この口コミは、にこらうすさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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夜の点数:3.5
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料理・味 4.0
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|サービス 2.0
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|雰囲気 2.0
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク -
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昼の点数:3.5
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 2.0
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|雰囲気 2.0
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|CP 3.5
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[ 料理・味4.0
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[ 料理・味4.0
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| サービス2.0
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク- ]
紀州/熊野にて・・・骨付きもも肉の唐揚げに、職人の妙技を想う。
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よくある、街の中華飯店です。
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よく見かけるメニュー類紹介ですね。
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一応、熊野駅前なので・・・。
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決めては、後ろの「スパイス」です。
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外はパリッ/中はジューシーでした。
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甘めの味付けオムレツ。
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焼豚も美味でした。
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2009/11/27 更新
にこらうすと申します。ご覧頂きありがとうございます。
熊野出身の知人と共に、懐かしいお店に伺いました。6〜7年前と全く変わらない・・・どころか、友人曰く「私が高校生(20年以上前)の時から変わっとらんよ!」と一括されちゃいました。平日のお昼という事もあり、駅周辺は閑散、こちらのお店も地元の方らしき人のみ。世界遺産登録:熊野古道の三重県側玄関の一つ「熊野駅」の周辺でありながら、人の勢いが良くも悪くもあまり変わっていません・・・。
個人的に、自宅でもチャーハンをよく作ります。といっても毎日/毎食作る訳でもなく、当然ムラはある訳で、その点、日々営業されているプロの調理人の手による料理という物に敬愛を持って、食べログに書き連ねる原資としております。
こちらのお店も、過去の記憶から、チャーハンに好感を抱いた記憶があり、
外観や内装はさておき、多少の期待を持って、知人の誘いを受けました。
地元を愛する知人の手前、お店の外観や、店内の装飾にあれやこれやと言う事はいくら何でも避け、「ホスピタリティ」概念…今回はその類いの思考を止めました。(T_T)
頂いたのが、写真掲載:ランチの「中華定食」。(¥700)
知人曰く「私はここに来ると、いつもこれ(中華定食)を注文する」そうです。
(なるほど、同時期店内の別のお客さんからも「中華定食」を注文する声が多い。)
そこまで地元に支持され続けている「中華定食」とは、一体いかがな一品なのか・・・?
スポーツ新聞数紙と、よれよれの週刊誌が置かれる・・・おっと、この手の類は止めて・・・
おとなしく、料理が出て来るのを待ちます・・・。
ふと、テーブルの調味料ケースに、醤油/ラー油等に混ざって、見慣れないビンが一つ。
塩こしょう?ガーリック塩?つい手に取り、手のひらに少し出して舐めてみます。
(知人の、苦笑とも、「何をやっているの?」とでも言いたげな表情が眼前に映ります)
・・・食べログ登録を30軒も進めると、あれやこれやと、好奇心が旺盛になり歯止めが効かなくなる・・・?はたしてこれが私自身の本能なのか、それとも食べログ先輩諸氏の影響なのか・・・永遠のテーマかも。
前置きが長くなりましたが、実は、このスパイスに、今回の旨味を引き出すポイントがありました!
容器は、某社「アジシオ」を代用しているものの、明らかに中身はアジシオだけではない。かといって、単にコショウを加えた「塩コショー」でもない。何か別のスパイスの存在…。
これまで何百/何千の人がこの唐揚げとスパイスの「合作」を味わって来たのだろう。
見た目は普通の骨付き鶏モモ肉唐揚げ ・・・しかし侮れないスパイス効果。
もちろんそこには、熟練した職人ならではの、安定した鶏肉汁の旨味を閉じ込める技法もあってこそ。パリッと揚げられた鶏皮とジューシーな肉部と重なっての「口内相乗効果」です。
山椒系かな?・・・。
僭越ながら、
高価な食材を扱ってばかりでは、やりくりできないような、ローカル地方での営業形態的店舗。
調味料然り。既存の工業製品型調味料を支持する訳ではありませんが、時と場合によっては、
過剰な摂取をしなければ、職人の調理技法を引き立てる(そのさじ加減を、私たちも知る必要があると思いますが)。
ここで、中華料理店症候群について述べる事は避けますが、今回あらためて感じたのは、世に氾濫する「善意ではない食物」を非難するだけではなく、その摂取を、どう見極めるかが重要だと思いました。
客側が判定できない領域で使用されるのはともかく、自己責任において遠慮または追補する、その選択肢が可能な店舗かどうかが、お店を評価する要素の一つではないかと感じました。
中華料理店に限った事ではありませんが・・・。
メインの唐揚げに想いを感じつつ、
甘口仕上げの玉子焼き・・・個人的に◯。
焼豚も◯。
スープ/沢庵その他は、ノーコメント。
ご飯は普通の炊き加減。
(一見店舗の外観だけでは、料理人の技術や美味しい料理は判らないものですね・・・。)
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近隣に、行政関係の建築された立派な案内所がありました。
立ち寄らせて頂き、受付の女性の笑顔と共に熱心に伝えて頂く姿勢から、熊野古道や東紀州の魅力を享受できました。反面、彼女の対応と対照的に、入り口正面の事務所/奥で暇そうにふんぞり返っていたオッチャン上司が視界に入りました。やれやれ。
潜在している熊野地域の魅力は沢山ある筈です。
見たくもない情景を忘れたいと思うと同時に、持て余し、配布しきれない程の量のPRパンフレット作成に予算を投入するぐらいなら、美味しい料理を作る技術を持つ料理人を、地元の財産として焦点を当て、中身の濃いパンフレットとして紹介するぐらいの発想をしてはどうかと・・・。
半年程前に伺った明和町で入手したパンフレット「伊勢乃国 明和紀行」を思い出しつつ、感嘆と、ため息が漏れた熊野道中でした。
参考までに:上記/明和紀行冊子内では、「一店一名物運動」と称して紹介されていました。
(私は決して明和町関係者ではありませんので、念のため。)
冊子/P25のタイトル:
「海のもの山のもの畑のもの…
地元の豊かな食材を、
明和の職人達たちが美味なる一皿に」・・・
(最近話題のrestaurant Ryuはじめ食べログ掲載数店が掲載)
(過去の書込み來々軒 明和店も実はこの冊子から詳細を知りました。)
明和町、あっぱれ!そして熊野市、がんばって!
(みかんや干物、さんま寿司、めはり寿司だけが紀州の財産ではありませんよ!!)
ご覧頂きまして、ありがとうございました。 にこらうす