池袋２丁目、トキワ通り「みつわベーカリー」。【51st】 : みつわベーカリー

池袋西口のパン屋の雄、みつわ。

地元のパン屋である。

前稿と同様、ずっとアップしていなかったので、写真があったモノだけアップしておく。


人気の「シャノンブレッド」、皆はどうやって食べているのだろう？

以前も書いのだが、深夜の焼き立ては、ぜひ、手ちぎりで食べて欲しいと思う。
もちろん、食べる大きさにカットしてからではあるが。

で、翌朝まで残ったモノは、ぜひやや強めにトーストして欲しいと思う。
そのままでも美味しいのだが、トーストすると、甘さと香ばしさのハーモニーが何とも良い。

今回は、ソレだけのレビューである。


「シャノンブレッド」(756円)、「メイプルナッツ」(972円)と、ずいぶん高くなった。

何気に、高級「焼きそばパン」(302円)も好きなんだけどね。(笑)

ごちそうさまでした。


（文責：京夏終空、2024.5.24）
（363件/3.67）

池袋西口のパン屋の雄、みつわ。

地元のパン屋。
「みつわベーカリー」とフルネームで呼ぶ地元民は少ない。
「みつわ」である。

ずっとアップしていなかったので、写真があったモノだけアップしておく。


前回まで書いているように、地元民として、深夜族として、利用価値の高いパン屋である。

昔は、「アップルパイ」も含め、３枚看板のようだったが、最近は、「シャノンブレッド」と「メイプルナッツ」が２枚看板のようになってきた。


この店の「クロワッサン」、どちらかと言えば昨今のサクサクカリカリ系のモノではない。
バター感の押し売りもしていない。

昭和の頃にあった、奥ゆかしくも、豊潤で淡いバター感の余韻が何ともイイ感じのクロワッサンである。


（文責：京夏終空、2024.5.24）
（363件/3.67）

池袋西口のパン屋の雄、みつわ。

地元のパン屋。
よくよく考えると、決して安くないよな。

でも、深夜に焼き立てパンが買えるパン屋だから、深夜料金だと考えればアリかも知れない。
ソレに、素材感の優秀さは紛れもない。

好みで、ああだこうだはあるが、この店のパン、食べ過ぎたとしても、妙なモノが入っていないから、食後や、その後の状況も至極良好である。
コンビニパンを調子に乗って同量食べたら、後からこみ上げてクルのである。

美味しくて、身体にも良いなら、選ばない手は無い。
と、長年通っている。


こんなに長年見ているのに、度々新商品に出会う。

「カジキマグロカツサンド」(300円)　――　写真３枚目の通り。

一昨年ぐらいから全粒粉のサンド系のラインナップで、新商品がよく出てくる。
別に白身魚フライのサンドもあるのだが、ソチラはウスター系のソースベース。

コチラは、複雑な味わいのソースだった。
酸味もあり、きっとフレンチとかイタリアンとかで使われるソースの一種なんだと思われる。
ソチラの方面に詳しい方がいたら、ぜひお聞きしたい感じの方向性。僕は素人でよくわからない。
生玉ネギの良さを引き出し、辛さを抑えてもいる感じ。
あと、香辛料もソチラ寄り。

「辛口カレーパン」(210円)、昔の本格的カレーに何か１つ２つの香辛料が足されている感じ。かなり辛め。コレ、昔からずっと食べているヤツ。

「シャノンブレッド」(648円)、おそらく僕が一番食べている食事パン。であるが、甘さもあり、菓子パン寄り。
メープルナッツとともに、この店の２枚看板。

「メープルナッツ」(864円)、今回は、カット商品だったが、コレのファンが多い。
繰り返しになるが、パン屋で、夜の20時とか、23時に焼き立てが食べられるコトがスゴい。

