びっくりするほど美味いペルーのチキンクリームカレー！！ : ロボ デ マル オオタニ

食べたことあるようでない味！(๑>؂<๑)۶
ほんと、このお店のペルー料理には毎回驚かされます♪

親しみやすい味わいなのに、初めての新鮮さもあって。
日本人の味覚との絶妙な距離感、ちょっとした味の冒険具合、いつもながらその美味しさに感動です(*´ω`*)


桜もそろそろ満開なのに4月の金曜日は生憎の雨模様。
いつもなら11時の開店直後はお客はちらほらなんですが、今日は多くのラテン系の方達が家族連れなどで続々と来店してきます。
おひとりでやってきたお爺さんがいたりもして。
お顔に刻まれた深い皺が高地アンデスの強い日差しを長いこと浴びてきたのかなと想像させます。

皆さん、お店のスタッフ達とも顔馴染みな様子でハグしたり頬を寄せたり。今日はなにか特別な行事がある日なのかな？単に春休みだからかな？
この空間に日本人はMugといつものスタッフのお姉さんだけ、ちょっと南米旅行に来たみたい(^^)

そんなことを考えながらメニューに目を通す。
今回頂いたのはこれまたペルー料理の定番、チキンのクリームカレーです。


◾️ アヒ・デ・ガジーナ ランチBセット（¥1,375税込）

メインディッシュにライス、スープ、サラダ、ドリンク、デザートのついたちょっと豪華なセットです。


◇カンチタ & アヒソース（Porción de Cancha、Ají）

まずはペルー料理店の定番、お通しのように出てくるのがカンチタ。
カンチタというのは大粒のペルーのとうもろこしを揚げたおつまみ。日本のスーパーやコンビニのおつまみコーナーで売っているジャイアントコーンの皮付き版って感じです。
軽く塩味が効いていてｶﾘﾎﾟﾘした食感が香ばしく、Mugは大好き♪

そしてアヒソース。
アヒとはペルーの黄色い唐辛子、それをペーストにして調味料で整えたソースです。

お店ではアヒだけじゃなく何種類かの唐辛子をオリジナルでブレンドしているそうです。これ、辛いんだけど酸味と旨み、コクもあってすごく美味い♪(*≧∀≦*)★

カンチタだけじゃなく、肉や野菜などいろんな料理につけて食べられる万能ソース、とっても美味(*´ω`*)♡

毎回言ってるけどこのソース、店頭で売って欲しい♪


◇ウィン・ガラナ（Garana Wiin）

セットのドリンクに選んだのが缶入り炭酸のこれ。
ガラナといったらブラジルですが南米では広く飲まれているのかな？
でもこれ、缶をよく見ると日本国内生産です。日系ブラジル人の多い磐田市の会社の製品。製造は愛知のチェリオ中部。

味はガラナにしては薬臭くない飲みやすい炭酸飲料です。いかにもチェリオっぽい(^^)
お店に置いているもうひとつの炭酸のインカコーラと比べると、ガラナの方がコカコーラに近く、少しだけクセがあるかな。てゆーかインカコーラにクセがなさすぎなんだけど。


◇サラダとスープ

サラダはレタス、キュウリ、トマト、人参にチーズっぽいクリーミーなドレッシング。よく冷えてます♪

そしてスープ、これがまた美味しい♪
細かく刻んだチキンや人参など具沢山のスープなんですが、中にプチプチしたキヌアの粒がたくさん入っています。この食感が楽しい♪

キヌアは南米アンデスで古くから食べられてきたアカザ科植物、ほうれん草の仲間の種子です。健康志向の方達はよくご存知の栄養豊富な雑穀類ですね。

チキンの旨みがたっぷり、キヌアのﾌﾟﾁﾌﾟﾁ食感が面白い、とってもいいスープ！


◇ アヒ・デ・ガジーナ（Aji de Gallina）

そしてコレがすごかった！
今日のメインディッシュ、ペルーのチキンクリームカレーです♪
まず薄い黄色の美しいビジュアルが珍しくて目を惹きます。

それではひと口…

……も〜う！なにこれ！ひと口で虜になりましたよ！！
ﾒﾁｬｸﾁｬ美味い！ｳ,ｳﾝﾏ━━━Ψ(°д°;!)━━━!!!!!


