【限定】博多もどき 850円 : Chuka Soba Hanatomi

先日、磯子にあるこちらのお店を再訪した。
結論を先に書くと前回訪問時から様々な点で改善が見られ、とても気持ちよく食事をすることが出来た。

以下、具体的に箇条書きする。

・回転率
　前回訪問時は店主さんワンオペだったせいか、提供までかなりの時間を要した。
　今回訪問したところ、店主さんは調理に徹しており、ホール担当の女性スタッフ2名。
　これにより提供スピードも速くなり回転率も向上。

・調理
　前回訪問時は麺がくっついていたり、率直に言えば雑に感じた。
　しかし、上記のように調理に徹する体制になったせいか雑な感じが無くなった。

・接客
　店主さんワンオペ時代も接客サービスの姿勢は好印象だったが、人員が増えたとで更に良くなった。
　子供へのお菓子サービスもそうだし、席への案内にも細やかな気遣いを感じた。
　店頭には水風船が設置され、外待ちしている間にも子供たちが飽きない工夫もあり。

ということで、食べログ評価点を高くした。
お前は何様だ！？と思われる方もいるだろうけど、出来る限り客観的な視点でレビューした次第。

「【限定】博多もどき」850円
5月の限定メニューとのこと。面白そうだったので私はこれにしてみた。
豚骨ではなく豆乳を使ったスープはサラリとして飲みやすい。
博多ばりの細麺は持ち上げも良くスルスルと啜れちゃう。
大ぶりのチャーシュー、ネギ、キクラゲ、ゴマ、紅ショウガ。
見た目こそ博多だが味わいはベクトルが異なる。それ故に”もどき”の表現が潔く感じる。

「辛味噌ラーメン」900円
愛しい嫁さんはこちらのメニューを。「味玉」120円をトッピング。
黄色く縮れた太麺はコシがあって、しっかりした味わいの味噌との相性もバッチリ。
程良くピリ辛でパンチもある。嫁さん好みの一杯だった。

「お子様ラーメン」400円
我が子はこちらのメニューを。醤油ベースで魚介風味。麺と具は殆ど食べきった。
お座敷席に案内してもらい我が子も終始ご機嫌。退店時のお菓子サービスも喜んでいた。

ちなみに、クルマは隣接するAコープの駐車場に停めた。当店の利用で駐車場サービス券を貰える。

当店は地域に密着した人気店になっており、退店時にも外待ちが出来ていた。
客層は老若男女問わず、子連れにも優しい良いお店だと思う。
月替わりの限定も面白いし機会があればまた再訪したい。
ご馳走様。

先日、磯子区汐見台にあるこちらのお店へ行ってきた。マイレビュア様の記事を拝読してBMしていた宿題店。ウチからウルマで15分くらいと距離的には近いのだが、国道16号や産業道路は良く使うけど汐見台方面は滅多に行かない。今回10年ぶりくらいに汐見台の道路を通ったかも？

クルマはAコープ汐見台店の駐車場へ停めた。こちらのお店と直接提携してはいないが、同じ敷地内なので正々堂々と駐車して構わない様だ。Aコープ汐見台店にて野菜等を購入し駐車料金3時間無料サービスをゲットしてからお店へ向かった。

Aコープ汐見台店と同じ敷地内にある団地1F部分に郵便局や歯科などが入居し小さな商店街を形成しており、その並びにこちらのお店もあった。緑色の店舗外観が目印。ちなみに店内も緑色で統一されている。
19:30過ぎの到着で半分ほどの客入り。小上がりの座敷席とテーブル席で構成された店内は意外と広い。元は何か他の料理屋さんで、それを居抜きで改装し使っているのかな？

この日は店主さんと思しき男性1名体制の様で、とりあえず空いていたテーブル席へと座った。券売機は無く口頭注文の後会計。卓上にあったメニュー表を眺める前に「つけ蕎麦」の説明書的なポップが目に飛び込んできた。大盛もあるみたいだし、なかなか美味しそうだ。
ってことで、私は「つけ蕎麦 大盛」850円に決定。愛しい嫁さんは「味噌ラーメン」800円にした。

場所柄か客層は近所の方が多い様だ。騒々しさはなく、ゆるりと談笑できる雰囲気で居心地が良い。尚、FMヨコハマのステッカーが貼ってあったけれど、時間帯のせいかラジオではなくTVだった。
注文から7分程で出来上がってきた。

「つけ蕎麦 大盛」、見た目的には食堂ちっくなお盆が可愛らしい。「つけ蕎麦」の説明書的なポップに従って、まずはヒマラヤ産ピンク岩塩を箸に付けて茶色がかった細麺だけを食べてみた。
大盛にしたせいか麺同士がくっついており持ち上げ辛かったのはご愛敬だが、全粒粉入りで小麦の風味を良く感じる。麺自体は柔らかくややモサっとした食感で私好みではないが、ピンク岩塩との相性は良いと思う。また、大盛で麺量260gとのことだが数字以上の食べ応え。
今時流行りの昆布水や出汁汁などに麺を浸けるのも面白いと思うが、その分のコストアップは否めないだろう。それに、小麦の風味を優先させるならば解し水だけの方が良い気もする。勿論、全体的な構成を踏まえた上での話だが。

謳い文句によれば鶏と水だけというスープ(つけ汁)とのことで、確かにスッキリでサッパリした印象。これは夏に食べた方がより美味しく感じるべな。私的には鶏油を効かせるのもアリかなと思うが、それは好みの問題か。
8種の魚介を使っているそうだが、私の駄目舌だと全種類の判別は難しい(笑)。それは置いといて、魚介の風味が鼻孔をくすぐったのは事実。粘度は殆ど無くサラっとしているが、魚介出汁の名残と思しきザラザラ感はあった。節系が主体の様で煮干しのエグミとかは無く飲みやすい仕上がり。
具材は大ぶりのチャーシューが目を引く。柔らかい煮豚系で箸で解せるタイプ。極太のメンマは味付けも良い塩梅。このメンマは嫁さんも気に入っていた。他は海苔と大葉。味変アイテムとしておろし生姜も付いてくる。

嫁さんの食べた「味噌ラーメン」は黄色い太麺で、甘みのある優しい味わいの味噌だった。
「お子様ラーメン」400円や「こどものまぜそば」350円もラインアップしており、団地にお住まいのご家族をターゲットにしていると思われる。他にも「淡麗醤油に酢と辣油」750円や「汐そば・一丁目」750円などユニークな名前のメニュー、ちょい飲みできそうなサイドメニューもあった。
好みの問題は置いといて、地域密着型で子連れにも優しいお店だと思う。お値段もリーズナブルだし。普段着で普段使い、気負わず気軽に入れるのは日常生活で大切なことだ。
ご馳走様。