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食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2023 選出店
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冬の食材を使い、日本とイタリアの風土を融合させた佐藤シェフの料理は、OTTIMOの一言に尽きます♪
文京区指定保護樹木、推定樹齢約600年の大楠に見守られる素敵なリストランテでランチ♪
文京区本郷のイタリア料理のお店、『クリマ ディ トスカーナ』さんでランチを予約の上訪問しました。
こちらとの付き合いは2018年5月より。
最初の訪問時、料理の美味しさは勿論、シェフはじめ当時のソムリエールにスタッフさん達との素敵な出会いから通わさせていただく、私にとって最も大切なお店です。
今回は約半年ぶりの訪問、久しぶりとなりました。
お店の前の巨木、文京区指定保護樹木の大楠(推定樹齢600年)は、雨の中でも神々しくそびえ出迎えてくれます。
予約時間少し前に到着、サービスの千種さん、シニアソムリエの赤堀さんの笑顔での出迎えに、挨拶を交わしいつものデーブル席に案内していただきます。
佐藤chefも厨房から来て下さりしばし談笑♪
この日予約時にお願いしたのは、
【Sole 太陽】ランチ 12,100円(税込み)
この日は朝からお腹の具合がイマイチ、ノンアルコールの自家製ジンジャーエールとアクアパンナをいただきました(⌒-⌒; )
《イニッツィオ》
★群馬川場リコッタ ガルムージャ 青森リンゴハチミツ
始まりはトスカーナの豆を使った温かなガルムージャ(ミネストローネ)、佐藤chefが料理の説明をして下さります。
群馬県は川場村の〝KAWABA CHEESE〟さんが作るリコッタチーズがミルク感濃厚でフレッシュそのもの、そこに青森産林檎の花の蜂蜜を少しかけそれがまぁ美味しい事!
タイムとローズマリーを練り込んだグリッシーニをガルムージャに砕き入れ一緒にいただけば、ほっこりとする優しい美味しさ♪
スナップエンドウのシャキシャキな食感がまた良いですね!
豆のほんのりとした甘みにオリーブオイルの風味良く、お腹の不調もどこ吹く風、ペロリといただきました♪
☆ 自家製パン2種
どちらも美味しい♪
《アンティパスト》
★長崎五島ホウキハタ 桜のサルサケッカ 群馬クレソン
旬は秋から初夏と言われるホウキハタ(高級魚)を使ったカルパッチョ、透明感のある白身魚でブリンとし食感の良い魚です。
トマトに関山桜の塩漬けをオリーブオイルで和えたサルサケッカソース、これが凄く良い味付け♪
サルサケッカにはケッパーの塩漬けを使ったりするそうですが、佐藤chefは日本の食材を使い表現したいとされ、今回は桜の花の塩漬けを使われています。
桜の季節もそろそろ、季節感のあるカルパッチョがとても美味しいですd(^_^o)
使っているお皿は、昔この地にあったフランス料理店〝楠亭〟さんから譲り受けた大切なお皿です。
私が初訪問した際、当時確か92歳のご婦人がランチにいらしており、その方が楠亭の女将さんでこちらの常連様と伺いました。
ご主人は既に亡くなられたそうですが、娘さんと良くクリマ ディ トスカーナさんへお昼に来られていたそうです。
その方から譲り受けたお皿(他にもカップやソーサーなど)なんです。
《プリモピアット1(パスタ料理)》
★ ガルガネッリ 北海道産マテ貝 足立産高菜
自家製手打ちパスタはガルガネッリ、櫛という意味の筒状のパスタに、マテ貝を蒸し煮にした出汁が絡まり、モチっとした食感良くとても美味しい!
マテ貝も今頃が旬の二枚貝、筒状のユニークな形をしてますが、味は癖がなくアサリに似てほんのりと甘みがあります。
足立区内で作られる高菜(佐藤chefは足立区からこちらに通われてましたかね確か)の彩り良く、シャキッとした食感に少し感じるほろ苦さが味のアクセントです。
やはり食材の組合せがいつもながらとても良いです♪
《プリモピアット2(パスタ料理)》
★ ラヴィオリ 新玉ねぎ 熊本産新タケノコ
イタリア産ビアンケットトリュフ
新玉ねぎを包んだ自家製のラヴィオリ、新玉ねぎの甘み良くめちゃくちゃ美味しい!
新筍の微かに感じるエグ味に春を感じるパスタ料理、トリュフの香りが素晴らしいd(^_^o)
ビアンケットトリュフはトスカーナ産、採れる時期が短い為とても希少な白トリュフ系のトリュフなんですね!
それを薄く削った香りの良さは勿論、歯触りのザクっとした食感も一緒に楽しめる仕立てが良いのです。
《セコンドピアット1(メイン料理)》
★長崎対馬地鶏 長崎五島産ホウキハタ 茨城産雪菜
地鶏に魚!?
メニューから真っ先に気になったのがこちらですが、いただきその美味しさに驚いたのもこの料理!
この日のNo. 1です!!
カルパッチョでもいただいたホウキハタを趣向を変え、香味野菜とオリーブと一緒に白ワインで煮込んだラグーソースにして、対馬地鶏のもも肉のグリルを添えています。
これがめちゃくちゃ美味しかったです!
地鶏の皮目がパリパリッと身はしっとりと、塩加減良くこれだけでもとても美味しい。
そこにホウキハタの煮込んだラグーがまた凄くいい味してるんです♪
地鶏に魚がそもそも合うのかなと思っていただけに、この美味しさにはほんとびっくりしました!!
この魚を煮込んだラグーソース、他の料理にも幅広く応用が効きそうです。
シンプルにグリルした対馬地鶏そのものが味いいです♪
雪菜の甘みを感じた後にくる苦味が良かった!
《セコンドピアット2(メイン料理)》
★ 青森北の里自然牛 静岡産葉ニンニク
イタリア産黒トリュフ
北の里自然牛のサーロインのグリルに、葉ニンニクをペーストにしたソース、そこにフランス産のホワイトアスパラガスを添えたメイン料理です。
サーロインが程良い噛み心地から、ジューシーさと共に旨味がジンワリと押し寄せ、葉ニンニクのマイルドな風味と交わりいと旨し!
黒トリュフの芳醇な香りがこの料理を更に高みへ誘う美味しさ!
やっぱりここの料理は美味しい!
改めて感じ入りました。
《ドルチェ》
★ ティラミス 長崎彼杵抃茶(そのぎ茶)
長崎そのぎ抹茶 ジェラート
クリマ ディ トスカーナさんのドルチェ、幾度もいただいてますがいつも凄く美味しいのです!
この日は長崎のそのぎ茶を使ったドルチェ、緑色が新緑を思わせる様な彩り、春ですね。
ティラミスの甘さは適度に、冷たいジェラートと一緒に食べるとそこはもう楽園気分に浸れます♪
《カフェ& パスティッチーニ》
☆カンテゥッチ(イタリア産レーズンとアーモンドを練り込んだちょっと硬いビスケット)
☆壱岐焼酎(長崎県壱岐市産)と桜を合わせたゼリー
☆リコリス(カンゾウ)の枝をミルクと煮込み作った生チョコレート
☆エスプレッソ
ゆっくりと約2時間、美味しい料理を楽しませていただきました♪
やはりここの料理は私にドンピシャなんです。
佐藤chef、高佐スーシェフ、サービスの千種さん、シニアソムリエの赤堀さん、ありがとうございました。
ではまた寄らせていただきますね。
とっても美味しかったです♪
ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ
料理一皿一皿に、chefはじめお店の方々の熱い思いの込められた美味しさ、イタリア料理店ではここが1番好きです♪
今宵は、文京区本郷のイタリア料理『クリマ ディ トスカーナ』さんへ、連れの誕生日記念として予約させていただきました。
ここは私と連れが大好きなお店です。
連れにはお店は何処か伝えてませんが、本郷に来ればバレバレでした(⌒-⌒; )
佐藤chefはじめ千種さん、赤堀さんと挨拶を交わし、いつものテーブル席へ案内していただきます。
予約時にお願いしたコースは、
《ディナー》【Desiderio 熱い想い】 14,300円(税込)
※ 10月からはメニューをリニューアル、価格も若干の値上げとなります。
まずは、イタリアはロンバルディア州のフランチャコルタで乾杯♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
泡立ち良くシュワシュワっと美味しいです。
◆ ワタリガニのカッチュッコ イタリア産スペルト小麦
パンクロッカンテ
カッチュッコとはトスカーナ州の郷土料理、魚介をごった煮にした様な漁師料理です。
赤ワインと渡り蟹の出汁で煮込んだ食べるスープ的な料理、スペルト小麦(古代小麦)のクロッカンテを割り入れ一緒に、こんな田舎風な料理を食べられるのが、佐藤chefらしくて大好きです♪
渡り蟹の身をほぐすのが、さぞや大変だったでしょうね!
◆ 自家製フォカッチャとパン
どちらもいつもながらに美味しい♪
◆ フランス産仔ウサギ ロートロ
八街 青ナスカルピオーネ アグレストデルキャンティ
ロートロとは、野菜などを鶏肉で巻く料理、今回はフランス産の仔ウサギを使われています。
フレッシュな仔ウサギのお肉とレバーを、ピスタチオ等と巻き低温で調理したハムの様な料理、柔らかでさっぱりとして実に美味♪
ソースはアグレストデルキャンティ、若摘みの葡萄を使った酸っぱみのあるソース、仔ウサギの淡白な味わいに酸味のアクセントがぴったりです。
下には素揚げにした青茄子のカルピオーネ(甘酢漬け)に、添えているのは金糸瓜に冬瓜の輪切りとルッコラ。
盛り付けも綺麗に、白ワインが進む前菜です♪
◆ 長崎産針イカ リヴォルノ風 茨城産新レンコン
針イカとは、西日本でのスミイカの呼び名、この日は佐藤chefが市場で一尾ずつ見極めた新イカだそうです♪
これがめちゃくちゃ美味しい一皿、新イカが柔らかくトマトソースの酸味とバッチリな組み合わせ!
内臓と墨袋も綺麗にして一緒に合わせてますが、それが凄く味に深みを出してきます。
特に墨袋が破れ、黒い墨がトマトソースと合わさると、なんて美味しく味変となるのでしょう!
リヴォルノ風とは、トスカーナ州で魚等をトマトとハーブで煮込む料理であり、最初にいただいたカッチュッコと同様に郷土料理です。
新蓮根のシャッキシャキさが素晴らしい事!
◆ ストラッキーノトルテッリーニ 鹿児島産黒アナゴ
青森七戸産ツルムラサキ
ここの手打ちパスタがまた美味いのです♪
トルテッリーニとメニューにはありますが、ラビオリなのではなんて思いながら、美味しいからどちらでもオッケーなのですが(笑)
包まれたストラッキーノチーズが、マイルドで少し酸味があり繊細な風味、そこに大黒穴子と香味野菜のラグーソースを合わせた一皿。
佐藤chefが、先週青森に帰省した際に持ち帰ったツルムラサキの風味が、なんて素晴らしいのでしょう!
こんなに香るツルムラサキに出会った事があっただろうか、そんな風に感じる程の力強さに、トロリとした粘りなのです。
やっぱり、クリマさんのパスタは最高だな!
◆ 栗粉パッパルデッレ 鴨 カカオラグー
イタリアサマートリュフ
パスタ料理二皿目は幅広のパッパルデッレ、イタリア産の栗粉を使い見た目はガレットに似ています。
秋めいた食材にテンションアップです⤴︎
鴨肉にカカオをスパイスとして合わせたラグーソースが、たっぷりでめちゃ美味しい♪
サマートリュフは香りよりも、ザクザクとした食感重視で。
フランス産ジロール茸の、甘い香りに胡椒の様な風味、秋も間近だな〜と思いながら、早く涼しくなーれと祈るのです。
◆ 白糠 蝦夷ジカ カルチョーフィオーブン焼き
カルチョフィプレア
北海道白糠町の蝦夷鹿がメイン料理です♪
この時点でかなりお腹も膨れましたので、2人共にポーション少なめにしていただきました。
なので、本来はもう少しボリュームはありますので、少ないじゃんなんて思わないで下さいませ(⌒-⌒; )
部位はロース肉、シンプルにローストにされ、夏鹿らしい淡白でさっぱりとした肉質で美味♪
更にフレッシュな蝦夷鹿からは、ハツも用意して下さり、臭みもなくコリッと弾ける様な弾力があり、これまた美味!
カルチョフィー(アーティチョーク)の爽やかな香りに軽いえぐみ、少し百合根に似ていますかね。
ソースもカルチョフィープレアと、イタリア食材のオンパレードです♪
◆ ズコット トスカーノ 青森産カシス 山形産無花果
連れへの誕生日メッセージは、この日ホールを担当(普段は調理担当ですが、シニアソムリエの坪井さんがお休みの為)された赤堀さんの力作!
私なら失敗の連続に、チョコをたっぷり試食しちゃうでしょう。
更には、佐藤chefにイタリア語でハッピーバースデーを熱唱していただき、連れも満面の笑顔で喜んでくれました。
ちなみに、この日はなんと、他のお客様全てお誕生日のお祝いにこちらへ、どのテーブルでもデザートには蝋燭が添えられていました!
こんな事もあるのですね、ちょっとびっくりしました!!
◆ パスティチーニ(小菓子)
◇ ペペロンチーノのチョコレート(ピリッとた甘み)
◇ 洋梨のパート・ドゥ・フリュイ
◇ カントゥッチ
◆ レモンバームとミントのハーブティー
さっぱりスッキリ♪
今年の12月で6周年を迎えるクリマ ディ トスカーナさん、私の初訪問は2018年5月、かれこれ5年4か月のお付き合いとなりました。
初訪問時は、看板のないイタリアンとされてましたので、お店の前に聳える大くすのき(樹齢約600年)を目印にやって来た思い出があります。
店内も開店時からリニューアルされ、より落ち着きのあるリストランテらしい雰囲気となりました。
とは言え、堅苦しくなくとても和気藹々としたもてなしが、我々には嬉しいのです。
特別な記念日には、特に気心の知れたお店が何よりです♪
素晴らしいディナータイムを過ごさせていただきました。
今宵も最高に美味しかったですよ、佐藤chef♪
ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ
クリマ ディ トスカーナ
2023/09/21
いつもご利用くださいまして誠にありがとうございます。
大切な方の記念日に私共のお店を選んで頂きまして重ねて御礼申し上げます。
この12月に6周年を迎えメニューをリニュアルしバージョンアップを行います。
初心を忘れずいつまでもお客様を笑顔にする店舗造りに努めて参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。
国内に留まらず海外からの旬な食材を使った料理に、素敵なひと時を楽しませていただきました♪
本郷三丁目にあるイタリア料理店、『クリマ ディ トスカーナ』さんへお昼を予約して伺いました。
こちらとはかれこれ丁度5年のお付き合い、この日で22回目の訪問、イタリア料理のお店で一番通わせていただいています。
推定樹齢600年のおおくすのきが、緑の葉を湛え晴れ渡る空に向かいそびえ立っています。
お店はこの大きな楠の目の前です。
お店の横の塀にはテイカカズラの可愛らしい黄色の花が咲いています♪
春ですね。
サービスの千種さんの笑顔での出迎え、いつものテーブル席に案内していただきます。
あっ、ソムリエの坪井さんが復帰されましたか!
しばらく体調を崩されお休みされてましたから良かったです。
この日お願いしたコースは、
◉ ランチ「Del Cuore 心を込めて】
税込み7,700円のコース
まずはフランチャコルタからスタート♪
◇ パッパヴェルデ バジルの香り
ティアラムトマト ソルベット
トスカーナ地方では、トマトのパン粥が名物料理なのだそうですが、こちらではバジルのソースのパン粥に、トマトのソルベをのせたパッパヴェルデにされています。
ソルベに使うトマトはティアラムトマト、プーリア州の希少な黄色いトマトですが、イタリアのトマト種子会社と三井物産が共同企画で生産に携わっています。
そこと提携したお店がティアラトマトを使用できますが、クリマ ディ トスカーナさんもその提携店です。
そのティアラトマト、幻の黄金トマトと呼ばれその甘みが特徴ですが、冷んやりとしたソルベの甘みにバジルが爽やかな演出、春らしい料理の始まりとなりました。
添えたグリッシーニにも、ティアラトマトを練り込まれています♪
◇ 函館アイナメ こごみ ミズ 行者ニンニク
新玉ねぎ 新ショウガ
夏に向けて旬を迎えるアイナメ 、そこに合わせるのは天然の山菜達、まさに春らしい料理、アイナメ の白身に山菜の緑色が彩り良いですね。
ソースは白バルサミコに新玉葱と新生姜の少し酸味を効かせた味わい、新玉葱の甘みと一緒に、淡白なアイナメ の旨味を上手く引き出しています。
秋田からのじゅんさいの大きさに驚きましたが、テゥルンとした食感が涼しげで良いアクセントとなっています。
行者ニンニクのシャキシャキとした瑞々しさとその風味が、アイナメにもとても良い重なり、美味しかったです♪
料理の説明は調理スタッフの赤堀さんから。
赤堀さんお帰りなさい、久しぶりに会えて嬉しかったですよ。
◇ リゾット 熊本 マテ貝 秋田姫竹
ご飯に美味しいエキスが染み込み、とても美味しいリゾットです!
その割と大きなお米は、イタリア産のカルナローリ米ではなく、青森県の山田ファームさんが作るリゾット米と伺い、粘りがないお米を日本の水と気候でも作れるのだと、ちょっと驚きました。
山田ファームさんでは他に、青天の霹靂、コシヒカリ、あきたこまちも栽培されています。
秋田からの姫竹も今が旬、えぐみがなくクセのない味わいは、シャキっとした食感が良いのです。
そして熊本からのマテ貝、見た目が鞘の様で細長いのが特徴の二枚貝ですが、あさりに似た味で旨味が濃く癖のない美味しさ、その旨味をリゾット米がたっぷりと吸い込んでいるのです。
チーズの使い方が絶妙、チーズそのものの存在感よりも、リゾットとした完成された料理の名脇役を担っていました♪
◇ ガルガネッリ 熟成豚サルシッチャ フランス ピエブルー
さすがにここの手打ちパスタは旨い!
ガルガネッリの筒状の中に、サルシッチャやピエブルー(和名ムラサキシメジ)から出た美味しいエキスが入り、アルデンテの食感と共に美味しさ炸裂!!
合わせる食材により、手打ちパスタの種類を変えられるのが、ここクリマ ディ トスカーナさんの楽しみの一つです♪
スパイスたっぷりの熟成豚のサルシッチャ、芳ばしく焼き上げた肉肉しい中に旨味たっぷりです!
※ お皿は、この地に以前あったフランス料理のお店〝楠亭〟さんの奥様から、佐藤chefが譲り受けた貴重な物です。
◇ ハンガリー マグレカナール フランス 白アスパラ
フランス モリーユ茸
マグレカナールがいただける事に感謝しかありません!
ハンガリーからのマグレカナール、フォアグラ用に飼育されたミュラー種の鴨の胸肉のローストは、肉汁溢れるジューシーさに濃厚な旨味、そして身と皮の間の脂の美味しさは素晴らしいとしか言えません!
