のんのんのおうち大自然

カメと植物と生きものたち

庭でとった草で春のn草粥!

 

こんにちは、音音です。

 

さて!! ついに!! この日がやってきました。1月7日は人日の節句七草がゆを食べる日です。

春の七草の実物を、育てて揃えて職場の子供たちに見せたい! あわよくば、そろった七草で七草がゆを作って食べたい! という野望を抱いて、一昨年から七草の種や苗を準備し始めて丸一年。↓

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去年は結局、七草をそろえることには成功したものの、七草がゆには全く間に合わず、すべての草がちゃんと成長したのが4月ごろでした。やっぱり「春」の七草だった。1月に食べられるサイズにするのは難しい。

しかし一回そこいらでは諦めませんよ。育てた七草から種を取り、もしくは株分けをし、はたまた新しく種を買いなおして、次こそはスーパーで売ってる七草セットを買わなくても、自前の七草で七草がゆを食ってやる。そう意気込んで今まで準備をしてきたわけでございます↓

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さて、そして迎えた1月7日前夜であります。

彼氏「七草は何種類穫れそうなんですか」

私「え~~~~~~と」

彼氏「セリ……ナズナ……ゴギョウ……ハコベラ……あれ? ホトケノザってあったっけ?」

私「ホトケノザはその…………苗を買いそびれまして……」

彼氏「え、じゃあ仮にどれだけよく穫れても6草しかないってこと?」

私「ハイ……そうなります……」

彼氏「じゃあ七草セット買いましょうね」

私「いやだ!!! いいじゃん!!! 6草だけど量は十分あるんだからさあ!!!」

彼氏「じゃあ6草は確実に穫れるんやんな?」

私「え~~~~~とその……」

彼氏「じゃあ買いましょうね」

私「なんでよ!! せっかく作ったんだしさあ!! 今年はちょっと少ないけどゴメンネってことでもよくない!?」

彼氏「7日で七草なんだから7種類あることに意味があるんじゃないんですか?」

私「……」

 

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😭😭😭😭😭😭😭

農家さんありがとう。


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😭😭😭😭😭😭😭

はい。めっちゃうまかったです……

 

でも家の七草だって食べたいよお、ちゃんと収穫できるやつもいるんだからさあ……というわけで、彼氏こと家飼いのシェフが7日以降に粥を炊いてくれることになったので、それまでにn草収穫することになりました。よしこい。私作る人、あなたも作る人ですよ。生産者としての私の職務を全うさせていただきます。いくぞ~~~~~~


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雪だあ~~~~😫😫😫 なんで今!? 私昨日まで風邪ひいてたのに!? 雪の中で収穫作業なの!?


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いいよわかったよ……。左から、ナズナハコベラゴギョウナズナハコベラは余るほど生えてますね。ゴギョウは……まあなんか、少ないけど何とか食べられそうな部分はありますね。


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セリ。セリは……緑の葉っぱが1枚もない……


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こちらはスズナ。神秘の虫よけヴェールで中がよく見えないな……


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こちらはスズシロ。これは正月の記事で↓

togimarufriends.hatenablog.com

もう確認済みですから、目新しいことはないんですけど。


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葉っぱだけは大変立派に育っております。


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大きそうな方を抜きますよ。


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おお、おお! 正月の時、祝いダイコンとして雑煮に入れるにはあまりにもショボいサイズだと思ったのですが、七草がゆに入れるには大変立派なサイズです。素晴らしい!


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スズナのネットもめくってみましょう。葉っぱは立派だな……。しかし、カブの部分が全く見当たりません。まだほとんど根っこが太っていないようです。


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せ、せめてコレかな。おお、ラディッシュみたいなサイズのやつが一応できている……。七草がゆにはちょうどいいか。


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ナズナも収穫しましょう。こんなにたくさんはいらないな。


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一角だけ引っこ抜きました。根っこは料理するときに切ってもらえばいいか。


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ハコベも……どうすればええねんこれ。


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ぶちぶちぶち。この寒いのにかわいい花まで咲いている。元気すぎる。この生命力が体にええんじゃ。


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ゴギョウ、どれを抜こうかな。いやまてよ、これ左上の葉は明らかにハハコグサだけど、右下の葉って本当にハハコグサか?? なんかよく見ると違う植物じゃない??


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ほら、ハハコグサってもっとこう、柔らかい産毛がびっしり生えてて、葉っぱが分厚くてちょっと多肉質じゃないですか。これ、ほんとにハハコグサですか?


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わかんないから、とりあえず確実にハハコグサでありそうな左上の株だけ採ります。おかしいな、ここにはハハコグサの種しか蒔いてないんだけど……

 

以上で収穫は終了。結果発表といきましょう。


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セリ飛ばしてナズナ


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ハコベラ


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ゴギョウ


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スズシロ


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スズナ。今年の実績は5草でした。


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さて、今んとこまだ「抜いた雑草」ですので、いまから「食品」にしていきます。庭作業用のバケツに水を汲んで


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根っこの土を丁寧に洗い落とします。


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あらかたキレイになりました。


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よしよし。もうええでしょう。


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シェフが粥を炊くその時まで、水を張ったトレーに浸けておきましょう。

 

~翌朝~

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昨日より雪が降っている。私は魂がガキなので、雪は何だかんだ大好きなのですが、降るっつってもこの程度ではな……すぐに解けて固まってつるつるになるし、ろくに積もらないんじゃガキの魂も喜べない。ただただ寒い。


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さあこんな寒い朝にはシェフの粥ですよ! やっほう! 昨日、私が食品にするところまでやった5草を、よく洗って


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硬い葉や汚い葉は取り除きます。根っこは、今回切らずにすべて入れることにしたようです。


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こちらは、昨晩からシェフが浸け置いていた米です。ウマい粥を炊くにあたり、雪が降るくらいの寒さはちょうどよかった模様。なぜなら白米は洗った時の水を一番よく吸うからです。洗う時にできるだけキンキンの水で洗うのが、うまいコメを炊く秘訣。


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スズナスズシロの根っこの部分を切り落とし、


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大きめに刻みます。


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米に入れて、


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まずは中火で火を入れます。


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しばらく休憩。窓の外は雪、寒い朝にみかんを食べる風情よ。コタツが欲しいなあ。


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さて、沸騰してきました。


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横で小鍋3分の1に水を沸かします。


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粉末だし。


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葉っぱ類を細かく刻みます。

シェフ「大根葉かっっっった!!!」 私「ごめんやん……」


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根っこも全てまとめて……


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はい、刻み終わりました。多くね?


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しばらく煮立たせた粥は、ふたをします。


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次は片栗粉。


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同量くらいの水に溶きます。


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だし汁がわいてきました。


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水溶き片栗粉をイン!


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さっと混ぜて、


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上から、硬めで大きな大根葉とカブの葉をぶち込みます。


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軽くかき混ぜて


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緑が鮮やかになったところで、


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残りの葉っぱをぶち込みます。


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きれいですね。


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さっとひと混ぜして、餡に沈めます。


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さて、粥のふたを取ると、水分がほとんど米に吸われております。


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ここでお好みの量、塩を振って


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ここから強火です。オラオラオラァ


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米をつぶさないように、底の方からざっくり大きく混ぜます。ここで米の粒をつぶすと食感が落ちてしまい、山岡さんに殺されます。


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ふっくらしてるでしょ?


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餡の方は、少々煮立ったらもう火を止めてしまいましょう。


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できました。


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はい、完成~~~~~~!!!!! これが自家製5草がゆ。餡多いな。それは大体ハコベラの量のせいである。では 実 食 !!


