Black Lotus(Magic the Gathering)

登録日:2009/12/03 Thu 22:54:40
更新日:2024/12/06 Fri 05:01:24
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「考えてもみてよ」とハナは花びらをなでながらしみじみと言った。「こんなに美しい花が、みにくい物欲を起こさせるなんてね」
《水蓮の花びら》のフレーバーテキストより



《ブラック・ロータス/Black Lotus》*1は、トレーディングカードゲームマジック:ザ・ギャザリング」に収録されているカードのひとつ。

▽目次

概要

Black Lotus (0)
アーティファクト
(T):ブラック・ロータスを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ3点を加える。

マジックの黎明期に存在したパワー9の1つ。「黒く美しい水蓮(睡蓮)」のイラストが描かれたカード。
一度だけ好きな色のマナ3つを生み出す事ができる。場に出す際にも何の代償も必要無い。

およそほぼ全てのヴィンテージデッキに入りうる、最高のマナ・アーティファクトにして一時的でありながら最高のマナ加速手段。

数あるマナ・アーティファクトの中でまさに至高であり、混沌とした黎明期から現代に至るまでこのカードを超えるマナ・アーティファクトは存在しない。そしてこれから生まれることもないだろう。

カードの使用にこれのようなごく一部を除いて「マナ」を要するMtGにおいて、このカードが意味することはとても大きい。
土地のプレイと併せて一ターン目から四マナにアクセスできてしまう。
ハンドアドバンテージこそ失うものの、序盤から相手を圧倒できてしまうだろう。
ただしあくまでも「他のカードを素早く使うための補助」のため、単体では何も出来ない。
シナジーを説明するのに非常に便利なカードだったため、マナバーン*2がある時代には 1枚手札を使って3点ダメージを受けるクソカード と説明されることもあった。
まぁきっちり使えば 1ターン目から無限コンボを成立させるマナエンジン になるのだが*3

コンボパーツとしての代表的なものは、《オーリオックの廃品回収者》との2枚コンボ【サルベイジャー】がある。たった2枚のカードで任意の色の無限マナが生成できてしまう。
無限マナを出した後は、《Black Lotus》を回転させる部分を《黄鉄の呪文爆弾》に置き換える事で無限ダメージとなる。

世界で最も高価なカード

このような強力な効果や美麗なイラストに加えて、紙製品であり再録禁止制度によって現存数が限られることから、近年では「遊べる骨董品」としてもその価値を見出されている。
「カードをスリーブに入れて保護する」なんて概念すらない黎明期のカードと言うこともあり、一番刷られたアンリミテッド、しかもスリーブに入れないと使えないレベルのヨレヨレカードですら数十万円は下らないとされる。
2010年代に入ってからはさらに急騰。2018年にPSA8*4レベル(PSA鑑定には掛けてないので、ショップ店員の目判断)のαが発掘された際にはなんと380万円という超高値が付いた。
さらに2019年にはPSA9.5のαが16万6100米ドル(≒1900万円)で落札された。
2021年には「世界で7枚のみ確認されている」αのPSA10かつ鑑定ケースには同カードのイラストレーターであるクリストファー・ラッシュのサインが入ったものがオークションに掛けられ、一時的に100万ドル(1億円)を超えた。
その後それは悪戯で取り下げられたが、最終的に51万1100米ドル(≒5384万円)で落札された。
「ヴィンテージはデッキ1つで車が買える」とネタにされるが、まさか車どころか家と《Black Lotus》がピントレ出来る時代がくるとは…。

という状況のため、世界で本当に数枚しか刷られていない大会優勝賞品カードやエラーカードなどを除くかぎり、 一般流通に乗ったものとしては世界最高額のTCGのカード という名誉をほしいままにしている。
というか一般流通に乗らないが、印刷された3枚中なぜか1枚がマーケットに流出している《Phoenix Heart》より高い*5という状況である。

コレクターにとってはまさに一種のステイタスである。
そのためか「《Black Lotus》が売られた」という情報が出たらそれだけでネットのニュースになるほどであり、
平気で数百万円の値段で売られるが、それでも一瞬でコレクターがもはや早い者勝ちレベルで買い占める事態になっている。