他にも、コーンブレッド、ケーキマフィンなど。

いつも、お世話になっている。
ごちそうさまでした。


（文責：京夏終空、2021.8.28）
（158件/3.65）

僕の愛用の地元のパン屋。

コロナ禍で、仕事から地元に戻ってくる時間には、もうほとんどの店が開いていない。

そんな中で、僕の心とお腹を満たしてくれる、「みつわベーカリー」のパンたちである。


今まで、もう何度も書いている「シャノンブレッド」(648円)、「メープルナッツ」(864円)をベースに、いろいろなパンを追加して購入する。

前回も、いろいろなパンの写真の掲載をしたが、今回も、直近で食べたモノを掲載した。

価格シール（税別）を添付したので、各々の詳細は各写真に委ねる。


以前も書いたが、池袋西口はいわゆる「街のパン屋」的な店が２店舗しかない。
ココ、「みつわベーカリー」と、「池袋ローゼン」である。

西口側の駅に接続する東武百貨店には、パンリゾッタ・・ポンパドウル・銀座木村屋・サンチノ・ブールアンジュ・デイジイ東京などが、西口側の地下街にはヴィドフランス・アンデルセン・浅野屋などが、また、駅近にはHOKUO、銀座に志かわなどもある。

しかし、こういうコロナ禍の状況下、全ての店が閉まってしまうのだ。


池袋西口人はパンを食べないか？

と、言うと、そうではない。

コンビニ、である。
恐ろしいほど多くのコンビニがあるエリアである。

僕も、棲家から徒歩３分圏内に、セブンイレブンが５店舗、ファミリーマートが４店舗、ローソンが１店舗など大手３社だけでも10店舗ある。徒歩５分に広げたら、上位２社だけでも、セブンイレブン９店舗、ファミリーマート８店舗になる。
これでも、ファミリーマートは、この数年の間に３店舗ほど減った方なのだ。

コンビニのパン。
僕もたまに食べるが、やはり、こういう街のパン屋で食べ続けていると、保存料や妙な味わいが気になるときがある。

今の人は、もう慣れてしまっているのだろうが、一度、期間を決めて断ってみたら、わかると思う。


何も、パンに限らず、コンビニ弁当などもそうだ。
僕自身も、慣れてしまっているモノもあるし、必ずしも否定するわけではないのだが…。


（文責：京夏終空、2021.7.11）
（157件/3.65）

♪戻ってくる場所、ソレがココにあるから…。

緊急事態宣言下ではあるが、横浜での仕事で、地元・池袋を朝早く離れ、帰ってくる頃には、ほとんどの店が閉まっている。

そんな中、遅くまで開いている数少ない店の一つ。


♪思い通りにいかない日があっても、こうして元気でいれんのは

　戻ってくる場所、ソレがココにあるから　あるから


腹が減ったとき、ガッツリ系サンドなどなど。

この店の「フランクソーセージ」のサンド、何だか、そのソース味も含めて好き。


疲れたとき、スイートなパンなどなど。

「ストローゼルカスタード」、マドレーヌとクリームパンを一気に食べている感じ。(笑)


食事パンとして、シャノンブレッド、メープルナッツ。

もう、何も書かない。
この２つは、天才的に美味しい。


価格がわかるように、なるべく各々のパンの価格シールも写真掲載した。
（写真掲載価格は、税抜の価格である。）
シャノンブレッドは648円(税込)、メープルナッツは864円(税込)である。


（「♪」部分、ウカスカジー「My Home」より。）


（文責：京夏終空、2021.6.4）
（157件/3.65）

「シャノンブレッド」や「メイプルナッツ」だけじゃないよ。

「アップルパイ」も「フランスパン」も有名である。
さらに、数々の惣菜系のパンや、菓子パン類も、各々のファンを持っていたりする。


いわゆる街のパン屋さんは、池袋西口には２店舗しかない。
ココと「池袋ローゼン」だけである。

池袋駅まで行けば、西口側には東武のデパ地下に、パンリゾッタ・・ポンパドウル・銀座木村屋・サンチノ・ブールアンジュ・デイジイ東京などが、地下街にはヴィドフランス・アンデルセン・浅野屋などが、また、駅近にはHOKUOや、食パンの銀座に志かわなどが近年できたのだが。