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風味ぱねえ~~~~~!!! ただ単に「水を多くして炊いた白飯」ではない、お粥として完成された味がする。ふんわりと米そのもののウマさが立ち上っている!!!! シェフ曰く、「美味しんぼ」とシェフの祖母との合わせ技で編み出したレシピらしい。昔から腹風邪を引きやすくて粥ばっかり食ってたから、できるだけウマい粥を食おうという執念でここまで上り詰めたのだとか。 

草の方は、家でとったから特別うまいってわけではあんまりない。でも、くせがなくて普通に美味しかったですね。でも、やっぱり風味のためには絶対にセリが欲しかった。くそ!! くやしい!! 来年は絶対七草用意してやる!!

 

今回はここまでにします。  

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次回もぜひ、よろしくお願いします。

 

 

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生き物たちとおせち&育てた大根で雑煮

 

こんにちは、音音です。

 

あけましておめでとうございます! 今年もぜひ当ブログをよろしくお願いします。2025年、新しいハーブも育てたいし、畑はリベンジしたいし、縁側リフォーム(?)もしたいので、記事のネタは尽きなさそうです。ありがたや。

 

ところで!! 正月の料理を、自分の庭で育てた野菜で作ってみたい!! というわけで、11月頭ごろから正月用の野菜を↓

togimarufriends.hatenablog.com

育て始めていました。さて、ついに彼らの出番なわけです。今回使うのは、祝い大根と正月菜。早速結果発表といきましょう……

というわけでデン!!!

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これ、なんだと思う? ミキプルーンの苗木。

 

うそだよ。正月菜の苗だよ。11月初めに種まきした正月菜だよ。でもねえ、それはまだ芽なんですよねえ。本来は雑煮の具にする予定なのに、七草粥にさえ入れられないよこんな小さかったら。どうするねん。

今年の秋、全然涼しくならないから、暑さがダメな野菜はできるだけ遅くまで蒔くのを待ったんです。いくらなんでも遅すぎた。ああ……

 

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こちらは祝い大根。というつもりで育てていますが、「チビから」という白大根の矮性種です。きちんと生育していれば、根長14cmくらいになっているはず。これなら深鉢で育てられるだろう! と思って、7号深鉢に直接タネを蒔き、間引きしながら育てること2ヶ月弱。

特に暖かいうちは毎日やさお酢を撒き、ずっと防虫ネットを被せて管理していました。今からその神秘のヴェールを捲ろうと思います。

 

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オホーーーーーー!!!! シャッキリしてますねえ!! きれいですねえ!!

間引きして残したのは3株。寒くなったおかげで、ネット被せっぱなしでも蒸れずに育ってくれているようです。というか、寒くなってからの方が元気だな。葉がツヤツヤ光ってるよ! 光り輝く農作物。これはもう葉っぱだけでいただきたくなりますが、正月に欠かせないのは根っこの方。


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抜くなよ!!! 抜くなよ!!!


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ホンギャーーーーーー!!!! ア!?!? えっ!?!? ちっさ!!! ハツカダイコンじゃねえんだぞ!! 粗チンがよ!!!


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え、待って。今抜いたの多分一番大きいのだよ。一番大きいのでそれ?! あっけなく祝い大根チャレンジも失敗。あとは七草粥の時に使うしかない。


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このタイミングで年が明けました。近所の神社に年越し初詣です。

お神酒は年を越したら開けるらしい。去年は年末から開いてたのに……。そのかわり、なぜか境内でホットワイン売ってる。ホットワインってアルコール飛んでるもんじゃないの? 全然アルコール飛んでなくてめっちゃ酔った。

 

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あけましておめでとうございます。今年から新しく、獅子舞を始めました! とのこと。

音音は獅子舞を生で見たのは初めてですよ。かなり迫力あるけど、生き物好きな家で暮らしてるからついつい可愛くなっちゃう。中はおじさんなのに不思議です。しかしいやはや、伝統がどんどん廃れていくこのご時世に、新しい伝統芸能が始まるのを目の当たりにできるとは。そんなことってあるんだね。

地域の若衆が演奏する奉納太鼓とお囃子聴きながら御神酒飲んで、赤い獅子舞と黒い獅子舞、二頭いるうちの黒い方に頭を噛まれて、帰宅。

獅子舞に頭を噛まれると健康になる、というのは知っていましたが、黒い獅子舞に噛まれると知恵を授かるんですってね。後から知りました。じゃあワイちゃんは今年天才になっちゃうかもってこと!?


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帰りました。さて早速、シェフの家の伝統に従って雑煮を作ります。

シェフは大阪出身、音音は岐阜出身なので、正月料理の文化はお互いけっこう違います。そして、どちらかと言うとシェフの文化の方が厳格で複雑です。いやまあ、音音の実家がゆるゆるだっただけかも知んないけど……

まず雑煮を作る前に、元日の雑煮を煮る水は、その年の「一番最初の水」でなければいけません。バージンてワケ? だから、家に帰ったら手を洗うのもトイレ行くのも後回し! まずは大鍋いっぱいに水道の水を汲みます。

それが終わったら手を洗ってトイレ行って料理開始。まずは祝いニンジンと里芋を、皮剥いて丸く切ります。


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はい。こんなもん。「円満」の意味なので、丸でない形に切ってはいけないそうです。

ついでに里芋は、実家から送ってきてもらった我が地元・岐阜県各務原市の里芋である。小さい頃から「各務原の土は黒土だから芋がうまいんや」と祖母に聞かされてきた地域自慢の芋でして、これより美味い里芋は食べたことがないね。異論は認める。


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はいココで登場、情けない祝い大根。これも角ができないよう、円形に切るわけだが……


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とりあえず、今のところ葉っぱに用はないので、水につけておくか。


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うーーーーーーーん!!!! 成長しきっていない下の方の細いヒゲみたいな根っこまで入れたけど、もうこの時点でイマイチどこにあるかわかりません。


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昆布と粉末かつおだしでお出汁を作ります。


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細い根っこもろとも、ざーっと……


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料理酒、みりん、塩。


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そして、白味噌


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たっぷり溶いて、汁は完成です。朝になったら、ここに餅を投入して食べるのだ。


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まるちゃん、へび年だよ。今年も一年よろしくね。おやすみ。

 

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さておはようございます!!! まずは生き物たちに朝からおせち料理をごちそうしていくよ。一番大事なのはエビ。生き物たちには、我々の腰が曲がるまで元気に長生きしてほしいものである。


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といっても、至って調理はシンプル。お頭だけ残して殻をむき、よく茹でます。


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その間に、こちらも毎年恒例の小判焼き。便秘気味のうじちゃんのために、細かく刻んだブロッコリーが入っています。去年は卵焼きも作ってあげてたんですが、シェフ曰く今年は同じ量の卵を小判焼きに混ぜ込んだから、卵焼きはないとのこと。そ、そういうもんなのか? 

 


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生き物サイズに成形して、


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こんな感じ。


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オーブン160度で10分ほど。贅沢だなあ。


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出てきた灰汁をしっかり流して、エビがゆであがりました。


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お頭とれちゃった笑


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小判焼きも焼き上がりました。


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はい、今年の生き物用おせちです。

 

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で、見た目きれいだけど結局すぐにバラしてしまうんだなあ……。それぞれの生き物用にエビを切り分け、うじちゃんのには背中に切り込みを入れます。

 

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切り込みに、ひかりクレストタートルを詰めます。これがないとウンチ出ないんだよな。


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こちらはトウブドロガメのまるとこげの分。


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こちらはうじちゃんの分。エビのひかりクレストタートルサンドの上から、さらにビタミン剤(通称:柑橘のソース)を垂らして準備完了。

 

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はい、ではトウブドロガメのざぶまるから。


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食べた!! えらいねえ!!


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では次、トウブドロガメのおこげ。


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え、い、いらないの??

 

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いらないそうです……。そりゃ、大晦日にもご馳走食べてるからなあ……


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う、うぺちゃんは?

 

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はい元気!!!