モリーユ茸(アミガサダケ)、高級なキノコをたっぷりマグレカナールの付け合わせにするとは、嬉しすぎてどうしましょうです(⌒-⌒; )
そしてフランスからのホワイトアスパラ、これだけの食材を一皿の料理として美味しくいただけ、ほんと感謝しかありません。
モリーユ茸とホワイトアスパラを、ファン・ド・ヴォーと一緒に焼き蒸しあげ、ローズマリーを加え煮詰めたソースが、マグレカナールの美味しさに一味加えた最高の一皿でした♪
◇ スキアッチャータ パイナップル レモンバーム
マーガオ ジェラート
台湾のパイナップルケーキに、マーガオ(台湾スパイス)を使ったジェラート、台湾に着目したドルチェはこちらでは初めていただきましたが、美味しかったです♪
料理の美味しさの余韻を残しつつ、最後にバシッと美味しいドルチェで締めてくれるのが、甘党の私にはとても大切な事だと思っています。
ここ、クリマ ディ トスカーナさんのフィナーレは、いつも美味しいドルチェがいただけるのが嬉しいのです♪
◇ パスティッチーニ
◆ カントゥッチ
◆ ジャスミンのホワイトチョコレート(生チョコ)
◆ 苺のパートフィロ
◇ エスプレッソ
この季節にいただける素晴らしい食材のオンパレードに、終始舌鼓を打ちまくりました!
食材のラインナップ、料理の美味しさ、それでいてこの価格、いつもながら大満足なのですd(^_^o)
素晴らしいランチ、お腹いっぱいとなりました♪
ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ
日本とイタリアの食材を融合させた佐藤シェフの料理はピカイチなのです♪
大好きなお店、『クリマ ディ トスカーナ』さんへ新年の挨拶がてら伺いました。
この日は佐藤シェフのお誕生日から2日後、そのお祝いも含めて、予約させていただきました。
隣のマンションの解体工事が始まりましたか!
これから約2年、ちょっと騒音とかがお店の雰囲気に影響しなければ良いのですが。
まずは佐藤シェフにお誕生日のお祝いと新年の挨拶、今年もどうぞ宜しくお願いします。
シェフも45歳になられましたか!
日本イタリア料理協会の重鎮の風格が漂っていますね♪
ホールスタッフの千種さんのいつもの笑顔、やはりこの明るさが彼の魅力、イタリアワインについても深い知識があり任せて安心なのです。
久しぶりにスーシェフの高佐さんも顔を出して下さりました。
佐藤シェフの右腕として、クリマ ディ トスカーナさんをずっと支えてこられた若き料理人です。
さて予約したのは、
<ランチ>【Del Cuore 心を込めて】 7,700円(税込)
この日はノンアルコールスパークリングから♪
☆フェガティーニ ブッディーノ マロン ブルネッロ煮
始まりは、フィレンツェの鶏料理であるフェガティーニ(鶏レバーペースト)をブッディーノ(イタリアのプリン)に仕上げ、そこに栗(南イタリア産)のブルネッロ(赤ワイン)煮を合わせた一品、栗の甘みに塩味のバランスが良く、お腹を温めてくれます。
グリッシーニを割り入れ一緒にいただきました♪
☆長崎対馬矢柄 山菜たち ティアラムトマト 蕗の薹
菜の花で矢柄を巻き蒸し焼きにした、ロールキャベツ風な料理、緑色と矢柄の白身のコントラストが美しいです。
プーリア州のティアラム(黄色のトマト)のソースがトマト味は控えめ、その分山菜の味や風味がより良く感じられます。
山菜は、菜の花、うるい、ウド、ほろ苦さやぬめりや食感の良さに、春が待ち遠しい思いがする料理です♪
☆バヴェッテ 館山 アオリイカ 熊本新物 アオサノリ
料理の説明に、スーシェフの高佐さんがいらして下さいました。
手打ちのバヴェッテはこちらでは幾度もいただいてますが、今回は新物のアオサノリの風味と一緒に楽しみました♪
アオサのりの香り良く、そこにグリルしたアオリイカの香ばしさが加わり、ドライトマトとオリーブがしっかりと味を整え実に美味しい!
新物のアオサのりの緑色が映え、早春をひと足先に感じる料理です♪
☆サングイナッチョ 青森 菊芋 イタリア プレコーチェ
今シーズンもこちらの名物料理のサングイナッチョをいただけました♪
豚の血に菊芋を合わせサングイナッチョ、各種スパイスがしっかりと血生臭さは皆無、刻み入れた菊芋がシャキシャキと食感がまた合うのです!
下にはイタリア産のプレコーチェ(チコリーの一種)を赤ワインとオリーブオイルでコンフィにして付け合わせに。
八角やカルダモンの香りが食欲をそそります!
ふふふ、やっぱりここのサングイナッチョは美味しい、コク深い旨味が詰まってます!
プレコーチェのほろ苦さがサングイナッチョにピッタリ!
白ワインが飲みたくなりました(⌒-⌒; )
☆北海道 仔牛 八街 ひとみ人参 燻製 プレア
仔牛の部位は芯玉、内腿の下の部分で丸い赤身肉の塊はキメが細かく柔らか!
しっとりとした肉質に、噛むとじわじわっとゆっくり旨味が湧いてきます。
ソースは2年熟成させたリンゴ酢を、お店で煮詰めた旨味のあるソース、甘みとコクが仔牛肉に一味旨みをプラスしています。
ひとみ人参(八街のエコファームアサノさんより)のペーストも仔牛に甘みを重ねて良い味わいです。
付け合わせは里芋のフリット、見た目はじゃがいもですがナイフを入れるとねちょりとした感じは里芋、外はカリッと中はねっとりと、これも良いな♪
☆パルフェ リゾアルラッテ 作州黒豆 エスプレッソ
熊本 あまおう
リゾはお米、ラッテは牛乳、お米を牛乳で甘く炊いたデザート。
エスプレッソで炊いた黒豆が珍しいですね!
まんま甘いコーヒー豆が美味しい♪
フレッシュなあまおうとソルベ、甘みと酸味の共演です。
パイシューサクサクっと、このデザートもいつもながら美味しいのです♪
☆ ハーブティー
☆ カフェ&パスティッチーニ(自家製の小さな焼き菓子)
カフェはハーブティーをいただきました。
◆カントッチ
◆ トリュフチョコレート
◆ ブルッティマブオーニ
今年もサングイナッチョがいただけ、嬉しかったです。
クリマ ディ トスカーナさんの冬の定番的な料理ですからね、ほんとに美味しかったです♪
【Del Cuore 心を込めて】、ランチコースにはボリュームもちょうど良いですね。
2023年も引き続きお世話になりますね♬
ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ
お店皆様の〝熱い想い〟が込められた料理、今宵も有難く美味しくいただきました♪
今宵は本郷三丁目にある、『クリマ ディ トスカーナ』さんへ予約して伺いました。
先日、小田原の某お店でクリマ ディ トスカーナさんの話題が出まして、久しぶりに佐藤シェフやお店の皆さんに会いたくてなりまして♪
※まずは皆様にお知らせです※
こちらのスーシェフの高佐氏が、ACCI GUSTO プレミオアッチ料理コンクールで3位に入賞されました。
日本イタリア料理協会が主催のイタリア料理コンテスト、決勝は11月1日、全国から6名の方が事前審査で選ばれての決勝です。
3位に入賞された高佐氏ですが、非常に悔しそうにされていたそうで、志はもっと上を見据えているのですね。
でも、3位入賞おめでとうございます♬
いただいた料理のレビューに戻ります。
この日お願いしたのは、
Desiderio 〜熱い想い〜 14,300円
(税込み・サービス料別途10%)
まずは泡からいただきます♪
◆ イタリア ひよこ豆 スペルト小麦 北海道 白子
温かいひよこ豆のスープ、佐藤シェフらしい一品目です♪
白子を焼いた香ばしさに中はとろーり、自然な甘みが感じられます。
カリカリなグリッシーニを砕いてスープと一緒に、美味しくいただきました。
◆ 島根 ハガツオ 群馬 かわちナス
仙台 根三つ葉 サルサヴェルデ
島根県の迷いハガツオ、戻り鰹をも凌ぐ脂のりと言われる日本海側で獲られた鰹だけに、素晴らしい脂のりです。
佐藤シェフが素晴らしいとおっしゃる通り実に旨味があります。
かわちナスを焼いてマリネに、その酸味が鰹に合います。
根三つ葉のマリネが珍しい食材ですが、細身のごぼうのようです。
根三つ葉をサルサヴェルデソースにしているのがこれまた珍しいですね、ハガツオに付けながらいただきました♪
◆ トロフィエ 愛知 スダレ貝 かほく 紫からし菜
手打ちのショートパスタのトロフィエ、ツルンとしてムッチリな食感です。
合わせるのはスダレ貝と山形県河北町の紫からし菜、そして自家製一年熟成のカラスミを厚めに切ってのせています。
スダレ貝は二枚貝、大きなアサリのようで貝らしい食感と旨味があり、からし菜のほのかな辛みが良いアクセントです。
自家製のカラスミは半生で旨味が濃く塩気も程良く、トロフィエに馴染んでいい味付けなのです。
これは凄く美味しいパスタです♪
◆ カペレッティ ムジェッロ風 北海道 ひぐま
イタリア 秋トリュフ
二品目のパスタ料理はカペレッティ、小さな帽子の形をした、イタリアはエミリア・ロマーニャ州で冬に食べるパスタ、佐藤シェフ得意の料理の登場です♪
中にはじゃがいものピューレを入れています。
ムジェッロ地方(山の多い地方)のパスタと言えばトルテッリ、トルテッリは詰め物(主にマッシュポテト)をしたパスタのこと、そこをトルテッリではなくカペレッティにしたことからムジェッロ風とされたのだろうと勝手に想像します、シェフに聞けば良かったです(⌒-⌒; )
合わせるのは、長野産の天然のクリタケに北海道のひぐまを赤ワインで煮込んだもの、さらにイタリア産秋トリュフをすりかけています。
ひぐま、先日某ジビエを出すお店で食べるもので特有の匂いが強いと伺っていたので、ちょっとどうかなと思ってましたが、これが全くの気苦労でして、臭みはなく濃厚な旨味がありとても滋味深い美味しさなのです♪
ひぐまとクリタケの煮込みが、カペレッティに自然に馴染みこれがめちゃ美味しいのです!
秋トリュフもサマートリュフよりも香りが出ていますね!
この時期、白トリュフも出ている頃合いでしょうか!!
やはり、佐藤シェフのパスタ料理は凄く好きです♪
◆ 青森 シャモロック 松茸 インパデッラ
高知 四方竹
青森県出身の佐藤シェフならではの食材使い、ここでは青森が誇るシャモロックのもも肉のローストの登場です。
シャモロックは宮内庁御用達の地鶏です!
とても繊細な食感に旨味のある味わい、皮目のパリッとした張りのある食感と相まって実に美味しいです♪
秋が旬の筍は高知県産の四方竹、切った断面が四角いことからその名が付いているそうです。
四方竹はローストに、アメリカ産の大きな松茸はインパデッラ(フライパンの中でと言う意味)して付け合わせにしています。
アメリカでも松茸が採れるのですね、知りませんでした!
この松茸、香りよりも甘みがあるのが不思議な感覚でしたが、食べ応えがありました!
◆ 白糠 蝦夷鹿ロース 岡山 マコモタケ
ピエモンテ ゴルゴンゾーラ
北海道は白糠町で獲られた蝦夷鹿ロースのローストです。
ロースと言っても脂質は少なくさっぱりとしています。
ソースはフランス産の根セルフィーユに、ゴルゴンゾーラを合わせたもの、蝦夷鹿がさっぱりとしているだけに、根セルフィーユの甘みとハーブのような爽やかさに、ゴルゴンゾーラの青カビの刺激と芳醇さがしっくりとくる折り重なりなのです♪
いっときはサラッとした夏鹿が好きでしたが、冬に向けて栄養を蓄えてきたこの時期の鹿の旨みはやはり良いですね!
◆ ネッチ トスカーナ風 栗粉のクレープ
リコリス ジェラート
トスカーナの栗粉を使ったクレープ(ネッチ)に、マスカルポーネと栗のクリームを合わせ、自家製のマロングラッセをのせています♪
リコリス(カンゾウ・甘草)の香り付けをしたジェラートを添えたドルチェです。
ネッチに掛けているのは、マロングラッセを炊いた時のシロップ。
クリマ・ディ・トスカーナさんらしい秋のドルチェ、凄く美味しいのです♪♪♪
◆ カフェ&パスティッチーニ(自家製の小さな焼き菓子)
カフェはハーブティーをいただきました。
◇ カントッチ
◇ ミルクチョコレートに山椒のスパイス
◇ ブルッティマブオーニ
◆ 追加:マロングラッセ(3,000円)
ここの自家製マロングラッセが大好きなんです♪
通い出した頃からずっと変わらないこのお店の雰囲気が大好きなんです♪
開店してもうすぐ5周年ですか、こちらにはたくさんの思い出があります。
私も佐藤シェフとスーシェフの高佐さんとは、もう出会ってから4年6ヶ月、長いお付き合いをさせていただいています。
その時の女性ソムリエさんは今ご懐妊されたと、嬉しいお話しを伺いました。
結婚を機に退職されてからは、家電量販店でソムリエ資格を携えお酒コーナーで販売員として、その店舗にも連れと会いに行きました。
彼女との出会いがきっかけですからね、ここに通い出したのも♪
これからも変わらず、美味しい佐藤シェフの料理をいただきたいです♪
そして、お店の皆様の温かいもてなしにも感謝しています。
ごちそうさまでした╰(*´︶`*)╯♡
イタリア・日本の食材の共演です♪
半年ぶりに『クリマ ディ トスカーナ』さんでランチです。
初夏の食材を使った佐藤シェフの料理、とても楽しみに伺いました。
自家製ジンジャーレモンをいただきましたが、生姜が効いてますね、レモンがスッキリとして美味しいです♪
予約したのは、
【Del cuore 】〜心をこめて〜 7,150円(税込)
※ ランチタイムにはサービス料はありません。
◆ 北海道 磯ツブ ミラネーゼ ガスパッチョヴェルデ
本来はルマーケ(カタツムリ)を使う料理ですが、なかなか手に入りませんからツブ貝を使ったそうです。
ツブ貝が思いのほかやわらか、サフランと香味野菜(7種類)の緑のガスパッチョが爽やかに、梅雨に入りジメジメとした季節には爽快感があってぴったりです♪
上にはイタリアンパセリを添えています。
◆ 三陸 イシガレイ 青森 野辺地カブ バーニャサルサ
イシガレイの縁側も添えたカルパッチョです。
青森県の野辺町のカブは夏の代名詞、フルーツ感覚で生食でもとても甘みがあります。
野辺地カブの皮と実と葉を使いバーニャサルサと一緒に、イシガレイの透き通る身のブリブリな食感がとても良いですね!
バーニャサルサにはニンニクは使わずやはり野辺地カブをすりおろしして。
ウイキョウの花が愛らしいです♪
これには白ワインが絶対に合いますね(⌒-⌒; )
◆ ラヴィオリ ルコラセルヴァティカ イタリア ホロホロ鳥
イタリア サマートリュフ
サマートリュフを忘れてテーブルに!
ソムリエが気が付き奥に戻り、ティーカップにざく切りにしたサマートリュフを持参して振りかけると言う、なんてお粗末な失態なのでしょう!
盛り付けも、本来こんな感じなのでしょうかね(^^;;
その間、食べる事もできず、折角の温かなラヴィオリが台無しです!
まぁ、長年のお付き合いですからとやかく言いませんけど、もしも私が初訪問だったとしたらどんな気持ちになっていたでしょう!
料理はほんと美味しいのですよ♪
この日1番だと思いましたから。
だからこそ尚更に残念です。
◆ 長良川 天然郡上鮎 イタリア 黒ひよこ豆
こちらで鮎をいただいたのは前回いつだったかと見れば、2019年6月と3年前に遡り、焼き茄子と合わせいただいていました。
今回は鮎はコンフィに、イタリア産の黒ひよこ豆をローズマリーとツルムラサキと炊き上げて添えています。
本来は沢蟹のフリットを添えたメニューでしたが、沢蟹が嫌いなので秋田のフキに変更していただきました。
鮎が骨までやわらかく、内臓の苦味も次第に甘みへと変化します♪
黒ひよこ豆が煮崩れることなく、ツルムラサキの粘りと一緒に付け合わせとしてとても美味しいです♪
◆ イタリア 仔牛 サマーポルチーニ トリフォッラーティ
サマーポリチーニはこの日こちらで解禁です♪
なんて嬉しいのでしょう、ありがとうございます。
お皿を持ってこられた段階で、その香りの良さに鼻がヒクヒクしちゃいました♪
イタリア産仔牛をシンプルにニンニクで焼き上げたトリフォッラーティ、脂がやわらかで仔牛らしく軽い味わいで良いのです!
牛だけどウマい♪
付け合わせは髭付きのヤングコーンです。
◆ 新生姜 パンナコッタ ルバーヴ ズッパ 山形 佐藤錦
今シーズン佐藤錦は初物です♪
新生姜のパンナコッタがプルンと、ルバーヴのズッパがヒンヤリと冷たく新生姜が爽やかに、夏らしいドルチェですね♪
添えているクッキーは、イタリアでお祝い事の時に食べる物、砕いて一緒にいただきました。
◆ パスティッチーニ(小さな焼き菓子)
◇ ザレッティ(ドライフルーツとトウモロコシの粉)
◇ サフラン風味のホワイトチョコレート
◇ カントッチ(アーモンドを練り込んだビスケット)
◆ ハーブティー
料理の内容、食材の質の高さ、イタリア産と国産の食材の掛け合いの楽しさ、コストパフォーマンス、そして美味しさと、いつもながらに満足度が高いです!
一つのミスはありましたが、それもご愛嬌です♪
私が一番好きなイタリアンのお店には変わりはありません♪
また伺いますね、その時には美味しいワインも♪
美味しかったです♪
ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ
料理とワインの素敵なマリアージュ♪
新年の挨拶を兼ねて久しぶりに『クリマ ディ トスカーナ』さんへお昼に予約訪問。
〝本郷弓町のクス〟
お店の前にある大きな楠を遠くから眺めると、改めて感慨深いものがあります。
昔この地にあった〝楠亭〟さん、その食器類は今でもクリマ ディ トスカーナさんへ受け継がれ、今の我々を楽しませてくれています。
お店に到着すると、新しくソムリエとなられた坪井氏と挨拶を交わします。
佐藤シェフがいらして下さり、以前働かれていたお店〝デジデリオ〟で共に働かれていたソムリエですと紹介してもらいました。
佐藤シェフと坪井氏のソムリエ2人体制となり、よりお店が充実しましたね♪
この日いただいたのは、
【Desiderio 熱い想い】
プレステージペアリングをお願いしました。
坪井氏のペアリングを早速楽しみます♪
※ カタカナで分からない名前が多数出てきますが、食材であったり料理であったり、詳しく知りたい方はGoogle先生に尋ねて下さいませm(_ _)m
◇ バッカラマンテカート 塩鱈のプレア 石川ズワイ蟹
ヴェネツィアの郷土料理、塩漬けの干し鱈を水で塩抜きをして牛乳とじゃがいもで煮込み練り合わせたどろりとした料理です。
干し鱈のなんとも素敵な口当たり、オリーブオイルの風味が良くクリーミーで旨みがあります。
ズワイ蟹は鱈に自然と馴染み美味しい♪
紫のグリッシーニは細かくして浮き身としていただきました。
◇ 赤崎 真牡蠣コンフィ 八街赤軸ほうれん草 ゴールデンキャヴィア
三陸赤崎の牡蠣は高級牡蠣なのですね!
通常は一年で出荷する産地が多い中、赤崎では2年かけじっくりと手間暇をかけ育てているそうです。
浅利の出汁でゆっくりとコンフィにした牡蠣のふっくらとして、少しスモークされた風味が堪りません!
赤軸ほうれん草の味がまた濃いです。
ゴールデンキャビアはフランス産の岩魚の卵なのですか!