でも、この１年、時短営業などで、使い勝手が悪くなった。
コンビニのパンが、売れるわけである。


さて、何度もアップしているこの店である。
その度ごとにアップするつもりは無いのだが、気まぐれで写真を撮った分だけ掲載しておく。

この店のクロワッサンはサクサク教信者には勧めない。
ふんわり、豊潤な香りを閉じ込めたタイプである。
後味のバター感が、何とも言えない。
「ノンオイル・ソルトクロワッサン」だと言う人もいる。

ハムエッグ、初めて食べたのかも知れない。
面白い。美味しい。


深夜まで開いている、貴重な店である。
23時過ぎに、焼き立てパンが並ぶ街のパン屋って、他にもあるのだろうか？

地元民にとってみれば、当たり前のコトなのだが、よくよく考えれば、一杯やった後に、焼き立てパンが食べられる稀有な店なのかも知れない。


※気がつけば、いつの間にか、「3.65」などという高評価。
　僕ら地元民は、礼儀としても高評価をするのだが、決して期待しないで欲しい。(笑)
　そういう感じの店では無いと思う。


（文責：京夏終空、2021.4.11）
（152件/3.65）

地元の愛用パン屋「みつわベーカリー」編。

この店の最大の特徴は、やはり深夜営業だろう。
コロナ禍の状況下では、そうではないのだが、日祝以外の通常営業では、深夜の２時までやっている。

深夜営業で、単に遅くまで店を開けているだけではないのだ。
夜の23時とかに、焼き立てのパンが並ぶというコトの方が意味合いが大きい。

シャノンブレッド、メープルナッツなど、いわゆる食事パンとは違ったケーキ的な甘めのパンが、多くの地元民や呑み屋帰りの人々の格好のお土産などになったりする。

価格的には、小刻みに着実に値上がりしているので、今は、シャノンブレッド・メープルナッツと、もう１品買ったら、1,700円を超えて驚いた。

今回は、シャノンブレッド600円、メープルナッツ800円、食パン３枚入り200円位で、８％のっけて1,728円だったような。

深夜に焼き立てパンって、何だか贅沢で、幸福感が漂う。
呑んだ後のケーキとか言う人間の口にもピタリと来るようで、そういう話もよく聞く。

池袋西口の奥地だと言う人もいるが、曙町会のスグ近く。
トキワ通り沿い。昔の三業地の入口の一つ近辺。
むしろ、ココでパンを買い、奥地の花街へ向かうという感じの立地。


今回は、地元のパン屋連投特集なので、大した情報は無い。
前回以前のレビューを参考にされたい。


（文責：京夏終空、2021.1.28）
（147件/3.65）

地元民、飲み人、深夜族御用達のパン屋「みつわベーカリー」。

僕の地元のパン屋である。
生活時間帯も、その立地も、申し分なく、コンビニのように利用している。

その度ごとにアップするつもりは無いが、今回は、写真掲載についての疑義があったためアップする。


地元の、ちょっと高い、普通の街のパン屋である。
僕自身、今までのレビューで、それなりに持ち上げてはきたが、「4.0」以上を付けたコトがなかった。
今回、初めて「4.0」とした。

パン屋なので、選び出すモノによっても、当然に評価や印象は変わるだろう。
でも、地元民の地の利を活かした「焼き立て」という部分で、多少なりとも後押ししようとも思った。


「メイプルナッツ」(800円/税別)　――　「シャノンブレッド」と、この「メイプルナッツ」は、今や、焼き立て待ちの人が集う、大人気商品である。

その２つ、個人的には、圧倒的に「シャノンブレッド」利用率が高いのだが、今回は、焼き立て「メイプルナッツ」が焼き場から出てきた瞬間だったので、迷わず購入した。
おそらく、５分程度の後には、食べ始めていた。