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ミシシッピアカミミガメのうじちゃん、さきほどの手間暇かけた健康おせちをよく食べております。


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あぇ? もういらない? そんなバカな。入れとくんであとで食べてください。


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モクズガニのブルちゃ………んは寝てる。まあ、入れるだけ入れとくか。

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小判焼きをほぐして、ドジョウちゃんにあげますよ。


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おーい……こっちも寝てる……

みんな朝だから寝てるわ。いつもご飯の時間は夜だもんね。4匹のイモリたちに至っては、隠れ家の奥で寝ていて、1匹たりとも出てこなかった。

さて仕方がない。生き物のおせちは、三が日の間でおいおい食べていただくとして。人間の食べ物を用意するか。


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夜中に作った雑煮の汁に餅を入れるぞ!!

もちを入れる♪ もちを入れる♪ もちを入れるぞ♪

もちをもちを入れるぞ♪ もちを入れるぞ♪ (ビビディバビディブーのメロディで)

ご覧くださいこのエケチェンみたいな! 玉のような餅を!! 神社で初詣した時に、境内で餅つきして配ってたんですよ。清められたつきたての餅。こんなの初めてですよ。夜の間は神棚にいったんお供えしておいて、次は人間が食べる番です。


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ああやだ柔らかい耐えられない! うまそうすぎる!!

ところでシェフ、大阪の人だから、味噌味の雑煮に丸餅焼かないで入れるよね。音音は岐阜人なので、おすましの雑煮に角餅を焼かないで入れます。おすましには、もち以外に「正月菜」「もち菜」と呼ばれる小松菜の親戚みたいな菜っ葉だけを入れるんですね(それが冒頭でまだ芽の状態だったアレなわけだが……)。こんなににぎやかな雑煮は、シェフと暮らし出してからが初めてです。

ちなみに、シェフの地域では、1日は味噌味、2日目はおすまし+焼き丸餅、3日目はまた味噌に戻る、という手のかかったルーティンになっているようです。しかし、もち菜は愛知の伝統野菜なので、大阪のおすまし雑煮には登場しないのでした。

 

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屠蘇! 私は屠蘇も初めてです。


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マアマアマアマア……オットットット……

 

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はい、今年のおせち。本当に申し訳ない限りですが、年末ギリギリまで連勤だったため、すべてシェフの作。言い訳です。私は詰めただけです。はい……

 

では、早速いただきましょう。

 

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うん、全てが最高に美味い。何よりももちが美味い!! 正月はこれでなくちゃあかん。本当に美味いんだが、

肝心の祝い大根は、あまりに小さかったせいでほとんど原型をとどめておらず、トロトロになっておりましたとさ。来年やり直し!!


今回はここまでにします。  

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 次回もぜひ、よろしくお願いします。

 

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生き物たちとクリスマスディナー2024

 

こんにちは、音音です。

 

ついに年末最後の更新になりました。音音は仕事が繁忙期まっただ中で死にそうです。

今年は大晦日まで怒涛の9連勤が入りました。何がキツイって、いつも昼下がりからの出勤なのに、この時期は延々朝から出勤なこと。いつもの時間なら13連勤もわりと平気だった音音ですが、朝がおそろしく弱いので3連勤目くらいでへばっています。まあでもおかげさまで、年始は三日間休みです。思いっきり死体になろうと思います。

というわけで、年末最後は毎年恒例になってきました、生き物たちと一緒にクリスマスパーティーをします。音音は煮つけしか作れませんので、家飼いのシェフを召喚します。さて、今年は何を作るのかな?

 

サーモンのパイ包み焼き(大2つ)

★ サーモンブロック 2つ

★ きのこ 好きなだけ

★ レモン 1個

★ タマネギ 1個

★ ニンニク 大1かけ

★ ほうれん草 1把

★ バター 10g

★ パイシート 1袋

★ クレープミックス 1袋

★ 卵 2個

★ 塩

★ 砂糖

★ オリーブオイル

 

 

 

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まず、塩と砂糖を6:4で混ぜます。土配合してるみたーい。


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さっそく登場サーモンブロック。脂がのっていてすでに最高の見た目です。私が三匹の子豚だったらサーモンブロックでおうち作っちゃうよ。


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サーモンブロックから、生き物たちの取り分を切り分けます。とりあえずこんなもんかな? 生き物たちのクリスマスディナーは、生のサーモンに決定です。


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さて次。レモンの皮をバットの上にすりおろします。


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それに、先ほどの砂糖と塩の配合土を混ぜて、薄く広げます。


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ド ン !!!!!


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上からもまんべんなくふりかけて、


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広げて伸ばして刷り込みます。もうこの時点で、サーモンとレモンピールの香りが辺りに充満して情緒が破壊されます。


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サランラップにぴったりとつつみ、冷蔵庫で一時間ほど寝かせます。


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次はキノコ。ヒラタケ、ブナピー、タモギタケ。黄色いのがタモギタケですが、シェフ曰く、たまたま珍しいのが売ってたから買ってきたとのこと。敷き藁とか腐葉土みたいな、土と腐植のツンとした臭いが結構鼻につきます。どなたかこのブログを参考に料理する方がいる場合は、ここのキノコの組み合わせは完全にお好みで結構です。


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すべてのキノコを、一緒くたにみじん切りです。

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こんな感じ。まるでキノコのプールである。


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次に、玉ねぎをまるまる一球


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みじん切りにし、


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ニンニクも大ひとかけ


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みじん切りにします。


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フライパンにオリーブオイルをたっぷり敷いて


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玉ねぎとニンニクを炒めます。


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さらに容赦ないキノコの雨!


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軽く炒めたあと、


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できるだけ薄く広げ、水分が飛んでかさが減るまで弱火で放っておきます。この過程で、キノコの旨味がギュッと凝縮するのだ。

 


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さて、その間に生き物たちのディナーを用意しますよ。アカミミガメの頭くらいに切ったサーモンに、横から切れ目を入れて


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ひかりクレストタートルを詰める。人工餌に全く食いつかなくなったうえ便秘ばかりするうじきちに、何とか人工餌を食べさせるための、苦肉の策です。あまりにも手が込んでいます。

世の中、カメに人工餌は本当に必要なの? という議論をちょくちょく見ますが、少なくとも我が家ではどうしても食べさせたいものです。なぜって、どうしてかわからないんですが、ひかりクレストタートルを食べた時だけ便秘のうじきちがプリプリとでかウンチをするんですよ。一体何が入ってるんだよ。

なお、他の餌では全然ウンチ出ません。本当に「ひかりクレストタートル」の時だけ出るんですよね……


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うじきち用特別メニュー、人工餌のサーモン包みができました。さあ、生き物たちにメリークリスマスしますよ。


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モクズガニのブルちゃん。もう待ち構えていますね。


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どうぞ。おお、大きな生サーモンのひと切れを、少しずつハサミでつまんでお口に持っていってます。もはやそのハサミ、ほとんどお箸です。


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さて、次はウーパールーパー。このところ気温が下がって、食欲が爆発しています。日光が届かないメキシコ・ソチミルコ湖の深い底に棲むウーパールーパーは、寒い方が元気なのである。

 

ほら、サーモ……


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消えた……


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では、一番手の込んだご飯を作ってもらっているうじきち。なんとか人工餌を食べてもらいたいシェフが、あのサーモン包みを生肉包みにしてみたり、エビ包みにしてみたり、毎日いろいろな工夫をしてあの手この手でいろんなメニューを作ってくれているのに、こいつは偉そうなことに、最近そういうメニューに好き嫌いを示し始めて、エビ包みしか食べてくれません。

果たしてこのサーモン包みは食べてくれるのか?


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お!! 食べた食べた!