ネットで検索すると、チョウザメの色素を持たないアルビノから採れる卵とか出てますね。
いずれにしろ、初めていただきました。
キャビアよりも粒が大きく皮が柔らかいです。
それ単体を味わうよりも、料理として一緒にいただくとアクセントとして良いです。
この一皿はトータルバランスがとても良くしみじみと美味しいと思います。
この料理にスプマンテ、マッティアヴェッゾーラのコスタリパがめちゃ進みます♪
◇ ファゴッティーニ 青森アピオス カナダ産オマール海老
巾着の様なパスタには青森のアメリカほど芋が入り、滑らかで甘みがありもっちり食感と共にいい味わい。
オマール海老の殻で使ったクロッカンテをポリポリしながら、オマール海老のプリッとした身を一緒に口にすれば、豊かな甲殻類の美味しさに包まれるのです♪
◇ リゾット サフラン 青森短角牛ペポーゾ トスカーナ風
これは最高に美味しいリゾットです♪
青森の山田ファームで作るカルナローリの粒が大きく、サラッとしながら旨みをたっぷりと含んだその美味しさは、普通のお米では出せない味ですね!
そこに乗せるのは、青森の短角牛の煮込み料理ペポーゾ、赤ワインと粒黒胡椒をじっくりと煮込んだ柔らかさは、もうほっぺたが落ちる美味しさなのです♪
佐藤シェフのトスカーナのおばあちゃんが作るような料理は、本当に堪らなく好きなのです。
◇ サングイナッチョ トスカーナ風 トロペア グラッサート
佐藤シェフの作るサングイナッチョをまたいただくことが叶いました。
冬場だけ作り量は限りがあるので、メニューを最初に見た時には舞い上がる思いでした!
スパイスが絶妙なバランス、トロペア(イタリア赤玉葱)の炒めた甘みが血肉の旨みと重なりコクが感じられる美味しさに昇華しています。
めちゃうまい♪
◇ 白糠 蝦夷鹿ロース ピエモンテ プレコーチェ イタリア黒トリュフ
北海道蝦夷鹿のロース肉が大きいこと(⌒-⌒; )
ロース肉ですがさっぱりとして甘みがバーン!
イタリア産プレコーチェ(チコリ)の苦味がめちゃ鹿肉に合いますね、そこにイタリア産黒トリュフの香りも良く、あ〜幸せを噛み締めてます♬
◇ ビアンコマンジャーレ 青森早生フジ チェチーナ
もうもう、ここのドルチェはやっぱり最高だな!!
ブランマンジェと言えば皆様にも分かりやすいですかね。
ひよこ豆のクレープにひよこ豆とフジのコンポート、酸味と甘みの織りなす美味しさに、もうどうしましょう!
◇ カフェ&パスティッチーニ
◆ レモングラス・ローズマリー・ミントのハーブティー
◆ トリュフチョコ
◆ ブルッティマブオーニ
◆ ドライフルーツのお茶菓子
久しぶりにいただいたクリマ ディ トスカーナさんの料理、やっぱり美味しいのです♪
ここでしかいただけない料理に、佐藤シェフの引き出しの多さには今更ながら驚きを感じます。
もしかしたら追加でパスタの注文が来るかなと思い準備をされていた様ですが、もうお腹いっぱいでして( ̄▽ ̄;)
でもそんな一言がとても有難いです。
皆さんの元気な様子に元気をたっぷり貰いました。
今年もよろしくお願いします。
今日もすっごく美味しかったです♪
ごちそうさまでした╰(*´︶`*)╯
初夏の食材が今が食べごろ♪
三越前のイタリアンで食事の際、そちらの後藤シェフが『クリマ ディ トスカーナ』さんの佐藤シェフと最近知り合ったと伺い、何故でしょう私も嬉しくなりまして、直ぐにクリマ ディ トスカーナさんを予約しました。
大好きなお店に気軽に予約できるのが嬉しいです♪
ランチコース
Desiderio 熱い想い 13,200円(税込)
まずはCOSTARIPA MATTIA VEZZOLA BRUTから、スパークリングワインとして実にシャープでフルーティーな味わい、価格もお手頃でとても好きなのです♪
こちらのワインは比較的お手頃な物からちょっと高級ワインまで幅広く対応していただけますので、ホールスタッフさんに相談されると楽しめると思います。
◇ ガスパッチョ ジャッロ 島根益田の鴨島ハマグリ 秋田ジュンサイ
天然物の鴨島ハマグリはかなりの大きな物だとか。
今回はハマグリをプーリアのトマトのガスパッチョに合わせてきましたか!
いつもながら佐藤シェフの料理への創意工夫が溢れています。
佐藤シェフの考えとして料理は一期一会、毎日市場に行っているのだからその日の食材で美味しい料理ができないかと常日頃からのそうした取組みが、肥やしとなり蓄積された膨大なレシピがあるのでしょうね。
冷たいガスパッチョは、トマトの他にゴールデンキウイを使いすっきりとした酸味に甘みが加わり、夏らしい味わいです。
このハマグリは本当に美味しいです、噛むと旨味が溢れてきます。
ジュンサイも徐々に大きくなってきました、トゥルンとして涼やかです。
お皿に太いグリーシーニが置かれています(笑)
佐藤シェフのこんなところが素敵なんですよね。
とても美味しい夏らしいガスパッチョです♪
◇ 網走アブラタラバガニ イタリア ウイキョウ 春日居 白桃
この日一番素晴らしかった一皿です。
アブラタラバガニは佐藤シェフも初めて使われたそうですが、価格が手頃なのに味として悪くないと感じたそうです。
タラバガニの近種ですのでヤドカリの仲間、大きさがタラバよりも若干小ぶりですが見た目はそっくりだとか。
タラバガニとして食べていたものがアブラタラバガニだったのかもしれませんね(笑)
まあそれは偽造ですので犯罪となります。
アブラタラバガニに白桃を合わせるって、想像できますか(・・?
私もどうなんだろうと思ってましたが、アブラタラバガニはさっぱりとして割と淡白な味、そこに甘~い桃と柔らかな果肉が不思議と違和感なく合い美味しいのです!
これには驚きました!!
どうしてこの組合せにしたのかを佐藤シェフに確認しましたから(笑)
そこは長年の経験から導き出した料理との回答をいただき、私の考えている事と相違がなく、改めて佐藤シェフの引き出しの多さに感動しました。
ウイキョウの甘い香りとハーブの爽やかさが素晴らしいアクセント、こんな料理は他のお店ではいただけないと思います。
この時期だけの素晴らしい一皿、皆様にも食べていただきたいです♪
◇ バヴェッテ 千葉穴子燻し ルッコラセルヴァティカ
館山で揚がった穴子を、青森で作っているお米“青天の霹靂”の稲藁で燻し香り付けをし、ルッコラセルヴァティカのゴマの様な香りとピリッとした辛味苦みと一緒にバヴェッテにした逸品です。
香り高く脂ののった穴子が美味しいな(^^♪
バヴェッテのモチモチさも流石です。
セルヴァティカにトマトの酸味に塩加減も絶妙、白ワインが実に合います。
残ったスープが凄く美味しく、スプーンで全て綺麗にさらいました(笑)
◇ カペレティ ムジェッロ風 サマーポルチーニ 長谷川自然牧場熟成豚
クリマ ディ トスカーナさんで今年初のサマーポルチーニ茸の解禁ですヽ(^o^)丿
佐藤シェフのスペシャリテとも言えるカペレティ、青森県は長谷川自然牧場の熟成豚を白ワインでじっくりと煮込んだラグーソースにサマーポルチーニを合わせています。
もう堪らないですね!
コース料理の組立も実にスムーズ、徐々に食欲が増していく中でのこのカペレティ、もうパクパクとワイン片手にあっという間に完食です♪
キノコの王様ポルチーニ茸の濃厚な香りと強い旨み、さらに自然熟成豚(長期間飼育して生きたまま熟成させる)の甘さにはお手上げでございます٩(^‿^)۶
シェフの青森愛、今回もダダ漏れですね(笑)
◇ 郡上八幡 稚鮎コンフィ 焼きナス タイム
この時期のお楽しみ、天然郡上八幡の鮎のコンフィです。
頭から尾まで柔らかく、内臓の苦味に丸ナスの甘みととろっとした食感がなんて美味しい組合せなのでしょう!
トスカーナの香りとして、シェフ特製のハーブミックスパウダーをお皿の周りに、タイムの気品のある香りと共に鮎を堪能しましたd(^_^o)
◇ イタリア仔牛 鹿児島 生マカ イタリア カルチョフィ
イタリアからの仔牛のロースを優しく火を入れたこの色に驚きました!
お肉のピンク色は豚さんに近いのです!
国産の仔牛に火を優しく入れたらこんな色合いになるのでしょうか?
柔らかでとてもジューシー、味わいが軽やかなのです♪
旨味の濃い牛とは異なる若さに満ちた食べ易さ、これはなんでしょう初めて食べた仔牛の美味しさです。
蒸し焼きにしたカルチョフィー(アーティチョーク)がユリネの様な食感、ベジマカ(国産の生マカ)は西洋ワサビの風味と、お肉にとても合います♪
ふふふ、生のマカだなんて刺激強すぎかもf^_^;
◇ ズコット イタリアルバーヴ 台湾パイナップル
ズコット、トスカーナのドーム型ケーキをアイスケーキにされています。
アイスは二層仕立て、上はルバーヴ下はピスタチオのジェラート。
ルバーヴのジャムと台湾パイナップルの甘みに、実山椒の香りがします。
◇ パスティッチーニ(小菓子)
◆ 自家製のマロングラッセ
◆ スパイスを使ったギモーヴ(マシュマロ)
◆ ブルッティマブオーニ(不細工だけど美味しいと呼ばれるお菓子)
◆ カンテゥッテ(硬いクッキー)
◇ ハーブティー
レモンバーム・ミント・レモングラスをブレンドしています。
またもや軽く2時間を越えてしまいました。
この日のランチは全席が埋まる大盛況ぶり、なんでしょう私も嬉しくなりました♪
この日の男女比は、3対10と紅組の圧勝です。
どのテーブルにも笑顔が溢れ会話も弾んでいらっしゃります。
私はといえば、連れは一緒ではありませんがそれでも楽しく過ごしていました♪
ワインも美味しい、料理は素晴らしく、明るいスタッフさんとの楽しい会話、やめられませんね〜こちらは(^^)v
佐藤シェフ、やっぱり凄いです!
何度も通ってますが、いつも新鮮な感覚で料理をいただけるのは素晴らしいですし、お客としても有難いです。
お皿との対面がこれ程楽しみなお店はありません!
あ〜美味しかった〜♬
また寄りますね。
ごちそうさまでした♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
晩春の風がそよぐトスカーナ料理を堪能♪
クリマ ディ トスカーナさんへ定期訪問です。
オープンされてから約3年半、佐藤シェフの料理を幾度となくいただいてきましたが、その都度季節に照らした料理に旬の食材のバリエーションの豊かさには感服いたします。
いつも新鮮な感覚で駅からお店まで歩を進めています。
予約したコースは、
Desiderio 熱い想い(ランチコース) 13,200円
(税込・ランチはサービス料はありません)
緊急事態宣言下ですので、ノンアルコールスパークリングをいただきます。
☆ ニューディ トスカーナ風 リコッタニョッキ 豆たちコンポジション
ニューディとは「ヌードのラヴィオリ」という意味なのだそうで、今回はリコッタチーズとほうれん草で作ったコロコロとしたニョッキです。
イタリア産のグリーンピースにそら豆、そら豆の若葉をペコリーノチーズのソースでいただきます。
ローズマリーのクロッカンと一緒にいただきますが、お豆が柔らかい物や食感が残る物などがあり楽しいです♪
そら豆の若葉が珍しく、癖のない味でそら豆の味とは結び付かないです。
☆ 五島列島岩牡蠣 ヴァポーレ 春のインサラータ
佐藤シェフが胸を張る程に自信の一品の登場です。
この時期にしては凄い大きさの五島列島の岩牡蠣を市場で見つけた瞬間に、これだと即決されたそうです。
優しく蒸して、山形の天然のウルイとこごみと姫竹を合わせています。
ソースはフレッシュなハーブ、まさに春の香りが詰まった料理です。
牡蠣のジューシーで繊細な味わいに、山菜の食感と青々しさが見事に寄り添っています。
牡蠣と山菜のインサラータ、シンプルが故に美味しさがクリアーに感じられます。
☆ ラヴィオリ ストラッチャテッラ 金沢たけのこ
ストラッチャテッラ チーズはトロトロチーズのブッラータの中に入っているまさにトロットロの部分、ラヴィオリで優しく包んだその柔らかさと繊維状の糸の様な食感が良いのです♪
ミニトマトの酸味のあるソースにオリーブオイル、シェフお手製のラヴィオリにバッチリと合っていますよ。
金沢の筍に少しえぐみが感じられますが、これも季節のお楽しみ、大きさも食べ応えがあり食感もシャキシャキとしています。
☆ タリアテッレ 五島列島クエ ラグー フランス モリーユ茸
25㎏と大きなクエを香味野菜と白ワインで煮込みラグーソースは、まるでお肉のような食感のクエならではの旨みがあります。
手打ちの幅広タリアテッレがモチモチとしてます。
春が旬の高級キノコのモリーユ茸も贅沢に、なんとまあ美味しいのでしょうか♪
☆ ヴェネト仔ウサギ 愛知 春ふき 青森蕗の薹 サルサヴェルデ
仔ウサギのロースにレバー、背肉に腎臓の4種類の部位をローストしています。
食用のウサギは癖もなく鶏肉のような食感と味です。
ふきがシャキシャキしていい味付け、蕗の薹のグリーンソースに苦みがあるのですが、これがウサギに合うのです。
癖のないウサギにはこんな個性的な強い味のソースが合うのですね。
背肉に脂があり4種類の中で一番ジューシーでいい味わいです。
☆ 信州白樺若牛 サーロイン タリアータ ペコリーノ タルトゥーフォ
タリアータとされていますが薄切りではないですよね(笑)
サーロインの上品な脂がジュワ~と拡がり凄く美味しいのです♪
黒トリュフ入りのペコリーノチーズに春トリュフ、あらま~贅沢ですこと。
ロワール産のホワイトアスパラガスがお見事、ローストされた部分が少し焦げ甘味を感じます。
春の食材は本当に楽しみなものが目白押しです♪
☆ とちおとめ スキアッチャータ ローズマリー セミフレッド 桜の香り
シェフがイタリアで修業時代に、おばあちゃんから教わった思い出のデザートのスキアッチャータ、平たく潰したパンという意味なのだそうです。
ローズマリーのアイスケーキととちおとめ、苺のソースでいただきましたが、素朴な味のスキアッチャータがとても印象的でした。
☆ カフェ&パスティッチーニ
★ ホワイトチョコレート
★ ブルッティ・マ・ブォーニ
★ ビスコッティ
★ ハーブティー
いつもながら、素晴らしい美味しさの料理に舌鼓をうちました。
佐藤シェフの料理は大分いただいてきましたが、まだまだ新しいメニューに出会います♪
この日のランチは満席でしたが、やはり夜の方がお客様の足が遠のいているようです。
あっ、私も最近ランチばかりでしたかね(笑)
美味しい佐藤シェフの料理には、やはりワインがないのが非常に寂しいものです。
佐藤シェフはじめスタッフ一同様、いつも楽しませていただきありがとうございます。
まだまだコロナの状況は続くとは思いますが、陰ながら応援しております。
素晴らしかったです。
ごちそうさまでしたヽ(^o^)丿
春の食材に彩られた素敵なお皿たち♪
春めいた陽気の温かな陽射しのこの日、『クリマ ディ トスカーナ』さんで、日頃仲良くしていただいているレビュアー様とランチ会食です。
私が大好きなお店にお招きするのもちょっとドキドキしますが、この日を楽しみにしておりました。
事前に個室を予約、大きな窓からは立派なクスノキが目の前にそびえ立ちます。
この日のメニューは、シェフにお願いしてのスペシャルコース、どんな料理がいただけますかワクワクします♬
まずは、Costaripa Mattia Vezzolaのロゼスパークリングで乾杯♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
◇ パッパ・アル・ポモドーロ
トスカーナの伝統的なパン粥、そこに昨年イタリアのプーリア州で新しくできた品種の黄色いトマトを、国内でいち早く入手され私達の目の前の料理に登場です。
中にツブ貝を入れた煮込み料理、香りが素敵です。
トマトの酸味も柔らかく、ツブ貝を噛みながらいただく食べるスープ、ホッコリとする優しい味付けが、いつもながらの美味しさ。
付け合わせのグリッシーニは、ハーブを練り込んだもの、それをくずしながら一緒にいただきます。
◇ 青森県下北のサクラマスのインサラータ(サラダ)
サクラマスは一度冷凍し解凍した生、アニサキスがサクラマスには寄生しているので、必ず冷凍する必要があります。
野菜はフランス産のピサンリ(たんぽぽ)、行者ニンニク、タラの芽、ルーコラセルバチカ、春の香りが満載です♪
サルサは2種類、レモンバーム・ローズマリーに八朔を合わせた緑のソース、赤いソースは熊本産の塩トマトを一度ローストして濃縮しています。
ハーブの爽やかさに糖度の高いトマトの甘み、そこにサクラマスのさっぱりとしながらも程よい脂ののった味わい、もうそこに春が居ますよ♪
◇ ランプレドット
小腸に大腸にトリッパの煮込み料理ランプレドットです。
香味野菜とファジョッリ(白インゲン豆)と一緒に煮込み、もうとろとろの柔らかさ♪
緑のソースは、イタリアンパセリやアンチョビにケッパーが入ったサルサヴェルデ、肉料理にとても相性が良いイタリア生まれのソース、勿論ランプレドットにも爽やかな風味を加味しています♪
添えているのは黒キャベツのフリット、ちょっとパリパリして楽しい食感がアクセントになっています。
佐藤シェフにお願いしたランプレドット、私のイメージは茶色でしたが、まさか緑色で用意して下さるなんて、もうかなり驚きましたよ!
見た目にも食べても爽やかな煮込み料理に、ただただ脱帽、美味しいです。
◇ ラヴィオリ
春のスペシャリテ、新玉ねぎとマスカルポーネを詰め物にしたラヴィオリ、佐藤シェフの真骨頂の手打ちパスタです。
マカダミアナッツの香ばしさに、トスカーナのビアンケットトリュフ(春トリュフ)の春の香り、そして福岡より取り寄せた拘りのバターの風味と一緒にいただくラヴィオリ、もう堪らなく好きな味、これも凄く美味しい。
◇ フランス産子羊
前日フランスより入荷したての子羊を、ロワール産の白アスパラガスと焼き蒸しにした料理です。
ラ ロッサはピエモンテの山羊のチーズ、そこに桜の葉を刻み合わせ、お肉に添えています。
山羊のチーズの独特なこの香り、実はちょっと苦手なのでして、ご一緒様に一切れお願いした次第ですf^_^;
羊は香りが強いものはやはり苦手ですが、子羊なら克服済み、肉質が柔らかで脂がのり良い味わい、美味しくいただきました。
ロワール産のホワイトアスパラと聞くと、春だなと連想する食材、蒸し焼きにしたシャキッとした食感も味わいも良かったです。
◇ パンナコッタ
白バルサミコと桜のジュレ、宇和島産のブラッドオレンジのソースをかけたパンナコッタです。
八女茶で作ったクロッカンを三角にして添えています。
春らしい演出が素敵ですね、クリマ ディ トスカーナさんのデザートは私も連れも大好きなのです。
甘さを抑えながらも美味しさが際立ち、さすがです!