以前、シャノンブレッドでも書いたが、コレも、できたら切らずに手ちぎりで食べて欲しい。

僕は、普段、食感より味だと主張しているが、口あたりの柔らかさは、カットすると、幾何学的な部分が生まれて、印象が半減するような気がする。

今回は、他にも、焼き立てパンを中心に購入し、ガッツリ食べた。
ごちそうさまでした。


「店内撮影禁止」だとの報告があったようであるが、全くそういう事実は無い。
どこにも、そういう貼り紙を出したコトも無いと云う。

地元民として恥ずかしながら、今回、あらためて確認のため聞いてもみた。

おそらく、商品を買いもしないのに、他客の購入に邪魔になる感じでカシャカシャやっている無礼な人に、過去に何度か注意を促しただけだと言うコトである。

カシャカシャやり過ぎて、違う店の貼り紙と間違えただけだろうと思われる。

だから、今回、陳列棚を中心に、撮影した。(笑)

でも、秒撮なので、上手く撮れていないかも…。


（文責：京夏終空、2020.7.1）
（138件/3.64）

地元民、飲み人、深夜族御用達のパン屋。

飲みで、中途半端な食い方をすると腹が減る。
だいたい、「君塚」あたりに流れるのが、池袋西口呑みの常套手段である。

「小次郎」、「天天飯店」、「土佐っ子」あたりも、呑み人には高い支持率である。

でも、全く気分が違うときがある。
そういうとき、池袋西口人は、ケーキの「キクヤ」を選択するか、この店を選択するのである。

中途半端な時間帯ではない。

深夜０時過ぎである。
もっと言えば、深夜１時でもイイ。

そういう時間帯に営業している、ケーキ屋であり、パン屋なのだ。

この店の恐るべきコトは、夜の23時ぐらいからも、パンを焼き始めるのである。
それだけ多くの客が、深夜に訪れるのである。

「♪朝一番早いのは、パン屋のおじさん…」

地元の小学生たちは、この歌の歌詞が理解できないと言っている。(笑)


さて、折りしも消費税率の上昇に伴い、各々値上げされた。

でも、焼き立ての「メープルナッツ」の勇姿を見てしまうと、買わないわけにはイカない。

うん、「シャノンブレッド」もやはり捨てがたい。

今日は、どうするか…。


「メープルナッツ」(800円/税別)+「シャノンブレッド」(600円/税別)　――　写真の通り。

２つ合わせて、千円ぐらいの時代が懐かしくなる。
税込み、1,512円。

でも、それだけの、価値がある、と思っている。

酔っているからではない。(笑)


もちろん、一気食い。
味は、以前のレビューを参照ください。(笑)

ごちそうさまでした。


（文責：京夏終空、2019.11.12）
（134件/3.59）

地元民、飲み人、深夜族御用達のパン屋。

２回目と表示されるが、この店も、202回目ぐらいであろう。
もう、25年以上の付き合いになる。

※　2019.7.21～7.24、お休みです。


池袋西口が誇る、老舗のパン屋の名店である。
みつわベーカリー、一時期、「ペストリーショップみつわ」だった気もする。
また、一緒にあった「喫茶四季」を覚えている人は、少ないであろう。

最近も、黄看板が白看板になったり、それなりにマイナーチェンジはしている。

深夜族御用達の件は、さんざん書いたので繰り返さない。

また、シャノンブレッドやメープルナッツの人気も、地元民とすれば嬉しい限りだが、他へ譲る。

でも、ちょっと考えて欲しい。
シャノンブレッドやメープルナッツを買い求めた人ならわかるだろう。
他にも、普通の食パンや調理パンやその他のいろいろなパンなどが並んでいるのを見かけはしなかったか？