 

お気に召したようです。


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さて、トウブドロガメのざぶまる。一年前まで「偏食王子」と呼ばれていたのが一転、好きな人工餌が見つかって基本人工餌ごはんになったのをきっかけに、この一年で彼は我が家で一番好き嫌いのないカメになりました。しかし、その中でも特に彼の大好物なのがサーモン。これは、来たばかりの子ガメの頃から変わりません。


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ほら、もうがっついている……


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必死で追いかけ回し、怪獣のように喰らいつく。躍動感がすごい……


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さて、もう一匹のトウブドロガメ、おこげ。つい半年ほど前までは、あまりにご飯が大好きすぎて、人工餌でもなんでも口に入れるようなヤツでした。が、体が大きくなってくると、爆発しそうなくらいの食欲は収まって、やはりだんだん好き嫌いするように。

生サーモンブロックは、お口に合うかしら。


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あっっっっっっ!!! へたくそっっっっ!!!!


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よしよし、がんばれ!!!


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食べられました。


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さて最後、アカハライモリーズ。あ、あれ? おーい、ごちそうがあるんだが……


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あ、はっちが出てきた。

 

これは……すていちゃんかな……?

 

キミはひどらちゃん?


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あれ、ねぼちゃんは? いつも寒さ関係なくお腹すかせてるのに。いいご飯の時に限っていらない。


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(まだサーモンの余韻にひたっているウーパールーパー


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まあいいや……先行こ先。最後はドジョウのひげ入道ちゃん。しかし彼、生サーモンは食べません。ドジョウなのでね。だから、いつも通りの人工餌でお茶を濁します。おーい、出ておいで。


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おお、出てきた。出てきて、水槽中に飛び散った人工餌をちまちま食べている。


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全員食べ終わりました。メリークリスマス。料理に戻りましょう。

時々こげつかないように混ぜながら半分放置していたキノコ、水分がしっかり飛んでかさも半分以下になりました。旨味濃縮、倍以上です。


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ここに、バターを10g。


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溶かしながら、混ざるまで炒めます。


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いったん平皿に上げて、粗熱をとっておきましょう。冷めるともったりしたクリームソース風になります。


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鍋一杯に湯を沸かします。


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さて、湯が沸くまでの間にクレープ生地を作るよ。今回の料理は「パイ包み」ですが、サーモンブロックの周りにキノコクリームを塗る→ほうれん草とクレープ生地でそれを包む→さらにその上からパイシートに包んで焼く、という手の込みようだそうです。


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クレープ生地ひと袋に、卵2個。クレープミックスの袋の指示に従って、普通にクレープ生地を作ります。


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できました。


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湯が沸いてきたので、ほうれん草を茹でます。シェフは結石持ちなので、シュウ酸たっぷりのほうれん草はこんな時くらいしか食べません。


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色が鮮やかになってきたら、


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流水でシメて、色止めをします。冬は蛇口から氷水出てくるからいいわね。


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シメたほうれん草を一枚ずつ広げて、


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こう……ひたすら並べて絨毯のように敷き詰めます。気の狂いそうな仕事である。

私「手伝うよ……」

彼氏「いや、カメの水替えしてきて」

かくして音音、カメの水替えで戦線離脱。以降の写真はシェフのご厚意で撮っていただいたものになります。

 


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信じられない。


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クレープ生地を焼きます。フライパンにオリーブオイルを敷きます。我が家は基本、和食でもスイーツでも何でもオリーブオイルである。


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ああ、絵本「しろくまちゃんのホットケーキ」を思い出す……


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焼けました。このクレープに、サーモン、キノコソース、ほうれん草をくるむんですね。余ったクレープ生地は、明日の朝飯にでもしましょう。

 

音音「ねえ!!! こげちゃん!!! どこいくの!!! そっちからは出られないよ! 後ろ後ろ! あっそうそうそうそうそっちそっちそのまままっすぐ!! ほ~~~~らこっちだよおこげちゃ~~~~ん♥ あとちょっと!!! がんばれ!! がんばれ!! 大事なのは諦めない心だよ!! ア”!!! やめてUターンしないで!!! どこいくの!!! そっちじゃないよお!!!! お願い!! お願いだから出てきて!! ママこのままだと30歳になっちゃうよお!!!」

一方音音、水替え中におこげを部屋んぽさせていたらピアノの下に潜っていかれ、仕方なく床にへばりつきながら出てくるように本人を説得している。汚いBGMである。26日は音音の誕生日。現在25日の深夜。このままでは、床にへばりついたまま30歳の誕生日を迎えることになる。


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こちらではもう、パイシートで包み終わってあとは焼くだけです。200℃で20分→160℃で10分。

 

~30分後~


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音音が無事床にへばりついたまま30歳になり、説得を諦めておこげを園芸用支柱でつついて救出した頃には、ごちそうがほとんど完成していた。いやはやすごいなコレ!! つけ合わせはキノコのペペロンチーノ、みかんと生ホタテのクリスマスカラーカルパッチョ

なお、ア”!!! もう我慢できない””!!!!! 実食!!!!

 

実食シーンを撮りそびれたので、前日の別料理の実食シーンで勘弁していただきます!

すんげ~~~~~~!!! サクッとなって中からジュワ~~~ですよ!! すべての食感が一度に味わえる!! もちろん食べるとバラバラになるんですけど、全部のパーツがうめえ。特に、バターとサーモンの脂を吸ってもっちもちの求肥みたいになったクレープにキノコソースとほうれん草が絡んでるのがうめえ。最高だった。

というわけでクリスマスディナーは以上でした。来年は私が育てたハーブや野菜も登場する場面があったらいいなあ、育てるか。クリスマス用の作物を。

 

今年の更新はここまでにします。本年も、当ブログを読んでいただいてありがとうございました。新年は早速、生き物たちとおせち料理を食って、いよいよ七草を収穫して七草がゆを作ります。楽しみだなあ。

では皆様、メリークリスマス&よいお年を!

 

 

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土づくりが極まり「腐葉土」を自作することに

 

こんにちは、音音です。

 

さてもう年末が迫ってまいりました。いやだよお! 時が経つのが速すぎるよお! 来年は何年でしたっけ、2023年? 正直まだ体感は2021年くらいです。

そして今回も庭レポートですが、ご覧ください。

 

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きったね~~庭ですね。物が散らかってるのはまあその、そういうもんなんですが、草がボーボーなのはどうせもうすぐ冬が来て全部枯れるからいいや~~~と思ってるからです。


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でも真ん中のこの紫のやつ、ひどいですね……。これは千日紅「レッドフラッシュ」という種類です。去年の冬に買ってきて、春に鉢植えにして庭で育てていました。が、おそろしいスピードで大きくなり……


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このとおり、上に伸びすぎて鉢が倒れ、根が詰まりすぎて倒れた拍子にすっぽり抜けています。それでも元気です。勝手に枝の節から根っこをだして、地面を這うように広がっているから……

しかしここまで広がると、庭の動線をふさいで非常に邪魔なので、


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切りましょう。耐寒性のない植物だから、どうせこいつも冬になれば枯れるだろう……と思って高を括っていたのですが、こいつが枯れるほどの寒さがなかなか来ないから我慢できなくなってきました。

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こんなに穫れちゃったよ。しかし、この葉っぱ結構きれいだし大きいし、なんだかこのまま捨てるには忍びないな。とりあえずひと房は、根が出てくるまで花瓶に挿して、来年植える苗にするとして……

そこで思い出したのが、この動画。

youtu.be

私がたまに見ている園芸おじさんの動画です。この動画を見たのはずいぶん前なのですが、動画内では庭に生えた雑草をまとめて発酵させて、腐葉土を作っていました。

ミョウガの葉のように、細長ければ干して敷き藁にでもするのですが、この葉の形で敷き藁にはならないでしょう。というわけで、こいつは上手に発酵させて、自家製腐葉土にしたらいいんじゃね!?


