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いちげん(浮間舟渡 / 居酒屋、創作料理、中華料理)
店名 |
うなぎ 成田新川 東京駅店
|
---|---|
ジャンル | うなぎ、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-5962-9722 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京駅八重洲地下中央口より徒歩1分「グランスタ八重洲内」 東京駅から122m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥4,000~¥4,999 |
予算(口コミ集計) |
¥5,000~¥5,999
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) QRコード決済可 (PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY) |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T6040001045811 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
席数 |
30席 (カウンター6席 テーブル18席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人~50人可、50人以上可) |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
有 施設駐車場をご利用ください(駐車券サービス有) |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、車椅子で入店可 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト、複数言語メニューあり(英語) |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2021年4月29日 |
お店のPR |
東京駅グランルーフ内 問屋直営うなぎ料理屋
平成20年千葉県成田市で問屋直営「うなぎ 成田 新川 本店」創業。 |
初投稿者 |
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活鰻卸問屋直営、日本うなぎ(ジャポニカ種)専門のうなぎ屋さん。
地元・池袋で愛用している「まんまる」も鰻問屋直営で、その仕組は多少なりともわかっている。
ならば、ホントはもう少々安くできるのでは?という思いと、東京駅という場所柄仕方が無いであろうという思いもある。
出す鰻の方向性は、同じであろう。
ニホンウナギに銘柄を絞って、稚魚の頃は中国や台湾であっても、成魚時には日本国内の養殖場で飼育され国産同様に扱われているウナギと、仮に成魚輸入であっても、その現地の飼育状況や調査をキチンとしているウナギのみ使用しているというコトだろうと思う。
さて、この店、東京駅の地下街、グランスタ八重洲の中にある。
簡易的ではあるが、シックな雰囲気のお店で、落ち着いて食事できる。
きっと、この店は潔く産地説明しているが、国産の場合は、他店では、単に「愛知・一色産」のような表記で売られても、何ら問題ないのであろう。
「三河淡水グループ」のポスターが貼られているので、そうに違いないと思う。
「地焼き うな重」(4,400円) ーー 写真の通り。
普通の「うな重」もあったが、ウナギそのモノの味に自信があるからこそできる「地焼き」を試してみたく、コレにした。
「蒸し」の工程がない分、臭みのある脂などが落ちにくい。
なぜ蒸すのか?は、もちろん鰻の身を柔らかくするためでもあるが、同時に余分な脂の油分を流し落とす作業もあるように感じる。
ドジョウを思い出せば、よりわかる。
内臓の苦みでなく、身の臭み、ソレが薄まっていく。
さて、地焼きうな重、パリッと香ばしく美味である。
パリッとしているのは、表面と、裏側の皮目だけであって、身は柔らかい。
もちろん、箸での切り分けが難しくなる地焼きであるから、予めカットされている。
「特大・一尾」というコトである。
やや厚みが薄い感じがしたが、きっとアタリであろう。
国産である。そして、「旬のハシリ」の味わいである。
一般的に、秋から冬、10月から12月が旬だとか言われているが、単に脂のノリの量だけで、そう言われているような気がする。
ましてや、養殖ウナギなど、1年中「旬」である。
そして、各人の好みがある。
まるまると太った脂のノリが良いウナギが好きな人もいれば、そうでない人もいる。
僕は、好きだな。こういうハシリの味わい。
中国の春節需要に合わせ、やや先走って出荷されたようなウナギ。
タレは、やや甘い。
しかし、このウナギの質感には、むしろ合っている。
まるまると太ったウナギに甘いタレを合わせられると、こってり感が過ぎる気がするが、こういう
ハシリのウナギには、合っている。
よく噛んで、じっくり食べると、甘さの衰退ラインとともに、ウナギの身の本来の旨みが出てくる。
カツッ、カツッ、カツッ、と、流し込むように急いで食べるべき「うな重」ではない。
じっくり食べるべき、うな重である。
そういう「うな重」の場合は、僕は父の教え通り、切り分け、ズラして食べる。
この店のお重は、底の部分が、カーブしている。
つまり、ホントの意味の、重箱の隅が無いのである。
こういう重箱は、カツカツさせちゃダメだ。
箱詰めされた押し寿司の要領と同じである。
この店の山椒は、味が若い。
フレッシュな山椒だと感じた。
コレもまた、この「うな重」には合っている。
肝吸いの「肝」、サイズ感的にも立派な「肝」である。
この店、侮れない。
なかなかスゴいと思う。
そう感じた。
満足。ごちそうさまでした。
伝統や、品や作法にこだわるのでなく、とことんウナギの味にこだわる姿勢は好きである。
そもそも、そういう店とはコンセプト自体が違うのであろう。
どちらがイイというコトでなく、単に歴史や伝統に身を任せた旧態依然とした「グルメ」を脱して、新進気鋭だとしても、「美食」に向かう確固たる「姿勢」がシッカリとしている「真のグルメ」だと感じた次第である。
(文責:京夏終空、2024.2.13)
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