代表的なリメイク

MtG史に残る有名カードであり、いくつか直系的なリメイクも作られている。
というか、このカードの存在によって"Lotus"(睡蓮or水蓮)=「好きな色マナを出せるマナ加速カード」という概念ができている。
そしてそれら"Lotus"は、能力にかかわらず、"Lotus"というだけでコレクターに人気がある。

…ただ、元が元だっただけにどうにもバランス調整が上手くいかないらしく(元々マナ・アーティファクトというのはバランス調整がかなりシビア)、禁止制限になったものも少なくない。

  • 《水蓮の谷間/Lotus Vale》
特殊土地。
毎ターン好きな色のマナ3点を生み出すが、アンタップ状態の土地を二枚生贄に捧げなければならない。アンタップ状態の森を生贄に捧げてもカウンターが1個乗るだけのWoody様よりマシだが。
次のテンペストで特殊地形をホイホイ壊せる《不毛の大地》も登場、このカードも省みられなくなった。
せめてタップされた土地でも良かったなら…と嘆くプレイヤーは多かったそうな。
…が、第6版参入に伴うルール変更により、コスト未払いのパーマネントは起動型能力を使えない」というルールが廃止されたことで、使い捨てとはいえ《Black Lotus》同然の凶悪なマナ加速と化した。
《水蓮の谷間》を出す→コスト未払いの間にマナを出す→コストを支払わないと宣言し墓地に送る→《水蓮の谷間》は墓地に行くが任意の3マナは手に入る
その後エラッタが出され「コストを支払わないと戦場に出ること無く墓地に行く」となったため、このコンボは不成立になった。
そこから15年以上も経って《血染めの太陽》というカードが登場。
これがある状態ならデメリットを踏み倒せるためにわかに注目を浴びる事になった。
どうせなら《演劇の舞台》でコピーしてなるだけ恩恵に預かりたいところ。伝説ではないので複数並べられる。

  • 《睡蓮の原野/Lotus Field》
《水蓮の谷間》のリメイク。
上記の願望が叶いタップ状態の土地を生贄にしてもよくなった他、呪禁を獲得し不毛も平気になった。細かいところだと土地を生贄にする能力が置換能力からETB能力になったので、《もみ消し》などで打ち消しての踏み倒しが可能。
様々な点が強化されているが、その代わりタップインになり悪用しにくくされている。
スタンダードでも《血染めの太陽》とか《物語の終わり》などとのデメリット踏み倒しコンボが使えたりと環境には割と恵まれている。またパイオニアでは《見えざる糸》などのパーマネントをアンタップするカードと併用し、タップインデメリットの克服とマナ加速を行うコンボデッキが存在している。
もちろんこれも《演劇の舞台》でコピーして複数並べられ、上述のコンボデッキでもこれによるマナ加速ギミックが組み込まれている。

  • 《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond》
コイツLotusじゃない。通称「LED」
元祖同様0マナ・アーティファクトで好きな色を3マナ生み出せるが、手持ちの手札全てを捨てる、という強烈なデメリットを持つ。
いくらマナがあっても手札がなくなってしまってはどうにもならず、完全にカスレア扱いされていた。
だが第6版参入(ry*6
その後こっちには「インスタントが唱えられるときのみ起動可能(=他の魔法を唱えている間には起動できない)」というエラッタが出された…のだが、「ドローカードにスタックして起動して、3マナ浮かせながらドロー分の手札は確保する」プレイは依然として可能。
大量ドローカードや墓地を全て利用可能にするヨーグモスの意志》と併せて【メグリムジャー】や【ロング・デック】で活躍、最終的にヴィンテージの制限カードに指定された。
その他、上述の《オーリオックの廃品回収者》とのコンボも可能。手札がなくなる分は無限マナを出す前に《彩色の宝球》を設置しておき、LEDを回転させる部分をこれに置き換えると無限ドローになりフォロー可能。
レガシー版の【サルベイジャーコンボ】では《Black Lotus》が使えない代わりにこの2枚で代用される。
レガシーでは相性のいい《ヨーグモスの意志》《記憶の壺》《ヨーグモスの取り引き》等々が全部規制されている為か無規制であり、主に【ANT】のマナエンジンとして4枚搭載されている。一種の調整版《ヨーグモスの意志》である《炎の中の過去》も一緒に搭載されている事が多い。
手札を全て捨てても規制されるほどに強いのだから、元がどれだけブッ壊れかが分かる。
実は本家と異なり能力起動の際にタップが必要ない。即席のためにタップしたあとに生贄にすれば実質4マナ分の働きをするし、タップでアーティファクトのコピーになる土地《マイコシンスの庭》はこのカードをコピーした後即座に能力が使えるので水増しになる。