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というわけで、随分前に見た動画を見直しもせず、内容うろ覚えのまま、思い立ったが吉日! と勢いで作業を始めた。

でもさあ~~~~……採ったままだと汚いんですよね……こいつが生えてたあたり、カメの水替えで出たウンコ水が垂れ流されてるあたりなんですよ。おかげでその辺り一帯は、水流があるから背の高い植物は生えず、かわりにウンコを栄養にして美しいコケが生え、その周りに背の低い草だけが生い茂って湿地のようになっています。

それはいいんですけど、とにかくこの草、多分けっこう不潔なんですよ。土から生えてんだから清潔もへったくれもないとは思うんですけど、このまま作ったら発酵する前に腐っちゃうんじゃないかなあ。

だからこう、作業スペースを用意して


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葉っぱをちぎり、


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バケツに汲んだ水にくぐらせて


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トレイに選り分けます。これをひたすら、全部取りきるまで続けます。


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庭に座り込み、茶を飲みながらひたすら葉っぱをちぎって洗う音音……。朝から何やってんだろう。


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何とか増えてきたころ、隣の家の婆さんがやってきた。

婆さん「それは何? 赤しそ?」

私「いや~~……雑草ですね……」

婆さん「あそう、それを何してるん?」

私「あ~~~、ちぎってその……腐葉土にしようと思って……いやまあ、絶対こんな作業するもんじゃないと思うんですけどね、」

婆さん「でも好きでやってるんでしょ?」

私「ま、まあ、好きっていうか、一応汚いからやってるだけでねハハハ、こんな丁寧にやるもんじゃないとは思うんですけどね、」

婆さん「でも好きなんでしょ?」

私「好きですよお!!!!!!」

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お、終わった……婆さんとしゃべりながら作業してたら案外早く終わった……昔の人が、車座になっておしゃべりしながら、縄をなったりかご編んだりみたいな日常の作業をしていた理由がよくわかる。こういう作業って、一人で黙々と集中してやるもんじゃないな。

しかしこの葉っぱ、このまま腐葉土にしたら、多分一枚一枚がデカすぎて発酵に時間がかかってしまうんじゃないだろうか。大きい葉っぱだと私の手のひらくらいありますし。というわけで、


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ちぎって洗った葉っぱを、これくらいにちぎっていきます。


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ひたすらちぎってビニール袋に移していく……


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一時間以上かけ、ようやく全部ちぎれました。はあはあ……作業量おかしいって……


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見てください。手先が真っ黒になってしまいました。とにかく見た目が汚いのですが、これがまあ洗っても落ちん。

葉っぱのアクのせいか、作業中に親指の先が切れた。地味に痛い。カメの水替えもするので、指先なんかが切れたら確実にばい菌が入って腫れるんだよなあ……

 

しかし、とりあえず発酵させる準備は完了しました。やたーーー!!! では、お次にこんなものを買いました。


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デン!!!!!

コーランネオです。腐葉土、堆肥づくり等に使える発酵促進剤。なんていうか……宗教思想的に大丈夫なんか不安になる名前だな……


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会社の名前が「香蘭」だから、正しいイントネーションは「そうめん」ではなく「相談」なんだ。だからセーフなのか。

裏には堆肥や腐葉土の作り方がバッチリ書いてありますね。なに……米糠と鶏糞を混ぜるみたいなこと書いてある……? そんなものウチにはないよ。でも、ずっと前に見た動画の中では米糠なくてもいいみたいなこと言ってなかったっけ? まあいいや。

しかしなに、「よく枯らした材料を」って書いてあるな。じゃあ、今のままの生葉じゃいけないわけだ。しっかり干して乾燥させたらいいんだな。


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ではこのちぎった葉を、


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虫除けネットに入れて、


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麻ヒモでくくって、2階の窓の外に吊るしておきましょう。


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先に2階の窓の外に吊るしてあった敷き藁用のミョウガの葉は、家の外壁にどいてもらいます。

 

〜3週間後〜


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すっかり寒くなり、雨が降る日もありましたが、湿度が低いのでいい加減干さっただろう。下ろします。


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ポーーーーーーイ!!!!


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あったあった。無事です。しっかり乾いて軽くなっています。さて、これにコーランネオを混ぜて発酵させるわけですね??


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(今からその作業するとこなのにみぞれ降ってきやがったな……)


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さて、この後の作り方は……よく踏んで吸水させる……? え、よく踏むの? わかったよ……


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バケツに葉っぱを入れて


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すぐにぶちまけるんだから……


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水をヒタヒタに入れ、


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さすがにバケツの中に足が入らんので、手で揉みしだきます。


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結構ぼてっとしてきた。これでいいか?


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これは会社でもらってきた黒いビニール袋。なにを発酵させるにしても、発酵てものは温度を上げなきゃいけないでしょ。真夏にやれば、発酵させてくれる微生物くんも元気で、すぐ発酵できるんだろうけど、今はあいにく真冬です。黒いビニールに入れて、できるだけ太陽の熱を集めて温度を上げられないかな……という算段です。


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この袋に、


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水を軽く絞って葉っぱを入れました。


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さてついにコーランネオの登場。


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中はサラサラの砂のようです。なんか酸っぱい臭いするな……


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これを、本当は干し草→コーランと米糠と鶏糞→干し草→コーランと米糠と鶏糞……みたいな感じでミルフィーユにしていくそうなのですが、そんな量の葉っぱがない。もう混ぜ込んじゃえ。


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ザーーーっ


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こんなもんか?


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よく振って、


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畑にポイ!! よく考えたら、微生物に発酵させてもらおうと思ったら、肝心の微生物がいないとダメなんですよね。よく洗って日に当てて干した枯葉に、コーランネオと水だけの状態では、多分微生物ほとんどいないんじゃね? 清潔すぎるんでは?

そういえば、動画の中では土の上に直で草を積んで作ってました。そうすれば直接土の微生物がやってきて、発酵させてくれるってわけです。

じゃあ、こいつもなんか、土に触れるところに放置しといたらいいんだよね? ということで、畑の上にポイと置いといてみる。本当にこんなんでいいんだろうか。

いやまてよ、これこのまま袋半開きの状態で置いといたら、冬越しできるサイズのデカナメクジたちがこの中へ暖をとりに来て、開けてみたらナメクジの卵だらけ…….って悲劇にならない?


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結局ビビって上に吊るした。どうしたらいいんだ!! どうしたら葉っぱを発酵させてくれる菌を入れることができるんだ!? いっそちょっとだけ堆肥とか畑の土とか、じかに突っ込んでみるか!?

と、とりあえず現時点の作業はここまで。どうせ発酵するのにだって、冬だから数ヶ月はかかるのである。しかし、どうやって発酵させるかは喫緊の課題です。ついでに、昨晩おじさんの動画を見直したら、私の作業ぜんぜんおじさんの言う通りにできてないじゃん! 足りないものだらけでツッコミどころしかない! どうしよう!

続報をまた書きたいところなのですが……多分今後数回は、クリスマスや年末年始のレポになるので、上げられたとしても年明けになります。年内の仕事は年内に片付けたいんだけどなあ……、しょうがない。

というわけで、次回以降にご期待ください。

 

今回はここまでにします。  

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次回もぜひ、よろしくお願いします。

 

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ろくなことが起こらない園芸作業

 

こんにちは、音音です。

 

さて前回までは、秋まきのタネたちにヒーターマットをプレゼントしたり、細々した冬向けの配置換えとか地味な作業をしていました。

庭作業し始めて3年目、多少小慣れてきてからの庭作業ってのはこの後もひたすら地味作業の連続なんですけども。夏みたいに収穫物があったりとか、新しく花が咲いたり野生の生き物による事件が起こったり、そういうことは我が家の農閑期であるこの季節には、あんまり起こりません。せいぜい七草の収穫があるかな。

ですから、しばらくはこうやってひたすらぼちぼちと庭作業を報告していくことになりますね。

 

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ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!!!!

