博多ラーメン香美　超こってり味 : らあめん花月嵐 中野坂上店

広瀬香美さんと博多ラーメンがコラボ。

広瀬香美さんとは誰だろう？私とは世代の違いそうな歌手だし、縁がなさそうだと思っていたのだが、ちょうどサブスクで見ていたアニメ「カードキャプターさくら」のエンディングテーマを歌っている人だと知って、運命的なものを感じて花月嵐に行くことにした。

第一弾はあっさり、第二段は超こってりとなっており、既に2つとも販売していた。

やはり豚骨と言えばこってりだと思うので、博多ラーメン香美　超こってり味(990円)と博多盛り(450円)(辛子高菜・辛子明太子・チャーシューのセット)を注文。

券売機で注文時に広瀬香美さんの音声が流れるのだが、音質が悪くてゴジラの鳴き声みたいになっており何を言っているのかはわからなかった。

提供されたラーメンはチェーン店とは思えないぐらいの強烈な臭さであり、豚骨ラーメンマニアが求めるものだった。

麺も、この博多ラーメン用に用意した極細麺とのことで違和感なし。

更に博多盛りで高菜や明太子を投入して味変。特に明太子は東京の豚骨ラーメン屋では見かけないので、味も食感も新鮮だった。

替え玉も160円で出来るというので頂いた。最初の麺よりも少し硬めに思えた。

総じて満足感は高かったし腹も膨れたのだが、博多ラーメンと替え玉1杯を食べるのに総じて1600円ぐらい使っているので、普通の店の2倍ぐらいの料金と考えるとコスパは悪く思えた。

だかかと言って博多盛りによる味変がなかったら、楽しさが半減してしまうと思うので難しいところだ。

ただ味は美味しかったし、期待以上に濃厚な豚骨だった。後悔なし！

魯珈プレート(1330円)。SPICY CURRY 魯珈とコラボした「スパイシー味噌ラーメン」と「魯珈キーマカレー 弐」のセットだ。

提供されたラーメンは味噌味は弱めでカレーの味が主張してくる内容。

カレーうどんとかに近いイメージだ。

結構辛く感じるが、辛いものが苦手な人でもギリギリ食べられるレベルに思われた。

カレーに対して魯珈キーマカレーは薄味で口直しに最適だ。

ラーメンのスープをかけることで味変も出来て、セットにして良かった。

魯珈のカレーというのは一生で食べたカレーの中でも特別に美味しいものだったので、さすがにあの味を期待すると肩透かしなわけだが、コラボラーメンとしての完成度は高いように感じた。

花月嵐の挑戦する姿勢は好きなので、また食べに行こう。

ゴーゴーカレーが監修した「嵐ゴーゴーまぜそば(980円)」を注文。

アプリのクーポンでライスが無料だったので蛇足かなと思いつつも追加注文。

提供されたまぜそばは中華スープ付だ。

麺の下にキャベツが敷かれたシュールなものなのだが、めちゃくちゃ美味しかった。

いわゆる「まぜそば」とも違って、カレーのルーと麺が混ざったもの…どちらかと言うと焼きそばとか、カレーうどんとかが近い食べ物に当たりそうだが、何はともあれ美味しいのだ。