そう、他のパンも普通に売っているのだ。

何故かって？
――　絶えず売れているから、置いてあるのだ。

他も、ウマいかって？
――　絶えず買う人がいるんだから、ウマいんだろう。
――　もちろん、僕も買っている。

ホントは、あまりにも親しみすぎて、地元民には、よくわからない部分なのかも知れない。
あまり、客観的に評価しようとして買ったコトなどなく、自然に買って食べている。
ただ、それだけである。

クロワッサン、コレも、以前書いた。
サクサク教信者には、勧めない。
ただ、クロワッサンは、まず、味ありきだと認識させられている。

焼きそばパン、あえて言えば、紅生姜が欲しい。
でも、焼きそばも含めて、満足。
あっ、僕は、絶対に、パセリも食べる派なのだが、以前、ツレが出していた。
あなたは、どちら派？(笑)

イカフライサンド、濃厚ソースも含め、イイ感じ。
イカの分厚さに納得する。


……　あっ、こっそり、…やっぱり、シャノンブレッド。(笑)

コレ、絶対に、手ちぎりで食べて欲しい。
手がべたべたになるが、切らないで！


いつもアップ時の評点を記載しているのだが、「3.60」に驚いた。
そんな感じの、パン屋でもないと思うのだが…。
僕は、個人的に「3.49」が好きだな。(笑)

だって、真の名店は圧倒的に「3.40」～「3.49」が多いから。
何らかの不合理な理由で、寸止めされている。
混まなくてイイし、品切れも心配しないくてイイし…。


（文責：京夏終空、2019.7.22）
（129件/3.60）

【伝言板】ooo★ooooo★ooooo★ooooo★ooooo★ooooo★ooooo★ooooo★ooooo★ooooo★ooooo

※みつわベーカリー2016～17年、年末年始の営業情報

・年内は12月30日まで、年明けは１月６日より営業。

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「メープルナッツ」(￥648/1斤)　――　飲み屋さんへのお土産で、焼き立てメープルナッツを購入。

「シャノンブレッド」(￥540/1斤)　――　コレも、同様。ただ、コチラは焼き立てではない。

「クロワッサン」(￥496/1袋)　――　クロワッサンは、今回、単品売りが見当たらず、袋で購入。

味的な感想は、下段参照。
メープルナッツに関して言えば、夜の20時位で、見ただけで30斤位焼きあげていたが、スゴいとしか言いようが無い。日本でも、この時間帯に、これだけ大量のパンを焼きあげて、店頭に並べる店は少ないであろうと思われる。
池袋西口のこのエリアは、いわゆる三業地と呼ばれていた頃からの古い飲み屋も多く、この時間帯の需要と供給バランスが特徴的だ。僕自身は、いつもは、もっと深夜で、23時～翌2時位の訪問が多いのだが、今回20時過ぎ位の訪問で、先客１名、後客２組３名と、皆焼き立てを狙って来ているようだ。

（文責：京夏終空、2015.3.19）


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※みつわベーカリー値上げしました。

原材料費高騰と消費税率アップによる値上げ。
全体的に10％近くのアップ。
クロワッサン袋詰め(4コ入り) ￥420(内税) ⇒￥460(外税)など。
でも、ウマいから買っちゃう。
焼きそばパン ⇒￥220
フランクパン ⇒￥230
クロワッサンの単品売りも始めた。

（非更新再訪メモ、2014.4.4）

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旧タイトル[池袋西口、一番のパン屋～何かを求めて。　]（2013.9.15）

