▶【注目記事】Windows 11 を導入したら最初にやっておくべき初期設定

Windows 11 タスクバーの邪魔な「ウィジェット」を完全に無効化(削除)する方法

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Windows 11のタスクバー左下にある「ウィジェット」アイコン、あれ、邪魔だと思いませんか?(天気やニュースを表示させているアレです。)

誤ってカーソルをウィジェットアイコンに当てると、うっとうしいウィジェットウィンドウが表示されて、画面を占拠してしまいますよね…。

Windows 11 の邪魔なウィジェット

サポートさん

ウィジェットって…ひかえめに言って…めっちゃ邪魔。

僕は Windows 11 PC を初期設定する際、いつもウィジェットを完全に停止して無効にしています。実際、ウィジェットは使わないので、必要ないんですよね。

同じように、ウィジェットが邪魔で消したいと思っている方も多いのではないでしょうか?

今回の記事内容

今回は「Windows 11 の邪魔なウィジェットを完全停止させて非表示かつ無効化(削除)させる方法」を紹介します。

ウィジェットは放置しているだけで常にメモリ使用している

タスクバーの左下に表示される天気やニュースのウィジェットアイコンを非表示にするだけなら、「タスクバーの設定」から簡単に対応できます。

タスクバーの設定

スイッチをオフでウィジェットを非表示

しかし、この方法でウィジェットを非表示にしても、「ただウィジェットアイコンが見えなくなっただけ」で、実際にはバックグラウンドで常に動き続けています

▼ こちらがその証拠となる画像です。

ウィジェットはバックグラウンドで動き続ける

ウィジェットは何もしていないアイドル状態でも、バックグラウンドで勝手に動き続け、常に「20MB~40MB」程度のメモリを使用します。

さらに、一度でもウィジェットを起動してしまうと、使用メモリ量が急増し、「150MB~300MB」ものメモリを消費します。

ウィジェット利用時のメモリ使用量

ウィジェットを閉じても、完全にバックグラウンドモードに切り替わるまでしばらくの間このメモリ使用量は維持されます。

特に、8GBなどの少ない搭載メモリのPCでは、メモリの消費はできるだけ抑えたいところです…。

サポートさん

ウィジェットを利用しないユーザーにとっては、ただの無駄なリソース消費に過ぎません。もし今後もウィジェットを利用しないのであれば、ウィジェットを見えなくするのではなく、「完全に無効化する」ことをおすすめします。

ウィジェットを完全に無効化させる手順

サポートさん

Windows 11 にインストールされている「Windows Web Experience Pack」がウィジェット機能の正体です。これを Windows 11 からアンインストールすることでウィジェット機能を無効化できますが、通常の方法ではアンインストールできないため、以下の手順で削除します。

  1. ウィジェットを完全に無効化させる手順01
    ① タスクバーの検索バーに「cmd」と入力して、検索結果のコマンドプロンプトの ②「管理者として実行」をクリックします。
  2. ウィジェットを完全に無効化させる手順02
    コマンドプロンプトが起動したら下の「3」に掲載してあるコマンドテキストをコピーして画像のように貼り付けて「Enter キー」を押します(コピーしたテキストを貼り付けるのは「Ctrl + V」キーです)。
  3. ウィジェットを完全に無効化させる手順03
    同意を求めてくるので「Y」キーを入力して「Enter キー」を押します。
  4. ウィジェットを完全に無効化させる手順04
    アンインストールが開始されます(数秒で終わります)。「正常にアンインストールされました」と表記されればウィジェット機能の無効化は完了です。コマンドプロンプトを閉じてください。
  5. ウィジェットを完全に無効化させる手順05
    タスクバーの設定を確認するとウィジェットのスイッチが削除されているはずです。タスクマネージャーからもウィジェットのメモリ使用が消えているはず。

サポートさん

パソコンからウィジェットが本当に削除されているかどうかを確認するには、「Win + W」キーを押してみてください。これはウィジェットを起動させるショートカットキーですが、反応がなければ、ウィジェットが正常に削除されていることを意味します。

無効化したウィジェットを復活させる手順

やっぱりウィジェットを使いたくなった!という場合は、Microsoft Store から「Windows Web Experience Pack」を再インストールできます。

ただし、Microsoft Store では「Windows Web Experience Pack」を検索できないため、以下のウェブ版 Microsoft Store を経由してインストールする必要があります。

Windows Web Experience Pack の再インストール手順は以下の通りです。

  1. 以下のウェブ版 Microsoft Store ページへアクセスします。
    ▶ Windows Web Experience Pack
  2. 無効化したウィジェットを復活させる手順01
    「インストール」ボタンを押します。
  3. 無効化したウィジェットを復活させる手順02
    「Microsoft Store を開く」ボタンを押します。
  4. 無効化したウィジェットを復活させる手順03
    アプリ版の Microsoft Store が起動して Windows Web Experience Pack のコーナーに切り替わります。「インストール」ボタンを押します。
  5. 無効化したウィジェットを復活させる手順04
    ボタンが「インストール済み」に切り替わったらウィジェットの再インストールは完了です。
  6. タスクバーの設定
    タスクバーの設定を確認するとウィジェットのスイッチが復活していて、ウィジェット機能も利用できるようになりました。

あとがき

僕の場合、32GB のメモリを搭載しているメインのデスクトップPCだけはメモリに余裕があるので(特にウィジェットを使わないですが)そのままにしています。

一方、8GB と 16GB のノートPCでは、少しでもメモリ使用量を抑えたいので、本記事の手順でウィジェットを無効化しています。

ウィジェット機能は削除しても再インストールすれば復活させることができるので、ウィジェットが邪魔だと感じる方はサクッと無効化してみてくださいね。