  • 《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《Black Lotus》の縮小版。
花びら一枚だけなので、生み出せるマナも1マナだけ。…だが、それ以外には何の制約もないため、コンボデッキのマナ加速手段としては非常に優秀。
特に登場した時期が最悪なほどに不味く、次のウルザ・ブロックが俗に「アーティファクト・サイクル」と呼ばれるほどに凶悪なアーティファクト満載のブロックであり、特に《トレイリアのアカデミー》との相性は最高。
結果伝説のコンボデッキ【MoMa】でも悪用され、スタンダード(とエクステンデッド)の禁止カードに指定されてしまう。
今でもアカデミーが併用出来るヴィンテージではストーム稼ぎ、アーティファクト数稼ぎ、《修繕》の餌と使い勝手がよさすぎる為制限カード入りしている。
レガシーではダイアモンド同様無規制なため現役であり、主に【ストーム】系コンボデッキで活躍している。
また、Lotusの中でも数少ない(というか唯一の)コモンカードであり、Pauperでも同じく【ストーム】デッキの加速手段に採用されていた。
Pauperの【ストーム】弱体化後においても、マナ加速が必要なデッキが生まれるたびに儀式系の呪文と組んで悪事を働いている。
このような需要に対して紙での再録が少ないため、高額コモンの1つとしても知られている。
効果が1/3でも(ry

  • 《水蓮の花/Lotus Blossom》
2マナアーティファクトで、花びらを集めることで大量マナを生み出す…が、正直Lotusシリーズでも一番マイナー。
色拘束がとんでもなくキツイ《精神力》を出すために末期の【MoMa】で使われた例があるくらいか?

  • 《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
開発名"Endless Lotus"の名の通り、好きな色のマナ3マナを毎ターン生み出すアーティファクト。5マナ。
無色3マナを産む《スランの発電機》が4マナであることを考えるなら、コスト・パフォーマンスは妥当なのがが分かる。
《ぐるぐる》でグルグル回されて《精神の願望》に繋ぐ【ぐるぐるデザイア】で活躍し、その後も重さこそ気になるが使いやすいマナ・アーティファクトとして広く使われている。
一般パック収録時は金粉を纏っていなかった事がアート・ディレクターに不評だったらしい。
その後特殊パックに再録された際はカード名通り金粉を纏った新規イラストに変わっている。

  • 《睡蓮の花/Lotus Bloom》
マナコストが存在しないアーティファクト。
代わりに待機コストがあり0マナで唱えられるが待機により実質的に使用可能なのは3ターン後。
ドラゴンストーム】でマナ加速手段となった。
実は待機以外で無理矢理唱えたり他のカードで戦場に出したりすれば実質本家と同じ性能になるため、その特性を利用してエクテンやモダンでは【サニー・サイド・アップ】や【続唱】などで使われたことも。
上の《水蓮の花》と日本語名が非常に紛らわしい。
これを介して唱えたカードが《差し戻し》されると瞬間で握手したくなる。

  • 《ニクスの睡蓮/Nyx Lotus》
4マナの伝説のアーティファクト。
タップインだが、色一つの信心(場のパーマネントにあるマナ・シンボルの数)に等しいマナが加えられる。
テーロス・ブロックで登場した伝説の土地である《ニクスの祭殿、ニクソス》の効果とほぼ同じだが、起動コストがタップだけで済むため信心がいくつでも純粋なマナ加速になる。
単色デッキでのマナ加速を大いに助けてくれる他、スタンダードのカードプールでも無限マナコンボが作れたりとコンボ向けの性能。