僕は、基本的には米好きで、麺好きなので、寿司やご飯モノ、またラーメン、うどん、そばが多い。（酒好きは、一旦おいておく。）でも、バーガーも食べたくなるし、同じようにパンも食べたくなる。池袋西口では、Ｅｃｈｉｋａの「神戸屋」、「ＢＬＯＳＳＯＭ ＆ ＢＯＵＱＵＥＴ」、東武の「パン・リゾッタ」、「ポンパドウル」、「アンデルセン」もイイが、焼き立てでなかったりして、一歩間違うと、コンビニに置いてあるパンとさほど変わり映えがしないことが多々ある。その点、ココ「みつわベーカリー」のパンは、素朴でいて、手作り感がよく伝わってきて、結構唸るパンがある。焼き立てなら尚のこと。あと、パン屋にしては珍しく、深夜２時までやってるので、約２０年愛用している。

ココの調理パンは、どれも好きだ。「白身魚フライサンド」がマイベスト、「メンチカツサンド」、「チキンカツサンド」、「焼きそばパン」、「ツナサンド」、「コロッケパン」、「タマゴサンド」、まだまだ数多くの調理パンがある。総評して、どれもウマい。ハズレたことがない。調理パンの特徴は大方の想像通り。特記すべきは、その他のパンで次の通りだ。

「カレーパン（辛口）」￥１６８、コレもウマい。カレーパンと言っても要はカレードーナツだ。一口目、油っぽさを感じる。（まぁ、揚げてあるから当然だが。）しかし、食べていくうちに油っぽさは忘れ去られる。最近は辛口しか食べていないので、普通のカレーパンがどうだったかは忘れたが、とにかくこの辛口カレーパンはウマい。くどくない。絶品。このカレーパン食べてるから平塚「弦斎カレーパン」も、横須賀「海軍カレーパン」も、ついつい比べてしまって、そんなに感動しなくなる。ちょっと罪だ。

「クロワッサン」￥４２０、コレをどう表現したらイイか迷う。仮にクロワッサンという食べモノに、両極端があるとしたら、おそらく多くの方がウマいと思っている真逆のタイプ。「しんなり」にかなり近い感じ。パリパリ感も、サクサク感も無い。一口二口では、コノ良さは理解できないと思う。しかし、食べ終わったあと味に、温かい雰囲気のバターのコクと風味が続く。僕は、この余韻を楽しむのが、何とも言えず好きだ。（単品売りは、おそらくしていない。いつも袋に入れてまとめ売り。）

「シャノンブレッド」￥１２６、コレは、甘みのある、モチフワなブレッド。でも、食べるコツがある。上から食べきったらイケない。ショートケーキなんかと同じ要領で上から下へを繰り返す。一番下に甘みが詰まっていることが多いから。おおよそ断面を見れば見当はつく。

「メープルナッツ」￥１５７は、もうパンというよりスイーツ。これも、モチフワな感じに、クルミの香ばしさ、それにヤマザキのミニスナックゴールド（渦巻きデニッシュ）のようなアイシング。これが、人気なのはよくわかる。ただ、繰り返すが、僕の中ではパンではない。池袋西口でスイーツは「キクヤ」がイイ。

「アップルパイ」￥２６２、コレは、この店一番の看板メニューかも知れない。とにかく煮詰めたリンゴがゴロゴロと詰まっている。たまに、食べたくなるが、実は僕はちょっと苦手。ただ、表面はサクベタ感があり、この店一番のサクサク感プラスちょいベタ感が楽しめる商品かも知れない。

他にも、普通のパン屋さんにありそうなものは大体ある。「あんドーナツ」にハマった時期もあった。

僕は何となく、この店の特徴は、クロワッサンに表れているような気がする。１０人中８人がウマいと言うパン屋でなく、１０人中２人の熱狂的なファンがいる店。今の巨人で言ったら、阿部や坂本や村田でなく、鈴木尚広みたいな。ちょっと前の大道とか木村拓也も。
僕は、このパン屋に、子供の頃の遠足のお弁当につくってくれた母親の惣菜パンの味を求めているのかも知れない。だから、ココのパンを食べるとき、コーヒーなんか飲んじゃいけない。水だ。そう水でいい。それか、冷たいお茶。それが、よく合う。