◇ パスタ追加:ホタルイカのパスタ
デザートの前にパスタ追加のリクエストがありましたが、用意する時間がありましたので、今回はデザートの後にいただきました。
「春のはしり、富山湾・・・以外のホタルイカのパスタです」
その説明に皆様から、「富山湾じゃないんだ(笑)」かなり受けてました(笑)
時期的に今出始めは小粒の味がすっきりとしたホタルイカなんだそうです。
那須の山ウドに浜名湖のアオサのりを合わせてますが、色味も春満載、今のお腹の具合からでも美味しくいただけました。
◇ 小菓子
◉ トリュフチョコレート
◉ ブルッティ・マ・ブォーニ(卵白・ナッツ・砂糖だけで使った菓子 不恰好だけど美味しいと呼ばれるイタリア菓子)
◉ ビスコッティ
春の訪れを感じる色彩や食材で彩られた料理、素晴らしかったです。
『クリマ ディ トスカーナ』さんならではのこの味が、大好きなのです。
食材の調達など、かなり選定していただきまして、感謝申し上げます。
おかげさまで、とても楽しい食事会となりました。
佐藤シェフはじめスタッフ様、心より御礼申し上げます。
《OTTIMO》その言葉しか頭に浮かびません!
ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ
冬から春への移ろいを実感しました♪
佐藤シェフの料理が食べたくなり、前日予約の訪問です。
ランチ Del cuore 〜 心を込めて 〜 6,500円(税込)
モレッティを飲んだらぶどうジュースをいただきます。
① 始めの一皿
イタリア(オルチャ)産のレンズ豆に山形産の大豆5種類を使った温かいスープです。
三陸の牡蠣を燻して入れてますが、味が濃縮され旨味が濃く、豆のほっこりドロっとしたスープと一緒に口にすると、そこはパラダイス、色味は決して良いとは言えませんが、味は間違いありません♪
グリシーニには、お茶とローズマリー、セージを練り込んでいます。
② 前菜
その日朝入荷したばかりの山口県産の赤貝です。
シェフはもう1日寝かせるとより良くなるとおっしゃりますが、いやいや充分ですって♪
紐も一緒に、食感が良くて良い味です。
鹿児島産の紅甘夏、粒のひとつひとつに果汁をたっぷり含みその酸味と甘みが不思議に赤貝に合うのです。
菜の花のほろ苦さ、うるいのねっとりさ、なんて楽しい味なんでしょう!
③ パスタ1
トロフィエ(ショートパスタ)は、館山のアオリイカをグリルし、愛知県のあおさのりに、佐藤シェフお手製のカラスミを和えています。
パスタにあおさが絡みこの一皿に磯の香りが満載です。
カラスミを混ぜずに切ったままを上にのせているのが、自分の好みで食べる調整が出来て良いですね♪
事前に混ぜ合わせても嫌いではないのですが、味が単調になるのが残念に感じることがたまにあるものですからそう思いました。
佐藤シェフのトロフィエ、モチプニョっとして美味しいのです♪
④ パスタ2
シェフ手打ちパスタはガルガネッリ、生地に福岡県の八女茶を練り込んで色が緑色になっているのです。
面白い発想ですね、お茶ですか!
八女茶のほろ苦さがワンポイントなのですね。
合わせるのは博多の地鶏のラグー、わざわざ八女茶の近県の鶏を持ってくるのですものね♪
フランス産のモリーユ茸ですが、見た目がズッパに似てまして、ひだにラグーソースがたっぷりとホールド、ガルガネッリ自体も筒状の部分にソースが絡み、美味しさを漏らさずに口まで届けてくれるのです。
八女茶のほろ苦さがラグーのコクと合いまみれ、奥深い旨味の世界へ誘われるのです。
⑤ 北海道白糠町の蝦夷鹿ローストです。
小指の先位の脂身が切り分けてありますが、先ずはそちらから食べて下さいと。
上品では決してありませんが、鹿本来の香りってワイルドなんだとちょっと驚きました。
融点が低いので、時間をおくと旨味などがどんどん逃げてしまうから先にと勧められたそうです。
ロース肉、ナイフがスッと入る柔らかさ、脂身以外は上質な赤身の味わい、滋味深いのですよね。
付け合わせは八街の金美人参と加賀蓮根、人参の甘味と味の濃さが鹿に負けてませんよ、素晴らしく美味しい‼
加賀蓮根のシャキシャキとして食感と甘みも良いのです。
なんて美味しいメイン料理なのでしょう(^^♪
⑥ トルタ ディ チョッコラータにピスタチオジェラート あまおうと桜
中にとろけたガナッシュを入れたトルタ・ディ・チョッコラータ、あまおうと桜の塩漬けのソースを添えています。
バレンタインが近いので、この日のデザートは甘々でした。
⑦ 小菓子とカフェ
◎ ブルッティマブオーニ
◎ ナッツと合わせたメレンゲ菓子
◎ クリマ ディ トスカーナ特製マロングラッセ
◎ エスプレッソW
この日のランチも素晴らしい料理に驚きの連続でした。
最初から最後まで非の打ちどころがないのです。
冬の食材に春の食材が入ってきましたね、日増しに温かくなり日も長くなってきました。
シェフをはじめ、お店の方皆様の心のこもった料理とおもてなしに、いつも感謝しかありません<(_ _)>
佐藤シェフ、では来月もどうぞよろしくお願い致します。
美味しかった。
ごちそうさまでしたヽ(^o^)丿
冬の食材から見える風土
私と連れのお気に入りのお店、『クリマ ディ トスカーナ』さんへやってきました。
伺う度に、何がいただけるのかのワクワクさが膨らむばかりです(^^♪
コースはClima~風土~
最初にスパークリング、その後はペアリングでお任せです。
☆ 対馬のイノシシのテリーヌ カステルマーニョ 余市の洋梨 紫カリフラワー
ホロホロっとしたカステルマーニョチーズの風味と塩味に、イノシシのしっとりとしたテリーヌ、洋梨の甘味が合いますね。
最初の一品をいただきながら、スパークリングを傾けるこの時から、幸福感が膨らみます♪
☆ ミネストローネ 北海道ホタテ マルタリアーティ
ミネストローネと聞くとトマトのスープだと連想しますが、「具たくさんのスープ」という意味で、トマトベースとは限ったものではないと、恥ずかしながらこの料理で知りました(笑)
ホタテからこんなにも旨味と甘味が出るのかと驚きのスープ、ホタテの身も芳ばしく焼かれやはり甘味が素晴らしいです。
マルタリアーティ(不揃いに切ったパスタ)の食感も良く、お腹が落ち着く具だくさんスープです。
☆ 下北ヒラメ キャベツ コンポジション 自家製カラスミ
下北半島は大間で神経締めされた鮃をマリネしていますが、透明感がある白身の弾力とあっさりとしながら甘味はしっかりと感じられます。
そこに4種類のキャベツ(ちりめん・黒・春・赤キャベツ)をマリネして合わせ、自家製のカラスミを添えています。
酸味も柔らかく、鮃とキャベツの味と食感の組み立てが面白い一皿です。
☆ 三陸牡蠣コンフィ 青森ゴボウ トスカーナの香り
藁で牡蠣を燻してからコンフィにした、その香りの良さに厚く切った黒トリュフが重なり得も言えぬハーモニー♪
牡蠣が滋味深い味わいですとても。
コンフィにしたゴボウにはローズマリーとタイムの香りをのせ、根菜の食感の良さと土臭さも感じるそんな味わい。
白いゴボウのチップは、予め灰汁抜きを施してから素揚げにしているからだそうです。
色味は決して良いとは言えませんが、この美味しさは食べていただかない事には、言葉だけでは伝わらない一皿です。
☆ ピーチ 対馬イノシシラグー イタリア カルチョフィ
ピーチパスタは今回は猪のラグー(煮込みソース)、トスカーナ地方では普通に家庭料理で食べるそうですが、その味をこちらで再現していただけるのは嬉しいです。
カルチョフィ(アーティチョーク)のほろ苦さが、ラグーソースの濃厚で旨味のある味わいに良いアクセントです。
佐藤シェフのパスタ料理は、いつもながら凄く美味しいのです♪
☆ 広島本土ジカ 山形伝承大豆 イタリア黒トリュフ
鹿のすね肉を山形の地豆(数種類入ってます)と一緒に炊いた煮込み料理、お肉のホロホロっと崩れる柔らかさに溢れんばかりの美味しさ、やはりここの田舎風の料理が好きだな。
豆たちも美味しいエキスを吸ってほっこり、赤ワイン煮よりも数段この煮込み料理が私は美味しいと思います。
☆ ランド産仔鳩 青森花梨コンポート ティムールベリー
最初に言いますと、もの凄く旨いです、この日のまさにメイン料理です。
ランド産の仔鳩(ピジョン)は臭みがあるのではと思われがちですが、全く臭みはなくちょっと血の味が感じられる、濃いコクと滋味深い味わいが素晴らしいのです。
色々な部位を用意して下さいました、もも肉・胸肉、内臓系でレバー・砂肝・ハツと。
青森の花梨を赤ワインでコンポートした甘さに、マダガスカル産のティムールベリー(花椒)のピリッとしたスパーシーさが仔鳩のお肉に相性良く旨味を引き立てています。
☆ パスタ追加:ルッコラにボッタルガ(カラスミ)
前回に続きパスタを追加しました(私だけ)。
シンプルにとお願いしましたら、ルッコラにサルデーニャ島(イタリア)のカラスミでササっと手早く仕立てて下さりました。
ボッタルガの塩気で充分に味付けは完了、ルッコラのハーブのような爽やかさにピリッとした辛味とほろ苦さが、カラスミの風味と旨味と見事に溶け込んで良い味わいです。
☆ ネッチ 栗粉のクレープ トスカーナ風 ホワイトチョコ
いつもながらの美味しいドルチェは、栗の粉を使ったクレープ生地(ネッチ)に、栗のクリームとマロングラッセ、ホワイトチョコを巻いています。
甘さの加減もちょうど良く、大満足です♪
☆ 小菓子
ブルッティマブオーニ(醜いけど美味しいという意味だそうです)、ナッツを合わせたメレンゲ菓子。
アーモンドとクルミを練り込んだ焼き菓子。
☆ エスプレッソ(私)
☆ ハーブティー(連れ)
スペシャルな料理に、ただただ美味しいとしか表現できない事がもどかしくさえ感じます。
旬の食材を、佐藤シェフの出身地である青森県などからたくさん取り揃えた料理には、冬の景色が見えるそんなイメージが薄っすらと浮かび上がります。
温かみの感じられる料理、きっとこれがイタリア・トスカーナの風土なのでしょう。
いつもと変わらない皆様の笑顔に、私達の気持ちもほっこりとさせていただいています。
2021年も、この素敵なお店に通いたいと思います。
美味しかったです♪
ごちそうさまでしたヽ(^o^)丿
美味しいイタリアンが食べたい時はここd(^_^o)
『クリマ ディ トスカーナ』さん、12月18日で開店から3年が経ったのですよね。
遅ればせながら、おめでとうございます。
美味しいイタリアンを、と言うよりも、佐藤シェフの料理が食べたくなり、一人予約して訪問しました。
思った時にすぐに伺える今の状況は、本当に嬉しい限りです。
予約のコースは、
☆ 〝Clima~風土~” 10,000円(税込・サービス料別途10%)
★ スパークリング 2,400円
★ ワインペアリング3種 3,600円
★ アクアパンナ 850円
★ パスタ追加一皿 1,400円
◇ 紫カリフラワー トスカーナ風チェーチェ(ヒヨコ豆) 北海道産洋梨 パルマ産生ハム ペコリーノロマーノ
お皿にセイヨウヒイラギをあしらい、クリスマス風にされています。
最初の一皿は、実にシンプルに仕上げたお料理、それぞれの素材を生ハムとチーズの塩味で味わうものですが、これがスパークリングに良く合うのです♪
◇ アニョロッティ イン ブロード 青森産シャモロック イタリア産黒トリュフ
手打ちのアニョロッティには、青森のシャモロックにマスカルポーネ、リコッタチーズなどを詰めものにし、鶏のスープでいただく、イタリアの伝統的な料理です。
黒トリュフの華やかな香り、スープの旨味、アニョロッティのプニュっとした食感を楽しみながら味わう、寒い季節にとても嬉しい温かさにほっとする思いです。
◇ 館山ヒラスズキ 京都金時人参 サルサロッサ 大鰐(おおわに)冬陽春菊
普通のスズキのような生臭さはなく、身の色が透明感のある白身が特徴のヒラスズキを、金時人参のサルサロッサ(ピンクのソース)でいただきます。
冬陽春菊にクセがなくサラダ感覚でいただきながら、ヒラスズキの食感とサルサロッサの甘味を楽しむ一皿になっています♪
◇ 北海道産白子 きたあかり プレア トスカーナ産白トリュフ
真鱈の白子をローストし、上にきたあかりをプレア(ペースト状)にしたソース、赤大根のフリットに白トリュフ、もうですね言葉も出ません。
白子のクリーミーな美味しさに、きたあかりの甘味が重なると、北海道の豊かな恵みに感謝です。
イタリア産白トリュフの芳醇な香りといただく白子とじゃがいも、堪らなく美味しいです。
◇ ピーチ フランス産オマールブルー イタリア産黄色トマト
ピーチといっても桃ではありませんよ、うどんのように太いピーチパスタです。
オマールブルーに軽く火を入れ、酸味の少ない黄色トマトのソースでいただくピーチパスタ、香りがとても良く、モチプニュっとした麺にカリカリッとしたクルトンの様な細かい揚げパンの食感が楽しいです。
ハーブを少し感じる味は、最後まで食べ飽きないでいただけます。
温かいうちにススっと完食、美味なるピーチパスタでした。
◇ 対馬産イノシシ サルシッチャ トレヴィス リンゴ コンフィ イタリア産黒トリュフ
サルシッチャが大好きな私は、メニューを拝見しながら楽しみでなりませんでした。
ジビエ(イノシシ)を使った自家製のサルシッチャ、色々なスパイスやハーブを効かせイノシシの旨味だけを際立てた仕立てが実に素晴らしいです。
青森のフジ林檎の甘味と酸味に、バルサミコで炊き上げたトレヴィスの苦みが、サルシッチャに絶妙に絡んできます。
お皿の周りのピンク色のソースは、リンゴの皮の色なのです。
前回いただいたサングイナッチョといいこのサルシッチャ、なんて美味しいのでしょうか!
◇ 静岡育ち牛 トピナンブール&バザイオ イタリア産黒トリュフ
静岡県で牛と聞いても余り聞き覚えがありませんが、38ヶ月と牛の飼育では長い時間をかけて育てた牛肉です。
シンプルに焼き上げたその美味しさに、思わずふふふと笑がでます。
きめ細かな肉質でジューシーで上品な脂、静岡育ち牛やりますね~美味しいです♪
トピナンブール(菊芋)とバザイオ(ブルーチーズ)のソースはねっとりと濃厚な旨味が感じられますが、味としてはシンプルな仕立てですので、お肉の旨味をそのままに美味しくいただけるソースとして秀逸です。
添えているクワイが凄く甘味が強くて良い味です。
◆ パスタ追加 アーリオオーリオ(追加料金1,400円)
この日はまだお腹に大分余裕がありましたので、佐藤シェフにシンプルなパスタをお任せで追加しました。
いただいたのはアーリオオーリオ、良いですね~今食べるのにぴったりです。
ニンニクの香りと味をシンプルに楽しむパスタ、これはもうotthimoとしか表現できない美味しさです♪
◇ 五郎島金時の焼き芋 ビアンコマンジャーレ 和歌山産キンカン&富有柿
金沢の五郎島金時(さつま芋)を焼き芋にしたビアンコマンジャーレ(生クリームに砂糖を加えて煮固めたもの)、この甘さは甘いものが苦手な方でもいただけるのではと想像する味加減が、ちょっと絶妙で美味しいです。
ここに白トリュフをチラっとかける辺りが、普通のデザートよりちょっと贅沢さがあります。
白トリュフの香りをまとったデザート、こちらはスペシャルバージョンだそうです(笑)
◇ 小菓子はメレンゲ菓子とアーモンドとクルミを練り込んだ焼き菓子
◇ エスプレッソ
気付けば、トリュフの香りがふんだんに盛られた内容でした(^^♪
色的には華やかさは余り感じられませんが、食べれば分かるこの美味しさといった料理の数々なんです。
どちらかと言えば、田舎風な味わいなのですが、佐藤シェフのそこが真骨頂なのです。
ずっと変わらないスタイルが大好きです。
次回は翌週でしたね(笑)
クリマ ディ トスカーナさんの2020年の仕事納め、何がいただけますでしょうか、ワクワクしてます♪
いつも変わらないお店のこの雰囲気が好きです。
そしてここでしか味わえない美味しさが好き。
ありがとうございました。
ごちそうさまでしたヽ(^o^)丿
サングイナッチョの煮込みストラコットに舌鼓を打ちました♪
Facebookにある日、『クリマ ディ トスカーナー』さんの投稿が。
「イタリアの冬の名物料理!“サングイナッチョ”を仕込みました!」
豚の血(サングエ)を使ったクラシックなサルシッチャ(自家製ソーセージ)“サングイナッチョ”はトスカーナをはじめ、イタリアでよく食べられる料理です。
日本では豚の新鮮な血を仕入れるのが難しく、サングイナッチョを作るレストランは少ないのですが、当店では綺麗な状態の豚の血を仕入れることができました。
上記はお店のFacebookの投稿より抜粋させていただきました。
そんなお知らせを見たらじっとしていられません!
即座にランチを予約、「ブーダンノワールが食べたい!」ネット予約時にそうコメントしたあたくしの何とアホなことか!
ブーダンノワールはフランス、イタリアではサングイナッチョでした(笑)
※ お知らせが一点、クリマ ディ トスカーナさんに待望の個室が完成しました!
小さなお子様がご一緒でも、特別な一日の為に、佐藤シェフ念願の個室を現フロアーの一角に。
ありがたくも個室を我々が今回第一号として使わせていただきました。
大きな楠木を、個室の開放的な窓から一望できる素敵な空間、会話も弾み、美味しい食事を楽しめること間違いなしです。
コースはランチ Del cuore ~心を込めて~
《11月いっぱいは青森フェア開催中》
まずはコスタリパ ブリュット コスタリパ、イタリアで唯一樽で発酵、樽熟成シャルドネ100%のスプマンテから。
ベッラヴィスタ設立時の醸造家“マッティア・ヴェッツォーラ”氏は、フランチャコルタの呼称を発案された著名な方、イタリア最優秀醸造家賞を3度受賞した唯一の造り手です。
そんな素晴らしいスパークリングにもかかわらず、一杯1,400円で提供とは、ソムリエでもある佐藤シェフのワイン愛が感じられます♪
☆ ポッリエパターテ 南部太ネギ ウナギ肝 赤ワイン煮
スタートから、佐藤シェフ得意の田舎風煮込み料理的な一皿の登場です。
ローズマリーの香りも爽やかに、熊本県産の鰻の肝の苦みを、青森県産の南部太ネギの糖度の高い甘味で包み込んでいます。
とても創造力豊かな逸品に、気持ちがほっこりします。
☆ 小川原湖 白魚&シジミ ズッパディペッシェ 秋サラダ
青森県の小川原湖をイメージされた盛り付けなのかな(・・?
私にはこの一皿は、シェフが故郷を思いながら描いた絵画のように写ります。
その湖で有名なのが白魚と蜆なんですね。
シジミの風味が良く感じられます。
透きとおる生の白魚の鮮度の良さが、食べてその食感からも感じられます。
春菊に苦みがなく、誰でもが美味しくいただける一皿ではないでしょうか♪
☆ バヴェッテ 八戸白子 仙台根セリ
青森県八戸の白子をふんだんに使ったバヴェッテは、シェフの手打ちです。
もちっとしたバヴェッテに、白子のソースが絡みまくり、う~んこれは流石に美味し過ぎますって(^^♪
白子自体は滑らかで濃厚なのですが、不思議と爽やかな味わいに仕上げています!