アヒ・デ・ガジーナ、アヒはペルーの黄色唐辛子、ガジーナは雛鳥という意味の鶏胸肉。
それをクリーム煮にしたとってもマイルドなクリームカレーです♪
食べたことあるようでない、絶妙な美味しさ♪(⁎˃ᴗ˂⁎)♥

アヒはアクセント程度でそれほど辛くなく、スパイシーさは控えめでクリームのマイルドさが主役です。
ターメリックの黄色とクリームの白が混ざり合った美しい薄黄色のカレー。その見た目のとおりのマイルドな味です(*´꒳`*)

特徴的なのが、細く裂いてほぐした鶏胸肉がたっぷり入っていること。塊肉ではないのがポイント♪
胸肉だから脂っこくならず、かといって細くほぐした肉の繊維はクリームカレーに絡んでパサつくことなく、存在感を存分に主張しています。
なんだこれは。ものすごく美味いぞ！☆(ﾟдﾟ)ｳﾏｰ!!!

大ぶりに切られたジャガイモもねっとり感があって面白い。男爵のようなホクホク系じゃなくてねっとりですよ。メークインをよく煮込むとこんな感じになるんでしょうか。男爵なら溶けちゃいますよね。
このジャガイモの食感も初めてかも。
さすがは南米、ジャガイモの原産地だけあって扱い方も興味深いです。

……何度も言いますがものすごく美味しい♪(*´˘`*)♡

日本のカレーライスともインネパカレーともスパイスカレーともまったく違ってとってもマイルドだけど、これもまたしっかりカレーです。

しかもこれ、ドリンクとデザートのついていないAセットだと税込千円を切るんですよ♪リピ決定です！


◇ レチェ・アサダ（Leche Asada）

そしてランチセットのデザートは、前回食べて気に入ったペルーの伝統的な焼きプリン、レチェ・アサダ。
うん、やっぱり美味し〜♪୧(๑›◡‹ ๑)୨ ♡

その特徴は、まずカラメルを加えないこと、そしてバーナーではなくてオーブンで表面がこんがりするまで焼いてあります。
表面はこんがり香ばしく、スプーンで掬うと中はとっても柔らかくトロける美味しさ(*´ч`*)ｳﾏ~♡
自然な甘さで卵の味がよくわかる♪

これなら甘いものがあまり得意ではないMugでもとっても美味しく食べられます(^^)おすすめ☆


と、そんな感じでデザートまで頂いてお腹いっぱい♪
今日もまた大大大満足でした〜✲ฺ٩(ˊᗜˋ*)و ✲ฺﾟ*

ここロボデマルオオタニさん、来るたびに新鮮な驚きと美味しさで感動させてくれます。本当に何を食べても美味しい♪(*´˘`*)♡

ペルー人おばさん店員も日本人お姉さん店員も、しっかりMugのこと覚えてくれてるし(^^)
会計のとき、めっちゃ美味しかった〜！ってこの感動を伝えてきました♪(≧∀≦)★


お店のドアをくぐるのにこんなにワクワクするお店もなかなかないですよ♪

やっぱペルー料理大好き♡オータニさん大好き♡♡♡
もうすっかりハマってます♪(*´꒳`*)♡

ここ、ロボデマル・オオタニさんにも早くも3回目、ヘビロテしてﾏｽ( ･᷄ὢ･᷅)و ̑̑ ｸﾞｯ !"
お店のお姉さんにもしっかり覚えてもらえましたよ♪


LOBO DE MAR(ロボデマル)ってのはスペイン語で「海の狼」アザラシのことです。お店のマスコットキャラにもなってますね。南米ではよく見かける店名なんだとか。


金曜日の11時過ぎ、開店直後に一番乗り♪
広くて開放的な店内はとても綺麗で、女子会なんかにも向いてそう。Mugの後からは4人組のマダムがランチ会に来ましたよ(^^)
こんなお店で貸切パーティしたいな〜。浜松のひと、誰か誘って〜♡


さて、初訪問時には鶏の炊き込みご飯アロス・コン・ポヨ、前回はシーフードマリネのセビチェを頂きました。

そして今回は満を持してお店の看板メニュー、牛肉と野菜の醤油炒め、ロモ・サルタドを食べに来ましたよ♪


◾️ロモ・サルタド・ランチBセット（¥1,892税込）

Bセットにはライス、スープ、サラダ、そして選べるドリンクとスイーツが付いてきます。
まず出てきたのはペルー料理店のお約束。


◇カンチタ & アヒソース（Porción de Cancha、Ají）

これはお通しみたいなもんで、ペルー料理店でよく出てきます。
カンチタというのは大粒のペルーのとうもろこしを揚げたおつまみ。日本のスーパーやコンビニのおつまみコーナーで売っているジャイアントコーンの皮付き版って感じです。

