隠れ家的古民家カフェでモーニング : グライナリーズコーヒースタンド

久々に訪問。
この店名になってから初めてだ。
前回訪問時、青々とお店に絡まっていた蔦は枯れており、寒々しい外観に。

このご時世だけど、大丈夫かしら？と扉を手前に引き、恐る恐る中を覗く。

『いらっしゃいませ』という声がありひと安心。
2階へどうぞ、とのこと。
前回上った時の印象のままの急な階段を上る。
でも、前回より上るのに慎重になったのは年齢のせい？
いや、多分ヒールの靴だったから…？(^◇^;)

席に着くと、まず注意事項を読むように言われる。
写真撮影やお喋りは控えめに。
シャッター音やフラッシュはオフに。
写真撮影する際は、他の人が映り込んだり、飲食の邪魔にならないように。
話をする際はボリュームをかなり抑えること。

10時前に訪問した際は先客2組様だったが、その後お客さんが続々入店。
2階席は一気にほぼ満席に！
とは言え、おひとりさまかおふたりさま客ばかりで、皆さん上記ルールをちゃんと守っておられるので、とても静か。

11時まで提供のモーニングメニューより
●トーストセット 税込650円
サラダ、トースト、バター・ジャム、コーヒーのセット

提供までかなりお待ちいただくとのこと。
結局お水だけで20分以上待った。
お店はおふたりで回されているので、致し方ない。
ここはゆっくりおとなしく待つべし。

コーヒーはやや熱め。
換気していて寒いからという気遣いもあるのかな。
華やかなチェリーのような風味があり、苦味はない。
朝飲むのにピッタリの軽やかなコーヒー。

トーストはサクサクの食感。
齧る時の音も周りに迷惑かかるかしら？とドキドキするほどのサクサク音が鳴る。

バターは別添えで、自分の好みで塗る。
ジャムはあんずかな？酸味のあるジャム。

サラダはレタス、ベビーリーフ、プチトマト。
オリーブオイル？と塩ベースのシンプルなドレッシングがかかっている。

椅子の座面は硬くて、長時間座っているのに向いているわけではないが、本でも読みながらゆっくりしたくなる雰囲気がある。

と、前回感じたこともあり、今回は本を持ってきていたので、少し読書を。
今さらながら、村上春樹の1Q48を。
いつもながら一瞬でその世界に引き込まれる。

そして、もうひとつ、前回課題だったお手洗いチェック。
ちゃんと洋式で綺麗だったけれど、リフォーム前の実家のトイレみたいだった（笑）

朝から空いてて朝活派には嬉しいお店。
是非ゆとりのある時にご利用いただきたい。

隠れ家カフェみーつけた(σﾟ∀ﾟ)σ

焼き菓子が美味しいオキーフさんのお隣。
古民家風で、よく見ないと通り過ぎてしまうほど、お店っぽくない外観。
足元の黒っぽい小さな看板が目印に。

一階はコーヒースタンド。
二階がカフェ。

週末11時ちょっと前に訪問。
先客1名。

店内は撮影禁止なので、このステキな雰囲気を文字だけで伝えなければならないのだけれど^^;

玄関から一段上がると（土足でオッケー）、板張りの床。
ちょっとレトロなカウンターがあり、そこがレジと注文カウンター。

ちょっと暗めの店内ながら、なかなか味わいがある。

店内で頂きたいと伝えると、二階へどうぞ、と。
この階段が昔ながらの階段で、かなーり足元が狭くて急だ。
下る時はちょっと怖い^^;
（二階ご利用される方はお気をつけくださいませ）

二階席はゆったりした配置で5つほどのテーブルが置いてある。
各テーブルには2〜4脚の椅子。
それぞれのテーブルや椅子、ちょっとレトロで、長く座っているとお尻が痛くなりそうだ。

二階の床も木の板貼り。
そして、天井を見上げると木の柱がむき出し。
一階よりも窓がある分明るい。
その窓の木枠がまた昭和っぽい。
いい味出してるわぁ。

お手洗いが二階にあったが、使用していないのでどんな感じかわからないが、レトロかも〜？（笑）

注文は席に着いてから。
トースト、パンケーキなどの軽食もあるようだが、この日はコーヒーを頂きたく、日替わりのブレンドコーヒー（税込450円）を。

この日は、ブラジル、ケニア、インドネシア、エチオピアなどの豆が用意されていた。
インドネシアがちょっと珍しいかな、と思い、それをお願いした。
店員さんの説明によると、他の豆に比べるとちょっとスパイシーとのこと。

スパイシーというほどの刺激は感じられなかったが。
むしろ、口当たりがソフトで軽やか。
浅煎りほどのフルーティさはなく、苦味もほとんどない、スッキリ円やかな飲み心地と余韻だ。

メニューはドリンクとフードが全て1枚の紙に収まるくらいシンプル。

店内撮影禁止だけに、このお店では普段持っているスマホを本に持ち替え、時間を気にしないでゆっくり時間を過ごしたい。
また店内の雰囲気を味わいに再訪したい。