 

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現実逃避のため、彼氏がすごくキレイに取ってくれたうどんこ病のカビの菌糸眺めておきますね。先日の記事の時よりも↓

togimarufriends.hatenablog.com

アジサイうどんこ病が進行していたので、例によってハンディ顕微鏡で見てみると……キノコみたいに盛り上がってるところがちらほら見えます。キラキラしてて美しい菌糸ですねえ。アジサイはもうすぐ葉を落とすので、うどん粉対策は新しい葉っぱを落としてからでいいでしょう。


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こちらは、去年の春に植えたセリ。とても元気だったのですが、元気すぎて根詰まりを起こし、夏の間に暑さでやられ、半枯れ状態に。田んぼの脇に生えている植物ですから、田んぼを模して、田んぼの土を配合した土に植え、腰水に浸けて管理していたのですが……水がずいぶんドロドロになってきています。


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もう一鉢、同じセリ。本当に容器が汚いな。実は、この子を株分けして、春の七草として会社に展示するために持って行ってたのが先ほどの株。役目を終えて、夏ごろ我が家に帰ってきました。「セリ科の植物は動かすと枯れる。育てる場所を極力変えないように」というのが我が家の鉄則です。が、その鉄則を破ったのが他でもないこのセリ科の王、セリなのです。

さすがは雑草なだけあって、会社から自転車で持って帰ってきても、切って挿し木して会社に持って行っても、全く動じません。これがパセリやセルフィーユなら秒で枯れています。

しかしあまりにも元気すぎるため、伸びた茎がランナーのようにビロビロと横から……。できれば七草がゆに入れて食べたいんですが、とてもこれを入れて食う気にはならん。というわけで、1月7日に間に合うよう、急いで植え替えます。


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ランナーなっっっっが……。これを切って処分し、


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次に腰水を張る用の洗面器を洗います。中にびっしりコケが生えてしまってますね……


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はあはあ……キレイになりました……ごっそり耳掃除した後の気分だな。次は鉢をひっくり返して植えなおします。


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ドドンガドンドンドン!!!! うひょーーーーーーウマそうなセリの根っこですねえ!!! セリの名産地・仙台では、このセリの根っこをしゃぶしゃぶにして食うのが最高らしいんですよ。やってみてえ~~~~!!!!


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抜いた後の鉢の方も洗います。新品の無垢なるヒツジ君スポンジが穢れていく……


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はい、抜いたセリの根っこをほぐし、泥を落として株分けしました。このなかから活きのイイやつを二つ選んで植えなおします。もちろんこんなことを、他のセリ科植物でやったらゆるやかに死にます。でもセリなら平気だと信じている。



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土を作ります。何だこの配合は……赤玉土5:荒木田土3:腐葉土2とかかな。


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よく混ぜます。粒が細かくて、まさに乾いた田んぼの土って感じ。マグァンプ混ぜるの忘れたな。

 

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作業していたら、すぐそばに置いてあった隣の家のプランターから何か生えてきてるの見つけちゃった。


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はい! 植わりました。


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ついでにイチゴの苗も追加で一鉢植えつけましたので、一緒に水やりをします。

 

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おおおお~~~~見て見て!! セリの鉢とイチゴの鉢、この水はけの違い。荒木田土は粘土質なので、セリの鉢は全然水が捌けませんねえ。

二十四節気のうち小寒の初候、七十二候のうちでは第六十七候にあたる時節は「芹乃栄(せりすなわちさかう)」と言いまして、一月の六日あたりから数日をさします。つまり、セリがよく伸びるのは、これから小寒にかけての寒い季節。しっかり伸びて七草がゆの具になってもらおう。


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おお、この間強い北風が吹いて、ミョウガの茎が折れてしまった。どのみち、ミョウガの葉は寒くなると枯れるもの。サッパリ切って、


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よく洗います。


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このとおり、きれいになりました。


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ジュートロープで


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二束に分けて、根元のところを適当に縛ります。

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こんな感じだろうか?


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輪っかを作って吊るせるようにしました。


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二階の軒下で晒し首にします。このまま完全に枯れて乾ききるまで干したら、稲わらならぬミョウガ藁として、敷き藁に使うんです。


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やっほ……天気悪っ! このまま数週間放置。


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龍安寺へ紅葉を見がてら散歩に来ました。参道の紅葉がきれいだなあ。と思っていましたが、まさか参道の紅葉が一番きれいだとは思わなんだ。龍安寺の中は、十二月に入ったのに半分も色づいてなかった。

 

 

さて、冒頭の惨状ですが……

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あああああ……絶対いつかやるだろうなと思ってたけど、前回おろしたこのヒーターマット↓

togimarufriends.hatenablog.com

廊下に置いてあるからふつーーーーに電源コードを足に引っかけてこの有様ですよ。ショックすぎて、この後しくしく泣きながら土を回収して、芽を救出して植えなおした写真が一枚も残ってない。

二度とこんな事件はご免なので、


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育苗ケースを買いました。ちょうど、ヒーターマットだけでは冷えすぎて、全然苗が成長しないな……と思っていたところです。


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このケースの中に、ヒーターマットごと苗ポットを格納して、小さな温室をつくろうというわけ。


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上にかぶせる透明カバーの上部には、回して開けるタイプの窓が2か所。プラスチックのドームで苗を覆って下から温めるわけですから、中は当然蒸れて湿度がバカ高くなります。そうすると、徒長したり、根が腐ったりカビが生えたり、最悪アブラムシがわいたりする恐れがあるわけです。これで、多少は通気性を確保できるってわけか!


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マットのサイズは確認済み。このトレーの中に、きれいにスッポリ収まる計算です。これで、多少日当たりが悪くなっても、温度を気にせずコードを引っかけないような場所へトレーごと移動できます。楽になるなあ。しかし、トレーを完全に閉めてしまうと、ヒーターマットの電源コードを出す穴がない。


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ここで彼氏登場。半田ごてで、トレーに穴を空けます。窓全面空けて、よく換気してやりましょう。


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ほら、通った!


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よしよし。あとは、ヒーターマットの下に敷いていた断熱材の発泡スチロールを、適当にカットして、これをトレイに敷いた上からヒーターマットを敷きます。


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(めちゃくちゃ粉だらけになった……静電気でくっつく……)


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よし、では早速設置……アアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!



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アアアアアアア!!!!! なんで!? 何で入らないの!? 私ちゃんと測って買ったよ!?⁉ 通販だけどめっちゃサイズ確認したのに!?!? 喧嘩売っとんのか!?!?

え、やだ。もう使えないの? このヒーターマット、折って使うなって書いてあるし。切るわけにいかないし。どうするんだよお。確かに、上の方は入るんだよ。まさか、底に向かってトレイがすぼんでいて、下の方につっかえると思ってなかった。もうやだ。絶望。

 

しかしその時!!!!!!

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彼氏「いいこと思いついた!!」

デデデデデデデデデデデデデ(ガリレオのテーマ)(口で歌ってるBGM)

福山雅治がすごい勢いで黒板に難しい計算式書きなぐってる時の真似)


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彼氏「こっちの側面の壁全部切ればええんや」


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ははあ。天才ですがちゃんとマスクしてやれよ。微量だろうけどダイオキシンとか出てるよ多分。


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あちい。


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先生、うまくいってます?

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おお、トレイの壁が一面なくなった。コードがひっかかりそうな突起は、熱でならしておきます。


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ドン!!!! 完成!!!! これで、多少ヒーターマットがはみ出ても使えるよお!!!


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すごい!!! すごいいい感じだあ!!!! ありがとうガリレオ先生!!!!


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うん、天才的にいい感じ。下にも隙間ができたので、下から入った空気がヒーターマットで暖まり、上の窓から出ていくという空気の循環も期待できる。素晴らしい。

でもさ、家に突然野生のガリレオ先生湧くの、困る。

 

今回はここまでにします。  

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気がついたら冬越し作業に突入していた

 

こんにちは、音音です。

 

さて、あっという間に年明けまで1ヶ月を切りました。正月の準備は早めにしていたつもりなのですが↓

togimarufriends.hatenablog.com

現状、間に合うのか間に合わんのか微妙な感じになってきています。なんで? 10月末から用意したんだよ?