セリの根っこは鍋にすると美味しいですが、そこは食感が非常に要かと、このバヴェッテの爽やかさは根セリとしか見当もつきません!
カリカリにしたパンをクルトンのように入れているカリカリッとした食感が白子のクリーミーさに映えています。
☆ サングイナッチョ トスカーナ風 レンズ豆と豚すね ストラコット
サングイナッチョを煮込み料理で出されるとは、想像もしていませんでしたが、これが凄く美味しいのです♪
ストラコットとは、トスカーナ地方でよく食べられている、田舎風の煮込み料理のことです。
豚のすね肉がトロントロン、レンズ豆など他にも数種類の豆が一緒に柔らかく煮込まれ、あっさりとした味付けにスパイスの風味も良く、実に美味い。
サングイナッチョは、スパイスがとてもいい塩梅に豚の血の匂いを感じさせない仕上がり、ブリットした噛み応えもとっても素敵です。
まったく血生臭ささや癖がなく、どなたでも受け入れられる味かと思います。
これが食べたくて来ましたが、流石です、期待を裏切らない美味しさに感動しました。
こちらをいただきながら、佐藤シェフのランプレドットが食べたくなってしまいました!!
☆ 新郷村 銀の鴨 青森トピナンプル イタリア秋トリュフ
“銀の鴨”
青森県十和田湖の新郷村で育てられた、フランスのバルバリー種です。
一羽一羽が“銀の鴨”になるように大切に飼育された鴨肉は、肉質もしっとりとして鴨らしいしっかりとした食感、運動をしているからこそのものです。
香ばしく焼き上げた、皮目と肉との間の脂が素晴らしい味わい、こんなに美味しい鴨をランチでいただけるなんて、有難いことです。
青森県産の菊芋のピュレが鴨に合いますね♪
マコモダケのジューシーさ、加賀蓮根の甘味も特筆すべきポイントです。
☆ カスタニャッチョ イタリア栗粉 ホワイトチョコムース
いつも思うのですが、クリマ ディ トスカーナさんのドルチェは美味しくって大好きなのです。
今回もまた秋の風を感じる栗粉を使った、トスカーナ地方の伝統の郷土菓子がお出ましです♪
シンプルな中に、栗の風味や甘味が薄っすらと感じられます、やっぱりここが好き(^^♪
☆エスプレッソwとハーブティー
青森県は佐藤シェフの出身地、その地の食材をふんだんに使った、地元愛溢れる料理に、シェフの人柄が垣間見えます。
その素材を活かしながら、余計なことは重ねない、シンプルな田舎風な料理は、おふくろの味、おばあちゃんの味に感じます。
いつもの笑顔での出迎えに、心が温かくなります。
やっぱりここが大好き♡
次回は、2020年の締めくくりに、『クリマ ディ トスカーナ』さんに伺います♪
佐藤シェフはじめスタッフ様、いつもありがとうございます<(_ _)>
ごちそうさまでしたヽ(^o^)丿
Passione~情熱~ スペシャルコース
連れの誕生日祝いに、大好きな『クリマ ディ トスカーナ』さんへ伺いました♪
今年、私の誕生日にも予約しましたが、コロナの影響で営業自粛要請の為に中止に。
昨年の11月以来の訪問、随分と久しぶりになってしまいました。
今回は予約時に、通常のコースではなく、金額の設定のみをシェフに伝え、内容は全てお任せしました。
ボリュームは控えめにして食材内容重視でと。
こんな我儘を快く聞き入れて下さり、佐藤シェフには感謝申し上げます<(_ _)>
Passione~情熱~ スペシャルコース 20,000円(税込)
連れはプレステージペアリング5種 10,000円(税込)
私はスパークリングと白を1杯、あとはノンアルコールスパークリングと自家製ジンジャーレモン。
腰痛が不安でしたので、今宵はアルコールは控えめに。
◇ アンティパスト
銀杏にカラスミの始まりの一口です。
銀杏は生産量日本一の愛知県祖父江町から、カラスミはその発祥の地と言われるギリシャ産(メソロンギ)です。
カラスミは日本の珍味と思っていましたが、実はギリシャ・エジプトが発祥の名産品、中でもメソロンギ産は、「ギリシャのキャビア」と呼ばれているようです。
走りの銀杏の緑の香りと、しっとりとした味わいまろやかなカラスミに笑みがこぼれます♪
◇ 八街おおまさり 北海道ホタテ イタリア産キャビア
トスカーナでよく食べられる白インゲンのスープをイメージして、今が旬の落花生をベースにした冷製スープです。
これが凄く私の好みにドンピシャ、茹でた落花生を食べているような味に、子供の頃、運動会で食べた茹で落花生を思い出しました。
落花生をすり流しにした様なスープに、茹でた落花生の実がコロンコロンと入っています。
キャビアが塩気が少なく生臭さも感じません。
キャビア本来の味を活かしたスープの味加減に、ホタテのフレッシュさを感じる火入れ、美味しい!(^^)!
◇ 銚子サザエ 和歌山の無花果 ウリサラダ
オクラ・オクラの花・マイクロきゅうり・冬瓜・そうめん南瓜達。
サザエのコリっとした食感に僅かに感じる苦み、それとは対照的な無花果の柔らかで甘味の強さが面白い組合せ。
色々な食材を一つ一つ確認する楽しさがあります♪
◇ カッペレッティーニ 館山の伊勢海老 フランス産フィンフェルリ
フィンフェルリ茸は杏子茸とも呼ばれるように、杏子の様な香りがするキノコ、イタリアではジロール茸として有名です。
イタリアでは高級食材、そこに伊勢海老と一緒に合わせる、佐藤シェフお得意のカッペレッティーニ、まずその香りの良さにノックアウトされました。
手作りのカッペレッティーニは小さな帽子の形で、中に色々なお肉とチーズやスパイスが入り、もちっとした食感で凄く美味しいのです。
あまりに美味しくて、パクパクと瞬殺してしまいました(笑)
◇ タリオリーニ グラナパダーノ イタリア白トリュフ
佐藤シェフが我々の前で、白トリュフをパスタにすりすり。
今年初入荷の白トリュフ、世界一高級なキノコを我々が最初にいただきます♪
すりおろしながら、素晴らしい香りが漂ってきて、またたびに興奮する猫状態に陥ります(笑)
手打ちのタリオリーニとバターにトリュフといたってシンプルなパスタ料理です。
でも、シンプルさが故に味わいが問われる難しいメニューですが、もう何も言うことがみつかりません。
冷めないうちに美味しく頂くだけです。
otthimo('ω')ノ
◇ 愛知本土ジカ 三陸の牡蠣コンフィ カルネクルーダ トスカーナ
連れがこの日一番と言ったのがこのお料理♬
生の鹿と牡蠣を合わせた料理、佐藤シェフが昨年より始めたそうで、今は更に進化していますと自信を滲ませています。
岩手の牡蠣を藁で燻してコンフィに、本土ジカは一度冷凍しものをタルタルにして合わせています。
各種ハーブやニンニクを効かせ、愛媛の媛プチ柑を搾り入れることで爽やかな風味を醸し出しています。
和に見えますが、まさにイタリアンなテイスト、シカ肉のさっぱりさと牡蠣のミネラル感が美味しく融合しています。
口当たりが軽いのですが、旨味はたっぷり感じられ、ちょっと驚きの美味しさですね(^^)v
◇ フランス産仔鳩 イタリア産ポルチーニ イタリア産秋トリュフ
ポルチーニはクタクタになるまでハーブと炒めて鳩の下に、それでも香りはしっかりと、秋の深まりを感じます。
仔鳩は皮目はパリッと、お肉のこの色味を見ただけでその柔らかでジューシーさが感じられます。
内臓も一緒に良く焼きの状態で、砂肝とハツのコリコリさに、レバーの柔らかさ。
私のこの日の一番のお気に入りはこの一皿です♪
◇ ティラミス イタリア産カスターニャ カカオの香り
クリマ ディ トスカーナさんではマロングラッセを作り販売もしています。
その時に出る商品にならない欠けた物を、この中に上手く取り入れています。
味は全く遜色がありませんので、無駄にしない発想でとても良いと思います。
そのマロングラッセもどんと一粒のってます。
私は大盛でお願いしてますので、かなりのボリュームなんです( ´∀` )
でも、美味しいデザートは別腹、ペロッといただいてしまいました。
◆ 佐藤シェフとスタッフ様が、ハッピーバースデーをイタリア語で熱唱しながら、連れのデザートプレートを大切にテーブルへ運んで下さいました。
連れの喜ぶ笑顔に、やっぱりここで記念日を迎えられて良かったと安堵しました。
メッセージも書いていただきました。
プレートはイタリア産の大理石、もの凄くひんやりとして重さは重量級なんです。
最初から最後まで心を込めていただき、ありがとうございます<(_ _)>
うん、やはり素敵なお店です♪
笑顔の皆様と再会できて、ほっとする思いです。
コロナの影響で、お客様も大分減っているそうですが、佐藤シェフ自ら髪を染め少しでも明るくなるようにと願っていると聞き、微笑ましくもありそんな気持ちの後押しができたらと感じます。
夏に「八ヶ岳高原ヒュッテ」でのレストラン営業は、毎日満席の大盛況と伺い、あ~行きたかったと思うばかりです。
2020年、クリマ ディ トスカーナさんの最終営業日に予約をさせていただき家路に。
佐藤シェフはじめスタッフ様、素晴らしい誕生日ディナーを用意してくださり、感謝致します。
ありがとうございました(^o^)/
では年末、食材の整理に伺いますのでよろしくです(笑)
ごちそうさまでしたヽ(^o^)丿
~パスティッシマ~Pastissima~
開店からもうすぐ2年を迎えるんですね。
『クリマ ディ トスカーナ』さん、雑誌【ドクターズレストランvol.8】に掲載されたりと、じわじわと注目が高まっている様子です。
今回は、佐藤シェフにお願いをして、コース外の裏メニューをいただきました。
“パスティッシマ”
佐藤シェフ、手打ちパスタが得意ですので、パスタ中心のコースで自ら命名した造語。
意味は<めっちゃパスタ>だそうです、楽しみ♪♪♪
予約時の話の中で、10,000円の設定でお願いします。
連れが、クリマさんでトマトソースのパスタを食べたことがないので食べてみたいとリクエストも伝えました。
★飲みもの★
スパークリング 1,400円
ペアリング・プレステージ3種 6,000円
貴腐ワイン 1,200円
(価格は全て税込み)
☆アニョロッティ イン ブロード コンポジション イタリア 冬トリュフ
温かいスープにアニョロッティ(指でつまんで作るパスタ)を入れた一皿目。黒トリュフの香りにオリーブオイルの香りが鼻腔をくすぐる、ほっとする味です。
☆コルツェッティ 紅葉 小笠原マンダイ 橙の香り
食べれる紅葉を入れたコルツェッティ(円形のパスタで家紋を入れたりするようです)はもちもちとした食感で、しっかりと紅葉を描いています。マンダイ(赤マンボウ)はサシとホホ肉の赤身の部分、サシはナイフで切れない程の堅さなのですが、食べるとコリコリとした食感、しばらくするとジュワーと脂が溢れてきました。一緒にバルサミコで漬けた大根や菊のピクルスといただくとその脂もあっさりと中和され、バランスを考えた冷たいパスタサラダです。
☆スパゲティ トマトソース バジル
連れのリクエストです。
コースの流れを考え、シンプルにお野菜とオリーブオイルで仕上げたスパゲティ。太い麺にソースが絡んでトマトソースのポテンシャルを余すことなく一緒に味わえます。パスタはモチモチで最高に美味しいです。
☆ファゴッティーノ 海老芋 トスカーナ白トリュフ クルミロースト
トスカーナ産(ワインの産地で土壌が豊か)のトリュフを佐藤シェフが摺りかけて完成。
その香りたるや、私達のテーブルを包み込む位に豊かなもの。素晴らしい!
本日のパスタ料理でNo,1です。
完成から20~30秒待つと、お料理の温度と油で一層香りが際立ちます。
ラビオリに海老芋が入るなんて、私達の大好きな食材の組み合わせにノックアウトです。
☆ラザニェッティ インテグラール 島根産イノシシ 水牛のブルーチーズ
全粒粉を練り込んだラザニアで、じゃがいもとピエモンテ産の水牛のブルー・ディ・ブッファラを巻いています。そちらを崩しながらイノシシと一緒にいただきます。
香り豊かなマッシュポテトと言った味わいですので、イノシシのお肉にとても合いますね♪ 肉質がしっかりとしたもの、なかなか野性味を感じる食感ですが、獣臭さは全くありません。噛むほどに旨味がジュンワリと、美味しい!
「今年はいのしし年、最後かな君が」 連れは面白いことを言って笑わせてくれます。
こちらにもトリュフの香りが、ブルーチーズの芳醇な香りとの共演は素晴らしいな!(^^)!
☆パンツェロッティ トーマ ロッビオーラ カリン マルメッラータ
シェフの得意なパンツェロッティの登場です。
北イタリアはピエモンテのトーマ(チーズ)とロッビオーラ(イタリア産ウオッシュタイプチーズ)を合わせたフィリングを、パンツェロッティで包み揚げています。見た目は揚げ餃子ですね♬
旬のカリンの赤ワイン煮と黒胡椒のソースでいただきます。
サクッとした食感にチーズの豊かな味わい、甘酸っぱいカリンのジャム、デザート一品目的な味わいです。
☆ネッチ 栗粉のクレープ トスカーナ風 スパイスクレーマ
フィレンツェの冬の風物詩、栗の粉を使ったクレープです。
ネッチと言うイタリアの栗に、栗のコンポートは南イタリア・アヴェリーノの栗を使用した、贅沢な栗のデザートです。
お店でマロングラッセを作る際に、形が悪い物をこちらに使用していますが、トスカーナ州のワイン、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノで煮ていますので、その美味しさ間違いなしです。
クリマ ディ トスカーナさんのデザート、本当に大好きです(^^)v
☆カフェ
私はエスプレッソダブル
連れはハーブティー
約3時間、素晴らしいランチを連れと共に過ごせました。
秋から冬への移ろいを感じさせるメニューの構成、さすがですね佐藤シェフの発想は。
今回は“マンダイ”赤マンボウを初めていただいたりと、いつもながら食材に驚きます!
市場にご自身が毎朝通いながら、その日の良い物を仕入れメニューを考える、ここが魅力的なポイントの一つです。
お料理の量をいつも気遣って下さったりと、本当にありがたいと思っています。
“パスティッシマ”
ただ単にパスタの種類と味付けを変化させる様な内容ではなく、ちゃんとコースとしての流れを意識したもの、とても素晴らしかったです。季節感のあるお料理は、いつもワクワクします。
この日は私は広島より、もみじ饅頭をお土産に持参したのですが、帰りにお店で作るマロングラッセをいただいてしまいました。そんなつもりではないのですが、こんなやり取りがとても嬉しくなります。
いつ来ても落ち着く店内、若いスタッフさんの元気な応対に素敵な笑顔、佐藤シェフの美味しいお料理、大好きなんですここが。
皆様、ありがとうございました。
また来年も通いますので宜しくです。
美味しかった♪
ごちそうさまでしたヽ(^o^)丿
ロバをいただいてシマウマ ロバですロバ(^^;
この日はマイレビ様お二人をお誘いして『クリマ ディ トスカーナ』さんへやってまいりました。
R様にC様、わざわざ御越しいただきありがとうございました。
お店の前の大楠はライトアップされ、一段と神々しく感じてしまいます。
あれ、お店の大窓に店名が入ってます! 先月訪問時には気が付きませんでした!
確認した所、お客様よりお店が分かりづらいとの指摘が多いそうで用意したそうです。
本日は、Desiderio熱い想い12,800円(税込)をいただきます。
先ずは私より皆様に感謝を込めてフランチャコルタを、宴のスタートです。
☆パルマ産生ハム・佐藤錦・京都で造られたモッツァレラチーズ
さくらんぼのシーズンに入ったんですね、甘酸っぱさが生ハムとモッツァレラと、う~んフランチャコルタが進んでしまいます♪
☆佐島の真蛸・長崎のアナゴ トスカーナ風ズッパ
冷製のスープです。蛸を丸ごと煮込み叩いたスープは、ローズマリーを効かせつつアナゴを合わせています。トスカーナではアナゴはよく使う食材だそうです。ハーブと白ワインがベースの蛸とアナゴのスープ、初夏らしいですね。黒胡椒を練り込んだグリッシーニをポリポリ割り入れていただきました。
☆館山の障泥烏賊 サルディーニャのカラスミ 野辺地カブ 白瓜
神経締めしてから一度冷凍した障泥烏賊、繊維を壊すことでねっとりとした甘みがより際立っていますね。そこにサルディーニャのカラスミを盛り付けています。青森の野辺地カブと白瓜のピクルスが付け合わせで一緒にいただきますが、めりはりが効いてバランスがとってもいいです。サラダ感覚でいただくイメージで美味しい♬
☆ニョケッティ 伊勢の伊勢海老 春の豆たち
小さなニョッキと呼ばれるニョケッティは当然佐藤シェフの手打ちパスタです。伊勢海老のみそを使ったソースの香りが抜群ですね~、皆様からの歓声が聞こえてきます(^^♪ そこに春のお豆(そら豆・スナップエンドウ)に伊勢海老のブリブリっとした身を、贅沢な一皿に心がときめきます♪ お皿の周りにはパウダー状にしたグリーンピースを、全てをまるっとパクリ。旨~い旨~いと旨いの二乗です。
☆ラヴィオリ 鶉のサルシッチャ イタリア産サマートリュフ
鶉の卵を茹で卵にしてバルサミコでマリネし、ラヴィオリの中には卵黄に見立てサフランを効かせたチーズを入れています。そこにざく切りにしたサマートリュフがこんもりと! サマートリュフは香りが弱いのでザクザクと食べて食感と香りを楽しむようにした佐藤シェフのアイディアが素敵ですね。鶉のサルシッチャもコロコロっと、色んな食感に香りに味わいが一皿にまとめられたパスタ料理、凄く美味しいです(*^^)v
☆天然 郡上鮎シエナ風 丸ナスにドライトマト
ローズマリーとタイムを効かせながらコンフィした郡上鮎を、焼きナスをローストし、ドライトマトとアンチョビのソースで一緒にいただきます。頭から尻尾まで全てを味わい尽くします。これは絶妙な組み合わせです! 美味しい凄く美味しいです♬ このソースはドライトマトの酸味がほんのりと感じられ、焼きナスの味わいもいいです。、アンチョビの塩加減がまた鮎のコンフィに合いますし、イタリアンの鮎のお料理、いけますよこれは。
☆ロバ(ヴェネト産)サーロインのグリル サマーポルチーニ
人生で初めてですロバさん。ロシナンテを食べるなんてΣ(・ω・ノ)ノ!
メニューを拝見した際には、これは非常にまずい展開だ⁉ まずいよまずいよ(味の表現ではありません)窮地に立たされた気分と表現を直しましょう。羊も克服していないのに、ロバさんだなんてハードル高すぎ君です。
お皿が提供されましたが、香りがしませんね。サーロインですから脂身が入るロバさんと対峙します。
先ほどシェフの説明では、牛と馬の間のような味ですよと。なら大丈夫かも。
美味しいじゃないですかロバさん。肉質が牛や馬よりもしっかりとした噛み応えで、味は何も知らなければ牛だと感じます。
やはり馬にも近いようで味わいはやや淡白、脂身もしつこくなくて甘さが感じられます。これは美味しいお肉です!(^^)!
