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店名 |
洋食 Anjou(アンジュ)
|
---|---|
ジャンル | 洋食 |
予約・ お問い合わせ |
086-252-7050 |
予約可否 |
予約可 予約は来店30分前のみ対応 |
住所 | |
交通手段 |
旧53号線沿いにある、マンション(欅の森ハイツ1F)の奥側の方です。 法界院駅から2,728m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
電子マネー不可 |
席数 |
18席 |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
有 2台 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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この地方ならどの街にも必ずあるのか? と思わせる24時間営業のスーパー。
その駐車場を、メイン通りとは反対の方向に出ると洋風の小さなお店が目に入る。
岡山に住んでいた頃、何度か利用していたお店、「Anjou」だ。
機会があり、久しぶりに伺うことが出来た。
日曜でも日替わりランチの提供がある。
入口のボードで内容を確認し、扉を開けた。
5-6組入ればもう一杯になりそうな店内。
運がいいことにひとテーブル空いている。
日替わりランチ。セットのドリンクはホットコーヒーでお願いする。
忙しそうであったが、10分は待たずに
サラダとスープを運んでいただいた。
サラダは小ぶりだが、足りない量ではなく、スープはまろやかなコーンスープ。
メインを向かえ入れる準備が整う。
いいタイミングでメインディッシュとライスが運ばれてきた。
メインデッシュはハンバーグとカジキのフライ。
ハンバーグは惜しみなくソースがかかり、微妙に半熟な目玉焼きが表面を覆っていた。
カジキは、ちょっとだけハンバーグソースが付いているが
逆サイドのタルタルソースを付けていただくのだろう。
同じ皿に載る温野菜は、小さく切られているじゃが芋、人参、大根。
大根、というのが、和式な洋食屋さんらしさを醸し出している。
まずはハンバーグ様に箸を入れた。
目玉焼きの卵白部分をソースで濡らし、ライスの上をタッチダウンし、口へと突入だ。
これこれっ。やっぱり旨いね!
連続して卵黄部分を割り、ゆっくり溶け出す黄色い液体を鑑賞しつつ
ハンバーグは先ほどと同じ軌道をたどる。
おおっ。間違いなく旨いね!
ソースが表面に付着したライスもまた格別であり、
それを味わった後、カジキフライを箸でつまみ上げた。
縦長なそれは、まるで飛行機。自由に空を飛べるはずの飛行機。
この時、このままかぶりつく、と決意した。
タルタルソースに機首を突っ込ませ、これも突入だぁ!
上下の前歯が重なる。そして機体が砕かれる。
口の中にハンバーグとは異なる旨さが広がる。
ああ……。
小刻みなローテーションを繰り返し、皿はハンバーグソースの残骸を残すのみとなった。
子どもにかえり、これを舐め尽くしたい、との思いがもたげるが、私はおっさんだ。
早く皿を下げてくれ、と祈り、それは実現する。
食後のコーヒーもしっかりした味わいであり、
幸福感で満たされた。
街の一角には、このようなお店が隠れている。
だから食い処探訪は止められない。
久しぶりの利用で、決意を新たにすることができた。
ありがとう、Anjouさん。