検査・整備中の8806編成が本線復帰した時、検査前との変化はあるでしょうか?
新京成8800形の8806編成は現在、くぬぎ山車両基地で検査・整備の真っ最中ですが、2024年度内には検査を終えて本線復帰すると思われます。
2025年度から迎える京成合併を前に、8806編成の整備完了時、どの箇所がどう変更されたのか、あるいは変更されず従来のままなのか、気になる箇所を順不同で列記してみました。
【編成外観関係】
〇 車体色は、ピンクの新京成色のままか?
〇 床下機器はリニューアルされたか?
→ リニューアルされた場合、既にリニューアル済みの9編成(8802・8803・8807・8810・8812~8816。ただし、8815は床下機器のリニューアルは無し)に加えて、10編成目のリニューアルとなるか?
〇 屋根上の冷房装置(三菱製CU‐195A型、各車両に3台、冷房キセ有り)で取り替えられたものはないか?
〇 ヘッドマークステイは残っているか?
〇 急行灯・運行番号表示器は装備されたか?
→ 今回の整備前までは、急行灯・運行番号表示器の装備はなく、京成千葉線乗り入れは非対応だった。
今回の整備後、急行灯・運行番号表示器が装備され、千葉線乗り入れを果たすか?
または、これらが装備されず、千葉線乗り入れ非対応のまま、京成松戸線内のみの運用で継続か?
→ あるいは、従来の慣習から脱却して、今回の8806編成では、正面のLED行き先表示器の枠の中で、運行番号表示機能を一体化するような仕組みとするようなことがあるか? (※そこまではしないと思いますが。)
〇 車外スピーカーは装備されたか?
〇 正面及び車体側面の「shin-kei-sei」マークはカットされたか?
〇 行き先表示器はフルカラーLED化されたか?
【車内設備関係】
〇 乗務員室背後の客室内に非常用避難梯子の箱が設置されたか?
〇 リニューアルされた9編成と、車内の雰囲気に相違点はあるか?
〇 乗降ドア上の「パッとビジョン」は15インチ規格か?
〇 乗務員室と客室の仕切り部周辺に変更点はないか?
〇 乗務員室内、助士席側の大型自動放送装置は、正面行き先表示器の裏側位置付近に小型化して移設されたか?
〇 ドアステッカーは京成タイプになっているか?
【8806編成の整備完了後】
〇 8900形8938編成が検査対象となるか?
→ それが新京成として最後の検査編成になるか?
→ 仮に、8938編成が新京成として最後の検査編成になる場合、京成合併前の2025年3月末までに整備を終え、本線復帰するか?
→ 本線復帰は京成合併後の2025年4月以降になるか?
その場合、8938編成は京成塗装の第一番目として復帰するか?
話は戻りますが、8938編成の前に、8806編成がいつ頃、どのような姿で生まれ変わるか、楽しみに待ちたいと思います。