とりあえず様子を見てまわりましょう。


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だいぶ寒くなってきたというのに、蒔いて1週間もしないうちに大量発芽したのはハコベハコベは強いね。短いスパンで成長してタネを残して枯れてまた生え直す、というのを繰り返す植物なので、出るのも成長するのも早い。食べるの1月7日なんだけど……


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こちらはナズナ。よく見ると、無数の小さい芽がたくさん出ています。せいぜい2mmくらいです。水やったら流されちゃいそう。


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ゴギョウハハコグサ)だけまだ芽が出ません。芽が出ていない鉢で、シジミチョウが休んでいる。シジミチョウって卵で冬越しするんだっけね。彼らは冬越しする卵を産みに、肌寒い中頑張っているのであろう。

 

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ニンニクの芽が出てきました。植えつけてまだ一週間ちょっとくらいしか経っていません。まだモヤシですね。

 

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カブが出てきました。やはりさすがアブラナ科、発芽が早い。しかし、3日で発芽したダイコンの早さには勝てません。10日ほどはかかりました。


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しっかし蒔いた数だけ全部出たな……。頑張って間引かないと。

 

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さて芽が出たら、とにかく虫対策に防虫ネットをかけなければなりません。夜中ですが、ネット用の支柱を立てに来ました。

 

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どえええええええ!!!! 巨大クロコウガイビル!!!! ナメクジを主食にされているお方!!!! 

 

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なんかお腹の下の方が変にふくらんでいますね。もうデカいナメクジをお召し上がりになったようです。いやありがたや。こんな発芽したての葉っぱ、巨大ナメクジにつかれたらたまりませんからね。


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サフランの花が咲きました。このだらしなくボロンしているところが、ハーブとして売っているサフランなわけですか。え、一個の球根からこんだけしか穫れへんのか。終わってんな。でも香りはいっちょまえで、ちょっと動かすと部屋中にフローラルな香りが漂います。


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うじちゃーんみてみて~~~~サフランの花だよ。迷惑そうだな……


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脱線しました。お庭に戻りましょう。前の写真からさらに一週間ほど後、ようやくハハコグサの芽が出てきました。遅いねえ君。


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セリの腰水でデカい毛虫が溺れて死んでいる……


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11月も末、やっとカワラナデシコの花が咲きました。


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さて同じく11月も末ごろになって、イチジクの矮性種「リトルミスフィギー」の苗が届きました。イチジクって夏の植物なのに大丈夫なんか?? いま冬ぞ?? 一刻も早く植え替えてくれ、みたいなことが添付の説明書きに書いてあったから、明日にはもう植えつけてやるか。


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な”ん”で”雨”な”ん”だ”よ”お”お”お”

 

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雨ニモマケズ、風ニモマケズ、雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナ体ヲ持ツテイルノデ頑張ル。欲ハアル。イチジクハ水ハケガ好キナノデ、タクサン鉢底石ヲ敷ク。

 

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赤玉土5:腐葉土3:砂2くらいで混ぜます。例によって、砂などないのでサボテン多肉用の土で代用。元肥のマグァンプを一つかみくらい入れます。


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これが根巻き苗というやつか。まずは身ぐるみを剥ぎます。


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うむ、元気そうな普通の根っこである。鉢半分くらいの深さまで入れた土の上に置いて、


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埋めます。うんうん、いかにも水はけがよさそうである。

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水をやっておしまい。こんなに寒いのに、植え替えちゃって本当に大丈夫なのかなあ……

 

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しかし本当に寒い。夜は底冷えするようになってきたので、この間発芽した↓

togimarufriends.hatenablog.com

秋蒔きの種たちの調子が悪い。ヒーターマットを解禁します。


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とりあえず、新芽たちの下に敷くだけ敷いてみました。説明書には、これで室温+10度くらいまであったまるらしいけど……


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うん、たしかにそこそこ温かい。本当はこの下に、発泡スチロールなどの断熱材を敷くべきなのですが、まあ、手に入るまではこれで頑張ってもらおう。ところで、右半分のビニールポットに入ってる正月菜の苗、混みあいすぎだな……

 

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間引きましょうか。

 

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ブチブチ……

 

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一か所につき二本ずつに間引きしました。本葉が成長してきたら、また間引いて数を減らします。


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間引いたやつこんだけ。これはよく洗って、このまま夕飯のラーメンのトッピングになりましたとさ。


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この間↓

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植えてもないのに庭のど真ん中から生えてきたシチヘンゲが、実をつけています。タネはとれるかな?


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防虫ネットをかぶせてから数日後のカブ。ぼちぼち本葉が見えてきました。


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一足先に発芽していたダイコンは、もうカブの追随を許さないほどデカくなっている。この分だと、正月料理には十分間に合いそうです。

 

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おわアアアアお前は成長が速すぎる!!!!


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さて、まだまだ作業はたくさんありますよ……クリスマスローズを、冬の成長期に向けて日当たりのいい場所に移してきました。一番手前はホトトギスですが、あとは奥までほとんど全部クリスマスローズです。


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しかし一株一株、あまりにも葉っぱが混みあっていますので

 

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これくらいまでカットします。根元に太陽光が当たらないと、クリスマスローズは花芽を作りません。ここまでハゲにすることで、きっと来年の春には窓辺一面クリスマスローズの花が……! ああ、想像するだけならタダだわ。


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はい、ここまでスッキリしました。


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ついでに、枯れ上がったタンジーの花茎もきれいにカットしてあげましょう。


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硬い!!! ハサミ折れる!!!


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はい、終わり。あんまりスッキリした感がないな……


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おや、ハッカの元気がない。どうしたんだ。


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ペパーミントも元気がない。根詰まりだろうか。


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やれやれ。よくわからんから、元気そうな枝の先っぽだけ切って、挿し木にして新しく植えなおしてやるか……


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ハハコグサの芽が増えてきた。本当に遅い。

 

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まだやるか……。雨が降っていないうちに、冬元気なやつらに液肥をプレゼントしなければなりませんでした。バケツにいっぱい10リットル、だいたい1000倍に薄めたハイポネックスを作ります。


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一年中花を咲かせ続けているペンタスにあげます。


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タネいっぱいつけて、子育てにいそしんでいるニチニチソウにも一応あげましょう。冬は元気ないから要らないかもしれないけど。


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しょぼくれているハッカにもあげます。ミントの類なんてこうしといてやれば元気になるんでしょ。


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またニチニチソウ。お前たち何でそんなに元気なの? もう冬だよ? お前たち、寒いの苦手だよね?


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カットしたばかりのクリスマスローズにたっぷりあげて終了。ああ疲れた。こいつらは冬から春が成長期なので、これから二週間ごとにこの作業です。

 

して、ここまでやっておいて冬越し作業は全然終わっていません。仕事も繁忙期なのに正直死にそうですが、次もまた作業の続きをまとめていきますよ……

 

今回はここまでにします。

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再!本格的な寒さ対策 カメ水槽のヒーター新調

 

こんにちは、音音です。

 

寒くて腹立ちますね。こないだまで25℃あったやろがい。でも正直、この時期の空気が一番好きなので、今が一年で一番メンタルが元気なのは間違いないです。でも体は冷えでじんわりと調子が悪いため、それがメンタルに悪影響を及ぼしてトントンですね。

おまけに、たまの小春日和でちょっとポカポカしてれば気持ちよくて寝すぎるし、食べすぎて太るし、爬虫類や両生類のようにこのまま冬眠でもするならそれでいいのですが……。

ところで我が家の爬虫類両生類たちは、特に冬眠させないことにしています。冬眠って怖くて……。失敗したらそのまま起きてこないことも多いみたいだし。うちの子たち体小さいから失敗リスクでかいだろうしなあ…….。純粋に飼い主のエゴでいえば、冬の間会えないの寂しいし。