ソースはイタリアのサマーポルチーニとハーブを合わせていますので、口の中に拡がる香りが素晴らしいです。
付け合わせは、青森県産の姫竹とワラビです。
人生初にして最後かもしれませんねロバ、全く癖が無くて淡白な味わいをじっくりと楽しみました。
佐藤シェフ、脂が苦手な方がいらっしゃるとお伝えしたので用意していただいたのだしょうね。
ありがとうございました。
☆本日のチーズプラッター
お二人の歓声が上がりましたね。ヤッターと言う気持ちです。
3種類のチーズを楽しめます。あれとこれ、それもと楽しんでらっしゃる姿に、安堵の思いです。
☆パンナコッタ 白バルサミコジュレ 青森のカシス
甘い物が苦手な方がいらっしゃるのでとお願いしたデザートがこちら。
フランベルと言うビスケットを砕いた物と混ぜながら頂きます。とっても滑らかなパンナコッタにバルサミコとカシスの酸味が爽やかです。ほんとだ、甘さ控えめですがとっても美味しいデザートです。シェフにこれまた感謝です。
今回ご一緒していただいたマイレビ様、時々歓声が上がる情景から、私と連れは一安心いたしました。
数日前から連れと連絡を取りながら、もうすぐだね、大丈夫かな~とちょっと不安もありました。
でも、佐藤シェフのお料理を是非とも味わって貰いたかったものですから、今回この様な場を計画させていただきました。
お二人とも遠い所からありがとうございました。
※お土産
クリマ ディトスカーナ特製マロングラッセ
こちらはイタリア産の高級マロン(イガの中に一粒だけ入っている栗)を、高級ワイン(トスカーナ州ブルネッロ ディ モンタルチーノ)を使い甘さとコクの中に上質な味わいを加えた手作り。ここでしか味わえませんよ。
上に金粉を散らしたりして、お洒落じゃないですか。
私の感想、これは他のマロングラッセとは大違いですよ美味しさがΣ(´∀`)♪
佐藤シェフはじめスタッフ様、何から何までありがとうございました。
とても楽しく美味しくあっという間の約4時間、いつものようにとお願いしましたが、そうですね、感謝しかありません。
また伺いますね~。
ごちそうさまでしたヽ(^o^)丿
初夏を感じながらゆっくりと寛げる場所('ω')ノ
久しぶりに、いや今年初めての訪問です、佐藤シェフたいへんご無沙汰しておりますm(__)m
『クリマ ディ トスカーナ』さん、私が一番好きなイタリアンのお店です。
お店の前の、大きな楠も緑の葉をたたえ元気そうです。
あっ、お店の大きな窓越しに佐藤シェフと目が合いました。
お客様への接客中でしたので、軽く会釈してお店の入口へ。
こちらのドア、とても重厚で重いんですよ!
このドアを開けるたびに、色々な思い出が蘇ります。
最初に訪れた際、当時は女性のソムリエ様がいらして、お店の前を熱心に箒で掃き掃除をされていたんです。
女性ソムリエ様との会話から、こちらとのご縁がスタートしたんです。
彼女が寿退社されたのは、とても悲しかったのですが、きっと今でもお元気に素敵な笑顔で頑張っている事でしょう(^^ゞ
本題に戻りましょう。
本日のコース Desiderio~熱い想い~12,800円
スパークリング 1,400円
ワインペアリング・プレステージ3種 6,000円
グラッパ 1,100円・貴腐ワイン 1,200円
アクアパンナ 800円
サービス料別途10%
「写真お撮り忘れ無きようにお願い致します」
佐藤シェフ、笑っちゃいますって(笑)
過去数回こちらで撮り忘れ、もう一皿いただいたりしてまして(笑)
食べログあるあるですよね皆様(^^♪
★長崎の枇杷をパルマ産生ハムと一緒に
最初のこの一口からのスタート、スパークリングは抜栓したて、泡がシュワシュワっと軽快です♬
★三陸の馬糞雲丹 カッラーラ風スペルト小麦とラルド(自家製バラの塩漬け)
カッラーラ地方はイタリアでも一番美味しいラルドを作る産地との事ですが、カッラーラ風のサラダを今回スープ仕立てにしてみたそうです。サラダにはズッキーニを使う事からスープはズッキーニがベース。
爽やかなほんのりバラが香るズッキーニのスープに、ウニの甘さが一層引き立ち、初夏らしい冷製スープに仕上げています♪
黒胡椒を効かせたグリッシーニをポリポリと一緒にいただきます。
※カッラーラは大理石の産地として有名で、ラルドは大理石の中で熟成させ作られるそうです。
★小笠原諸島父島のホウキハタ(6~7Kg)
私達の来店に合わせてお店で3日間寝かせていただいたそうです。
いつもありがとうございますm(__)m
桜の葉を使った緑のソース、さやだいこん・大根の花・天然のクレソン・フランス産キャビアと一緒にいただきます。
まさに初夏の一皿、新緑を思わせる緑が心穏やかに静めてくれます。
クエとも呼ばれる高級魚です。やや薄く引いているので、食感も良くとても上品な味わい。寝かせただけに甘さが何割か増している様な美味しさです。
桜の葉のソースは爽やかな味わいにオリーブオイルと相まって、ホウキハタの旨味をさらに味わい豊かに昇華させています。
凄く美味しい!(^^)!
★バヴェッテ 常磐のアナゴの燻し ルーコラ 島らっきょ
卵黄で優しく柔らかな食感に仕上げたバヴェッテ、合わせるのは旬に入った常磐の穴子。稲わらで軽く燻した柔らかなスモーキーフレーバーがバヴェッテに重なり、ルーコラの辛みと初夏らしい味わい。佐藤シェフが得意とするパスタ料理にいつもながら魅了されます♪♪
★ストラッキーノのラヴィオリ 仔羊のサルシッチャ フランス産トランペット
シェフが得意なパスタ料理、次はストラッキーノチーズを中に詰めたラヴィオリの登場です。自家製の子羊のソーセージ(サルシッチャ)に合わせるのはトランペットきのこ、このソースが力強い味わいで、先ほどのバヴェッテとは違った美味しさがあります♪♪ 上にはカリカリに仕上げたペコリーノトスカーナ(羊のチーズ)。子羊のお肉に羊のチーズΣ(・ω・ノ)ノ!
あたくしの越えなければいけないハードルが目の前に!!
なんて大袈裟に書きましたが、こちら全く嫌な臭みではなく、むしろ好ましい香りに包まれた一皿です。ありきたりな表現しかできませんが、凄く美味しいんです(*^^)v
★ロワール産白アスパラ ヴェネトの仔ウサギ イタリア産サマートリュフ
ヴェネトの仔ウサギを白アスパラと一緒に焼き蒸したお料理です。タイムを中に忍ばせ、サマートリュフの外皮を合わせ香り良く仕上げています。仔ウサギは言うまでもなくとても柔らかな食感、癖がないのですが、しっかりとこくがありとても美味しいです。
白アスパラは春の贈り物、6月頃まで楽しめますね♪ 瑞々しい味わいが大好きです。
上にはサマートリュフの千切りがたっぷりと! 連れと最初は牛蒡だねと(笑) トリュフのスライスではなく千切りです!
サマートリュフの香りは強くないので、むしろむしゃむしゃと食べる食感とその香りを楽しんでもらいたいと、佐藤シェフの思いが詰まったお料理となっています。アスパラソバージュの緑がちょっとあることで、雰囲気が変わります♬
以前は仔ウサギと聞いただけで、その愛らしさから食べるなんてと思っていましたが、人とは変わるものですね。美味しいと思ってしまうのですから、怖い怖い。
★青森短角牛サーロイン 赤葉玉ねぎ焼き蒸し トスカーナの香り
イタリア・プーリア州のそら豆をくたくたに煮ただけのソースに、青森の短角牛のサーロインのジューシーな旨味が抜群に合いますね! そら豆のシンプルさがより短角牛の旨味を際立てているんです。佐藤シェフ、これは素晴らしいです。私達の好みに合わせていただいたと勝手に解釈しちゃいます。
短角牛は別名「赤べこ」と呼ばれ青森では古くから飼育されてきた和牛です。広大な大地で太陽の恵みをたっぷりと受けた牧草を食べ、たくさん運動して育った健康そのものな牛さんです。
合わせる野菜は、青森産姫竹と蕗、千葉の八街の赤葉玉ねぎをグリルしてます。
★本日のチーズプラッター
種類が多くてレビューできませんので、ここは写真だけでご勘弁願います。
私は日本産のチーズを選択、連れは各地のブルーチーズを食べ比べで楽しみました。
★2色のグレープフルーツ ヨーグルトクリーム マローブルージュレ
グレープフルーツのコンポートを、器にしたパイ生地を崩しながらいただく爽やかな酸味がすっきりとした味わいのデザートです♪♪
★エスプレッソとハーブティー
前回訪問から半年が経過しましたが、私達が大好きなお店の味と素敵な笑顔のもてなしは依然と全く変わらず、この居心地の良さにいつも長居をしてしまいます。
変わった事が少し、新たなスタッフ様と初対面した事。若きソムリエを目指すスタッフ様がワインの勉強を重ねている事が感じられた事。佐藤シェフの右腕の調理スタッフ様が、イタリアへ修業へ旅立つ事。
少しずつ変化はありますが、お料理に関してはずっと変わらない、佐藤シェフのスタイルを本日も堪能させていただきました。
今回どの料理も美味しくいただきましたが、中でも小笠原諸島父島のホウキハタが素晴らしく美味しかったと印象として残っています。シェフ自らが市場に毎日自転車で通いながら、食材を見て季節感に満ちた料理を想像する。このスタイルがとっても大好きな味で通ってしまうんです。
では、来月もこのスタイルでお願い致します。
とっても楽しみにしています♬
皆様、いつも温かく迎えていただきありがとうございます。
ごちそうさまでしたヽ(^o^)丿
クリマ ディ トスカーナのChristmas
8月訪問時に予約させて頂いたこの日のChristmas dinner、待ちましたね~(^^♪
メニューの価格設定など全く決まっていない中予約をするって、どんだけ気が早いのかと我ながら笑ってしまいます。
10月頃でしょうか、佐藤シェフより連絡を頂きコースを決定。
「量は抑えて内容を充実させましょうか?」
そんなシェフの提案に嬉しくなります。いつもコースの後半でお腹がいっぱいになってしまうので、メインの量は少なくしてもらってましたから。
Christmasに相応しい『クリスマスT』16,800円(税込み・サービス料別途10%)
T=トリュフ そう、クリスマス トリュフコースです♬
プレステージペアリング5種 10,000円
プレステージペアリングハーフ 7,000円
シェフおまかせチーズ3種 3,000円
Capezzana デザートワイン 1,500円
Capezzana Chardonnay 1,000円
メニューを拝見し、驚きの内容に連れと思わず笑顔です!(^^)!
佐藤シェフ曰く「食べて頂きたいものが多くて困りましたよ。削って削ってこの内容となりました。」
この言葉からも、シェフの引き出しの多さが垣間見えます♫
さぁスペシャルコースの始まり始まり♪
☆最初の一皿
今年最後の銀杏にパルマ産生ハム、そこに北海道産ホタテとトスカーナのサラミを一口サイズで。
☆アニョロッティ イン ブロード カッポーネ 黒トリュフ
カッポーネは去勢鶏の事です。イタリアではクリスマスは七面鳥ではなく、去勢鶏を頂くそうです。生後間もなく去勢した雄の鶏肉、なんとなく内股のおかま鶏さんを想像してしまいます(笑)
そのお出汁が黄金色に輝き何とも言えないスープ。これは深い味わいです。さっぱりとした鶏のいい脂と旨味が凝縮されています。そこに黒トリュフの香りが重なり口に拡がる芳醇な味と香り、旨い!アニョロッティの詰め物はカッポーネ。
佐藤シェフの新たな一面を頂きましたよ♪
☆神津島金目鯛 インサラータ ルッソ キャヴィア
伊豆諸島神津島の金目鯛、海老や伊勢海老を餌に育つ金目鯛の蓄積された香ばしさや旨味に佐藤シェフこだわりの逸品です。
中には細かく刻んだ根セロリやたまねぎにんじん、さらに甘エビを忍ばせていますよ!透き通る金目鯛に中の甘エビの赤が映り込み、ピンク色に染まった見た目にも美しいです。金目鯛からとったお出汁で作られたソースの柔らかな味にイタリア産キャヴィアの塩見がいいバランスのサラダの様な一品。根セロリの食感と風味が金目鯛に合いますね(*^^)v
☆北海道産白子 バカラマンテカート ビーツの香り
白子を塩漬けの鱈で頂くバカラマンテカート。塩漬けの鱈を水で戻し香味野菜で炊いてピューレ状にしビーツと合わせてピンク色のソース、鱈の味が濃厚で白子との共演は素晴らしいの一言。白子の火入れも絶妙です♪
☆トロフィエ 伊勢海老 アーティーチョーク
佐藤シェフの得意なパスタですね(^^)/
一つ一つよじって作るトロフィエを今回伊勢海老にアーティーチョークと合わせてきましたよ♪私が一口いただくと連れより「やっぱり伊勢海老からいったよね(笑)」それはそうですよね~目の前の美味しそうな伊勢海老を放置する訳にはいきませんから!トロフィエのもちぷにょな食感がいいな~。伊勢海老の味がパスタによく馴染んで旨旨ですよ皆様。またアーティーチョークを素揚げにしたものとそのまま調理したものとの味のコントラストが楽しいんですとても。
お皿は楠邸さんより受け継いだものです。
☆栗粉のカンネッローニ 島根イノシシ 白トリュフ
トスカーナでは栗の粉はたくさんの料理に使われるそうですが、今回シェフが用意したのは栗があるところにはいのししが居るとの発想からイノシシで攻めてきました。来年の干支は“イノシシ”一足早く取り入れたんですね♬
トスカーナの白トリュフの香りがたまりません!あたくしの鼻がフゴフゴ鳴ってしまいます(あたくしの鼻の鳴りはイノブタかしら)。美味しい!まさに佐藤シェフの味ですねこれは。濃厚な中に栗の甘みがワンポイント入りとても食べやすい味わいにまとめています。量もこの位が私達には程よくて良かったですよ♪♪
☆北海道ヒグマ フランチェズィーナ 赤玉ねぎ 黒胡椒
シェフが私達の為に残して置いて頂いた“ヒグマ”さんです。
最初に言っておきます、これはびっくりの旨さでしたΣ(・ω・ノ)ノ!
臭みは全くありません!わたくしジビエの強い香りが正直苦手なので、メニューを見た際、これはまずい展開になるのか(・・?そんな気持ちがありました。脂身の美味しさ、なんてさっぱりとしているんでしょう! 肉肉しい腿の部位の噛み応えに旨さがにじみ出てくる、う~んこんなに美味しいのくまさんたら。冬眠前に栄養をたっぷりと蓄えたくまさんの脂ののりはピカイチです。猟師さんの血抜き処理がいいから臭みがお肉にまわらないんですね。赤玉ねぎの甘みと少し酸味があるソースに黒胡椒のインパクト、絶品です。加賀蓮根が肉料理にとてもいい脇役です。こんなに美味しいくまさんを取っておいてくださったシェフに感謝致します。
☆短角牛 フィレ肉 八街キクイモ 黒トリュフ
イノシシ・くまさんに続いてのお肉は牛さんです。何故イノシシは呼び捨てなのか。なんとなくです(笑)。
このお肉の赤い色を見ただけで美味しさが伝わります。肉質はしっかりとしていますが硬いのとは違います。これも噛めば噛むほどに旨味がぎゅぎゅ牛っと出てきます。キクイモのまったりとしたソースが短角牛の食感と味わいにまろやかさをプラスしています。添えられたアザミが牛蒡に似た味で美味しかったな~♪♪♪
☆可愛いクリスマス限定のデザート
いちごにクリームの顔を乗せた可愛さ満点のサンタさん。食べるのを躊躇しましたが、それも一瞬のみ。いちごからパクリといただきました。ソリに見立てた生地はエスプレッソを僅かに漬けただけとの事ですが、これがあっさりとしたティラミスの風味があって美味しい。ティラミスの原型がこのデザートだそうです。
クリマ ディ トスカーナさんのデザート、とっても美味しんですよ皆さん(^^)/
☆ハーブティー
今年はこちらへ六回訪問させていただきましたが、いつも違ったシェフの料理が楽しめるんです。
料理の幅がどれだけ広いんですか?
それがどちらも私達の好みにピタッとはまってしまっているのが通う理由なんです。
佐藤シェフにもお伝えしましたが、来年は広島での生活となりますので、今年程には顔を出せなくなります。今年の締めくくりで数件大好きなお店へ伺っていますが、まさか広島転勤を伝える事になろうとは。
来年こそ、大好きなマイレビ様をご招待したいと思っております。
その際は佐藤シェフ、宜しくお願いしますね。
あ~素敵なクリスマスディナーを頂きました。
18:30の予約から気付けば21:30を過ぎてしまいました。
今日も私達がとりを務めさせていただく事に(^^ゞ
佐藤シェフをはじめスタッフ様、今年大変お世話になりました。来年もまた帰省の際寄らせていただきますので、また楽しくお願いします。
ごちそうさまでした('ω')ノ
Autunno~秋の入口~
美味しいイタリアンが食べたくなりました。考えるまでもなく『クリマ ディ トスカーナ』へ行こうかな~となります。
前回訪問の際は、“真夏のトスカーナを食べたい”とリクエスト。そんなリクエストに応えてくれるお店ですので、今回は秋を感じられるお料理を用意下さるだろうと勝手に思い、予約時にリクエストはせずに訪問しました。
やはりありがたくも、まさに初秋を感じられるお料理に巡り合いました。
今回はランチ<Del Cuore心を込めて> 6,000円
飲み物 MATTIA VEZZOLA BRUT スパークリング 1,400円
CAPEZZANA Chardonnay 1,200円
TENUTA LUCE Toscana 3,500円
ACQUA PANNA 800円
価格は税込み サービス料なし
CAPEZZANA こちらはここのお店でしかいただけないワイン、とても軽やかでフルーティー、大好きです。
LUCE 赤ワインですが、一口目はあっ軽い口当たりと思いきや、二口目からはあれれ凄くしかっりとしたとてもふくよかな奥深さを感じますよ!こちらが子羊のお料理に抜群に合ってました。
★スペルト小麦 ウズラ豆 サルシッチャ
温かいスープです。華やかさはありませんが、これがトスカーナの郷土料理らしい所ですね♪この温かさがほっとする時期になりました。ウズラ豆(ポルロッティ)をスペルト小麦(千葉の契約農家より)と一緒にスープにし、豚のサルシッチャとローズマリーと共に頂きます。ウズラ豆の甘みとサルシッチャの塩気がとても相性がいいですね。食べるスープと言った感じの、トスカーナでよく頂くスープだそうです。最初から食べ応えがあるお料理に、食欲の秋がスタートです。
★小肌マリネ 洋ナシ 茗荷 小カブ 菊花 ブルー
この冷前菜がびっくりする程に美味しかったです!(^^)!