そしてアヒソース。
アヒとはペルーの黄色い唐辛子、それをペーストにして調味料で整えたソースです。

お店ではアヒだけじゃなく何種類かの唐辛子をオリジナルでブレンドしているそうです。これ、辛いんだけど酸味と旨み、コクもあってすごく美味い♪(*≧∀≦*)★

カンチタにつけて食べるだけじゃなく、後から出てくるメインの牛肉につけてもとっても美味(*´ω`*)♡

このソース、店頭で売って欲しいなぁ〜♪


◇チチャ・モラダ（Chicha Morada）

セットのドリンクで選んだのはペルー沿岸部の伝統的な飲み物、チチャ・モラダ。深い紫色が美しい♡

ペルーの紫とうもろこしとパイナップルを煮出してシナモンとクローブで香りをつけたもので、色味からも山葡萄ジュースみたいな感じです。
さっぱりと甘すぎないから日本人でも美味しく飲めますよ♪


◇サラダとスープ

サラダはレタス、キュウリ、トマト、人参にフレンチドレッシング。

そしてスープ、これがまた美味しかった♪
具沢山のチキンスープなんですが、中になにやらプチプチした粒がたくさん入っています。
これなぁに？って聞くと雑穀のキヌアなんだそうです。
この食感は初めて！楽しい♪(*≧∀≦*)♫

キヌアは南米アンデスで古くから食べられてきたアカザ科植物、ほうれん草の仲間の種子です。

チキンの旨みがたっぷり、キヌアのﾌﾟﾁﾌﾟﾁ食感が面白い、とってもいいスープ！


◇ロモ・サルタド（Lomo Saltado）

やってきましたよ！メインディッシュ♪
お店の一番人気、看板メニューです(^^)
ｶｯｺいい黒いプレートの上でまだｼﾞｭｰｼﾞｭｰいってます♪
オオタニさんは器も素敵なんですよね〜(*´꒳`*)♡


さてこのロモ・サルタドは牛肉、タマネギ、トマトやコリアンダーを、醤油やオイスターソース、ペルーのレッドビネガーなどの調味料で炒め、フライドポテトを和えたたもの。

元々は「19世紀中ごろにペルーに移民してきた中国人とくに広東人の影響を受けはじめた時期に作られたもので、ペルーのクリオージョ料理と中華料理が融合したチファ料理の一つ」（Wikipediaから引用）なんだそうです。

だから日本人にもとっても馴染みやすい味付け♪
…(ﾟдﾟ)ｳ-(ﾟДﾟ)ﾏｰ(ﾟAﾟ)ｲ-…ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ…ｿﾞｫｫｫｫｫ!!!!

コリアンダーの香りとレッドビネガーの酸味のある牛肉のオイスター醤油炒め、、そこになぜかフライドポテトを和える、そんな中華と南米料理のｲｲﾄｺ取りをしたような料理です(^^)ご飯がｽｽﾑ~♪

牛肉は大きめのひと口大、和牛のように脂が乗った柔らかいものではなくて、外国産牛らしい噛み応えのある肉々しい赤身です。

このお肉に最初に出てきたアヒソースをつけて食べるともうｻｲｺ~ (๑´ڡ`๑)ﾏｲｳ−❢
そしてフライドポテトがまた合うんだなぁ(*´༥`*)ｳﾏ~♡

このロモ・サルタドもそうだけど、ペルー料理ってほんと、日本人の口に合うと思う( ^ω^ )♫


◇ レチェ・アサダ（Leche Asada）

そしてランチセットのデザートがこのペルーの伝統的な焼きプリン、レチェ・アサダ。
これがまた美味しかった〜♪୧(๑›◡‹ ๑)୨ ♡

カラメルのないプリンで、オーブンで焼いてあります。バーナーで焦がすのではなくオーブン焼きなのがﾐｿ。

クレムブリュレのような感じですが表面は飴状ではなく、こんがり香ばしく焼き上がった生地そのものが香ばしい♪
中はとっても柔らかくトロける美味しさ(*´ч`*)ｳﾏ~♡