玉子も箸休めとして素晴らしいのだが、更に驚いたのが付属の中華スープだ。

昔ながらの街中華で提供されそうな味で、おかわりしたいほど美味しかった。

是非、期間限定と言わずレギュラーメニュー化して欲しい逸品だった。

酒を飲んだ翌日の花月嵐は本当に美味しい。

個人店のラーメン店は全てがというわけではないが、味が濃くて重い傾向があり、元気じゃないと最後まで美味しく食べられない。

その点、花月のラーメンは適度に薄味で食べやすく最後まで飽きさせないのだ。

今回は限定メニューの「肉そば嵐Ⅱ Concept Evolution(920円)」を注文した。

肉がたっぷり入ったラーメンでトッピングの追加は不要と考えたのでクーポンでライスをいただいた。

提供されたラーメンは肉が入っているもののスープは薄味で、肉も薄くて食べやすいものだ。

そのためサクサク食べられて中毒性があった。

相変わらず限定メニューでも高得点を叩き出す花月嵐はもっと評価されてしかるべきラーメンチェーン店だろう。

その企業努力たるや素晴らしい。

穴あきスプーンで玉ねぎを掬いまくって完食。飲んだ日の翌日の私の食欲を見事に満たしてくれる店、それが花月嵐だ。

ラーメン花月嵐の良いところは有名店のラーメンが並ばずに食べられるところだ。

更にはアプリのクーポンで常にご飯か、トッピングが無料になるし、通し営業なのでランチタイムを逃しても行けるのがありがたい。

今回は荻窪の「春木屋」の中華そばを再現したもの(900円)。アプリのトッピングでスライス玉子のトッピングをお願いした。

提供されたのは昔ながらの中華そばだが、完成度が高く、サッパリしていながらも中毒性のあるスープが美味しい！

妙な重さもなくて、私のような胃腸を悪くした中高年でも楽々と食べられた。

スライス玉子のトッピングも相変わらず美味しくすぐに食べ切ってしまった。

ボリュームはこれまでの限定ラーメンの中では軽めに感じたが、美味しいスープを完飲してしまった。

やはり花月のラーメンは美味しいので、また伺う予定だ。

戦国武将らあめん 徳川家康(990円)とクーポンでライス(150円相当)を注文。

八丁味噌を使ったラーメンなのだが、これが素晴らしく美味しい。

油揚げというラーメンでは見かけないトッピングもスープとマッチ。

濃厚な味噌味ながら重くないのもポイント高め。後味はさっぱりだ。

チャーシューも薄くも美味しく、全てにおいて完成度が高かった。

卵も混ぜて食べると美味しく、これ、何かに似ていると思ったら山梨の名物料理、ほうとうに味が似ていた。

鍋物を食べているような感覚で新鮮な気持ちでラーメンが食べられた。

下手なラーメン屋に行くより花月嵐の期間限定商品のが完成度が高いと感じるので、また利用させていただく。

限定ラーメンの「嵐げんこつらあめん5GMAX」を注文。

「嵐げんこつらあめんの醤油・味噌」、「中華そば竹下食堂」、「豚そば銀次郎」、「横浜家系ラーメン藤崎家」を絶妙なバランスで配合して作られた(公式より)とのこと。

アプリのクーポンでスライスゆで卵のトッピングをお願いした。

実際に提供されたラーメンは見た目こそ普通だが、食べてみると何味かわからない。

確かにいろいろなスープがブレンドされているのはわかるし、味が舌の上で七変化していく不思議な感覚だ。

どちらかと言えば甘味のあるスープだと感じた。チャーシューや麺との相性も良くて素直に美味しい。

ただ1回食べれば良いかなという、変わり種的なメニューであることも否めなかった。

それでもボリュームも十分、美味しくいただけました。次回作にも期待。

寝起きが悪くて昼飯の時間が15時ぐらいになってしまったので、通し営業の花月嵐に向かった。

冷房が効きすぎてると思えるほど寒い店内だが、熱いラーメンを食べる環境は、これぐらいが好ましい。

今回は「せたが屋」とのコラボのつけ麺「せたが屋つけ麺」の中盛(300g・900円)を注文した。

アプリのクーポンを使って玉子のトッピングも付けてもらった。

ちなみにオリジナルは食べた事がないので、比較はできないがあしからず。

提供されたつけ麺は中盛だけあって、中々のボリュームだ。

つけ汁は少し酸味のあるサッパリしたタイプのもので、夏に向いていると感じた。

オーソドックスであるが故に美味しく、平打ち麺との相性も抜群だ。

あれよあれよという間に食べ終わってしまった。スープ割をお願いしたら小さいポットで割スープが提供された。

このスープ割をした後のスープが美味しいのなんの。非常に満足のいく食事が摂れた。

【点数】　★★★★★★★★　8/10
【名店認定！！！】