佐藤シェフが今朝市場で求めてきた小肌を軽くマリネ、三種類のビネガーを使っています。米酢・白ワインビネガー・白バルサミコ酢をバランスをみながら調合し、酸味もありながら、角が立ち過ぎずまろやかなマリネに仕上げています。そこに洋ナシや茗荷に小カブを合わせ、さらに上には菊花とブルー(ゴルゴンゾーラ)のマリネを添えてます。
この組み合わせが素晴らしくとても美味しいんです!酸味・甘み・食感に香りとバラエティに富んでます。小肌はお寿司にもできそうなマリネ(酢漬け)ですが、やはり酢が強すぎずまろやかな甘みに、洋ナシのフルーツの甘みに茗荷のシャキシャキな食感と独特な風味、そこにブルーチーズのマリネの濃厚な味に塩気が絶妙なバランスでいただけました。
発想力が豊かですね佐藤シェフは。美味しい組み合わせがいつもながら秀でています(*^^)v
★バヴェッテ 青森県小川原湖白魚 ルコラセルヴァティカ
佐藤シェフの代表的なパスタ、バヴェッテを今回はシェフの出身地青森産の白魚をふんだんにかけて頂きます。小川原湖が白魚の漁獲量が日本一だとは知りませんでした。お料理を通じて新しい発見があるのは、美味しさを味わう上でも楽しみがあっていいですね♪季節は春から秋口がとても美味しいそうで、生の白魚を軽く蒸して苦みがあるルコラセルヴァティカと合わせてバヴェッテと共に。グルテンフリーのパスタの食感はもちふわで、今回合わせた白魚の食感とどことなく似ており、塩気と苦みのとてもシンプルな味わいで、美味しい、実に旨いです(^.^)
★カペレッティ ムジェッロ風 ノーザンルビー イタリアポルチーニ
こちらも佐藤シェフお得意の帽子型をしたカペレッティです。わたくしの前に提供されるや、物凄くフレッシュなポルチーニが香ってきます。カペレッティの中には、ノーザンルビー(じゃがいも)を詰めてますが、これが香ばしい感じがするじゃがいもでした。シンプルなトスカーナらしく仕上げているそうです。もうこちらは何度も頂きましたが、食材を色々と変えながら味も変化し、美味しいとしか表現ができません。もちもちなカペレッティにポルチーニ茸の食感、素晴らしくBuono!
★ニュージーランド子羊 背肉 胸腺肉 ピエドムートン ペコリーノ
佐藤シェフ「羊祭り」とおっしゃってます( ´∀` )
子羊の背肉と胸腺肉をローストし合わせ、ピエドムートン(羊の足と呼ばれるキノコ)とペコリーノ(羊のチーズ)を添えています。ペコリーノはトリュフが中に入って香りが豊かです。味わいがジューシーであったり、肉肉しかったりと食感の違いがまた楽しいんです♪またペコリーノの香りが羊にまとわり、ピエドムートンの食感とまあ楽しく美味しく頂けましたよ♪♪♪
骨の周りのお肉もナイフでそぎ落として頂きましたが、これがお肉と塩のみの仕上げでシンプルなんですが、素晴らしく美味しいですね!子羊の柔らかさと旨味にあたくし降参です、参りました('ω')ノ
★チェンチョ トスカーナ 2色のサツマイモ 秋仕立て
サツマイモのデザートです。チェンチョ(トスカーナの揚げ菓子)を割って食べますが、ぱりぽりとしたプレッツェルの様な感触です。サツマイモがクリームであったり、甘く煮て小さく添えられたりと、秋のデザートで旨いですね~大好きです♪
★ハーブティ
こちらのトスカーナ料理は、どちらかと言えばイタリアの田舎の郷土料理といったイメージです。
そこが私と連れ合いがドンピシャとはまってしまった所です。今まで食べたイタリアンとは一味違うお料理に惚れてしまいました。佐藤シェフのお料理の引き出しが多いのが魅力ですね。
今回で5回目の訪問ですが、食材を変えながら常に新鮮な感動が味わえます。
本日も非の打ちどころがみつかりません!
落ち着いた店内にジャズが静かに流れ、大人の空間が素敵です。
今回もご近所の方が気軽にランチを楽しまれたりと満席でした。
馬場さん(先日退職された女性ソムリエ)が居ないお店は、やはり華やかさがかけた感はぬぐえませんが、新たな若いスタッフも頑張って学びながらこれから成長されるでしょうから、今後の躍進に期待してますね(*^^)v
佐藤シェフ、いつもながらの素晴らしいお料理のオンパレードに、終始ため息が漏れてしまいましたよ。
想像力豊かな組み合わせは、もう感動の旨さで脱帽です。
次は何をどの様な形で頂けるのか、ワクワクが止まりません。
クリスマス前に、もう一度来れたらと思います。(クリスマス凄く楽しみにしてますね)
今日も素晴らしいお料理に温かいもてなし、何よりも素敵な笑顔をありがとうございました。
ごちそうさまでした。
~真夏の夜~出会いと別れ
暑さもだいぶ和らいだ本日は、大好きな『クリマ ディ トスカーナ』さんへディナー訪問です。
最近、予約で満席の状況がFacebookで上がっているのを見るにつけ、やっぱりかなと少し嬉しい気持ちです。
だって、美味しんですから、至極当然だと感じます♪
予約時に「真夏のトスカーナを食べたい!」とリクエストした今回は、佐藤シェフよりまさに夏を食を通じて感じるお料理を用意していただきました。
コースは、Clima風土 ¥9,800(税込・サービス料別途10%)
ワインをペアリングで。
☆シャインマスカット 生ハム
前回一品目で写真を撮り忘れ、もう一皿追加(結果サービスしていただきました♪)した事、馬場さん(女性ソムリエ)憶えてらして、お気遣いいただきました(笑)嬉しいですねこんな会話が(^^♪
パルマ産生ハムの塩加減がマスカットの甘さをより引き立て、定番メニューですが、とても楽しい始まりのお料理です。
☆岐阜 鮎 白瓜 オクラ
この一皿は特別に佐藤シェフが用意して下さったと聞き、連れ合いともう感激しました。ありがとうございます。
綺麗な器の下には氷が敷き詰められ、ひんやりとした冷製スープ、どちらかと言うと食べるスープです。
オクラと一度火入れした白瓜、真ん中には岐阜の天然の鮎、スープには鮎の内臓も全て使ったお出汁を冷製で。群馬県水上の胡瓜農家さんが胡瓜の味噌汁を飲まれている事をシェフが見て、とても衝撃を受けたそうなんです。胡瓜を熱い味噌汁の具にしても美味しんだと。それから試行錯誤を重ねられ作られた今回のスープ。鮎自体が生ですと胡瓜や西瓜の香りがする川魚ですから、瓜との相性がいいんでしょうね。白瓜が火入れする事で食感が柔らかいのですが、お出汁と一緒にいただくととても瑞々しく爽やか。鮎が焼かれた風味がまた香ばしさも残し、内臓の苦みがほのかに感じられる秀逸なお料理です。食べ応えもある和テイストな逸品に、シェフの料理に対する実直さを今回改めて味わいながら実感しました。ブラヴォー(^O^)/
☆茨城 アナゴ 無花果 夏サラダ イタリアキャビア
一本丸々の穴子をイチジクの葉っぱで一度マリネし、ロール状にして蒸してます。そこに合わせるのは黒イチジク・赤オクラの花・赤オクラの若葉・水茄子・ルッコラなど。ソースはオリーブオイルにハーブを合わせてます。穴子だけを最初にいただきましたが、イチジクのほのかに甘い香りが拡がります。さらに黒イチジクや野菜と合わせていただくと、なんと瑞々しく爽やかなお料理なんでしょう!素晴らしいです。穴子をこの様な調理でいただいた経験はないです。う~ん美味しいです。ふっくらとした食感がまた楽しいです♪♪こちらもスペシャルメニューとして用意いただきました。ありがとうございますm(__)m
☆トロフィエ 北海道 ウニ トマトクリームソース
佐藤シェフお得意のパスタ料理の一皿目トロフィエ。卵は使わないショートパスタで、一本一本をシェフお一人が手でよじりながらつくられたパスタは、なんて表現したら伝わるのか、とても悩んでしまうような食感です。“もちふわ”こんな感じですかね。それぞれがねじりや太さが少しづつ異なるまさに手作り麺で、このひねり部分に北海道の海水雲丹(紫雲丹)のトマトクリームがとても絡み、パスタとソースのお味が口の中にふわっと拡がります。凄いですこの美味しさ!私と連れ合いの感想としては、佐藤シェフが作られるパスタは何度もいただきましたが、毎回新しい出会いがあるんです。雲丹の甘味がトマトクリームとまったり濃厚なソースにも関わらず、最後まで飽きのこない美味しさは絶賛します!
☆ラヴィオリ リコッタ 釧路 蝦夷ジカ イタリアカルチョフィ
リコッタとスパイスを入れたラヴィオリ、見た目は夏に咲く向日葵みたいです。餃子とおっしゃる方もいると思いますが、夏の表現として向日葵がぴったりなのではと。釧路の蝦夷鹿にアーティチョーク(カルチョフィ)の組み合わせ。甘くてホクホクな食感に粗くミンチにした鹿肉の組み合わせは抜群に美味しいです。ラヴィオリとリコッタのお味も間違い無し!鹿肉の旨味がラヴィオリとも合います。もう二人してパクパクとあっと言う間に完食しました('ω')
☆北海道 仔牛 ランプレドット ジロール スパラジス
仔牛を一頭今回入手されたそうで、その内臓をイタリア料理伝統のランプレドット(牛の内臓煮込み)に。どの部位か見た目には分かりにくくなるほど煮込まれた内臓は、とろけますよ!ジロール茸・スパラジス(天然の高級なキノコではなびら茸が和名)の芳醇な香り、更にはチーズの香りに包まれて、ちゅるりと食べられてしまいます。ランプレドットいと旨し!内臓は全く臭みは無く、下処理が丁寧になされているからこそなんでしょう。
☆青森 北の里自然牛 3種のペペジャム ヴェルモットジュレ
シェフ出身地である青森の茶色い短角牛。シェフ自らが現地に赴き、どのような環境で育てられているのかご覧になったそうです。感想は「自由だな」山中で普通にゴロンゴロンしたり草を食んだり寝っ転がったりとストレスフリーな環境なんだそうです。八甲田山麓でほぼ100%自然に放牧された牧草牛はなかなか手に入らないそうですが、今回は争奪戦で何とかサーロインを入手し、しっかりと熟成させじっくりとグリルしたスペシャルメニューです。お味はみっちりと肉の旨味を力強く感じる秀逸な物。素晴らしく美味しいとしか表現ができません。黒胡椒・花山椒・ピンクペッパーを使ったジャム。このジャムがおもしろいです。香辛料のジャムは初めていただいたと思います。口にするとまず甘味が拡がり、間髪入れづにスパイシーな辛さが追従してくる、なんとも楽しい香りも素晴らしいジャムです。またこれがお肉の旨味を引き出して、噛めば噛むほどジューシーな中に適度な脂の甘さを感じさせる、いい仕事するんです(^o^) 黄色いビーツに八街の新ごぼう、あとは金時草を添えています。新ごぼうの香りが素晴らしく美味しいです。金時草のぬめっとした食感も良いです。何と言ってもやはり牛のお肉の美味しさがたまりませんよ!
☆本日のチーズプラッター
三種類のチーズを選びます。添えられた蜂蜜がこれ美味しいんですよ。レザーウッドと言うタスマニア蜂蜜なんだそうですが、国立公園の原生林に自生している花の蜜で、採取が許されているのは三名のハニーハンターのみだそうです。一瓶のお値段聞きましたが、やはり高いです!だいたい200g位の瓶で¥3,500位するんですって!甘さは控えめなんですが、旨味が爽やかな感じがします。選んだチーズとの相性は間違いないですね。
☆ネクタリン ヴェルモットジュレ
旬のネクタリン、梅酢のジュレとヴェルモットジュレ。ヴェルモットは白ワインにニガヨモギなどの香草やスパイスを配合して作られるワインだそうです。大人なデザートです。キリットシャープなお味です。上に可愛くオキザリスの葉が添えてますが、みんなハートなんです。愛を込めて作ってますよとシェフの心の声が伝わってきました(^^)v
本日も気付けば私達二人がラストとなりました(笑)
入店より約3時間30分、食べて飲んでしゃべって笑って、リラックスしてしまうんです。短角牛ではないですが、ストレスフリーなんです(^^♪
90歳以上の親子のお客様が本日いらしてました。私たちの後ろの席でしたが、お料理一品一品に対して称賛の言葉が聞こえてます。馬場さんに聞きましたが、90歳以上の常連様が6名いらっしゃるそうですが、お一人は100歳だそうです!凄いですね!老いも若きも、私のようなおじさんも大好きなイタリアン、大好きです(・ω・)ノ
ソムリエの馬場さん、今月で寿退社なさるそうです。
なんでしょう、ジーンときてしまいました。喜ばしい事なんですが、我々には寂しい限り。最初店先を掃除されている時にかけていただいた優しい物腰の会話から出会いは始まりました。
彼女のソムリエとしての知識は、葡萄の生産農家の歴史から栽培環境、はてはそのワインの特徴を表現し伝える技量、いつも全てをまかせてきました。
二回目からは名前で呼んでいただき、笑顔での出迎えにお料理の的確な説明と。
馬場さん、いろいろありがとう。
あなたが不在の『クリマ ディ トスカーナ』寂しくなりますね。
でも、佐藤シェフとスタッフ様が新しいお店作りをなさると思います。(既に新しいスタッフが二名働かれ、馬場さんの後任のソムリエさんも近くいらっしゃるそうです)
結婚おめでとう。健康に気を付けて、幸せな家庭をご主人と築いて下さい。
【 最後に、千葉屋の大学芋、美味しかったでしょ(*^^)v 】
早い話ですが、今年のクリスマスはこちら『クリマ ディ トスカーナ』で連れ合いとディナーで伺うように予約させていただきました。せっかちなものでして、思い立ったら直ぐ行動(笑)
皆様、本日も温かいもてなし、ありがとうございました。
クリスマス前に、ランチかディナーでまた伺いたいと考えています。
ごちそうさまでした。
通ってしまう大好きなお店
本日は3回目の訪問です。前回まではランチでの訪問でしたから、初めてのディナーに期待が膨らみ、予約時間30分前には到着です(笑)
お店の前の楠の大樹がライトアップされてます。いいですね、この大樹を眺めると心が平穏に包まれ安らぎを感じます。
小雨が降る梅雨の季節の蒸し蒸しとした憂鬱な気候でしたが、入店するや、馬場さん(女性ソムリエ)の素敵な笑顔での出迎えに曇りが一気い晴れました。
本日は“Desiderio” ~熱き想い~
9品 ¥12,800(税込・サービス料10%別途)
ワインペアリング3種 ¥3,200(税込)
ワインペアリング5種 ¥5,500(税込)
どなた様も私が5杯と想像なさると思いますが、実は逆でして、連れ合いが5杯のセレクト。理由はともあれ、連れ合いは非常にお酒との相性が素晴らしく抜群で、飲めば飲むほどに瞳が輝いてくる体質なのです(笑)
ペアリングは馬場さんに身を委ね、ただただ説明の素晴らしさ、お料理との間違いないセレクトにこっくりとうなずくのみです。
こちらは、シェフが市場で仕入れたその日の食材でメニューを構成されるので、ワインとの相性も馬場さんは事前にシェフと相談しながら、ご自身の知識と融合して決めているそうで、結構大変なんですよと笑われてました。
本日も、ペアリングでは出されない“Cuvee Rose”ロゼの発泡酒からスタートです。
最初の一口
☆鴨のハツとメロン
鴨のハツを自家製のハムにし、丸いメロンと共にいただく一口サイズ ここでハプニング発生!最初から写真を撮りわすれる失態をおかしパクリ!あ~やってもうた(;^ω^)ここは素直にもう一皿追加をお願いしました(笑)以前にもそのような失態はありましたが、オープニングからは今回が初めて。いやいや焦ります本当に!
☆ファジョッリ カンネリ 宗谷 ホタテ
白いんげん豆の冷製ピューレ状のスープ。中にはスペルト小麦の全粒粉で作ったまばらに切ったパスタと、宗谷のホタテをレモンバームとバジルでマリネした物、それにカリカリっとパンチェッタを炒めています。ホタテの甘味が、パンチェッタの塩味との加減で際立ち、全粒粉のパスタがとてもいいアクセントの一皿です。う~ん美味しい!
☆北海道甘エビ インジミーノ イタリアベネト産キャビア
甘エビは、お出汁をジュレ状にし絡め風味を加え、その上に赤い海老の卵とキャビアを散らしてます。セロリの葉っぱのジェノベーゼソースにスナップいんげん、モロッコいんげん、おかひじき、ルッコラセルバチカをインジミーノ(ニンニクとお出汁で野菜をくたくたに焼き炒め煮にする調理法)した物を添えてます。セルバチカはピリットした辛みが若干感じられ、甘エビやキャビアとソースでいただくと、とても爽やかな優しい味わいです。見た目にも緑の濃淡に海老の赤ピンクが白いお皿に映えて美しいです。美味しい!
☆バヴェッテ 茨城アナゴ燻製 八街島ラッキョウ
佐藤シェフお得意のスペシャリテ・バヴェッテ(手打ちパスタ)です。本日は麦が香り甘さがあるスペルト小麦(千葉の契約農家で作られた)の全粒粉を少し加えたバヴェッテ。旬の茨城産の穴子を燻製にし、八街の島ラッキョと共に軽くトマトソースで絡めてますが、ラッキョのシャキシャキな食感と麺のムニュムニュとした中に、穴子のスモーク香る絶品パスタですね~。Buono(^O^)/
☆リゾット イタリア生ポルチーニ 北海道仔羊 サルシッチャ
今頃からが旬のポルチーニ茸を贅沢にたっぷりと使用したリゾットに、北海道産仔羊のサルシッチャ(腸詰め)を合わせ、香りが素晴らしい絶品料理です。かぐわしい香りとはまさにこのような鼻腔をくすぐるものなのでしょう。お米はイタリアのカルナローリを使用してますが、熟成米をリゾットに使用する訳は、お米の水分吸収率が過熱した際に古米の方が新米より高くなり、リゾットの様に最初に炒める工程で吸収率が非常に高まり、旨味をたくさん吸ってくれる事と、粒がしっかりしている事で割れにくく、アルデンテの硬めに仕上がるからです。なんて知ったかブリブリしてますが、今の世の中ググって検索でえっへんです(^-^;
とてもお米が固めな状態ですが、とてもチーズの濃厚な味わいにハーブが爽やかさを演出し、とてもイタリアンらしい秀逸な料理です。美味しいな~!
☆ヴェネト馬ハツ ドイツ白アスパラ エルボリナート コーヒー
今頃から始まったドイツの白アスパラがとても太く長く、お~なんて立派なのでしょうか!写真が撮りづらいたらありゃしない(笑)ヴェネトの馬の心臓(かなり大きいそうです、そりゃそうですよねお馬さんですから)をエルボリナートコーヒーに漬けたブルーチーズのソースで供されますが、アスパラのシャキシャキとした食感にハツのコリっとした食感が合いますよ~。ハツは臭みは全くなく、食べやすいお料理です。
☆茨城仔鳩 インカの目覚め フランスルバーブ
乳のみ仔鳩と呼ばれる餌を食べる前の鳩をローストし、赤茄子とインカの目覚め、ルバーブといただく初夏のお料理です。内臓(心臓・砂肝・レバー)はかなりしっかりと焼いてますので、ちょい苦な味。若い仔鳩だけに、とても肉質は柔らかく、いい味してますよ。
☆本日のチーズプラッター
とても個性豊かなチーズ達から、3種類をセレクトして
☆ラヴィオリ グランデ 2色パパイヤ ココナッツ
今回初めて提供を開始する新作のドルチェです。期待わくわく(^^♪
ラヴィオリグランデはまさにラヴィオリ(パスタ)。中にドルチェ用のリコッタと卵黄に見立てたパパイヤのコンポートを添えて、フレッシュな春ウコンのソースと青パパイヤのサラダ。これはかなり食べ応えがあるドルチェに見えますが、ペロっとたいらげてしまう程に美味しく楽しいデザートです。いいですね~夏をイメージしたような取り合わせが季節感があって素敵です。うまうまですよこれは!(^^)!