普段スイーツをあまり食べないMugですが、こいつぁ〜ｳﾏいぜ！めっちゃｵｽｽﾒです(๑˃̶͈̀∇˂̶͈́)و⁾⁾˚*


そんなこんなで今回も夢中になってあっちゅー間に食べ終わっちゃいました♪(≧∀≦)☆

ホール係の日本人お姉さんもフレンドリーで親切だし、ペルー人のオバさんの笑顔もアンデスの太陽のようでとっても素敵♡

料理は美味くてリーズナブル、お店も綺麗で雰囲気いいし、店員さん達も感じいい、こんな三拍子揃ってたら通っちゃうでしょ♪
近くにあったら週ｲﾁは行くな(^^)
今日もスタンプカード押してもらいましたよ| ‾᷄ω‾᷅)و✧ｸﾞｯ

確信しました。
やっぱペルー料理は美味しい♪(*´꒳`*)♡
そしてこのお店、百名店に選ばれても驚きませんよ！それくらい美味しくて素敵なお店♫
前回、鶏の炊き込みご飯、アロス・コン・ポヨに感動し、2ヶ月ぶりの訪問です(^^)


初めてのペルー料理の印象は、こりゃあ日本人にもウケそう！ってことでした。調味料などの使い方が馴染みやすく、それでいて程よい異国文化にも触れられる感じの味。冒険具合がちょうどいい。

これまでペルー料理にどんなものがあるのかまったく知らなかったのですが、少し勉強を始めましたよ♪
そんな中で、ペルーには生魚を使ったセビチェなるマリネ料理があるというじゃないですか。生魚を食べるのは日本の専売特許だと勝手に思っていましたが、そうでもないんですね！

このセビチェ、前回伺ったときにお店の日本人スタッフのお姉さんも推していたので、次はこれを注文しようと決めていましたよ♪
そしてドリンクはこれまた初挑戦のインカ・コーラ(^^)


◾️カンチタとアヒ・アマリージョ改（お通し）

このカンチタ、どうも多くのペルー料理店で料理の前にお通しとして出てくるようですね♪
日本でもおつまみコーナーによくあるジャイアントコーン、その殻付きバージョンといった感じの揚げとうもろこしです。
それをオレンジ色したペルー唐辛子のアヒソースにつけて頂きます。

この辛いソースがたまらなく美味い(*≧∀≦*)
辛いだけじゃなくて酸味と旨みとコクがあるんです♪

改、としたのはこのお店のは一般的なアヒ・アマリージョにさらに3種類のペルー唐辛子を加えてアレンジしているから。
めっちゃクセになる味でお肉やポテトなんかにつけても絶対ウマいやつ！買って帰りたい！売ってください(^^)


◾️インカ・コーラ（¥396税込）

黄金に輝くペルーの炭酸飲料。
インカ帝国の黄金の仮面を連想させるかどうかは置いておいて、なかなか人工的な黄色です。
なんでもペルーではコカ・コーラを抑えて堂々の国内シェア第一位なんだとか。

そしてそのお味は、、うん、甘い炭酸！でもクセがなくて飲みやすい♪(๑˃̵ᴗ˂̵)ｲｲﾈ☆
炭酸の強さは普通。コカ・コーラやリポDのようなクスリ臭さがほとんどない。なんかそこらへんの飴を溶かして炭酸にしたような感じ。

クセがない分、クセになりそうにはないかもしれないが、そのクセのなさがクセになるかもしれない、などとよくわからない解説ですが、クセがないから安心して飲んでみてください(^^)普通に美味しい炭酸ですよ♪


◾️セビチェ・ミクスト（¥1,847税込）

もうね、これ書いてて思い出したら唾液が止まらない！
めちゃ美味しいマリネです☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆

セビチェとは魚介類のマリネのこと。
お店のメニューには生の白身魚を使ったセビチェ・デ・ペスカドと、白身魚のほかにボイル海老タコイカを加えたこのセビチェ・ミクストがあります。
いろいろ食べてみたいからミクストを選択♪

白身魚は今日はメダイなんだそう。なんと高級魚じゃないですか♪メダイのほかはニベなんかも使うそうです。ニベは御前崎でも水揚げされますもんね(^^)

さて、このセビチェ・ミクストの具材は、生のメダイ、ボイル海老タコイカ、ペルー唐辛子、紫玉ねぎ、蒸したさつまいも、大粒の白いペルーコーン、お通しにも出てきたカンチタ、そしてレタスです。

