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店名 |
海響ベーカリー(アオトベーカリー)
|
---|---|
ジャンル | パン |
予約・ お問い合わせ |
070-1494-5684 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ丸の内線南阿佐ヶ谷駅から徒歩3分 南阿佐ケ谷駅から260m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー可 QRコード決済可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
|
---|---|
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2023年7月13日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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永福町のイタリアの伝統に包まれたベーカリーを後にし大宮八幡宮へ。今年は前厄、変わらぬ一年をと祈願する。和田堀公園に入ると前回カワセミを堪能した池は水量が少なく、これではカワセミも来てくれそうにない。その後予定したお店が休業、売り切れと続き、これは前厄のせいかなどと思いながら歩を進めていると、南阿佐ケ谷駅に近いすずらん通りの入口に到着した。
本日の2軒目は、すずらん通りに入って間もないところにある “海響(あおと) ベーカリー” さん。この個性的な店名については誰もが関心を持つところなので、お店のHPを参照してもらうことにしよう。小ぶりの店舗内に並べられたパンを見回して、以下5品を購入した。
□塩生Wくりーむパン (280円)
□福福豆あんぱん (345円)
□焦がしバターメロンパン (216円)
□ハードトースト [1/2] (226円)
□玄米カンパーニュ [1/2] (432円)
■塩生Wくりーむパン
パンを半分にカットする。ブリオッシュ生地の中に白と黄色の二重のクリーム層。白いクリームに舌が触れた瞬間、予想外の味わいに衝撃を受けた。塩気と澄み渡るようなこの風味はこれまで味わったことのないものだ。生クリームに塩だけを入れてホイップした塩生クリームという病みつきレシピがあるようだが、このクリームにははっきりとしたバター感がある。バターは生クリームと塩を混ぜて分離するまで撹拌して得られる固形物。よって分離直前の塩生クリームは、バター感たっぷりということなのだろう。海響さんではこれにブリオッシュ生地を合わせ、カスタードクリームの層を加えることで塩気と甘みの最適なバランスを作り出しているようだ。これは堪らない美味しさだ。写真を撮るため半分にカットしたので、自然に両方のクリームを横から一緒に食べられたのも良かった。真上から下に向かって食べると前半が塩生クリーム、後半がカスタードクリームと分かれてしまうので、味わいの感じ方もかなり異なることになっただろう。なお、このカスタードクリームに使われている奥久慈卵は、濃厚な味わいと鮮やかで美しいオレンジ色の黄身が特徴の地元茨城県が誇る特産品である。
口に入れた瞬間に包まれる塩気と澄み渡るようなフレッシュなバター感、そしてひんやりとした感覚は、海響さんの店名を表す “海に潜った瞬間のイメージ” そのもの。海響さんを代表するパンに相応しい一品と言えよう。(˘⌣˘ )
■福福豆あんぱん
塩ゆでされた赤えんどう豆がこのパン1個に50個近くも使われている。どこを齧ってもこし餡と豆を同時に食せるように、生地の上面はもちろん、側面に至るまで万遍なく豆が埋め込まれている。その結果、こし餡の甘さと豆の塩気が一体となり、甘み、豆の味わいともギュッと詰まった一品に仕上げられている。正に福が次々に押し寄せてくるような豆あんぱんだ。(^^)
■焦がしバターメロンパン
クッキー生地が焦がしバターを使って作られているため、口に含むとたちまちバターの香りが立ってくる。メロンパンは昭和のお菓子のような気がしてほとんど買ったことがないのだが、これは焦がしバターというひと手間を加えたことによって昭和から令和に飛び移ったメロンパンと言えるだろう。
■ハードトースト
トーストして多めのバターを付けて食す。中はきめ細やかでモチモチ。バターの吸いが良く、口の中でジュワッと溢れてくるような感じが良い。皮の部分がとても薄く、カリッと音がした後にホロホロと崩れて行くようですごく美味しい。玄米粉、そして油脂の代わりにプルーンピューレを使っているという。プルーンピューレがモチモチ感を、玄米粉が香ばしさと皮のカリッとした食感を作っているということだろうか。見た目以上に工夫が詰まっているパンだ。^_^
■玄米カンパーニュ
こちらもトーストして多めのバターを付けるが、更にクリームチーズを塗って食す。中は加水が高めなのだろう、ふんわりもっちりとした食感。玄米の粒が残る生地は酸味が無く風味も良い。そして海響さんの特徴であろう薄い皮の部分。カリッとした食感で始まり、若干の弾力を伴うのみで容易に噛み締められる。普通カンパーニュを焼いたら皮の部分は硬くなると思うのだが、その予測はあっさりと覆される。本当に表面のトースターの熱が直接当たる極薄の部分だけがカリッと固くなり、その内側は柔らかさを保っているようなそういう印象を受ける。
見た目はどの町にもあるような小さくて庶民的なパン屋さんにしか見えない。パンもまた然りである。ところが実際に食べてみると、一つ一つのパンに技と工夫が込められて、そのどれもが上質で美味しい一品に仕上げられている。
海響さんのコンセプトは “飽きずに美味しく食べる” であり、「日本の四季を感じられるように、季節の材料を使い新商品を開発販売することで、いつ来ても目新しさのある商品ラインナップを目指しております。」とのこと。これは常に新しいものを、そしてより美味しく食べるためにはどうするかを日々考えられているということであり、その努力の結果がすべてのパンに反映されているのだろう。(*˘︶˘*).。*♡
見た目は普通、しかし実は工夫が詰まった極上パンの数々。思わぬところで真の実力店に出会うことが出来て、かなりの幸せ気分だ。これは前厄がすっかり祓われたかもしれない。(^ ^*)/