☆エスプレッソ ハーブティ
本日は満席です。そして二組の方がお誕生日でのディナー、ハッピーバースデーをお客様全員で。
来年の誕生日はここにしようかな、などと考えてしまいました(笑)また一つおじさん度アップになるのか~(^-^;
おじさん度ではなく、高感度が上がればいいのにな~。
やはりディナーでのメニュー構成は、軽やかな大人なイタリアンと感じました。三回目ですが、全くお料理が重複するものが無く、どこまでも新鮮な感覚でいただけ、ますます佐藤シェフの世界に引き込まれてしまいます。
馬場さんともくすくす笑いながら楽しい会話が弾み、我が連れ合いと共に、「何言っちゃてるの」的な事を指摘されました(笑)気付けば、私たち二人しかお客様はおりません。楽しくてつい長居をしてしまいました。
次回は8月、真夏のクリマ ディ トスカーナを体感しに参ります。
美味しいお料理と楽しい一時をありがとうございました。
ごちそうさまでした。
素晴らしいお料理と温かいおもてなし
5月4日に訪問した際、とても美味しい料理と温かいおもてなしを受け、感動した気持ちを、どうしても連れ合いにも共感してもらえたらと、早速2度目の訪問です。
本日実は、既に4月に予約をしていた“某サローネ”さんをキャンセルしての『クリマ ディ トスカーナ』さん訪問でした。某サローネ様 お許しくださいね。
訪問時天気も快晴で、ご近所のお子様連れ親子が大きな楠の脇のちょっとしたスペースで遊ばれています。大きな楠が皆さんを見守っているようなどっしりとした景色、とてもいいですね。風が爽やかです。
本日も“Del cuore 心を込めて”をいただきました。
ネットでの予約ですませてしまったので、前回のメニューなのかな?そう思っていました。が、全く別の献立を用意してくださりました。シェフの目利きでその日に入った食材でメニュー構成をしてくださってました。
飲み物は三種のワインペアリング
今回はお店のご厚意で、最初の一杯は泡をいただきました。通常はペアリングには泡は提供しないとの事ですので、感謝いたします。
《MATTIA VEZZOLA BRUT》
シャルドネ種の使われた、由緒正しきスパークリングとの事。シャンパーニュやフランチャコルタと同様、厳密な品種製造方法で作られているが、もっと気軽に楽しんでもらいたいとの生産者の考えから、あえて正規認定品と厳格化してないそうです。泡がとても肌理細やかで立ち昇り、香り味共に素晴らしい逸品です。
《CAPEZZANA Chardonnay》
前回もいただき、これは外せないと思いこちらはリクエストさせていただきました。クリマ ディ トスカーナこちらでしかいただけない白ワインです。芳醇な香りととてもシャープな味わい、美味しいです。
《CAPEZZANA Carmignano》
カルミニャーノ赤、お肉料理今回は八甲田自然牛に合わせてのセレクトを二種紹介いただきましたが、やはりカペッツァーナをいただきたく選択、この味わい深さはやみつきになる私個人にはとても相性が良い赤です。美味しいな。
◎女性ソムリエ、馬場さんのワインの知識とその歴史的な観点からの説明には、本当にすごいと思います。ここに記載しようと思いましたが、あまりの奥深さに私なんかが簡単に書いてしまってはいけないと感じました。馬場さんの探求心がどんどん奥へ深く知識を求め今に至るのだと。素晴らしいです(^^)v
~チポッラータ 新玉ねぎ リコッタ エストラゴン~
トスカーナの温かいお料理チポッラータ、新玉ねぎの香りが運ばれた時よりもう鼻腔をくすぐってます。エストラゴンの香りとこの玉ねぎの香りの共演がすごくいいです。お水にお塩、オリーブオイルのみで作られたスープは、食材の旨味を最高に引き立てるとても美味しい一皿です。リコッタチーズのさっぱりとした甘味が全体をまろやかに演出していいバランス。
~モウカの星 ウイキョウ バルサミコ トスカーナの香り~
メニューを拝見し、モウカの星?なんぞや?モウカってまさかモウカ鮫なのか?ってことはフカヒレですか?頭の中は?のオンパレードです(笑)
これがびっくりの初体験食材【モウカ鮫の心臓】ですってΣ(・ω・ノ)ノ!
見た目はレバ刺しです。色合いもまさにレバー色。鮫の心臓の刺しなんて、食べた事な~い!心臓だけに、食べる前からドキドキ動悸(笑)
食感はハツです。焼き鳥のハツなんかと同じようなちょっとこりこりとしてます。バルサミコでまずいただきましたが、全く臭みがなく癖もないお味。レバーとは全く違う味わいです。添えられた西洋タンポポに春菊と心臓でくるっと巻いて食しますと、お野菜のそれぞれのほろ苦さがいいアクセントとなり、絶妙な取り合わせです。佐藤シェフの食材の調和を想像したお料理に感銘しました。鮮度が余程良くなければいただけないスペシャリテです。おそれいりましたm(__)m
~バヴェッテ 駿河湾シラス ジェノヴェーゼ 豆たち~
モロッコいんげん、スナップエンドウ、じゃがいものジェノバソース。このソースには松の実を使用せず、アーモンドで合わせています。松の実の脂が非常に強く重くなりすぎてしまうので、敢えて変えられているそうです。軽やかな味わいで、レモンバームを効かせたシラスの味が生き生きと感じられ、とても優しい味わいの手打ちパスタでうまうまです。
お皿はリチャード・ジノリを使用しています。
~ムジェッロ風カペレッティ ヴェネト 仔うさぎ イタリア産白アスパラ~
佐藤シェフの得意なカペレッティ、前回もいただきましたが、今回は合わせる食材が変わり、とても楽しみな一皿。帽子型のラビオリにじゃがいもを詰めたカペレッティは、どことなく天心を思わせる形状、そんな事を馬場さんに話したら、まさにシェフが作られる手先は中華職人の様な手つきだそうです(笑) 今が旬のヴェネトの仔うさぎを丸ごと一羽煮込んでほぐしたお肉に、白アスパラをたっぷりと合わせた、佐藤シェフ渾身のスペシャリテ。美味しすぎてパクパクあっと言う間にたいらげました(笑) 連れ合いも、Buono!そう頬っぺたを人差し指でぐりぐりしてます。
~八甲田自然牛 サーロイン アンチョビ ローズマリー~
青森県の短角牛サーロイン(佐藤シェフのご出身地は青森県青森市)。入荷してから一か月ほど自家熟成をかけ今が最高の食べごろに仕上げたサーロインですが、サーロインとは思えないようなナチュラルな脂加減で、とても「肉ですよ~!」って主張してます。素晴らしいですこのお肉!肉の旨味が噛めば噛むほどにじんわりと口に拡がり、あ~赤ワインが絶妙な味わいに思わず目を閉じてしまいます。口から鼻へ抜けるお肉の豊かな香り、五感で味わうメイン料理に舌鼓をうちますね。添えられた葱ぼうず、葱の花ですよねこれって!食べましたら、あ~ら美味しい。普通に葱の味と香りで、食感が楽しいです。あとはアスパラソバージュと金針菜(生薬にも用いられる薬効成分が豊富なワスレグサのつぼみ)。ソースはアンチョビとケッパーをベースに牛のお出汁を加えた、うまうまソース。お肉との相性がまたよろしいですねこのソースは。肉の旨味を全ての食材とソースで味わえる、メインに相応しい一皿です。凄く美味しいです。感動の一皿!
~ビアンコマンジャーレ ルバーブ バジル ミント グリッシーニ~
ビアンコマンジャーレとは、イタリアのデザート白い食べ物と言われるそうで、今回はマスカルポーネチーズとフロマージュブランの二種類のチーズを使ったムース。ルバーブのジャムを炭酸水で割ったスープに、苺とバジルをあしらえた、バジルとミントのグリッシーニが香る、見た目に美しく、香り豊かな、美味しいデザートでした。
~エスプレッソダブルとアメリカン~
二度目の訪問で気付きました。こちらのイタリアンは、爽やかでお腹に重くないトスカーナの風が吹くお料理だと。シンプルに食材の旨味を引き出す為に、手間暇をかけられる佐藤シェフの料理への情熱を感じる事ができました。連れ合いが申しておりましたが、本日のお客様の年齢層が幅広いんです。馬場さんがおっしゃてましたが、本日のお客様(満席でした)は一組を除いて、全てリピーター様との事ですので、やはりこのお腹に優しく美味しい佐藤シェフのお料理は、どなたでも気軽に召し上がれるんですね。
元々、このビルが建つ前には、『楠亭』と言う日本でフレンチの先駆けの様な、一軒家のレストランがあったそうです。着物を召されたお客様で非常に賑わっていたそうで、今でもその当時を知る方が、こちらクリマ ディ トスカーナさんへいらっしゃるそうです。楠亭のオーナー様は他界したそうですが、奥様はご健在でこちらに食事にみえるそうで、今のこのお店の内装や調度、雰囲気に非常に満足なさっているそうです。落ち着いた雰囲気の中に、静かにジャズが流れ、ゆったりとした雰囲気で、食事をゆっくりと楽しむ空間が、楠亭のイメージを残しているそうです。馬場さん、話しながら目頭がゆるんでますよ。いけない、目頭がゆるむ現象は伝染するんですね。
楠のコーヒーカップやお皿は、楠亭さんより譲りうけた品だそうです。伝統は受け継がれてます。
次回は、6月のディナーを予約させていただきました。
ディナーはどんなお料理に出会えるのか、今からわくわくしてます。
佐藤シェフをはじめ、馬場さんにスタッフ様、温かいおもてなしをしていただき、ありがとうございました。連れ合いもとても満足したと申しております。
ごちそうさまでした。
素敵な出会いに心から感動しました
本日はイタリアンを食べるべく色々と食べログ散策。昨年12月18日オープンのお店に興味を覚え早速予約しました。
お店の目印は、大きな楠がお店の前に鎮座しており、お店の名前は表記されてません。が、とにかく文京区保護樹木に選ばれている大樹ですから、このご神木のようなクスノキを見つければお店は目の前です。もうそろそろ小さなお花が咲くそうです。
女性スタッフ様がオープンの準備をされている時に到着、すぐに「こんにちは」と声をかけていただき、何か素敵な予感がピピっときました。
ドアがとても重厚です。お店側では、ちょっと重いので替えようかと検討しているそうですが、私個人的にはとてもいい雰囲気を出しているので、このままがいいな~と感じます。
最初に、佐藤シェフが挨拶にお見えになり、期待は膨らむばかりです。
とても気さくな方ですが、実は人見知りをされるそうです。女性スタッフよりの裏情報です(笑)
本日のコースは『Del Cuore 心を込めて』
¥6,000(税込・サービス料なし)
なんて素敵な言葉でしょう、もうお料理に対する姿勢、お客様をもてなす姿勢が表現され、また実際に終始納得のもてなしを受けました。
~始まりの一皿~
グリーンピース 山形認定豚 サルシッチャ
グリーンピースの色鮮やかな濃厚スープ仕立てに、サルシッチャ(自家製ソーセージ)を取り合わせた、とてもアツアツな一皿。上にはグリッシーニが添えられ、スープととてもマッチした食感が楽しいです。山形認定の豚さんは、お肉の旨味と香辛料が絶妙な塩梅で、こりゃ旨いです!アツアツの濃厚さが、お腹に優しく刺激をもたらし、スタートからテンションマックスになりました。
~冷前菜~
下田産金目鯛 イチゴ ミント 春仕立て
金目鯛のカルッパチョですが、イチゴとミントの組み合わせは今回が初めてです。金目鯛は皮目も残しているので、食感がしっかりしておりとても脂ののりが上品です。それにイチゴのほのかな甘み、白バルサミコの酸味、ミントの爽やかな風味が完全に混然一体となった逸品!バランスがいいです。美味しい。シェフの目利きが素晴らしいんです。金目鯛は伊豆の下田の物のみ使用するそうですが、甲殻類を餌としているので、身にも甲殻類独特の旨味や香りが感じられのだそうです。
~パスタ1~
バヴェッテ 江戸前スミイカ 山菜 チェリートマト
シェフが、イカスミをパスタに和えて良いですかと直接確認していただきましたが、お歯黒なんてあたくし気にしないもんね全く!(^^)! イカスミパスタ大好きで~す。こちらは今の時期限定のパスタです。手打ちのロングパスタは、ストレスを与えない手法での手作り、食感はもちもち感ではなく、ムニュムニュとしたもので、イカスミのソースとの相性は抜群です。ウドを中にタップリと入れ、上から烏賊の卵と白子をあしらった絶品パスタ、美味しいですよこりゃたまらん。イカスミってなんでこんなにいい味をかもし出すんでしょうね。
~パスタ2~
ムジェッロ風カペロッティ 阿寒湖小鹿 福岡産筍
佐藤シェフの得意なカペロッティ。小さな帽子と言う意味のパスタに、ムジェッロ地方の特産のジャガイモを生クリームとチーズを加えた詰め物とし、阿寒町の小鹿を香味野菜とハーブで煮込んだソースと筍をさっとローストし添えてます。う~ん、香りが素晴らしい!筍の無機質な味が、濃厚なソースとパスタと相まって、シャキシャキな食感が秀でてます。鹿肉の塩加減がジャガイモのパスタと、こりゃすんばらしいですよ皆様。美味しいです!
~メイン~
ピエモンテ ファソーネ牛 芯々 花ごぼう 花山椒
子牛より少し大きいが、成牛までは成長していない牛さんで、お肉の色はピンクがかってます。こちらを軽くローストし、新ごぼうと一緒に食しますと、なんとも言えない香り、ごぼうの風味豊かな味が、とてもしっとりとしたお肉とハーモニを奏で、花山椒のフレッシュな香りが鼻腔をぬけ、とても一言では表現しつくせない味わいです。ごぼうのソースがまた風味がよろしいんです(^O^)/
~ドルチェ~
カンネッローニ ピスタチオ 春の花たち
お花畑をイメージされた、とても美しいデザートです。筒状のカンネッローニ(パスタ)にミントを入れ、ゼリーで表目を覆う形に仕上げ、中にはピスタチオのクリームを忍ばせてます。八王子で無農薬で栽培された食用のお花を散りばめ、ソースはイチゴやブラッドオレンジ、マンゴーにミントの香りをのせて添えられてます。今まで食べたドルチェの中でも、抜群に美味しいと感じます。カンネッローニのもちもちの食感とピスタチオのクリームが素晴らしい取り合わせで、Buono!
~カフェ~
エスプレッソをダブルでいただきました。
ワインを今回ペアリング(3杯)していただきましたが、女性スタッフ様のセレクトと料理との相性が素晴らしいと感じました。特に最後の赤に関しては、樽の香りがたまらなくいいですね。2杯目の白はCAPEZZANAというシャルドネですが、日本ではこちらでしか飲めないそうです。う~ん、そう言われたら今回3杯で¥3,200(税込)は激安な気がします。
女性スタッフ様、元々はフレンチの厨房で料理を作られていたそうです(ひらまつや数件のフレンチレストランに在籍)。こちらの佐藤シェフと巡り合ってより、ソムリエとして接客をなさるようになったそうです。胸に輝くソムリエバッチは大きな物でした。
シェフ自らが各テーブルを回り、料理の説明や談笑なさる姿勢が、とても素敵です。こちらのイタリアン『クリマ ディ トスカーナ』今後確実に人気店になる予感がします。料理は季節感満載の、見た目にも美しく、味わい深いイタリアン。接客に関しては、シェフを先頭に他のスタッフ様も素敵な笑顔での対応。店内にはジャズが流れるとてもゆったりとした時間が過ごせます。席の隣との空間もゆとりがあり、会話もきにならない距離です。特質すべきは“トイレ”が清潔でいい香りに包まれてます。
こんな素敵なイタリアンレストラン、皆様今の内かもしれませんよ。今後間違いなく人気店になるように思いましたから。
佐藤シェフをはじめ、スタッフ様に感謝申し上げます。
素敵な出会いができました。最後になぜか、涙腺がゆるんでしまいました(笑)年齢と共に感動するとついゆるんでしまいます。
また絶対に伺いますので、その際はよろしくお願いします。
どうも、ありがとうございました。
ごちそうさまでした。
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goro58397
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goro58397さんの他のお店の口コミ
店名 |
クリマ ディ トスカーナ(Clima di Toscana )
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受賞・選出歴 |
イタリアン 百名店 2023 選出店
食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2023 選出店 |
ジャンル | イタリアン |
予約・ お問い合わせ |
050-5594-7980 |
予約可否 |
予約可 アレルギー食材、苦手食材お持ちの方は必ずお伝えください。 |
住所 | |
交通手段 |
丸の内線•南北線•大江戸線 後楽園駅A1 出口より徒歩9分。 本郷三丁目駅から260m |
営業時間 |
|
予算 |
¥15,000~¥19,999 ¥5,000~¥5,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、iD、QUICPay) QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T4010001226688 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10%(ディナーのみ) |
席数 |
30席 (テーブル15卓) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 24人、立食時 50人 |
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可) 2〜6名様用の半個室となります。 |
貸切 |
可 (20人~50人可、20人以下可) |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキング有 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、バリアフリー、プロジェクターあり、無料Wi-Fiあり、車椅子で入店可 |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、ヴィーガンメニューあり、ベジタリアンメニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可(バースデープレート)、ソムリエがいる、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(小学生可) 通常4歳児より入店可。 |
ドレスコード | カジュアルフォーマル。 |
ホームページ | |
公式アカウント |
https://www.facebook.com/pages/category/Italian-Restaurant/Clima-di-Toscana-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%9E-%E3%83%87%E3%82%A3-%E3%83%88%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%8A-1470354883082393/?__nodl&ref=external%3Awww.google.com&_rdr
https://www.instagram.com/clima_di_toscana/
|
オープン日 |
2017年12月18日 |
電話番号 |
03-5615-8258 |
備考 |
* 月曜日はお休みさせて頂く週もあります。念のためご確認下さい。 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご報告をお願いいたします。報告フォーム
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木曜日のランチ、大好きなイタリア料理のお店、〝クリマ ディ トスカーナ〟さんへ予約の上伺いました。
2018年5月に初訪問、以来佐藤シェフの料理に惚れ込み、この日で26回目の訪問となります。
(食べログ休止中に一度訪問)
お店の前にそびえる巨木、“本郷弓町のクス、に出迎えられ店内へ。
サービススタッフ、シニアソムリエの坪井さんと挨拶、しばらくすると調理場から佐藤シェフも挨拶に顔を出して下さいました。
この日お願いしたのは、
【Ambrosio 神】ランチ 15,400円(税込)
※コース名は、神々が召しあがるような優美な料理、そんな意味合いだと思います。
<入院し量が食べれなくなりましたから、通常の2/3のボリュームでお願いしています。写真では少なく見えると思いますが)
☆ ファリナータ トスカーナ風
冬のミネストローネ 北海道 白子&タラコ
☆ 自家製フォカッチャとパン
☆ トンノデル キアンティ
フランス 仔ウサギ 千葉 菜の花
☆ トロフィエ
地御前 牡蠣 仙台 根セリ
☆ ラヴィオリ
新玉ねぎマスカルポーネ
イタリア ビアンケットトリュフ
☆ サングイナッチョ
豚の血ソーセージ トスカーナ風
イタリア オルツォット
☆ くまもとあか牛サーロイン
千葉 ニンニク 茨城 レンコ
☆ トルタディチョコラート
カプリ風 長崎 藍 シチリア塩
☆ カフェ&パスティッチーニ
★ マッキアート
★ 自家製ジンジャーレモン
★ アクアパンナ
個々の料理の説明は省略しますが、ほんとどれも素晴らしい料理ばかりです♪
佐藤シェフのイタリア料理愛を感じる、私にはこの上のない美味しい料理です。
もちろん、高佐スーシェフの右腕があればこそだと思います。
まだまだ未長くお付き合いさせていただきたい
たいですこちらとは♪
OTTIMO
その一言に尽きます。
ごちそうさまでした