そしてなんてったってウマいのがこのマリネ液！
酸っぱ辛くてコリアンダーが香って唾液出る〜(*≧∀≦*)
特徴はたっぷりレモンの搾り汁。そこにペルー唐辛子やニンニク、コリアンダーをしっかり効かせています。

辛さは3段階から選べます。
真ん中の2辛にしましたが、しっかり辛い。
でも辛いのが嫌いじゃないMugにはいいカンジです♪

ひと口大に切られたメダイの刺身はレモン汁に漬けられることで酢締めされ、表面が白くなっています。
ボイル海老タコイカも柔らかく美味しい♪(*´ω`*)ｳﾝﾏｲ♡

白くて大粒のペルーコーンは初めて食べましたが、大きいだけにｺｷｭｯとした歯応えがあり、甘みもあってウマい。
甘くてほくほくしたさつまいももレモンのマリネ液に合うもんですね！ホッとします(*´꒳`*)♡


このセビチェ、Mugははじめフォークで具材だけを食べていましたが、これはスプーンでマリネ液ごと口に運んだほうがイイ！そのことに途中で気づいてからはもう一気に完食です(^^)

前菜だけど量も結構あるので、少食の女性ならこれだけで満足できると思います。Mugには腹八分目、お昼に軽く食べるにはいい量です。


今回も素晴らしいペルー料理をひとつ知ることができました。すごく美味しかった♪( ^ω^ )♡
メニューはとにかく豊富！あらかじめ何を食べようかある程度考えていかないと目移り必至です(^^)それも楽しいんですよね♪

お店は2階もあって広くて開放的♪
ここを貸し切ってパーティなんかやったらメッチャ楽しそう♪浜松のひと、誘ってください( ^ω^ )

てゆーかうちのそばにあったら毎週通うのにな〜(^^)
でもスタンプカードを作ったのでまた来ま〜す♪

いや〜美味しかった♪(≧∀≦)⭐︎
ペルー料理、ぜひ多くの人に試してみてほしいな〜(^^)

最近チラホラとペルー料理が美味しいってMugの耳にも入るようになってきて、今回初挑戦しました。事前の予習はこのお店のことくらい、全くの初心者です。
広々と明るくて開放的な店内にはゆったりとしたラテンミュージック。なんだか時間の流れもゆるやかに感じます。

ペルー料理を頂いてみて思ったのは多くの日本人が抵抗なく美味しく食べられるであろう安心できる味、それでいて食材やスパイスなど馴染みのない新しい味や風味もあって、その冒険加減がちょうどいいんです♪

Mugはアジアのガチエスニック大大大好きですよ。だけどそっち系に興味のない保守的な日本人には、例えばパクチーがカメムシの匂いに感じたり、ナンプラー、ニョクマムなどの魚醤が腐臭にしか感じなかったりと、好きな人は大好きだけど嫌いな人はまったく受け付けない、そういったクセがあることもわかります。

だけど多分ペルー料理にそういったクセは少ない。それはきっとかつてスペイン領だったことで味の組み立てが西洋的であることや、日系人が多いので醤油を使った料理があったりすること、食材こそ違えど食文化的に現代日本人に馴染み深い共通点が多いからだと思います。

メニューも牛肉料理、パスタ、魚介系、その中でも生の魚介を使ったマリネ、炊き込みや焼き飯などの米料理などなど実に幅広い。

そんな中から今日はグリルした骨付き鶏もも肉の乗ったスパイシーな炊き込みご飯、アロス・コン・ポヨにドリンクのついたランチセットを注文しました。


◾️カンチタとアヒ・アマリージョ改（お通し）

まずはランチタイムなのにお通し的に出てきたのが、ペルーの揚げとうもろこしのカンチタ。スーパーにもあるおつまみ、ジャイアントコーンの皮つきバージョンって味で、そのままでも美味しい♪
そして一緒に出てきた黄色唐辛子のペーストは有名なアヒ・アマリージョ、それになんか加えたオリジナルなソースなんだそうです。なかなかに辛い。
カンチタは粒が大きいものは2ｾﾝﾁほどもある、現地のとうもろこし品種ですね。
その揚げとうもろこしを辛いアヒソースにつけていただく。ビールが欲しくなる！｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡


