーリンク
  • CORE
  • 仮面ライダースカル
  • 仮面ライダーコア
  • 田﨑竜太
  • 前日談
  • スピンオフ
  • 仮面ライダーバース
  • 結婚式
  • 冬映画
  • クロスオーバー
  • 東映
  • 仮面ライダーアレルギー
  • メッセージforW
  • ノブナガの欲望
  • 2010年
  • sの肖像
  • 仮面ライダースカルの肖像
  • 風都探偵
  • HEART∞BREAKER

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年12月26日 18:15

*1 DC版のシュラウド曰くメモリの暴走。『風都探偵』ではその疑問点に対する補足が加えられている。

*2 そんな名前のライダーではなく、「仮面ライダーに対するアレルギー反応」の意味

*3 DC版の翔太郎の語りによると、出動が元で式の準備自体ままならなかったこともアレルギーに拍車をかけたらしい

*4 『仮面ライダースカルの肖像』でもそれを反映し、アニメ版で亜樹子役を務める小松未可子女史が兼ね役で演じている。

*5 なお、W本編終盤では財団Xの携帯端末にオーメダルの情報が記載されている。ただし、この描写はあくまでもファンサービスであり、OOOとの世界観の繋がりを示唆する物ではないと公式で明言されていることも注意。

*6 偶然か意図的か、W本編の世界観にOOOが存在すると考えるならば、ファンサービス的な描写としての意図は薄れてしまったが。

*7 DC版の追加シーンでは映司に預けていると発言している。

*8 定期的に顔を合わせるなら「相変わらず」という言葉は普通使わない

*9 ちなみにOOOの最終話には歌星賢吾城島ユウキがチラッと映っているが、こっちは単なる2人の登校描写で無理のない登場のさせ方ではある。

*10 逆に、後述する小説の描写などから本編の世界線でも劇場版と類似した出来事が起きていたと解釈する事も可能。

*11 別々の世界がいつの間にか同一世界線と化した現象のこと。ジオウ後半や『仮面ライダーアウトサイダーズ』辺りを参照。

*12 WがW世界のOOOと共闘。

*13 2010年9月の出来事としてOOOがOOO世界のWと共闘。

*14 フォーゼは時空の乱れで一時的に数ヵ月前に来てしまったという流れ。

*15 WがW世界のOOOと共闘。映司の性格は初変身から1年近く経過したことを加味して変化したものとする。

*16 ギルの代わりとなる別の存在が発端となってOOOがOOO世界のWと共闘。