  • 《宝石の水蓮/Jeweled Lotus》
元祖同様0マナ・アーティファクトで好きな色を3マナ生み出せるが、統率者を唱えることにしかこのマナは使用できない。
見ての通り統率者戦で使うことを前提としたカード。元手0マナで3マナも加速できれば大半の統率者の着地がスムーズに進むだろう。
スポイラー公開当初から半必須カードとして話題になった。

ほぼ必須でありながら1万~3万円するという事実がカジュアルフォーマットである統率者戦の敷居を上げていると判断され、2024年9月23日付で統率者戦で禁止に。

が、統率者戦でしか使えない高額カードが統率者戦で禁止され一気に紙切れになるという現象は、所持者たちに阿鼻叫喚を引き起こした。

  • 《片目のガース/Garth One-Eye》
タップ能力で《解呪》、《Braingeyser》、《恐怖》、《シヴ山のドラゴン》、《新たな芽吹き》、《Black Lotus》の6種から好きなカード1枚を選びそのコピーを唱えられる伝説のクリーチャー。
同じものは2度選べないが、別に出したガースはその制約を受けない。
召喚酔いの影響は受けるが、1度だけ《Black Lotus》(のコピー・トークン)をその場で新しく作れるというなかなかロマンある性能をしている。ガース自身のコピーを無限に作れる状況を作ると場を《Black Lotus》で埋めてやりたい放題なんてことも。大量に出したマナについてもガースの能力でXドローの《Braingeyser》、墓地回収の《新たな芽吹き/Regrowth》なども唱えられるので無駄がない。
こいつの能力により、Black Lotusの日本語名が「ブラック・ロータス」に確定された。「黒い睡蓮」でないのは、やはりBlack Lotusと呼ばれ続けていたことも理由だろう。

  • 《頭目の神官/Oracle of the Alpha》
MTGアリーナ専用カード。「パワー9を創出する」とテキストに書いてあるインパクトが凄まじい。
まあ要するにライブラリーにパワー9が混ざるようになるという効果である。
引けば勝てるパワーカードを自分だけゲーム中使えるようになると聞けば壊れているようにも見えるが、実際のところライブラリーに混ざる都合上そこから持ってこないと使うことはできない。うまくサーチなどを使って手札に持ってこよう。
このカードの登場により、Black Lotus以外のパワー9にも日本語名が設定されている。

  • 《Blacker Lotus》
「より黒い睡蓮」の名前通り、0マナで好きな色4マナを生み出す《Black Lotus》の上位互換。
…そんなのがまともなトーナメントで使用できるわけはなく、ジョーク・エキスパンションのアングルードのカードである。
起動条件はこのカードをビリビリに破くこと。さすが銀枠、色々とひどい。
効果の性質上、墓地からの使いまわしができないので、そういう意味では一長一短でる。
ちなみにこのカード自体も(Lotusのご他聞に漏れず)結構高額なので、本当にビリビリと破く人はかなりの勇者である。
一応マジックの基本原則は「出来ない事はやらない」、このカードに関する裁定が「スリーブに入れている場合はスリーブごとやぶく」なので、
「スリーブの内側に鉄板とこのカードを貼り付ければ破れません=出来ないのでそのまま」というネタがある*7
あとこのカードの代用として「《Black Lotus》を黒のマジックで塗りつぶした物」のみが認められているが、その《Black Lotus》が本物でなければいけないとは言われていないので、カラーコピーの《Black Lotus》を塗りつぶせば代用可能。デュエマ版《Black Lotus》はどうなんだ?
これだったら思う存分破ける、その代わりに掃除はちゃんとしようね。
…まあ代用カード嫌がる人も多いけど、銀枠だからと笑い飛ばそう。