冬眠している間は仮死状態みたいなもんで、体の時間は止まっているらしい。なので逆に冬眠させないと、その分寿命は短くなるらしい。体が経験した時間は変わらないんだろうけど、単純に冬眠してる間は寿命のカウントダウンタイマー止めてるようなものなので、死んでない期間の長さだけ見れば冬眠させる方が長生きといえる……という理屈だそうなのですが。

結局一緒にいられる時間の総量変わんないからな。できれば寿命のカウントダウンタイマーのセット時間そのものを伸ばしていきたいですよね。それ以前に我が家、植物のために生き物部屋は暖房入れるので、結局ついでのようにみんな冬眠せず冬を越すのである。

しかしカメたちに関しては、冬眠しないならしっかりと水温を上げてぬくぬくで飼ってやらないといけません。中途半端に水温が低いと、代謝が落ちで食べ物が消化できず、かといって冬眠に入ることもできず、腹の中で食べたものが腐って死んでしまうそうなのです。なんと恐ろしい。

とはいえカメは年中ヒーター入れて、夏でも冬でも常に水温が一定になるよう気をつけているのですが、やはり夏場と冬場では必要なヒーター異能が違いますからね。とにかくカメに関しては、寝るか起きるかどっちかにしろということで、今回は本格的な冬到来にむけてヒーターをいい装備にします。

 

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ちびドロガメ2匹には、エヴァリス「オートヒーターダイヤルブリッジR75AF」。安全性と性能の高さで有名なエヴァリス製。で、温度調整ができるタイプの本当にいい装備です。

 

以前も、エヴァリスのヒーターを新調した記事書いたことあったんですけど、↓

togimarufriends.hatenablog.com

信じられないことに、このとき買ったエヴァリスのヒーター、1ヶ月そこいら使ったあたりでうっかり空焚きして、ぶっ壊してしまったんですよ……。最悪でしょ……。


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というのも、以前の記事でも紹介しましたが、安全装置の性能がめちゃくちゃいいんですよ。だから、水換えの時にヒーターを切り忘れたまま水抜いたら、2、3分もしないうちに安全装置が働いて二度と電源が入らなくなります。狂気の安全性により、保証期間は一年。俺がちょっとでも狂ったら殺してくれ!

ちなみに前回買ったヒーターよりも対象の水量が少なくて、15〜25L用。前回はもう1段階出力の大きい「100RF」という型番で、20〜40L用でした。うちのドロガメ水槽は、10Lバケツに2杯ちょっと。絶妙なラインですが、最小出力で効率よく温めたい。

 

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アカミミのうじきち水槽には、こちらのでっかいエヴァリス「プリセットオートAR150」。

30〜60L用。こちらは26℃固定です。うじちゃんは甲長15cmくらいのジイちゃんガメなので、26℃あれば十分でしょう。

彼の水槽は10Lバケツ4杯分なので、ジャストサイズのヒーターですね。


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では早速設置準備。これを機に、ついでに水槽を丸洗いします。カメにはお部屋で遊んどいてもらって、水を全抜き。


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ゴリラにお願いして庭で水洗いしてもらいます。こいつ低床の石入れたまんま持ってったな……正気か……60cm水槽やぞ……


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ありがてえ……レイアウトも全部洗ってくれとる。


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私はその間に水槽台の掃除。この四隅に貼ってある、震度7にも耐えられるという謳い文句の青い耐震マット。これほんとにめっちゃ粘着力強いですね。水槽動かす時に底抜けないか心配になる。


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ゴリラ、ろ過装置の中まで洗ってくれるらしい。ありがたや。本当は水槽内のバクテリアが全滅してしまうので、水槽内とろ過装置を同時に洗うのはよしたほうがいいのですが、あの、耐えられなくて……


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ろ過装置の中には、専用フィルターを入れずにリングろ材をたっぷり詰めて生物濾過がよく効くようにしています。まずは、ろ過装置の上の方に詰めているリングろ材をバラして洗います。


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ご覧ください、これが濾過されてキレイになった(たぶん)ウンコ(と食べ残し)です!! これがキレイなウンコか〜〜!! 


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次に、こげさんの濾過装置をバラし、石鹸ネットに入れて奥深くまで詰め込んだリングろ材は……ギャァァァァァ!!! きたねえよ!!! 全く臭くないけど!!! さすがウンチ野郎だな。


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まる水槽のろ過装置の中身も出してみましょう……


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きっっっっったね〜〜〜!!! こちらもこの見た目で、全然臭くないんですよ……。濾過と分解がしっかり終わってるからでしょう。とりあえず洗って詰め直します。

 

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洗ってくれている間に、私は水槽をセッティングします。シコシコ……


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いよいよヒーター設置段階に入ります。開封!!! 網のところ金属っぽいけど、熱くならないんですよねこれが。

 

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こちらはうじちゃんの、温度固定タイプヒーター。スティック型でシュッとしていてスリムです。


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ろ過装置の真下に設置します。縦向きでも横向きでも置けるのね。

エヴァリスはあまりにも温度センサーが敏感❤︎なので、ヒーター周囲の水温が設定温度に達すると、ピタッ!!!と加温が止まります。そのため、どうしてもヒーターから遠い場所は、水温が設定温度より低くなってしまいます。

ですから、できるだけろ過装置の近くに置いて、ヒーター周りに水が留まらないようにすることで、水槽の隅まであったまるというわけ。

以前に買ったエヴァリスのヒーターはもう一回りパワフルな型だったのもあり、もう少しゴツかったのですが。これは結構スッキリしたサイズだな。


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これが温度調節つまみ。ドロガメたちはちびなので、少し温度高めに設定しましょう。27℃で。

 

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うじちゃんの飼育ケースにも設置。こう飼育容器がでかいと、ヒーターのこの長さは安心感がある。キスゴムが結構強力でいいですね。

 

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先代のヒーターがこちら。かなり太くて長くてデカくなったのがわかります。


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さあ、みんなのおうちセッティングが完了しました!


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セッティング完了直後のまる水槽の水温計。水温30℃。しまった、水換え時にあったかい水入れすぎた……


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こげ水槽。29℃。こっちもあったかくしすぎたな……


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ていうかこげ水槽、なんかフィルターから出る水チョロチョロやけど大丈夫か? 尿漏れみたいになっとるが。


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さあ、まるちゃん帰るよ………なにやってんの………???


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おかえりまるちゃん。ヒーターの違いには気付いてないようす。


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おかえりこげちゃん。まるがヒーターの違いに気が付かないなら、こげは間違いなく気が付かんだろうなあ……笑

さて、今は替えたてホカホカの水ですが、しばらく置いてどうだかみてみましょう。

 

〜次の夜〜


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退社&帰宅。ただいま、まるちゃんこげちゃん。


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どうもまるさん。元気そうですね。水温はどうですか?


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29.5℃!? 入れる前よりあったまっとる。ちょっと温度設定下げなあかん。


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こげさん、お前もご機嫌そうだね。


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27℃。設定温度ちょうどくらいです。水温計はヒーターの対角線上に配置しているので、これなら水槽がきちんと隅々まであったまっているということ。いやあ、さすがの高性能!!


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さ、模様替え祝いで美味しい海のエビだよ。なんでこげの写真しかないんだろ。2匹ともエビを美味しく平らげました。


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うじさんも、見違えるようにお水ポカポカ! 前は同じ温度固定タイプのエヴァリスヒーターだったのですが、おこげのお古だったから小さかったのよね。今度は、ちゃんとうじちゃん水槽に合ったサイズなので、全然水が冷えません。素晴らしい👏

なお、うじちゃん水槽には温度計がありません。前はつけてたんだけど、何回つけてもイタズラして水没させるわ破壊するわで、3つ目がダメになったくらいで諦めました。

 

それからしばらく経ちましたが、あれからどのカメたちもエヴァリスヒーターの優秀さにより、水が前よりポカポカでエサを爆食し、そして、ウンチをブリブリブリブリブリする。くさいよお……

 

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