ならやま
「老後」のことを考えるようになった。
父が亡くなり母は老い、家内の両親もおばもすでになく、子どもは成長しふと気づいたら夫婦二人きりの生活となっていた。そんな状況下であればそういうことになる。といってなんらの具体性のない、こんな感じになったらいーな。とイメージする程度ではあるが。
少し早いが55くらいでリタイヤして、この際だから大学に進学。それも今までは技術系のヤボくさい学科しか経験した事がないから、文系それも近代日本文学なんかよいだろう。歴史もよい。古代史それも平安初期の一見地味だけど、どろどろした人間関係うずまく辺りを学んでみたい。"応天門の変"なんか凄そうだ。あとは映画三昧、LIVE三昧。毎日ではキツいから週に2度ほど映画館に行き、ひと月かふた月に1度くらいでよいので好きなアーティストのLIVE。あとはしっとり読書の日々…。なんてことは出来ようもないのでチマチマと働く日々が続くのだろうなぁ。
とまぁここまではよいとして、その後はいったいどのようにすれば納得のいく最後とする事ができるのか。好きなだけやりたいことはやり尽くした、これ以上生産的なことも、社会に対して貢献できる事はない。さりとて、家族に面倒かけるのも潔しとしない。という事態に至ったときにいかように対処すればよいのか。
【※※※ここから先は完全にシャレなので真面目に受け取ってはならない※※※】
この際だから「ならやまシステム」を採用してはもらえないだろうか。
「ならやまシステム」とは耳慣れない名称だろうが、私がたった今作ったものだから当たり前の事だ。"ならやま"とは「楢山節考」から頂いたもの。深沢七郎による"姥捨伝説"から題材を得た、年嵩のいった母親を山に捨ててくるという映画にもなった作品だが、アレをやってみてはもらえないか。いくらなんでも寒い雪山ではかわいそうすぎるので、暖かな九州の山奥あたりに、そっと放逐され1人で行けるところまでいく。最後は自然の中で静かに…、というのはどうであろうか。
「姨捨SA(上) ごはん処 おあがんな亭」
姨捨という地名を知ったときは、正直なところ愕然としたものだ。いや本当にあったんだ。とはいえ、いろいろ調べてみると棄老伝説との関連性は必ずしも確認出来るものではないとの事。もう少し勉強してみないと。
「◯◯◯◯」???円
料理名および価格はふざけているわけではない。失念してしまっただけだ。千曲市または田毎の月に合わせたメニューだった。何とぞご寛容のほどお願いします。
チキンカツカレーのハヤシ版といった風なメニューである。ソースにはシメジがたくさん入っていて、チーズと合わさると余計に旨味が増す。こんもり盛られたご飯は非常にボリューミー。可愛らしい小鉢のサラダはカラー設計がしっかりなされているのがよい。紅レンゲの杏仁豆腐も爽やかでよろしい。
「ならやまシステム」
はしつこいようだが、あくまでもシャレである。私の夢想なのだから、くれぐれもよい子は真似をしてはいけないし、真面目な批判もご容赦いただきたい。とはいえ、半ば本気で考えているのも事実だ。私はいちおう120まで生きる予定なので残された時間、ゆっくり考えていく所存である。
店名 |
Obasute Service Area (Nobori Sen)
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菜系 | 麵類,拉麵,食堂 |
026-274-2981 |
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預訂可/不可 |
無法預約 |
地址 |
長野県千曲市大字八幡字柳田7340 長野自動車道 姨捨サービスエリア(上り線) |
交通方式 |
距离姨捨 684 米 |
營業時間 |
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預算(評論總數) |
JPY 1,000~JPY 1,999~JPY 999
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付款方式 |
不接受信用卡付款 接受電子貨幣 (交通電子貨幣(Suica等),樂天Edy,WAON,iD) 不接受二維碼支付 |
包廂 |
不可 |
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包場 |
不可 |
禁煙・吸煙 |
禁止吸煙 |
停車場 |
可 大型:29臺/小型:112臺 |
空間、設備 |
有吧檯座位,接待輪椅客人 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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服務 |
外帶服務 |
關於兒童 |
歡迎兒童,可攜帶嬰兒車 |
網站 |
https://www.alpico.co.jp/traffic/servicearea/ |
開店日 |
1993.3.25 |
備註 |
https://www.driveplaza.com/sapa/1820/1820041/1/ |
餐廳的宣傳 |
提供充分利用信州食材和味道的商品和菜單
【手工蕎麥麵塔古揚】可以品嚐到使用嚴選蕎麥粉製作的正宗手工蕎麥麵的角落。 【信州味噌面社】使用當地味噌釀酒廠「高村」的穀物味噌製成的拉麵。 [Oganna Tei]我們提供用信州鮭魚製成的碗,原創濃鬱醬汁的豬排飯,當地咖哩等。 |
このところ少々バタついている
といってもここ数年がヒマすぎただけで、これがデフォルト。これくらいのペースでバタバタしているのがごく普通の社会人的なあり方という事であろう。それにこのスリリングな状況はなかなか捨てがたい。あちらに行き、こちらを周りアレをして何時にここ。というのが面白くてならない。
というわけでこの日はまず長野市役所でいろいろやって、その後は上田に向かう。新しくなった上田市役所の部署をいくつかまわり、…ここで運用されている前後で出入りするエレベーターが面白い。この病院で使うようなエレベーターの名称を忘れてしまったが、凝り過ぎた建築学科の学生のプランみたいだ。もちろん私のことだが。
上田が終わったら今度は大町
さてどのルートでいこうか。Google mapsで調べると、
・青木村を抜けて山中に入り麻績→大町
・坂城 力石から山中に入り麻績→大町
・高速道路で麻績→大町
なんだ
どのルートも麻績から行くのか。では高速道路でまいろうか。距離的にはもっとも長くつまらないコースだが、今回は安全と時間を優先したい。
じつは上田でほんの少し
時間を取られてしまい、想定したスケジュールよりも30分ほど遅れている。この場合でもっとも気になるのは仕事のことではなく昼食であるのは人として社会人として至極当然のことであると私は確信する。本来であれば信濃大町駅近くの食堂で豪快なソースかつ丼をいただく予定であったが、変更してサービスエリアで済ませよう。
「姨捨サービスエリア(上り線)」
そういえば以前こちらを扱ったブログに、歳をとり使えなくなった人は自主的に山へ入るという『ならやまシステム』を書いたら某グルメサイトから怒られたなぁ。だからシャレだっつーの。そんなこと実現するわけねーじゃねぇか。などと腹の中で文句を言いつつ注文したのがこれ
「山賊焼定食」1000円
鶏揚げる→盗り上げるのは山賊だから山賊焼。というのはシャレのめしていて面白い。某グルメサイトもこれくらいのシャレが効くとよいのだが。
山賊焼は下味をたっぷり施して粉をつけて、という行程で作るのだが、こちらのは少し赴きが違う。下味は軽くして粉をつけ、パリッパリに揚げる。そしてあとはポン酢を甘くしたようなタレに漬けていただく。油淋鶏セパレートタイプのような感じといったらよいのか。なかなかの完成度であると思う。山賊焼ではなく、ほかのネーミングにして売り出した方がよいのではないか。
いつも通り
15分ほどの早いスピードで食事を終え旅にでる。少し行って麻績インターから山中を抜けるルートが楽しくてならない。そして大町の次は中野市だ。いざ参ろうか。