◾️アロス・コン・ポヨとドリンクのセット（¥1,480税込）

◇チチャ・モラダ（紫とうもろこしの飲み物）

続いて出てきたのがランチセットのドリンク。深い紫色が美しいペルーの伝統的な飲み物、チチャ・モラダ。せっかくなのでこの現地の飲み物に挑戦してみました。
、、程よい甘味と酸味がいかにもヘルシーそうな味でとっても美味しい♪きっと誰でも抵抗なく美味しく飲める味だと思います。事前情報なくいきなり出されたら山葡萄ジュース？って思いそうな。
なんでも紫とうもろこしとパイナップルを煮出して、そこに甘味付けしているそうです。


◇アロス・コン・ポヨ（鶏の炊き込みご飯）

そしてきましたよ♪メインディッシュ。
大きなプレートの上にはまず黄色い炊き込みご飯、その上には骨付き鶏もものグリル、そして横にはポテトのチーズソースがけの小鉢と玉ねぎとトマトのマリネが乗っています。

まずは鶏ご飯からひと口。
、、これがもう！すんごくウマい♫. o(≧▽≦)o *☆
バスマティ米のビリヤニが大好きでよく食べるMugからしたらこれは日本米だからずっしりした食べ応えがある。でもバスマティの軽さと香りを苦手って感じる人もそれなりにいるだろうから、そういう人にとっても食べやすいピラフって感じです。

そしてこの炊き込み、なかなかスパイシー。サフランで鮮やかな黄色に色づけし、コリアンダー、クミン、黒胡椒の香りがします。なんでもビールも入れて炊いてるとのこと。そう、スペインのパエリアに近い。素朴なパエリアって感じです。ペルーはスペイン領だったんですもんね。

そのご飯の上に乗ってる骨付き鶏もものグリル、これがまたすっごくウﾝマい(*´꒳`*)スパイスなどでしっかりマリネしてからこんがり焼いてある感じです。ナイフとフォークで解しても身離れがよくて食べやすい♪もちろん手で持ってガブリといっちゃったってｲｲと思います(^^)
このお肉と炊き込みご飯と一緒に頬張る美味しさと言ったら！｡. ♫o(≧▽≦)o *☆


◇パパアラ・ウアンカイナ（じゃがいものチーズソースがけ）

そしてプレートの上の小鉢、パパアラ・ウアンカイナ。ホクホクしたじゃがいもの上からチーズと牛乳ベースのウアンカイナソースをかけ、ゆで卵の輪切りが添えられています。
このトロ〜りとしたウアンカイナソースがまたﾀﾏらなく美味い♪(*≧∀≦*)⭐︎なんて種類のチーズかはわからないんだけど、このチーズがめっちゃｳﾏいのヨ！！チーズ好きなら間違いなく美味しいと思うﾊｽﾞ(*´ω`*)♫
ウアンカイナソースを鶏ご飯と一緒に頬張ってもこれまた最高〜♡(*´꒳`*)⭐︎脳内幸せホルモンがドバドバ分泌されるやつです。ﾀﾏﾗﾝ♫
メニューにはこのソースを使ったパスタもあって、そんなん美味いに決まってるじゃんね！


◇サルサ・クリオヤ（玉ねぎとトマトのマリネ）

同じくプレートに乗っている紫玉ねぎとトマトを甘酢でマリネしたサラダです。きっとみなさん想像したのに近い味です。
Mugはペルー料理は今日が初ですが、多分この甘酢のマリネの味はペルー料理のひとつの中心になるんだと思います。定番料理のひとつ、セビーチェもこんな感じのマリネなんじゃないかなぁ？そう思って店員さんに聞いてみたら、やっぱりそんな感じらしい。
このサルサ・クリオヤはシンプルに玉ねぎとトマトだけだけど、サッパリしていて箸休め的にすごくいいですね( ^ω^ )♫


そんなこんなですべてが美味しい上に物珍しさも加わって、ペルー料理ってﾒｯﾁｬｲｲ！！ってなりました(≧∀≦)⭐︎
ボリューム的にもちょっと多めで満足♫少食な女性だとご飯は食べきれないかな？一般的な男性ならちょうどいい量だと思います。
これでこのお値段なのもいいですね(^^)

そしてまた店員さん達が感じいいのよ。ホールの日本人女性はいろいろ気にかけてくれて質問にも丁寧に答えてくれるし、ホールと厨房兼務のペルー人のおばちゃんの笑顔も素敵、アンデスの太陽のように可愛らしい♡

料理も接客もゆったり流れる空気もとっても素敵なお店でした。
初めてのペルー料理との最高の出会いでしたよ(о´∀`о)まだまだ食べてみたいメニューはたっくさん！また伺います！