2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧
今日のエントリ、あとで総削除しそうな予感。
削除
「戦わないと生き延びられない」として、本人の中に「生き延びたい」気持ちが稀薄*1なのであれば、「生き延びるための課題」(「働く」「戦う」)を無条件に本人に強要するのは、まさに「説教」でしかない。しかし、「生き延びる」という課題が本人の中でし…
ひきこもりは、基本的に「戦えない」ことを基本属性としている*1。 というより、むしろ「四六時中空転する戦闘行為に意識を忙殺されているので、合理的な日常生活・職業生活ができなくなってしまっている」状態とも言える。そこでは、戦闘行為の歯車が外部世…
「頑張れ」という励まし言葉がありますが、この表現が嫌いです。
「降りようとする」ベクトルと、「課題に取り組もうとする」ベクトル。「負けようがどうしようがどうでもいいから、とにかくこの世から消えたい」という闇雲な衝動と、「何があっても絶対に許さない」怒り。 「生きていかねばならない」というような稀薄な道…
さて、しかし。ひきこもりについて考え、仕事をするにあたって、私はどちらを目指せばいいのか? ひきこもりに関連する支援やイベント・原稿執筆などの「外的な課題」には、最初から「内面の闇」が課題内在的に繰り込まれている(内面事情を勘案しながらしか…
仕事に集中しようとするなら「心身がやばい」なんて口にするべきじゃない。読者のかたや関係者にご心配かけるし、「仕事できない奴」ってことになる。自分の中でも気が散る。 いや、もう一つ問題があって、引きこもりやニートのBLOG*1は、多くの場合「つらく…
メールや電話での大事な連絡・事務書類送付等で、有効可処分の時間とエネルギーがどんどんなくなり、継続的に練り続けなければならない問題になかなか取り組めない・・・・。非常に苛立つが、それも言い訳だ。ぜんぶ「必要な」作業なのだから。 というか、精…
ログまとめ、お疲れ様です。 このチャットで出た話題は、今後も考えることになりそうです。
日時 : 平成17年3月6日(日) 午後2時から4時半まで(開場1時半) 会場 : 横浜にぎわい座 地下2階 小ホール(のげシャーレ) 講師 : 斎藤環 (爽風会佐々木病院診療部長) 玄田有史 (東京大学社会科学研究所助教授) 上山和樹 (『「ひきこもり…
【22日22時ごろ追記: ▼ここに、リンク先のイベント情報を転載し、関係機関の細かいリンクを張ったりしていたのですが、自分がスタッフや出演者として関わるわけではなく、関係者の多くについても良く知らないまま*1のイベントのことを、(身近の企画だから…
id:kwkt さんの示唆が、本当に勉強になります。 それにしても、編集、お疲れ様!>chiki(id:seijotcp)さん
シンポジウムの企画案や、ブログ選考の件などで格闘中です。 いずれも、今後の活動指針に直結する、原理的に核心的な問題のように思うのです・・・・。
id:yodaka さんより孫引き。 社会をおもしろいと思えない人は、社会に積極的に関わろうともしないのです。 社会を良くしたいと思うのなら、まずは社会と人間をおもしろいと思わせるところから始めるべきなのです。
というわけで、私の「BLOG選出評価基準」考を、少しだけ書いてみました。 まだまったく部分的なものなのですが、今日は時間切れなので、続きはまた後日。(書きながら考えている感じです) 漏れている評価基準もありますし、この「評価基準」そのものが、熱…
「公的−私的」のほかに、「メタ・レベル−オブジェクト・レベル」(メタ−ベタ)という点で考えてみます。 リアル・ワールドにおいて排除されている人間は、単にメタレベルで沈思黙考していても埒があかない。オブジェクト・レベルで具体的にプレイヤーの一人…
一人一人の個人的な取り組みは、「独り言でも何でもいいから続いたほうがいいよ」というのはまったくその通りだと思います。その個人的な作業の中に、≪変化≫への種子が胚胎されるのではないか、という点も御意。 ただ、「なんでもかんでも役に立つかどうかで…
ひきこもり当事者のBLOGやその交流が、「独り言同士の“共感の共同体”だけではどうしようもない」(大意)という私の意見について、反論をいただきました。 id:yodaka:20050207 より。 上山さんがそう言うのはわかるし、今の路線でぜひ頑張ってほしい。 でも…
杉田俊介(id:sugitasyunsuke)さん。 ひきこもりの人々とその家族の未来に関する(一つの)問題点の所在を明確にし示したい、と願って書いてみました。 正直、気持はすごく切迫しています。 ひきこもりとその家族のヒトビトに残された時間は少ないのではな…
id:flapjack:20050204#p1 のうれしいご指摘から、id:flapjack:20031211#p1 へ。 そういう歴史的過程の結果として、国家と個人の間のインターフェースとしてのコミュニティーが日本では未発達になってしまった。 でも、そろそろ、どういうふうに開かれたムラ…
最近、自分の努力指針のスタイルを整理するのに精一杯で、他の方々の言葉に絡む余裕がまったくありませんでした。まだスタイルは形成途中ですが、いくつか絡みながら少しずつ確認してみたいと思います。 この作業は、「ひきこもり・ニート」関連BLOG選の件に…
先日の第1回に続き、第2回のチャットログを chiki さん(id:seijotcp)が整理・公開されています。 (お疲れ様です) 「かしましチャット大会―バックラッシュとは何か?」 ところで、これに続く第3回チャットを楽しみにしていたのですが、告げられていた…
引き続き、募集中です。 よろしくお願い致します。
さる老舗雑誌の企画より、「ひきこもり・ニートに関連するBLOGを10個選び出し、レビューを書く」という原稿依頼を頂きました。ありがとうございます。 しかし、・・・・頭を抱えてしまった。 私は、引きこもり・ニートのBLOGを10個も読んでいないからで…
ひきこもりの当事者・経験者によるサイトやBLOGがたくさんありますが(うちもその一つ)、それらの意義というのは、どういうところにあるんでしょうか。 先日からのエントリなどを参照して言えば、当事者の言葉は、まずは「葛藤に満ちた内面をこねくり返す独…
先日からきわめて有意義な議論をさせていただいている三脇康生氏は、フェリックス・ガタリの臨床方法論を参照されている方。斎藤環氏は、ジャック・ラカンの議論を参照されている。ガタリとラカン(ともに故人)はお互いに批判的な関係にあったというから、…
ひどい風邪を引きました。 インフルエンザかもしれませんが、少し持ち直しました・・・。
3日の夜、神戸三ノ宮で三脇康生氏とお会いし、長時間ご一緒させていただいたのですが、≪自発性≫に関連し、きわめて示唆的なお話をいただきました。 それはいわば、「病気のような自発性」であり、身体性をともなった「強迫的な不可避性」*1があり、押さえ込…
上記自己矛盾リストのうち、 「誰でも何でも受け容れよう」とする全面受容主義の、極端な排他性 ですが、これは「存在を全面受容する」代わりに、「言説を完全排除する」姿勢なのだと思います。 「私は父性をもちたい」などを拝見していると、「父性の復権」…