王道のフレンチランチ : エマーブル

岡山市北区天神町 メルシーライフオーガニックスやMatsuのあるエリアです。
駐車場はありません。

店内はカウンター席、テーブル席3、半個室1です。
今回はテーブル席へ通されました。
初めて知ったのですが半個室を予約しようとすると10000円以上のセットを予め注文しなければならないそうです。

注文は
ランチrecompense4700円×3
1ドリンクオーダー制だったので グラスワイン×2
ノンアルコールビール 1
(＋サービス料5%)

テーブルには各自分のエマーブルとお店の名前が彫られた備前焼のお皿がセンターにセッティングされています。

アミューズ
ホタルイカのマスタード和えりんごの泡
和食風のアミューズ 優しい味でスタート

前菜
貝の洋風茶碗蒸し

スープ
新玉ねぎのポタージュスープ
冷たくて甘くて美味しい冷製スープでした

お魚
サワラのポアレ
皮はカリッと、中はしっとりと。

メイン
エゾシカのもも肉 ロースト
かなり分厚いエゾシカのもも肉 火入れが絶妙でした。

お口直し
シャーベット

デザート
マスカルポーネ オリーブアイス 花びら添え
花びらまで食べられるデザートでした

コーヒー

どのお料理も丁寧に料理されています。
ランチで、このレベルはさすがだと思います。
またディナーにお伺いしたいです。
ご馳走様でした。

岡山県立美術館の1本西側。メルシーの裏側のあたりです。この辺りはMatsu、昇一桜、祥雲、メルシーなど人気店が立ち並ぶエリアです。お店はビルの1F、エントランスがステキです。

駐車場はありません。

扉を開けると、2人掛けのカウンター席が3席。
数席のテーブル席、半個室の4人席があります。

今回は半個室を予約して行きました。

お料理は14品 13,200円のフルコース(サービス料7%別途)

まずはシャンパンで乾杯。
そしてお料理スタート！

前菜？黒トリフのシュークリーム。
出だしからサプライズ！

人参のフレーク、さんまのテリーヌ

白子の洋風茶碗蒸し 春菊のソース
白子のプニプニ感がまさしく茶碗蒸しのよう。春菊なソースと合わせる見事なアレンジ。

菊芋のポタージュ

フランスパン
オリーブオイルは青リンゴ風味

フォアグラのポアレ赤穂鯛のポワレ 黒大根のソース
白ワイン合います

渡り蟹のクリームコロッケ
最強のクリームコロッケでした。

フォアグラのポアレ
赤ワイン合います

越前市の龍泉刃物ナイフ 自分の好きな色を選びます

千葉県産 黒毛和牛イチボ
火加減も抜群のレアで頂きました

チーズ盛り合わせ
メインの後に7種類のチーズ盛り合わせ。さらに赤ワインが進みます

洋梨のグラニテ
お口直しがここで！

マカロンのアイス、エスプレッソのジュレ
マカロンを一度砕いてアイスに練り込んでいます。それを苦味のあるエスプレッソのジュレと頂きました。

柿のモンブラン

ミニャルディーズ

コーヒー

少量多皿のオンパレード。見事なお料理。そしてメイン後のチーズからのデザートのたたみかけ！
とても美味しく頂きました。ご馳走様でした。

岡山駅から桃太郎通りを岡山城方面へ
路面電車で5分。シンフォニー前で降りて
北へ、岡山県立美術館の西側です。

専用駐車場は無いので、近くのコインパーキングに
停めました。

お店のドアを開けると、右手にテーブル席3席、
左はカウンター席、そして奥に個室。
お店のデザインはシンプルです。

今回は3人で個室をお願いしました。

個室に入ると、すぐにコートを預かって下さる。
テーブルには、エマーブルのロゴの入った備前焼の大きなお皿がセッティングされていました。

ランチは2700円、4000円、8000円（すべて税別）の3種類。
初めてお伺いするので、要予約の8000円のランチがどんなものか、食べてみたくてお願いしました。

アミューズ リゾーニ 生ハム ハリイカ
イカスミで味付けされたリゾーニと言うパスタにハリイカと生ハムを。見た目は少しグロテスクでしたが、食べると甘くて美味しいのです。アミューズからサプライズで、ワクワク感が増します。

前菜
鰆（さわら）のマリネと色々な大根
鰆をマリネにして皮を香ばしく焼いています。この香ばしさが絶妙なんです。様々な大根をレモンのドレッシングであえて さらに赤大根ソースが味わいを引き立ててくれました。

本日のフォアグラ料理 2種類の洋梨ソース
フォアグラのテリーヌに周りにじゃがいもの揚げたものを貼りつけています。このチップは丸1日シロップに浸けてあるのでパリパリした食感で甘くて美味しい。フォアグラは2種類の洋梨ソースに浸けて、味わいました。

栗のポタージュスープ
まろやかなマロンのスープでした。ほっこりした味。

パン
ややハードなパンは、ほっこりと温めてあります。
パンにつけるオリーブオイルはイタリアの王子と言う意味のプリンチペと言うオイル、あっさりしていました。

魚料理
たらのポワレ 真鱈（まだら）の白子をあぶったもの 菜の花のソースと白ワインのソースで 一番下には洋風茶碗蒸しを敷き詰めていました。

ここで、メインのお肉を切る特別な越前ナイフが数種類出てきました。職人さんが手作りで作る高級ナイフ（1つ25000円ほどするそうです）お客様は好きな持ち手の色のナイフを選んで使うことが出来ます。私は青色のナイフにしました。

エゾシカのロースト
北海道産エゾシカの赤身に鹿のソースを着けて頂きました。柔らかく、臭みも全くなく、今まで食べた鹿肉の中で一番美味しく頂きました。
お野菜がアティウスのコンフィ。マウンテンペッパーベリーと言うタスマニア産のマスタード。マスタードなのに甘いのでお口直しに頂きます。
先ほど選んだ越前ナイフ！さすが切れ味も、最高でした。

鬼ゆずのグラニテ
お口直しです。大抵のお店では魚料理と肉料理の間にお口直しが出ることが多いのですが、こちらのお店ではお肉とデザートの間に出すようです。シャンパンのグラニテもありますが、車で来ていたのでノンアルコールに代えてくれました。大きな鬼ゆずの風味がさっぱりしていました。

エマーブルのスペシャル
マカロンアイス エスプレッソソースに絡めて
マカロンを一度焼いた上で粉砕してアイスにし、エスプレッソのゼリーの上に。絡めて食べるとお口の中で最高の味にクリエイトされました。

デザート はっさくチョコレート
誕生日と伝えていましたので、お皿にフランス語でお誕生日を祝う言葉「ボナヴァーサリー」とバラの絵がチョコソースで書かれていました。そして旬の八朔（はっさく）のゼリーの上に濃厚なチョコレートアイスと周りにチョコムースがたっぷりと。絡めて食べるととても美味しかったです。

フィナンシェ3種類とコーヒー
コーヒーカップも備前焼でした。おかわりも頂きました。

どのお料理も、ひと手間ひと手間がかかっており
素材を生かした見事な料理に仕上がっています。

またお料理の美しさはもちろんですが、備前焼の器を使うなど、見た目のクリエイトも見事でした。

シェフの繊細さや誠実さがきちんと表現されたお料理と全体のクリエイト、あっぱれ！の実力店ですね。

今度は夜にも来てみたいです。