デュエル・マスターズ版

Black Lotus(ブラック ロータス) 無色 (0)
Mono Artifact
このArtifactがバトルゾーンに出た時、封印を3つ付ける。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く)
自分のターンのはじめに、このArtifactに付けた封印を1つ、自分の山札の一番下に置く。
このArtifactの封印がすべてなくなった時、これを自分の墓地に置く。このターン中、次にカードを使う時、そのコストを最大3少なくしてもよい。ただし、コストは0より少なくはならない。
MtGの弟分デュエル・マスターズにおいても、闇鍋第3弾のDMEX-08「謎のブラックボックスパック」で遂に登場。
種族名Mono ArtifactはMtGでの当時の記述である。
コスト1で一度限りの3マナ軽減効果を持つ《フェアリー・ギフト》ですら殿堂入りのDMで本家再現は無理があったのか、自分のターンのはじめに1つ外せる封印を3つ付けてバトルゾーンに出し、封印を全て外して初めてコスト軽減が可能と、上記の《睡蓮の花》に近い調整がされている。
こちらでは、登場当初こそパワーカードとして注目されたが、肝心のコスト軽減発動までに3ターンのラグがあること、カード指定除去への耐性を持たないことなど弱点も多く、大会ではあまり目立った活躍はなかった。

しかし、王来篇に入ると、コスト1の超軽量踏み倒しメタである《とこしえの超人》対策として採用が検討されるようになった。

とこしえは相手の手札以外から場に出るカードを全てマナ送りにする着地置換能力を持っているのだが、この能力はたとえそれが封印であっても例外ではない。
つまり、相手の場にとこしえがいる状態でLotusを出すと、封印として置かれるはずだったカードが全てマナ送りになることで、マナを消費せずに3ブーストと、本家さながらの凶悪なスペックに化けてしまうのだ。
しかもMtGと違い4投出来るため、序盤からこれを連発されたら相手はひとたまりもないだろう。
その後とこしえの採用率の低下に伴ってこちらも評価が下がり、現在では初動の半額以下の値段になっている。


その後、DMEX-18「裏の章 パラレル・マスターズ」で再録。
これでシングル価格も下がったが、再録に当たってカードフレームが変更され、MtG旧枠を意識したデザインになった結果、上記《片目のガース/Garth One-Eye》で生成されるコピー・トークンとしての需要が生まれ、デュエマプレイヤーからは見向きもされないのにMtgプレイヤーがこぞって買い漁り、高騰するという状況が発生した。
しばらくするとMtg需要も落ち着いたのか値段も落ち着いて行った。


余談

MtG発売当初は「四枚制限なんて公式大会だけだ!」という人が下記のデッキ作ったという。

  • 《チャネル》×20
  • 《火の玉》×20
  • 《Black Lotus》×20

やりたいことはわかるが…恐ろしい…主に値段的な意味で


余談その二。このカードが印刷された当時はMtG全体が品薄であり、特に土地、基本地形が貴重であった。
当時基本土地はブースターパックからは稀にしか手に入らず、高価なスターターパックを数個買う必要があった。
そのため、土地数枚と《Black Lotus》がトレードされたりする事もあった。嘘のようで本当の話。
同じくパワー9に数えられるマナ・アーティファクトのMox(MtG)にも似たような逸話が残っている。


追記・修正はロータスシリーズを全てコレクションした人がお願いします

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最終更新:2024年12月06日 05:01

*1 実際のカードに日本語のものは存在しないが、下記カードの存在により日本語名が一応設定されている。

*2 フェイズをまたぐ際、浮きマナに応じてライフロスするルール、基本セット2010発売時のルール改正で廃止。

*3 例、《Mox(任意色)》→《Black Lotus》→《Mox》からマナ出して《通電式キー》→《Black Lotus》から(青)(青)(青)出して《修繕》→《Mox》を《Time Vault》に→無限ターン開始。

*4 トレーディングカードやスポーツ選手のサインを鑑定する企業Professional Sports Authenticatorによる鑑定評価。0~10で評価され、最高は10だが、8以上は美品と言われる

*5 2016年時点で「800万円」だった。

*6 「LEDを起動してマナを出してから他の魔法を唱える」ではなく「他の魔法を唱えると宣言してからLEDを起動する事により、手札を捨てなければいけないはずなのに手札を唱える事が可能になった。

*7 破片は追放するなので、そこはルールにのっとりこのカードはマナを出した後追放されるが